今回の記事は、
ベトナム最高指導者の故グエン・フー・チョン書記長と日本について紹介します。
日本とベトナムは古くから良い関係を築いてきました。
一番古い出来事としては遣唐使時代にさかのぼります。
遣唐使が乗った船が難破した際、運よく流れついたのがベトナムと言われています。
日本とベトナムの国交が開始されたのは、16世紀の朱印船貿易のころだと言われています。
ベトナムの記録によれば、17世紀初頭に日本の商人ら数百人がベトナムの港近くに住んでいたとされています。
その後ベトナムが独立するときに手助けを行ったり、ODAも盛んな両国です。
そんなベトナムで首相より偉い最高指導者のグエン・フー。チョン書記長が2024年7月19日に亡くなられました。80歳でした。
多くのネットニュースには「ベトナムの最高指導者亡くなる」という訃報しか記載がありません。
そこで本記事では最高指導者グエン・フー・チョン書記長が生前に日本とベトナムのを繋げた3つの貢献内容についてご紹介します。
ベトナムの最高指導者とはどのくらい偉いの?
ベトナムの最高指導者ってどのくらいえらいのでしょうか?
日本では全くなじみのない言葉ですよね。
簡単に言うと、その国で一番権力のある人の役職です。
ベトナムは首相もいますが、最高指導者の方が上の立場です。
あえて日本で例えるなら内閣総理大臣と自衛隊の最高指揮官を兼ねた役職が最高指導者です。
グエン・フー・チョン書記長が行った3つの貢献
生前にグエン・フー・チョン書記長が行った日本とベトナムとの貢献内容は以下の3つです。
- 経済協力と安全保障分野の連携強化
- 日本企業の投資により、ベトナムのインフラと製造業が発展した
- 両国の学生交流プログラムや文化イベントの活性化
経済協力と安全保障分野の連携強化
2015年9月15日~18日まで、グエン・フー・チョン氏が来日し日本とベトナムの連携強化についての活動を行いました。
具体的な内容は以下の4つです。
- 日本の内閣総理大臣との会談
- 日越共同ビジョン姓名の発表
- 講演(東京都内)
- 書簡の交換
難しい文字抽象的な表現が並んでいますが、結局何をしに来日したかというと、
日本さんとこれからも良い関係で協力し合っていこうな!という確認です。
わざわざ相手の国へ自国のトップが訪れる、顔合わせ的なことは外交では非常に大切です。
外交のみならず私たちも日常であいさつ回りや顔合わせって大切だよね。
ベトナムは首相もいますが、最高指導者の方が偉いんです。首相は2番目に偉い人です。
ベトナムで一番偉い人が日本にやってきて今後も良い関係で行きましょうよ!という内容を3日間にかけて行いました。
日本企業の投資により、ベトナムのインフラと製造業が発展した
日本は昔からベトナムへのODA(政府開発援助)を盛んに行ってきました。
このODAとは別に日本企業の投資によってベトナムのインフラと製造業が発展しました。
特にエネルギーインフラについては日本企業からの経済援助がすごいんです。
現在日本とベトナムの間には太陽光発電と風力発電のプロジェクトが進行しています。
製造業では、日本企業の投資によって工業団地が設立されました。工業団地の設立により製造業の基盤を強化します。
強化した製造業はさらなる雇用者を生み、ますます経済発展していくだろうと予測されています。
両国の学生交流プログラムや文化イベントの活性化
この活性化は互いの学生らが交換留学することで、もっと相手の国のことを知るきっかけの輪を広げようとするものです。
文化イベントとして、毎年東京の代々木公園で開催されるベトナムフェスティバルが有名です。
相手の国のフェスを行うことで多くの市民が相手の文化や食にふれあい理解を深めることができます。
ベトナムではホーチミン市で開催されるジャパンベトナムフェスティバルが有名です。
ベトナムは親日国として有名
ベトナムと日本は古くから良い関係をずっと築いてきています。
それは現在も変わりません。
ベトナム人は親日が多いとしても有名です。
どうせ海外旅行するなら親日国へ行った方が安心ですよね!
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