iOS18の内容がWWDC2024で発表されました。
iOS18ではとても多くの新機能が満載です。
去年のiOS17の時も多かったのですが、今年はさらに革新的な新機能が追加予定です!
でも皆さんはたくさんの新機能がありすぎて混乱することはありませんか?
たくさんありすぎて何がなんだがわかんない。
日本人にとって嬉しい新機能はあるのかな?
たくさんの新機能の中には、日本人とはあまり関係のない内容もあったりしますよね。
例えば去年で行くと「スタンプ機能」がそうでした。
「スタンプ機能」とは、メールやメッセージなどにまるでシールのような画像を作成できる新機能でした。
日本はLINE使用率が圧倒的に高いですよね。
iPhoneのメッセージやメールはSMS認証の時にしか使いませんよね。
そんなアプリで自分で作れるスタンプ初実装!と言われてもピンときません。
そういった日本人に関係の薄い新機能は外して、本記事ではiOS18で追加される新機能の中から、日本人にとって嬉しい新機能だけを解説します。
iOS18で日本人が喜ぶ新機能一覧
以下がiOS18で日本人が喜ぶ新機能の一覧です。
- アプリごとにロックが可能
- アプリの非表示も可能に
- アプリを好きな色にカスタム可能
- ホーム画面アプリの自由配列
- 通話内容を録音可能に
- Siriの進化
- コントロールセンターを複数ページ作成可能
- ロック画面のコントロール内容も変更可能
- Apple Intelligence
【iOS18の新機能1】アプリごとにロックが可能
iOS18からはアプリごとにロックをかけることができるようになります。
例えば、あなたのX(旧Twitter)アプリにロックをかけることで、ロックを外さない限り誰もあなたのiPhoneでX(旧Twitter)アプリを利用できなくなります。
ロックの種類
ロックの種類は以下の3つ用意されています。
- faceID
- タッチID
- パスコード
ロック中のアプリからは通知も表示されなくなる
ロックをかけているアプリの通知機能をオンにしてても、ロック中であれば通知が飛んでくることもなくなります。
せっかくロックをかけたのに通知が飛んでくることによって内容を知られてしまうことを防止してくれます。
【iOS18の新機能2】アプリの非表示も可能に
iOS18ではアプリの非表示も可能になります。
iOS18はアプリにロックもかけられるようになりますが、そもそもアプリ自体を非表示にすることも可能になります。
アプリを非表示にする方法
非表示にしたいアプリを非表示アプリフォルダに追加することで、ホーム画面から完全に非表示化されます。
iPhoneにインストールされていないのと同じ状態になります。
通知も飛んでこない
アプリを非表示化すると、通知も飛んでこなくなります。
これはアプリにロックをかける機能と同じ仕様だね。
【iOS18の新機能3】アプリを好きな色にカスタム可能
iOS18ではアプリの色も自由に変更することができるようです。これはダークモードによって色が変更になるとは別です。
個別に自由に色のカスタマイズができます。
さらにiPhoneが自動で今のホーム画面の色合いから適した色も提案してくれるようです。
アプリの色の変更はアプリの有料特典だったサードパーティはどうするのか?
今までiPhoneでアプリのアイコンの色を変更することができませんでした。
それに伴ってか、サードパーティ製のアプリは有料会員になると、特別な色のアプリアイコンが使えるというような特典を準備していました。
私が愛してやまないXmindというアプリもその1つだったし、昔から使っているProCameraというカメラアプリもそういうのがありました。
これが今後どういう風になるのかちょっと興味あります。
【iOS18の新機能4】ホーム画面アプリの自由配置
iOS18ではホーム画面アプリを今まで以上に自由に配置することができます。
今まではどうしても左上詰めでアプリが連なって配置される仕様でした。
その仕様が完全に撤廃され、どんな配置も可能になります。
ウィジェットも対象
これはアプリ以外にもウィジェットも対象で自由に配置されます。ウィジェットの大きさによる制限もありません。
【予想】アプリの自由配置が可能になって人気になる配列
iOS18になりアプリの自由配置が可能になるとおそらく以下の配列が人気になると個人的に思います。
- 親指の届く範囲にだけアプリを配置する配列
- ホーム画面の画像を邪魔しない配列
これらは今まで多くの人がiPhoneでやりたかったアプリの配列方法です。
今までもこれらの配列はできなくはなかったんですが、準備と手間が非常にかかる作業で大変でした。
iOS18ではその準備と手間が無くなり、より多くの人が簡単に行えるので、SNSなどで「iOS18のアプリ自由配置化で最強の配列方法!」みたいな形で紹介されそうです。
【iOS18の新機能5】通話内容を録音可能に
iOS18では待ちに待った通話の内容を録音してくれる機能が追加されます。
ずっとなぜか搭載されなかった便利なこの機能。
今まではサードパーティアプリで録音したり、直にボイスレコーダーを当てて録音する方法しかありませんでした。
Apple Intelligenceで自動文字起こしも可能
日本では2025年に搭載されるApple Intelligence。アメリカではおそらくiOS18と同時にリリースされる予定です。
このApple Intelligenceと組み合わされば、録音した内容を自動で翻訳し文字起こしもできるようになります。
これも今まではChatGPTなどに録音データを入れて文字起こししてもらってて手間だったので大変助かりますね。
現在最もお勧めな録音と文字起こし同時アプリはvoivoiというアプリです。
【iOS18の新機能6】Siriの進化
iOS18ではSiriがかなり進化します。
特に以下のことがかなり進化する点です。
- Siri起動中の表示がリニューアル
- 入力でもSiriに質問が可能になった
- 会話の継続が可能に
- Apple Intelligenceにより高度な回答が可能に
Siri起動中の表示がリニューアル
今まではiPhoneの画面下部に丸いSiriのマークが出てきていましたよね。
これが無くなり、iPhoneの画面フレームをなぞるようにSiri独特のグラデーションが表示されるようになります。
個人的に助かると思うのは、Siriによってタップしづらくなっていた画面下部のアプリが押しやすくなったことです。
今までSiriがいるせいで、よく使う画面下部の固定アプリがタップしづらくなっていました。
Apple公式では今回の表示のリニューアルについて、「SiriがあなたのiPhoneの中をパーソナライズしているイメージでフレームをなぞらえて表示する方法にした」と説明していましたが、それよりアプリに被らなくなるのが嬉しい印象が強いです。
入力でもSiriに質問が可能になった
iOS18では画面下部をダブルタップすると、Siriに入力した内容を調べてくれる入力モードになります。
例えば、電車の中や人混みのなかで「Hey! Siri!!」と言うのは気が引けるときってありませんか?
私はめちゃくちゃあるんですが、そんなときは黙ってGoogleで検索していました。
ただAppleIntelligenceが搭載された暁には圧倒的にSiriで検索した方がより深く内容を回答してくれるようになります。
そうなったときにはGoogleで検索するよりもSiriに聞いた方が良いので、そんな音声で質問しにくいときに入力モードがあると大変助かります。
会話の継続が可能に
iOS18ではSiriはもっと賢くなり、今まで質問してきた内容をすべて覚えておいてくれます。
まるでSiriと会話しているかのような話し方でも会話が成立し、適格な回答を出してくれるようになります。
これもApple Intelligenceとの組み合わせでさらに深いパーソナルな内容も答えてくれるので、どこに保存したかわからない個人的な情報もぼやけた内容で質問しても適格な情報を前回までの履歴から引っ張ってきてくれることも可能になります。
また会話が継続するので、「一番近いマクドナルドの場所を教えて」と質問し、「北に400メートル行けば見つかります」と言われたら「じゃあそこに行くために何分かかりそう?」と質問したらきちんと「一番近いマクドナルドからのかかる到着時間を教えてたりが可能になります。
これはChatGPTなどではすでに実装されており、私も使ったことがあるんですが、とてもストレスなくAI技術のすばらしさに感動した思い出があります。
それがiPhoneでできるようになるかと思うと胸熱です。
Apple Intelligenceにより高度な回答が可能に
先ほどから度々登場するApple Intelligence。
Apple Intelligenceについては別記事で詳しく紹介していますので割愛しますが、
一言で言うと自分のことを理解してくれるAIのようなものです。
Apple Intelligenceのおかげで、Siriも高度な回答が可能になります。
先ほど紹介したまるで会話のような流れで質問できたり、複数のアプリをまたいで適格な回答を出してくれたりと、SiriとApple Intelligenceの組み合わせは足し算ではなく掛け算のごとく、便利さが飛躍するでしょう。
【iOS18の新機能7】コントロールセンターを複数ページ作成可能
iOS18ではコントロールセンターを複数ページ作成が可能になります。
具体的に何ページ作れるかの発表はありませんでした。WWDCのデモ映像を見ると、4ページは作れます。
さらにページのボタンをアイコンのような形にすることもできるようです。
コントロールセンターのカスタマイズも可能
コントロールセンターの各アイコンのサイズも自由に決めることができるそうです。
よく使うものは大きく、あまり使わないものは小さくできるようになります。
【iOS18の新機能8】ロック画面のコントロール内容も変更可能
iOS18からはロック画面のコントロールも変更が可能になります。
ロック画面のコントロールとは上記の画像のようなロック中に2つだけ出てくるアイコンのことです。
これもコントロールセンターの一部なんですが、ロック中だとカメラとライトしか使うことができず変更も不可能でした。
それが今度からは自由に変更することが可能になります。
勝手にカメラのアイコンタップしててロック中いきなりカメラが起動していた時があって困ってたのよね。
僕は知らない間にライトが付いていて、すれ違いの人に「まぶしい・・・」と言われて気づいたよ(そんなつもりなかったのに。。。。)
ロック画面にせよコントロールセンターにしろとにかくカスタマイズが可能になるということです。
【iOS18の新機能9】Apple Intelligence
最後はApple Intelligenceです。これこそiOS18の最高の目玉だと言っていいでしょう。
これは簡単に言うと人口知能AIのことです。ここで全部書くと非常に長くなるので別記事にまとめてます。
自分の行動履歴や持っているアプリ間をまたいでパーソナルな質問や調べ物を今後iPhoneが手伝ってくれることがこのApple Intelligenceによって可能になります。
Apple Intelligenceを例題で説明
私たちは夫婦2人暮らしです。
僕たちは月に1度コストコに買い物にレンタカーで行きます。
近くにコストコが2つ(仮にA、Bとします)あり、いつも行く方はAの方です。
妻からLINEで7月7日にコストコ9時に行きたいとLINEがきました。
レンタカーの予約をするのは私なので、私がそこからレンタカー屋さんに空いているかホームページを見て調べて予約します。
夫はめんどくさがりなので、いつも高速で予約するんですが、間違えてBのコストコへ行くルート上の計算でレンタカーを借りるときがあります。
そんな時にApple Intelligenceが入っていると「いつも行くコストコに7月7日に行きたいのでいつもレンタルするレンタカーの空き状況を調べて予約可能か教えて」と伝えます。
今まではもちろんこんな複雑な質問には、すみませんわかりません。でもネットで検索することはできますよ。みたいな感じで無理でした。
これがApple Intelligenceだと複数のアプリを跨いで、そしていつも行くコストコをiPhoneのGPSの履歴や検索回数から導き出して「Aのコストコへ7月7日に空いているレンタカーを探す」というアクションをしてくれるようになるってことです。
このように、自分の分身のような存在になってAIの役割をしてくれるのがパーソナルAIともいわれるApple Intelligenceです。
Apple Intelligenceは来年の予定
日本は残念ながら来年中にApple Intelligenceが実装されることになるので、iOS18がリリースしてもすぐには使えません。
でもアメリカではiOS18と同時リリースなので、どこまで発達しているパーソナルAIなのかはわかりますよね。楽しみにiOS18を待ちましょう。
Apple IntelligenceはiPhone15Pro以上の機種限定
Apple IntelligenceはA17チップが搭載されているiPhoneのみが使用できます。
現在販売されている機種だとiPhone15Pro以上が対象です。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したのはiOS18のごく一部です。日本人受けする新機能だけPICKUPしてみました。
これ以外にも写真アプリの検索機能がシンプルになったりメッセージアプリもブラッシュアップされているなどたくさんのアップデートが控えています。
またiOS18が実装される前に徐々に新情報がリリースされると思うので、期待して続報を待ちましょう!
※画像はすべてApple公式から引用しています。
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