今回の記事は、
アークテリクスのアロー22の商品レビュー記事です。
「始祖鳥のロゴ」が印象的なアークテリクスブランド。
カナダのアウトドアブランドですが、機能性の良さから「普段使いでも使える」として、日本でもよく見かけるようになりました。
そんなアークテリクスの代表作と言ったら、アロー22ではないでしょうか?
少し変わったシルエットに隠された機能性や最高の素材や技術で作られた頑丈さで多くの人を魅了し続けています。
そんなアークテリクスのアロー22を普段使い用として購入してみて、実際に使ってみました。
旧型との違いやいまいちな点も包み隠さずご紹介していきますので、最後まで読んで頂けたら幸いです。
アークテリクスというブランド
アークテリクスというブランドを簡単に紹介します。
- アークテリクスの本拠地はカナダ
- アークテリクスはアウトドアメーカー
- アークテリクスのロゴは始祖鳥がモデル
- アークテリクスのコンセプトは「地球上にある最高の材料、技術、デザインで商品を作る」こと
- アークテリクスは日本人気がすごい
アークテリクスの本拠地はカナダ
アークテリクスはカナダのブランドです。
設立は1989年で、カナダのノースバンクーバーで設立されました。
アークテリクスはアウトドアメーカー
アークテリクスはアウトドア用品を多く扱うメーカーです。
アロー22のアウトドアリュックはもちろんのこと、衣料品やポーチなどアウトドアに便利で役立つ製品を開発しています。
アークテリクスのロゴは始祖鳥がモデル
皆さんも恐竜の骨のようなシルエットを一度は見かけたことはありませんか?
恐竜の骨のようなシルエットがアークテリクスのロゴなんですが、正式には始祖鳥の化石です。
アークテリクスという社名は、最古の鳥類である始祖鳥の「アーケオプテリス(学名)」からきています。
アウトドアにおける人間の進歩に役立ちたいという思いがアークテリクスのロゴに強く込められています。
進化を加速することで、アウトドアにおける人間の進歩の推進に役立つという思想を象徴している。私たちは常に、より良い方法があると信じている。
アークテリクスのコンセプトは「地球上にある最高の材料、技術、デザインで商品を作る」こと
アークテリクス製品のコンセプトは、「地球上にある最高の材料、技術、デザインで商品を作る」ことです。
要するに良いものを作るには良い材料が必要だということですよね。
この世で一番おいしいカレーを作るには、世界で一番おいしいジャガイモと人参とお肉とカレールーとごはんを混ぜれば完成するような理論だと勝手に解釈していますw
アークテリクスは日本人気がすごい
アークテリクスは日本での認知度が高まり、最近ではビームスやジルサンダーなどとコラボもしています。
カナダのブランドで近年日本で認知度をここまで上げたのは、アークテリクスが一番ではないでしょうか。
少なくとも日本の大手セレクトショップとコラボしていることは確かであり、それだけでも日本人気の裏付けとしては十分だと思っています。
アロー22旧型との違い
アロー22は旧型と新型があるのをご存じですか?
1998年に初代アロー22が誕生して世界中で大人気アイテムになりました。
これが旧型モデルです。
その後20周年を記念して2019年に今回の新型モデルが発売されました。
アロー22のすごいところは、旧型が発売されてずっとリュック界の第一線を走っていたことです。
普通は徐々に需要が無くなりだすとメーカーは無理やりリニューアル品を販売します。
その手の仕事に従事していた経験があるので、嫌というほど知っていますが、全然いらない成分の「〇〇成分が120%アップ!」や望んでも無い「限定新色登場!」とかを謳いだしたら危険です。
これは値崩れを防いだり、需要の回復を計る為の施策の場合がほとんどです。
このようなことがアロー22に関しては全くありません。
あったとしたら偽物が出回ったことくらいじゃないですかね。
つまりアロー22は20年前と形を変わらずずっと愛され続け、値崩れも起こさず来ているブランドでもあるんです。
その20年の改良品として新型がリリースされたとなると、もともと最強だったロングセラー品がさらに良くなったという形でまさに「鬼に金棒」なのが新型モデルだと個人的に思っています。
旧型と新型は基本は同じ作りをしていますが、収納ポケットが増えたりベルトが補足改良されたりなど、各パーツで若干の違いがみられます。
改良という名目で新型が発売されているのでほとんどが新型の方が使い易くなっています。
旧型と新型の最も分かりやすい見分け方はロゴの表記方法
まずアロー22旧型と新型の見分け方ですが、一番わかりやすいのがカンガルーポケットに付いたロゴです。
旧型にはロゴの下に「Arc’teryx」と表記されていますが、新型にはロゴのみしか印字されていません。
これが最も分かりやすい見分け方です。
その他アロー22旧型と新型の違い
以下がアロー22旧型と新型の違いになります。
旧型 | 新型 | |
---|---|---|
ロゴ | 始祖鳥のロゴと「Arc’teryx」の文字が表記 | 始祖鳥のロゴのみ |
ベルト | 太い | 細い |
サイドポケット | メッシュ生地 | 細かくなったメッシュ生地 |
ジップ | 細長い長方形のジップ | より引っ張りやすく窪みのあるジップ |
カンガルーポケット内部のカラビナ | ひもなしカラビナ | 赤いひも付きカラビナ |
内部収納部分 | 1か所のみ(マチありポケット) | 3つの収納(ノートPC15インチまで対応マチありポケット)(ファスナー付ポケットマチなし)(荷物の角が当たらない為と肩の負担を軽くするためのプラ板入れ) |
アロー22の特徴
ここではアロー22の特徴について深堀していきます。
アロー22にはさまざまな機能が備わっていますが、その中で特にアロー22を形成する特徴的な部分を紹介します。
- カンガルーポケット
- サーモフォームバックパネルサーモフォームバックパネル
- コーデュラナイロン
- バリスティックナイロンとハイパロンの二段構造
- 世界初の止水ジップ:ウォータータイト止水ジッパー
- アロー22オリジナルのファスナートップ
- 重心が上に上がるよう設計されているシルエット
- エアロフォーム モノフィラメント メッシュのバックパネル
- 人間工学に基づいたパッド入りショルダーストラップ
- ハイドレーション
カンガルーポケット
アロー22の代名詞と言えばカンガルーポケットではないでしょうか?
もちろん新型のアロー22にも搭載されています。
カンガルーポケットによく使うものを入れておくことができます。
ポケットとは言えかなりの容量が入る大きさになっているので、私は長財布や折り畳み傘などを入れています。
さらにカンガルーポケットの中にはひも付きカラビナがくっついています。
旧型にもあったんですが、新型になりカラビナの大きさがより使い易い形にアップグレードしました。
さらにカラビナに紐が付いたことにより、カラビナを動かす「遊び部分」が拡大し、汎用性が増しました。
私は自宅のカギを付けています。
サーモフォームバックパネル
サーモフォームバックパネルとは、背面の曲線をかたどるプラ板のことを指します。
このプラ板がアロー22には内蔵されています。
役割は3つ。
1つは背面パネルが背中に合わせた曲線を作ること。
このおかげで背中とぴったりフィットすることができます。
2つ目は蒸れ対策。
背筋がピンとなっているときには、背中とプラ板の間にスキマが生じます。
このスキマによって背中とリュックの間に発生する蒸れを軽減します。
3つ目は防御壁の役割です。
背面は背中にフィットする代わりに、中身の形がダイレクトに背中に伝わります。
例えばノートパソコンを入れていた場合、ノートパソコンの角が背中に当たり痛くなります。
そうならないようにしっかりとしたプラいたが入ることで中身が及ぼす背中への影響を抑えてくれるシールドの役割もしてくれています。
コーデュラナイロン
アロー22の底面はコーデュラナイロンでできています。
コーデュラナイロンとは、ナイロンよりも5倍ほど強い生地のナイロンです。
対候性や耐久性、耐水性に優れています。
底面の素材がしっかりした作りだと、荷物が増えても型崩れしません。
以下のサイトにコーデュラナイロンについて詳しく掲載されています。
コーデュラ®とは、高強度をベースにした撥水、ストレッチ、吸水速乾など機能性を持つハイパフォーマンス素材。
バリスティックナイロンとハイパロンの二段構造
バリスティックナイロンとは、ナイロン素材の中でもかなり強いナイロン素材のことです。
何に強いかと言ったら、対候性、耐久性、耐水性です。
先ほど底面の素材で紹介したコーデュラナイロンよりもさらに強いのがこのバリスティックナイロンなんです。
アロー22全体はこのバリスティックナイロンでできています。
さらに内側にはハイパロンという素材が用いられています。
これは簡単に言うとゴムボートで用いられる素材です。
要するに耐水性に非常に長けた素材なんです。
これがリュックの内側を形成します。
バリスティックナイロンという最強のナイロン生地にゴムボート素材のハイパロンの二段構造で外的からのダメージをばっちり守ってくれます。
バリスティックナイロンとは?強度最強の裏に欠点が!
欠点とは加工しづらいんだそうです。逆に言えば希少価値の高いバッグだと言えますよね。手間がかかった
世界初の止水ジップ:ウォータータイト止水ジッパー
アロー22のジッパー部分はすべて止水ジップになっています。
今ではほかのリュックでも止水ジップを見かけるようになりました。
私が以前愛用していたユニクロの3wayスマートバッグも止水ジップが用いられています。
そんな止水ジップの始まりはこのアロー22(旧型)が始まりなんです。
始まりの止水ジップだから何か特別な仕様になっているわけではありませんが、世界最初の止水ジップが搭載されていると思うとテンション上がりますよね。
https://arcteryx.com/fi/jp/explore/obsessive-design/watertight-zippers
アロー22オリジナルのファスナートップ
アロー22のファスナートップはオリジナルで使い易いシルエットのものが採用されています。
個人的にはかなり使い易くおすすめポイントの1つです。
若干斜めに傾斜していることで指をひっかけやすくされています。
それだけでなく中央部分がくぼみになっているので、指をさらに深くひっかけることが可能。
アロー22を半分背負った状態で中身を取り出す時って結構あるんですが、多少無理な体制でしっかり中身を取り出すことができるのはこのファスナートップのホールド力だと実際に使ってみて思いました。
重心が上に上がるよう設計されているシルエット
底に物が溜まりにくいように、すぼめてある構造なので重さの重心が荷物を入れるほど上に上がる仕組みになっており軽く感じる。そこに物が溜まりにくいため蒸れるのも軽減してくれている。
この構造のシルエットがとってもかっこいい
エアロフォーム モノフィラメント メッシュのバックパネル
背面パネルの構造のことです。特徴は2つ。
1つは、メッシュ素材で通気性を良くしていること
2つ目は凹凸構造。凹凸にしたことで背面がびったりくっつかないようにしてあり、蒸れるのを軽減してくれる。
人間工学に基づいたパッド入りショルダーストラップ
ショルダーストラップとは、肩に引っかける部分のことです。
まずショルダーストラップがかなりフカフカで荷物の重みを吸収してくれます。
さらにチェスターベルトもついているので、なで肩の人もしっかり肩でリュックを背負うことができます。
少し大変ですが、チェスターベルトは位置調整も可能です。
個人的にはデフォルトの位置でしっかり収まったのですが、フィット感が足りない時は位置を移動することもできます。
ハイドレーション
最後にアウトドアブランドならではのハイドレーションも採用されています。
ハイドレーションとは簡単に言うと、飲料をリュック内に入れておき、チューブで吸い上げることのできるリュック内外を貫通する穴のことです。
しかもこのハイドレーション箇所にはアークテリクスのロゴがさらりと描かれておりすごくおしゃれポイントです。
正直日常使いで飲料をチューブとして持ち歩くことは無いので使いませんが、ロゴのおかげでリュックのアクセントになっていて気に入っています。
アロー22の使用感レビュー
アロー22を実際に使用してみて感じたことをそのまま紹介します。
アロー22の良かった点、悪かった点については以下の通りです。
- 【良①】肩が恐ろしく軽くなった
- 【良②】防水効果が素晴らしい
- 【良③】シルエットがかっこいい
- 【良④】ショルダーストラップがふかふか
- 【良⑤】リングツールが地味に便利
- 【良⑥】通気性が良すぎる
- 【悪①】背面ポケットが無い
- 【悪②】リュックの底が見づらい
- 【悪③】腰のベルト部分は不要
【良①】肩が恐ろしく軽くなった
個人的に一番良かったのは、肩が恐ろしく軽くなった点です。
アロー22のおかげで間違いなく日々の肩こりが軽減されたのを実感しています。
私は10代のころから慢性的なひどい肩こりに悩まされています。
ひどいときには頭痛までしてきて、下手すると1日中布団の上をのたうち回るほど悪化することも。
そんな私はいろんな「肩に良いリュック」を探してきました。
いろいろ試した結果、最適解として無印良品の「肩の負担を軽くする撥水リュックサック」を推していたんですが、今回でアロー22がトップでお勧めしたいアイテムになりました。
肩の負担が軽減されたのはアロー22の重心を上にする構造のおかげが大きいでしょう。
個人的な感想ですが、荷物を入れれば入れるほど、重心が上になっていることを実感します。
もちろん荷物が増えるほどリュック自体は重くなるんですが、リュックの底に重さが載っている「ずっしり感」が軽減されているように感じます。
また人間工学に基づいたパッド入りショルダーストラップのフカフカクッションのおかげで肩にめり込む感覚があまりありません。
サーモフォームバックパネルにより背中の曲線にきれいにフィットし、背中全体で荷物の重さを受け止めている感じもします。
以上のことからまとめると、
アロー22が持っている複数の機能によって、肩への負担が軽減されるので肩こりの人にお勧め!
ということができます。
【良②】防水効果が素晴らしい
アロー22は防水効果が優秀で、少しの雨くらいでは内部への侵入を防いでくれます。
ただ注意してほしいのがいくつかあります。
- 完全防水ではないこと
- カンガルーポケットに穴が空いている箇所があること
- メッシュ素材は水分を割と吸収すること
まずアロー22は完全防水ではありません。ジッパー部分は止水止めが付いているので完全防水並みの防水性能を発揮します。
ただメッシュ素材の背面やナイロン素材の側面などは割と水分を吸収してしまいます。
内側にゴムボートの素材であるハイパロンを使用していますが、それでも湿った感じがあるのは確かです。
カンガルーポケットに関しては下部の方にガッツリ穴の開いた箇所があります。
カンガルーポケットの素材自体は撥水性能も高いんですが、穴が開いている箇所は物理的に水が普通に侵入するので注意が必要です。
とは言ったものの普通のリュックでは考えられないような頑丈な作りと防水性能を持っていることは確かなので、雨の日も普通に使っています。
【良③】シルエットがかっこいい
個人の好みのところですが、アロー22のシルエットがシンプルにかっこいいです。
重心が上になるように底面が小さくカンガルーポケットのあるトップが広くなっている構造は、例えると逆卵型のシルエットになります。
この独特なシルエットは明らかにほかのリュックとは違うように見えるので、特別感があってかっこいいです。
【良④】ショルダーストラップがふかふか
個人的にアロー22のショルダーストラップほどふかふかなものは見たことがありません。
似たタイプでノースフェイスのリュックも愛用しているんですが、ノースフェイスのリュックよりさらにふかふかなクッションが施してあります。
このフカフカ感は肩への負担軽減に大きく貢献していますが、肩へめり込まないことで洋服がしわになったり汗染みができにくいというメリットも持っています。
【良⑤】リングツールが地味に便利
アロー22の右ショルダーストラップ部分にリングが付いています。
これはもともとハイドレーションのチューブを通して使うためのツールなんですが、ここにワイヤレスイヤホンケースをひっかけて使っています。
本来の使い方ではありませんが、個人的にかなり助かるツールになっています。
ワイヤレスイヤホンケースの収納箇所に困ったことはありませんか?ポケットに入れたり、カラビナ付きケースを買ってズボンなどにひっかけている人を見かけたことがあります。
でもワイヤレスイヤホンケースって結局外して充電したり、使っているイヤホンを収納するために手元近くにあった方が便利ですよね。
ポケットに入れてるとなくしてしまう恐れもあるし、カラビナでズボンにひっかけてても外すとき大変だったり一緒に洗濯しないか不安になります。
リュックに軽くつけることができればとても良いと思っていたところ、ちょうどそれを実現できるリングツールがアロー22に備わっており大変ありがたく活用しています。
ここからは悪い点です。
【悪①】背面ポケットが無い
アロー22にはたくさんの機能やポケットが備わっていますが、背面ポケットがありません。
リュック選びの条件に便利な背面ポケットを必須条件にしている人も多いのではないでしょうか?
私もアロー22を買うまではほとんど背面ポケット付きのリュックを購入していました。
背面ポケットのメリットは、体制を全く変えることなく誰も触れない背面部分からアイテムを取り出すことができる点です。
私はセキュリティの面から背面ポケットに財布を入れることが絶対でした。
その背面ポケットがアロー22にはありません。
今はカンガルーポケット部分に財布を入れていますが、背面ポケットより安全面ではかなり劣る場所になります。
代替え案として財布の中に2つのGPS付セキュリティチップを入れています。
万が一財布を盗まれてしまっても2つのGPS情報で正確に位置を特定できます。
1つが見つかっても、もう1つは見つからないような工夫をして忍ばせています。
【悪②】リュックの底が見づらい
アロー22の悪い点としてリュックの底が見づらいという点を上げます。
これは重心を上にする構造を実現するために、底面をすぼめて作っている仕様上、仕方のないことではあります。
ただアロー22は登山用リュックとして縦長に作られていますので、より底面に光が届きにくいということも知っておくべきかもしれません。
私は代替え案としてアマゾンで人気だった小さくて丈夫な懐中電灯を内ポケットに取り付けて底を照らせるようにしています。
【悪③】腰のベルト部分は不要
腰にもチェスターベルトが付いています。個人的には腰のベルトは不要だと思います。
理由としてはショルダーストラップについているチェスターベルトだけでも十分固定してくれるからです。
腰のチェスターベルトを巻いているとお腹部分が強調されて正直あまりお勧めできません。
私は最初から使わないと決めていたので無理やりチェスターベルトを外してしまってアロー22を使っています。
腰のチェスターベルトを収納できる工夫が無く、ただぶら下げていると邪魔でしょうがないからです。
アロー22と相性が良いバッグハンガー
ここでは実際に使ってみてアロー22と相性の良いと感じたおすすめのバッグハンガーを紹介します。
そのアイテムとは、enGMOLPHYのバッグハンガーです。
アロー22と相性が良いと言える理由は以下の通りです。
- バッグハンガーではトップレベルの耐荷重15kgまでOK
- メタリックだが艶消し加工がされているので、変に目立たないが高級感は感じられるから
- 耐腐食性亜鉛合金という雨にぬれても錆びたり変色しにくい加工がされており、防水性能の高いアロー22との相性も良いから
バッグハンガーではトップレベルの耐荷重15kgまでOK
いろんなバッグハンガーが出ていますが、15kgまで耐荷重のあるバッグハンガーはあまりありません。
有名なところで行くとクリッパ2も15㎏まで耐荷重があります。
私はクリッパ2も愛用していたことがありますが、結論enGMOLPHYのバッグハンガーがおすすめです。
クリッパ2よりenGMOLPHYのバッグハンガーがおすすめな理由はこちらの記事に詳しく書いていますが、とにかくアロー22のような大型リュックには耐荷重の数字が大きいに越したことはありません。
以上のことから耐荷重15kgまで対応できるenGMOLPHYのバッグハンガーはアロー22と相性が良いと言えます。
メタリックだが艶消し加工がされているので、変に目立たないが高級感は感じられるから
enGMOLPHYのバッグハンガーは「ガンメタツヤ消し」と呼ばれる名称が付けられています。
これはenGMOLPHYのバッグハンガーの見た目を表しているんですが、要するにメタリックが下品に強調されないようツヤ消し加工がされている見た目という意味です。
あくまで主役はリュックであること、だけどチープさは無く高級感がある、という造形をしている為、ちょっとお値段高めのアロー22と相性が良いと言えます。
耐腐食性亜鉛合金という雨にぬれても錆びたり変色しにくい加工がされており、防水性能の高いアロー22との相性も良いから
クリッパ2はただの亜鉛合金ですがenGMOLPHYのバッグハンガーは耐腐食性亜鉛合金を採用しています。
読んで字のごとく腐食しづらい亜鉛合金素材を使っているということです。
同じ亜鉛合金ならば腐食しない方が良いに決まっていますよね。
特に雨にも強いアロー22を愛用するんだったら、付属アイテムも雨に強くなければもったいないです。
以上のことから耐腐食性亜鉛合金を採用し、雨にも強い体制を持つenGMOLPHYのバッグハンガーは、同じく雨に強い素材で作られているアロー22と相性が良いと言えます。
これらの理由から、もしアロー22と一緒にバッグハンガーを使うとしたら絶対enGMOLPHYのバッグハンガーをお勧めします。
アロー22と相性が良いマグセーフスマホホルダー
アロー22と相性が良いマグセーフスマホホルダーについて紹介します。
こちらもすべて私の私物です。
- Ulanzi MA30 スマホ三脚
- Lamicall ALL LOCK Snap Adapter
- Lamicall ロミコール オールロック ALL LOCK iPhone case
- Lamicall ALL LOCK ロミコール バックパック
Ulanzi MA30 スマホ三脚
こちらはUlanziから発売されているマグセーフのスマホ三脚です。
スマホ三脚と明記してありますが、このアイテムのすごいところはマグセーフ部分がカラビナ構造になっていること。
リュックの紐部分にひっかけてぶら下げることができるんです。
マグセーフなので、そのひっかけたところにiPhoneをくっつければスマホホルダーとしての役割を果たしてくれるかなり便利なアイテムです。
私は実際アロー22の左肩ベルト部分に取り付けて毎日使っています。
磁力については普通の磁力なので、自転車で段差などを通った時はiPhoneが外れてしまうこともあります。
普通に歩いているときに取れるほど弱くはないです。
もしもっと強い磁力が欲しければ過去の記事で紹介しているM-plateなどの磁力プレートを取り付けるのがおすすめです。
アロー22と相性が良い理由は、上記で紹介したバッグハンガーのような「主張しすぎず高級感のある」フォルムだからです。
アロー22のショルダーストラップの調整ベルトは珍しく上の方に付いています。その為、このアイテムもカラビナとして取り付けやすいというのが相性が良い理由です。
▼同じくスマホ三脚アイテムでは自由雲台が付いているこちらが一番おすすめです▼
Lamicall ALL LOCK Snap Adapter
Lamicallから発売されているマグセーフシリーズもアロー22と相性が良いです。
こちらはマグセーフではないスマホもマグセーフ化できるアイテムですのでM-Plateと似ている役割を持っています。
ただ、後述するLamicallのバックパックなどとジョイントできるのはM-plateでは磁力の構造が違うためできないので注意が必要です。
M-plateは磁力が輪っかのようになっていますが、こちらのアイテムは円部分すべてが磁力となっています。
Lamicallのバックパックは円部分をくぼみにはめてロックしたりして使うのでもし後述するバックパックも一緒に使いたかったらこのアダプタを購入する必要があります。
磁力の強さに関してはそこまで高くないです。
実際に使ってみて驚いたんですが、正直磁力の強さではM-plateの方があるように感じます。
アロー22と相性が良い理由は、高級感のあるデザインと「Lamicall」というロゴが控えめに記載されている点です。
新型のアロー22のロゴというのは旧型よりもシンプルで目立たなくなりました。
これは旧型のロゴが目立ちすぎていたのを改良したものなのか、たまたまなのか不明ですが、どちらにしても新型のロゴはチラ見せする感覚の目立ちようです。
あくまで主役はアロー22の人にとって、アクセサリー品のロゴの方が目立つのはあまりかっこよくありませんよね。
この美学で行くとこのアイテムのロゴは真っ黒で印字されています。しかも黒い印字ではなく、デザインを掘って印字したようなシックなデザインになっている為、アロー22以上に目立つことはありません。
以上の理由からアロー22との相性が良いアイテムだと言えます。
Lamicall ロミコール オールロック ALL LOCK iPhone case
こちらはiPhoneケースと一緒になっているLamicallシリーズのマグセーフアダプタです。
上記のマグセーフ化できるアダプタと同じ理由でアロー22と相性が良いのでおすすめです。
私はiPhone13proのときからiPhoneケースはMag easyのOdysseyを愛用すると決めているので、こちらのiPhoneケースは買わず、上記のマグセーフアダプタを購入しました。
Lamicall ALL LOCK ロミコール バックパック
Lamicallシリーズのバックパックです。同じLamicallシリーズのアダプタとジョイントして使うことができます。
こちらはLamicallシリーズのアダプタが無いと機能しないので注意が必要です。
使い方としてはアロー22のショルダー部分などに取り付けてスマホホルダーとして愛用しています。
場合によって上記で紹介したUlanziのスマホ三脚と併用して使うこともあります。
このアイテムの磁力自体はそこまで強くありません。
しかしロックする機能が付いているので、しっかりとiPhoneをホールドすることが可能です。
このロック機能があるおかげで、Ulanziのスマホ三脚では自転車などの揺れで外れて困っていたのに対して、まったく困ることが無くなりました。
ただ用途はスマホホルダーとしての役割しかないため、Ulanziのスマホ三脚の方がマルチに使うことができます。
アロー22と相性が良い理由は、このアイテムをズレずに取り付けることが可能な点です。
このバックパックをリュックのショルダー部分に取り付けるとなると、ショルダー部分がある程度厚くないといけません。
大人の腕時計って子どもの細い手首ではしっかりと取り付けることができませんよね。それと同じ感覚で、このアダプタをスマホホルダーとしてリュックに取り付けるとなると、リュックのショルダー部分は「子どもの細い手首」ではしっかりと取り付けることができません。
その点で行くとアロー22のショルダーストラップは類を見ないほどふかふかなので、しっかりと取り付けるための厚みは十分に持っています。
ふかふかなおかげで取り付けても取り付け箇所が体に食い込んでいたいということもありませんでした。
以上のことからアロー22と相性が良いアイテムだと言えます。
まとめ
いかがでしたか?
アロー22は普通のリュックと比べると高めの料金設定をしています。
無印良品やユニクロのリュックは3,000円ほどですが、アロー22は40,000円です。
桁1つ違います。
私も買うまで数年躊躇していましたが、今となっては早く買えばよかったと後悔しました。
なぜなら私にとってアロー22を買うことは、結果的に肩の負担を軽減してくれるという「健康」まで買うことになったからなんです。
さらにリュックを使う上で切っても切れない問題である「蒸れる」ことにも、いくつもの機能や素材を生かして対策されています。
肩の負担が軽くなるリュックをお探しの方、背中汗に悩まされている方にぜひ使ってほしいリュックです。
コメント