今回の記事は、
原作指輪物語に登場するトム・ボンバディルについて紹介します。
※本記事はネタバレ箇所があります。
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※以下ネタバレを含みます。
ロードオブザリング-力の指輪-第2シーズンが2024年8月29日に配信決定しました。
指輪物語ファンはもちろんのこと、力の指輪から見始めた人にとって第1シーズンの最後は衝撃的な内容だっただけに、待ち望んでいた第2シーズン。
話の内容も気になりますが、なんと第2シーズンには、伝説的な存在トム・ボンバディルが初登場します。
映画のロードオブザリングはもちろんのこと、「ホビット」、力の指輪か第1シーズンにも登場しなかったトム・ボンバディル。
原作にしか登場していない重要人物が満を持して実写で現れることを喜んだファンも多かったのではないでしょうか?
これもニュースにて正式に発表があったので、間違いなく第2シーズンの重要なキーパーソンになってくること間違いなしです。
ただ今まで映画、ドラマと一切登場しなかったため、原作ファン以外は
「誰?」
「また魔法使いが増えただけじゃないか」
などと言った声がSNS上で多く散見されました。
確かに容姿だけ見るとガンダルフそっくりです。魔法使いと思ってもしょうがないと思います。
まぁ実はガンダルフは魔法使いではなく精霊なんですけどね。
今回は初登場するけど、映画ファンは知らない原作ファン大韓機のトム・ボンバディルとはどのような人物なのか?どんな場面で活躍したのかなどと言ったことを紹介していきます。
トム・ボンバディルとは
個人的な結論ですが、トム・ボンバディルとは、自由人で謎多きおじいさんが結論です。
とにかく自由です。どこの種族にも属さない、サウロンの指輪の魔力にも屈しない。陽気な意味不明な歌を飛び跳ねながら歌い、洋服は個性的で、中つ国の最初の人物なのではないか?と言われるほど長く存在しているのがトム・ボンバディルです。
トム・ボンバディルの種族について
トム・ボンバディルとは古森のはずれにゴールドベリと住んでいるおじいさんです。
おじいさんと書きましたが、人間ではありません。かといって魔法使いでもありません。
トム・ボンバディルはどの種族にも該当しません。
神様や精霊、マイアールの1人なのでは?ともうわさされていますが、原作でも明言されていない為、わかりません。
「彼」は人間の姿をした存在であり、中つ国に住んでいる最古の生き物(とはいえ現代の我々が想像する所の生物とは全く違う存在であろう)でもある。彼は「彼自身の主人であり、いかなるものにも支配されることがない」という。
Wikipediaより
トム・ボンバディルの性格
トム・ボンバディルの性格についても非常に謎が多くあまりはっきりしません。
陽気に飛び跳ねたり取り留めのない歌を歌うことから陽気な性格なのではと推察されています。
ただこの歌を何かの呪文なのでは?と考察する原作ファンもおり、陽気な性格のふりをしたおじいさんの可能性もあります。
まとめると、陽気で意味不明な歌をよく歌っているのは事実、だけどその歌が呪文なのか本当に意味不明な歌を歌っている陽気なおじいさんなのかは謎がまとめです。
一緒に住んでいる「川の娘ゴールドベリ」とは?
ゴールドベリについて詳しく書くと脱線してしまうので、簡単に説明します。
川の娘ゴールドベリとは女性の姿をしたクリーチャーで、トム・ボンバディルと一緒に住んでいる生き物です。
クリーチャーと書きましたが、攻撃的ではありませんし、オークの類でもありません。
原作ではフロド達を家に歓迎して出迎えてくれたと書かれていることから言うならば友好的なクリーチャーです。
ちなみに川の娘ゴールドベリはマジックザギャザリングというカードゲームにも登場します。
いろいろ画像を探しましたが、今のところカード化された彼女の画像しか出てきませんでした。
トム・ボンバディルの強さ
トム・ボンバディルの強さについてもはっきりとした明言がありません。
ただ原作には、サウロン以上の強さを持っているのではないか?ともいう人がいます。
この強さについて今度の力の指輪で明らかになるかもしれませんね。
トム・ボンバディルと指輪について
所有しているものの心をむさぼり手放したくなくなるサウロンの指輪。
欲や野心が少ないホビットのフロドでさえも虜にしてしまいそうになった最強の指輪です。
これは映画でも物語の中心として描写されていたので多くの人が指輪の魔力については知っているはず。
そんな指輪とトム・ボンバディルの関係ですが、まとめると「お互い無関心」が正解です。
ガンダルフ曰く、指輪がトム・ボンバディルにそのような不思議な魔力を使わないそうです。
そして自由人トム・ボンバディルも指輪に興味が一切ないそうです。
実はこのことが映画に今まで出なかった理由ではないかと推察されています。
トム・ボンバディルが映画に一切出なかった理由。
明言はされていませんが、おそらく物語として混乱してしまう可能性を避けたかったんだと思います。
トム・ボンディバルは指輪の誘惑にも効果がありません。
もし映画に出演していたら視聴者はこう思うでしょう。
フロドに指輪を預けずにトムボンディバルに預ければいいじゃん。
全くその通りですよね。
なんせ指輪の魅了されないわけですから。そしてなんにでもできちゃうので、敵のオークたちも一人で倒して進んで行ってしまいます。
だけど、原作でもフロドが指輪を裂谷に運ぶ役割をします。
なぜか?
それはトムボンディバルが指輪に魅力を感じずその辺りにポイ捨てする可能性があるからだそうですw
ガンダルフとは旧友
「物知りで魔法使いの恰好をしているだけの妖精さん」でおなじみのガンダルフ。
映画では白のガンダルフに成長してサウロン軍とたたかいます。
フロドとも友人だし、養父のビルボバキンズとは長い旧友です。
そんな幅広い交友関係を持つガンダルフとトム・ボンバディルも旧友の一人です。
原作ではガンダルフがトム・ボンバディルにわしが成し遂げてきた旅のすべてを話してやりたいと意気込んでいました。
トム・ボンバディルの身長について
トム・ボンバディルの身長はホビット以上、人間以下と表現されています。
力の指輪の予告PVを見たところ、ガンダルフと身長が変わらなかったので、人間としては高い身長よりではないかと予想します。
トム・ボンバディルのあだ名
トム・ボンバディルは各種族から違う愛称で呼ばれています
エルフ→ヤールワイン・ベン=アダール
ドワーフ→フォルン
人間→オラルド
なぜ種族で別々の呼び方をされているのか不明ですが、物語自体の人物たち絡みてもそこ知れぬ魅力があり、表現のしようがないため愛称で呼ぶのかもしれません。
トム・ボンバディルは特徴的な容姿をしている
トム・ボンバディルはいつも身に着けているお気に入りの洋服があります。
指輪物語における登場シーンでは、潰れた山高の古帽子に青い羽飾り、青い上着に黄色いブーツという出で立ちをしており、その身長は人間の標準よりは低いがホビットよりは大きく、またがっしりした体付きで茶色い顎鬚を生やした青い目の人物として描かれている。見た目(作中の描写)は極めて陽気でひょうきんな初老の男性(老人とは表現されているが、常に動き跳ね回るのが好きなようだ)のようだが、極めて謎の多い存在だけに、果たして中身まで見た目通りかどうかも不明である。
Wikipediaより引用
今回公開された映像を見る限り、大体同じような特徴をしていそうですね。
初めて実写化されたので、今後は彼が皆さんの中でのトムボンディバルのイメージになることでしょう。
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