はじめに
今回の記事は、
iOS16.4の機能について紹介します。
アプデ内容全体については過去に記事にしていますので、興味のある方はぜひ下記からどーぞ!
今回の記事はアプデの1つである、
「点滅表示の表現を抑える」について深堀していきます。
本記事は下記の人におすすめできる内容になっています。
- 点滅表示の表現を抑えるとはどのようなものか知りたい人
- 点滅表示の表現を抑える為の設定手順を知りたい人
点滅表示の表現とは?
結論
点滅表示の表現とは、
光が高速で点滅したり、明るい光が突然出ては消えるなどの激しい映像のことです。
過去の出来事
日本で1番有名なものは、ポケットモンスターのポケモンショック(ポリゴンショック)です。
ポケモンショック(ポリゴンショック)とは?
ポケモンショックとは、1997年12月16日にテレビ東京および系列局(TXN)で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』(ポケモン)の一部視聴者が光過敏性発作等を起こし救急搬送された放送事故・事件である。また、事件の影響で本番組の放送がおよそ4カ月間休止という措置が取られた。【引用ウィキペディアより】
私も当時小学生で、日本中が大騒ぎになりました。
この事件から現在に至るまで、アニメや映像が流れる前には必ず、「テレビを見るときは部屋を明るくして楽しく見てね」のテロップがつけられるようになりました。
もちろん映像制作にも厳しい規制(パカチェック)が取られるようになり、再発防止につとめています。
光過敏性発作(てんかん)とは?
このポケモンショックで起きた症状で最も多かったのが、光過敏性発作と呼ばれるものです。
光過敏性発作とは?
光過敏性発作(ひかりかびんせいほっさ、英: Photosensitive epilepsy, PSE)は、視覚に飛び込んだ光刺激に対する異常反応の症状をいう。光刺激に対する耐性には個人差があり、その耐性が低い人が光を見た際に脳が興奮して発作を起こすとされている[1]。【引用ウィキペディアより】
これにより、頭痛・意識障害・痙攣・吐き気などが生じます。危険性のある発作です。
点滅表示の現状
テレビ業界では一定の基準(パカチェック)を満たさないと使用してはいけないようになりました。
しかし、スマホアプリやゲーム業界では、努力義務にとどまるだけだそうです。
警告文を出すのは必須らしいのですが、実際パカチェックなどを必ず行なっているは各企業に任せる為、スマホやゲーム業界では形骸化され易い分野だと懸念されてきていました。
映像が手軽に安易に見られる社会
現在の世の中は、1人1台スマホを持っていると言っても過言ではありません。
そんなスマホ社会の中では、昔より簡単に映像を入手し視聴することができるようになりました。
その中には、光点滅についての警告文の出ない媒体で見たり、布団の中で長時間明るい映像を観る機会も増えており健康被害が懸念されます。
これに策を講じる形として今回のアップデートがされたと推察します。
設定手順
今回のアップデートの設定手順は以下のとおりです。
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