今回の記事は、
カーナビアプリのCOCCHiの無料版と有料版の違いについて紹介します。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いでダウンロード数を増やしているカーナビアプリの「COCCHi」。
リリース日は2023年9月21日なので、この記事を書いている日(2024年9月23日)でちょうど1周年の節目に当たります。
アプリは新しいですが、制作会社は元祖カーナビメーカーのパイオニア。
日本のカーナビを昔から支えてきた老舗が手掛けるカーナビアプリは、既に60万ダウンロードを達成しています。
最近ではゼンリン地図とも連携を完了し、日本人が慣れ親しんだゼンリン地図でもカーナビが可能になりました。
そんな絶好調のCOCCHiですが、さまざまな改良や新機能を搭載し月額プランと無料プランの比較が分からなくなっている人も多いのではないでしょうか?
そこで以前からずっとCOCCHiを推しており愛用もしている筆者が、無料版と有料版の違いを一覧表にして紹介します。
COCCHiの無料版と有料版の違い
早速ですが、以下がCOCCHiの無料版と有料版の違いの表です。
機能/プラン | 無料版 | 有料版(基本プラン) | 有料版(基本プラン+住宅地図オプション)※ゼンリン地図 |
---|---|---|---|
月額料金 | 0円 | 350円 | 1,400円(基本プラン350円+住宅地図オプション1,050円) |
初月無料 | – | 〇 | 〇 |
ルート確認 | 推奨ルートのみ | 複数マイルート | 複数マイルート |
渋滞情報 | プローブ情報のみ | VICS+プローブ情報 | VICS+プローブ情報 |
駐車場満空検索 | ✖ | 〇 | 〇 |
オービス情報 | ✖ | 〇 | 〇 |
Apple CarPlay / Android Auto対応 | ✖ | 〇 | 〇 |
車格別ルート | 軽・普通車のみ | 〇 | 〇 |
広告非表示 | ✖ | 〇 | 〇 |
音声案内 | 標準音声 | カスタム音声 | カスタム音声 |
住宅地図 | ✖ | ✖ | 〇 |
無料版について
一個人の意見ですが、無料版でも十分カーナビの役割を果たしてくれます。
もちろん有料版の方が使える機能が多いので良いのでしょうが、1か月無料体験も用意されている場合があり、それらを利用することで金銭面でお得に利用することができます。
ちなみに私は2,3か月無料版を使っていました。
正直ずっと無料版でもいいなと思っていました。
私の場合は無料版の機能でもスムーズに案内が進んだので全く困ることが無かったんです。
しかし職業上ゼンリン地図を使いたかったので、すぐ有料版のCOCCHiを愛用するようになりました。
私と全く同じ境遇の人は少ないと思うので、無料ダウンロードで無料版をお試しで使ってみるのがベターだと個人的に思います。
【補足】推奨ルートとは?
COCCHiの推奨ルートの明確な定義などは書いてないため、正確な情報は不明ですが、自分が使っていた経験で話すと最も効率的な最適ルートのことを指していると思います。
距離も最短に近く、主要道路をメインに使うようなそんなイメージで使っていました。
【補足】プローブ情報とは?
プローブ情報とは、簡単に言うとその車両から収集される現在のデータのことを言います。
一般例ですが以下のようなデータが含まれます。
- 位置情報
- 速度情報
- ワイパーの使用状況
- ブレーキの使用状況
プローブ情報とは、走行中の車両から収集される位置情報や速度情報などのデータを指します。これらのデータは、車両に搭載されたセンサーやカーナビゲーションシステムを通じて収集され、交通情報の生成や分析に利用されます。
プローブ情報を使うと、リアルタイムの混雑情報や事故状況などが分かり、より安全なドライブを行うことができます。
有料版(基本プラン)について
月額350円でCOCCHiの有料版に入ることができます。
この月額を支払うだけで、cocchiでリリースされているほとんどの機能が使用可能になります。
また月額350円のプランには、1カ月無料体験が用意されていることがあります。
その名の通り1か月無料で使うことができるお得なプランですが、どうせ入るなら後述する「有料版(基本プラン+住宅地図オプション)の方で申し込むことをお勧めします。
理由は単純にお得だからです。
1か月無料体験は1アカウント1回までです。そして併用が不可。
どうせ同じ無料ならゼンリン地図が使える「有料版(基本プラン+住宅地図オプション)」の方が良いです。
【補足】VICSとは?
VICSとは、道路交通情報通信システムの略称です。
簡単に言うと24時間365日稼働している道路交通情報を把握できるシステムです。
具体的には以下の情報を得ることができます。
- 渋滞情報:現在の渋滞状況や所要時間
- 事故情報:事故の発生場所や影響範囲
- 工事情報:道路工事の場所や期間
- 規制情報:交通規制の内容や期間
VICSを使うことで「今」最も最適なルート検索や渋滞回避に活用できるメリットがあります。
【補足】複数マイルートとは?
COCCHiが提供している複数マイルートとは、以下のルートのことです。
- 最短時間ルート:到着時間が最も早いルート
- 最安コストルート:通行料金や燃料費が最も安いルート
- 広い道ルート:道幅が広く運転しやすいルート
COCCHi サポート情報 | スマートフォン用アプリ | お客様サポート | パイオニア株式会社 (jpn.pioneer)
有料版(基本プラン+住宅地図オプション)※ゼンリン地図
COCCHiアプリの最も高いコースがこの有料版(基本プラン+住宅地図オプション)になります。
すべての機能が使えるようになるのはもちろんですが、ゼンリン地図の入ったマップを利用可能になります。
ゼンリン地図について詳しく知りたい人は下記の過去記事も見てくださいね。
私がCOCCHiを愛用しようと決めたのがゼンリン地図が使えることでした。
皆さんも一度はこのような地図形式のものを見たことがあるのではないでしょうか?
建物の名前や入口の場所、どちらの方角を向いているのかなど、ただ人工衛星から飛ばした航空地図ではわかりにくい細部を表現している地図です。
これ全国にいる特派員が自分の足で歩いて建物の向きや方角を確認しているのを知っていましたか?
何人ものゼンリンスタッフが確認・指摘を行うことでより詳細に、だけど正確なゼンリン地図を完成することができています。
Googleにも情報を提供し、今や世界の『ゼンリン地図』と言っても過言ではない緻密な完成マップをわずか1400円で利用できるのはあまりにもお手頃です。
そこまでゼンリン地図に魅力を感じない人も、1か月無料体験を利用するならこちらの有料版を体験してくださいね。
まとめ
今回はカーナビナビ「COCCHi」が提供する無料版と有料版の違いを詳細に比較してみました。
無料版はもちろん0円で利用することができますが、有料版には以下の2つのプランが用意されています。
- 月額350円
- 月額1400円(350円+1050円)
無料版でも個人的には十分カーナビしてくれて使えると思いますが、より自分に合ったルートを検索したり、ゼンリン地図を利用したければ有料版にする必要があります。
またCOCCHiは1か月無料体験を行っている場合が多いです。
私のiPhoneでは月額350円も月額1400円もこの1か月無料体験に適用されています。
ということは、月額1400円を選んだ方が、お得です。
始めは無料版で始めてもいいし、1か月無料体験があればそれを使って有料版を体験してみてもいいかもしれませんね。
ちなみに1アカウント1回までしか1か月無料体験を利用できないので、過去に1度申し込んでいないか確認してくださいね。
私個人的には無料版でも十分使えるのがやっぱり魅力です。
昔からパイオニアのカーナビを使っている人ならより慣れた仕様なので有難いと思いますが、あまり使ってこなかった人にとっては逆に新鮮で慣れる必要があるかもしれません。
慣れてきたらグーグルマップやAppleのマップにはないゼンリン地図のすごさを体験してみてくださいね。
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