今回の記事は、
Image Playgroundについて紹介します。
2025年4月2日追記:iOS18.4がリリースされ、Apple Intelligenceが日本語対応しました。



iOS18.2でApple InteligenceのImage Playgroundが実装されました。
Image Playgroundって簡単にいうと、画像を合体させてオリジナルの画像を作りましょう!って機能です。
ドラゴンボールを知っている人は、フュージョンみたいなものと思ってください。
悟空とベジータがフュージョンするとゴジータになりますよね。あんな感じです。







ドラゴンボールわからない人ごめんなさい
下記の画像は実際のImage Playgroundですが、猫のcatとレーサーがフュージョン(合体)して猫のレーサーが誕生していますよね。
こんな感じがImage Playgroundです。



ほんとは自分の顔を使ったり、最大6つまでフュージョン(合体)させることができたりと遊びの幅がありますが、詳しくは後述しますね。
ただこの機能、日本は正式には非対応中です。
日本はまだApple Inteligence非対抗国のため利用できません。
しかし内部データとしてはしっかり入っているので、地域と言語を既対応国に変更すれば使うことができます。
筆者はリリースされてすぐに試してみました。
手探りではありますが、Image Playgroundの使い方、注意点などを自分の体験を通して紹介します。
なお言語と地域の変更方法について詳しくは下記の記事をご覧ください。



Image Playgroundを使う前準備



Image Playground機能を使うためには色々と準備が必要です。
理由は日本で非対応の機能を使おうとしているからです。
なので日本で正式にApple Inteligenceがリリースされれば、これから紹介する前準備は必要ない部分もあります。
早速ですが前準備を下記に紹介します。
- 【STEP1】対応機種の確認
- 【STEP2】iOSの確認
- 【STEP3】iPhoneの言語の設定変更
- 【STEP4】iPhoneの地域の設定変更
- 【STEP5】Apple InteligenceとSiriの設定変更
【STEP1】対応機種の確認
まずはApple Inteligenceに対応している iPhoneでなければApple Inteligenceは使うことができません。
Apple Intelligenceに対応するiPhoneは次の機種になります。
- iPhone15Proシリーズ
- iPhone16シリーズ
ここで注意したいのは、iPhone15はProシリーズのみという点です。
一方最新モデルの iPhone16はどの機種も使用することができます。




iPhone15→Pro,Pro MAXのみOK
iPhone16→全機種OKと覚えよう!
【STEP2】iOSの確認
Image Playgroundに対応しているのはiOS18.2のみです。
理由はiOS18.2からImage Playgroundのデータが配信されたからです。
Apple Inteligenceに対応してようがいていまいが関係ありません。
とにかくiOS18.2にするとImage Playgroundのデータが入っていると思ってくださいね。
自分のiOSバージョンがiOS18.2になっているか確認しましょう。
アップデートする方法・確認方法は以下のとおりです。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ



【STEP3】iPhoneの言語の設定変更



- 「設定」アプリを開く
- 「Apple IntelligenceとSiri」をタップ
- 「言語」をタップ
- 「英語(アメリカ合衆国)」に変更する
Image Playgroundを利用するためには、iPhoneの言語設定を英語(アメリカ)にしておく必要があります。
理由はアメリカでは現在Apple Inteligenceが使えるからです。
【STEP4】iPhoneの地域の設定変更



- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「言語と地域」をタップ
- 【優先する言語】の先頭(ふつうは日本語になっている)を「English(英語)」に変更
iPhoneの言語設定だけではなく地域も対応国にしておく必要があります。
ここでも英語(アメリカ)へ変更しましょう。
【STEP5】Apple InteligenceとSiriの設定変更



iPhoneの言語と地域を英語(アメリカ)に変更したら、「Apple InteligenceとSiri」の設定を変更しましょう。
「Apple InteligenceとSiri」は設定アプリから開きます。
初めてのときは上記画像のように「Joint the Apple Intelligence waitlist」という文言が出てきます。
2回目以降はApple Intelligenceのトグルボタンが出てくるのみです。




「Joint the Apple Intelligence waitlist」ってなんのこと?




うーん簡単に言うと、「今からImage Playground使わせてください!てAppleに申請を出す感じかな。
この「Joint the Apple Intelligence waitlist」ですが、簡単に言うと、Appleに今からImage Playgroundの使用申請をだすような意味を持っています。
申請と言ってもこの文字をタップするだけです。
Appleは個人のプライバシーと機能の安定供給を提供するために、一応申請という形をとっています。
今は日本が非対応なので使おうとするユーザーが少ないんですが、解禁された時にサーバーがパンクしないようにする為に「Joint the Apple Intelligence waitlist」という順番待ちの申請届をユーザーに課しています。
一度申請が通れば、2回目以降の申請は不要ですよね。
その為2回目以降は「Joint the Apple Intelligence waitlist」が出てこないというわけです。



Image Playgroundのホーム画面



準備ができたら実際にImage Playgroundを使ってみましょう。
その前に!あと少しだけ待つ必要があります。



しっかりと準備ができても、Image Playgroundを使うためにはあと少し時間が必要です。
これはモデルをダウンロードするために必要な時間です。
数分後には使えるようになります。
モデルのダウンロードが完了するといよいよホーム画面に入ることができます。
ここではホーム画面に出てくるツールについて詳しく丁寧に解説します。
ツールとしては以下の通りがあります。
- Appleが提案してくれるイメージ
- 選んだ人物の顔・Appleが用意した顔
- イメージのスタイル・写真を選ぶ・写真を撮る
- イメージをテキスト入力
①Appleが提案してくれるイメージ
ここではAppleが勝手にイメージとしての要素を提案してくれる場所です。
タップしたイメージがそのままImage Playgroundに反映されます。
ほかのイメージ要素が欲しいときは右上の「SHOW MORE」をタップすれば新しい提案をしてくれます。
②選んだ人物の顔・Appleが用意した顔
ここは選んだ人物の顔とAppleが用意した顔を選ぶことができます。
何回かImage Playgroundで遊んだとします。
その時に自分の顔の写真で遊んだとしたら、この場所に履歴のような形で残ります。
写真を選択するのが嫌だけど、人物のImage Playgroundを作成したい!と思っている人もここを選択した方が良いでしょう。
ここにはAppleが用意したオリジナルの人物画像が用意されています。
肌の色や紙質などいろんな特徴を選択することが可能です。
③イメージのスタイル・写真を選ぶ・写真を撮る
ここではiPhoneの写真からイメージの要素を選択したり、iPhoneのカメラで撮影してそのままイメージ要素として追加することができます。
④イメージをテキスト入力
ここではイメージの要素をテキストとして入力するときに使います。




ホーム画面さえしっかりわかれば、Image Playgroundは使いこなせるよ!
Image Playgroundで新規作成する手順
ここではImage Playgroundで画像を新規作成する手順を紹介します。
早速ですが、以下の手順で画像を作成します。



- 画像生成したい要素を追加していく
- しばらく経つと生成された画像が中央に表示されていく
- 画面右上のDONEか画像長押しでメニューを表示させる
- Image Playgroundに保存する→「Save Image」or「Image Saved」
- Image Playgroundに保存した画像をタップし左下の共有マークをタップ、→「Save Image」で写真アプリに保存
①画像生成したい要素を追加していく
画像を生成したい要素を追加していきます。
要素は最大6個まで入れることができます。
実際筆者が使ってみた感じだと、3つくらいがちょうど良いと思います。
6個要素がある画像も作りましたが、画面がごちゃごちゃしてて見にくい印象を受けました。




そもそもそんな追加したい要素ないよね。
②しばらく経つと生成された画像が中央に表示されていく



イメージの要素を追加すると、Image Playgroundが自動で合体させた画像を生成してくれます。
さらに1枚ではなくいろんなパターンの画像をどんどん追加していってくれます。
1枚目で気に入らなかったら、違う要素で組みなおしても良いです。
ただ惜しい画像や微妙に気に入らない画像が生成された場合は、別パターンを確認してからの方が良い気がしました。
ちなみに新規の画像は右側にどんどん追加されます。
iPhone画面を左へスワイプすると追加された画像を見ることができます。
③画面右上のDONEか画像長押しでメニューを表示させる
ついに気に入った画像が生成できたとします。
その画像はImage Playgroundと写真アプリ両方に保存することができます。
写真アプリに保存する際は、必ずImage Playgroundにいったん保存する必要がありますので注意してください。
Image Playgroundに保存する方法は、画像長押しか右上にあるメニューをタップすることで可能です。
④Image Playgroundに保存する→「Save Image」or「Image Saved」






またここで注意したいのが、Image Playgroundに保存する方法のどちらかを行ったら、再度保存することができない点です。
例えば画像長押しでImage Playgroundに保存したとしましょう。
その画像を再度Image Playgroundに保存しようと思い、今度は右上にあるメニューから保存しようとしてもタップできなくなっています。
ここでの注意点は2回保存できないことではなく、自分が保存したか確認することができる点です。
後述しますが、写真アプリに保存するときは、必ず一度Image Playgroundに保存する必要があります。
Image Playgroundを使っていてややこしいと感じたのが、Image Playgroundに保存するときと、写真アプリに保存するときに操作がほぼ同じだという点です。
私は自分が作った画像を写真アプリに保存したくて保存処理をしたのが、実はImage Playgroundに保存する方法だった時などが何回もありました。
特に現在は日本語に対応していません。
英語が苦手な人にはすべてが英語表記で操作しなければなりません。
このアウェイな言語での操作も相まって、自分が今Image Playgroundに保存したのか、写真アプリに保存したのかわからなくなってしまうんです。




2回目はImage Playgroundに保存できず、タップできないんだよね?




そうよ。




逆転の発想で、タップできない状況だったら次保存するときは写真アプリに保存されるとも考えられるってこと?




そのとおりね!
⑤Image Playgroundに保存した画像をタップし左下の共有マークをタップ、→「Save Image」で写真アプリに保存



さいごに写真アプリに保存したければ、Image Playgroundに保存した画像を長押しします。
Image Playgroundのルール・注意点
ここではImage Playgroundのルールや注意点を紹介します。
- 【ルール】イメージの要素は最大6個まで
- 【注意点】写真アプリに保存するためには、一度Image Playgroundに保存してからでないと保存できない
【ルール】イメージの要素は最大6個まで
イメージの要素を入れる数量は最大6つまでです。
6つ目以降を入れようとすると、6つ目に入れた要素と入れ替わって7つ目が入ります。
【注意点】写真アプリに保存するためには、一度Image Playgroundに保存してからでないと保存できない
多くの人ができた画像を写真アプリに保存したいはずです。
写真アプリに保存するときは必ず一度Image Playgroundに保存する必要があります。
いきなり写真アプリに保存することはできません。
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