今回の記事は、
カメラのキタムラとアルバスの写真比較について紹介します。
こんなお悩み解決します!
- 【お悩み①】写真プリントをどの会社でやろうか悩んでいる!
- 【お悩み②】実物を比較したいけど自分でやるのは嫌な人!
- 【お悩み③】最新の出来栄えを知りたい人!
大切なお子様の成長や旅行の思い出など、スマホで撮影したデータを写真にしたいと思っている人は多いのではないでしょうか?
子どもの成長の記録として写真に残したい!
写真にして旅行のメンバーに配りたい!
ただ困るのが、どこの写真プリントサービスを使えばいいかわからない問題です。
写真プリントアプリは今や無数にあります。
写真プリントアプリだけでなく、店舗を構えたカメラのキタムラの存在も。
ますます迷っていしまいますよね。
そこで今回はカメラのキタムラとアルバスの写真を比較してみたレビューを紹介したいと思います。
プリントしたのは2024年の11月ですのでかなり新しい情報です。(2024年12月27日現在)
ご検討されている方の参考になれば幸いです。
▼カメラのキタムラ関連の記事はこちらから!▼
▼アルバス関連の記事はこちらから!▼
【結論】カメラのキタムラとアルバスはどちらがおすすめ?
当ブログでは以下の結論になりました。
カメラのキタムラをおすすめする人
- 料金より写真の質を重視する人
- 当日に完成した写真が欲しい人
- 動画をQRコードにして写真にしたい人
ALBUS(アルバス)をおすすめする人
- 質より料金が安いのを重視する人
- 今後も定期的に利用する予定の人
- 毎月の思い出を写真にしたい人
【カメラのキタムラをおすすめする人①】料金より写真の質を重視する人
料金より写真の質を重視する人にとっては「カメラのキタムラ」をお勧めします。
理由としては以下の通りです。
- アルバスには写真の紙質について選ぶことができない
- 通常の紙質同士を実物で比較しても、カメラのキタムラの方が良いと思った
アルバスは写真の紙質について選ぶことができません。
一方カメラのキタムラは写真の種類にもよりますが、主に3タイプから紙質を選ぶことができます。
じゃあ紙質をもっと上等なものを選ぶことができるから、カメラのキタムラの方をお勧めするってこと?
実はちょっと違います。同じレベルの紙質で実物を作って比較したところ、カメラのキタムラの方が触り心地が良かったからなんです!
筆者は実際にカメラのキタムラとアルバス両方で写真を印刷しました。
確かにカメラのキタムラには紙質を選択できるタイプもありますが、本記事で比較する「ましかく写真」には通常の紙質しか用意されていませんでした。
アルバスは最初から紙質の選択肢がないことから、両方とも同じ条件で実物を比較することになったんです。
同じ条件だから紙質も大して変わらないと思ったんですが、カメラのキタムラの方が明らかに紙質が良いというのを触った瞬間に感じました。
以上のことから、写真で最も重きに置くのを質感だとした場合は、紙質が選択でき、通常の紙でも質の良かった「カメラのキタムラ」の方を押す結果となりました。
ちなみに印刷方法は双方銀塩プリントが可能です。
銀塩プリントは、主に写真現像サービスの専門店が取り扱うプリント方式です。写真プリントといえば、昔は銀塩プリントのことを指しました。
https://www.kitamura-print.com/column/shootingtec/print.html
【カメラのキタムラをおすすめする人②】当日に完成した写真が欲しい人
「写真を当日手に入れたい!」と思う人にはカメラのキタムラをおすすめします。
理由として、アルバスには注文して当日完成品が提供できるサービスがありませんが、カメラのキタムラにはそれがあるからです。
カメラのキタムラには「店頭プリント」という当日写真を手に入れるプリント方法が用意されています。
読んで字のごとくカメラのキタムラ店舗へ行って写真をプリントする方法です。
最短10分で手に入れることができます。
ちなみに私がやった時は15分ほどで出来上がって感動しました!
以上のことから、注文して当日手に入れたい人はカメラのキタムラをお勧めします。
▼実際に筆者が店頭プリントで印刷した様子を過去記事にて紹介しているのでよかったら参考にしてみてくださいね。
【カメラのキタムラをおすすめする人③】動画をQRコードにして写真にしたい人
カメラのキタムラには「動画をQRコードにして写真にすることができるサービス」が提供されています。
これは「カメラのキタムラプリント直行便」という専用アプリで作ることができます。
このサービスは、思い出として写真だけではなく、動画も一緒に保存したいというニーズにこたえるため誕生したサービスです。
アプリに動画をインポートし、所定の手続きを完了させれば、専用のQRコード付きの写真を作ることができます。
このQRコードを読み込むと、動画を再生して視聴することができる画期的なサービスなんです。
これにより、アルバムを見返していた時に、QRコードを読み込めば、当時の動画も見ることができるというわけなんです。
この画期的なサービスは一部の写真プリントサービスにしか提供されていないので、カメラのキタムラのこのサービスは貴重だったりもします。
【アルバスをおすすめする人①】質より料金が安いのを重視する人
あなたが写真プリント代をとにかく安上がりにしたければ、断然アルバスをお勧めします。
理由はもちろんアルバスの方が安いからです。
比較するために8枚のましかく写真で計算してみます
「カメラのキタムラ」でましかく写真1枚の値段は58円(アプリからの注文だと53円)です。
58円(1枚)×8(枚)=444円(アプリからの注文では424円)
つまりカメラのキタムラで「ましかく写真」をプリントするには444円必要です。
これに自宅へ届けるためには送料660円が必要になります。
結果、994円の費用が掛かります。
「アルバス」でましかく写真1枚の値段は0円です。
アルバスで8枚注文するときに掛かる費用は送料242円だけです。
つまり242円でアルバスは8枚の写真を送ってくれます。
これらの結果から、とにかく安さこそすべて!という人にはアルバスがおすすめです。
【アルバスをおすすめする人②】今後も定期的に利用する予定の人
今後も定期的に写真プリントを考えているのならアルバスがかなりおすすめです。
理由としては以下の通り。
- アルバスでは毎月8枚まで写真代金が掛からない
- ユーザーをアルバスに招待すれば毎月の無料写真枚数が加算される
- 専用のアルバムが用意されている
- 無料でマンスリーカードが付いてくる
【アルバスをおすすめする人③】毎月の思い出を写真にしたい人
アルバスというアプリは毎月写真をプリントして思い出にしたい人向けに特化したサービスが多いです。
その為毎月の思い出を写真にしていきたい人にとってはカメラのキタムラより使い易いアプリだと言えます。
続けるためにはコストが掛かりますよね。
確かにカメラのキタムラで毎月の思い出を写真にすることも可能です。
しかし値段がアルバスと倍以上も開きがあります。
そのためアルバスの方をお勧めします。
今回比較したもの
はじめに本記事にて比較する3つのタイプを紹介します。
あれ?カメラのキタムラとアルバスの2タイプじゃないの?
会社自体はそうです。ただカメラのキタムラには「色補正あり」と「色補正なし」がそれぞれあるので3タイプの比較になります。
カメラのキタムラには色補正機能を任意で決めることができます。
この色補正の効果が大したことが無ければ比較対象にしなかったんですが、実際に印刷してみるとかなり色味に違いが出たので、急遽比較対象リストに追加しました。
その為、比較するのは2社ですが、比較素材は以下の3タイプになります。
- カメラのキタムラ【色補正あり】
- カメラのキタムラ【色補正なし】
- ALBUS(アルバス)
カテゴリ別写真の比較
ここでは実際に印刷した写真の画像を交えて解説していきます。
以下のカテゴリに分けて印刷しています。
- 【比較①】カラーパレット
- 【比較②】グラデーション
- 【比較③】モノクロ
- 【比較④】風景
- 【比較⑤】風景(カラフル)
- 【比較⑥】屋内
- 【比較⑦】人物
【比較①】「カラーパレット」写真
「カラーパレット」写真の選出理由
基本的な色味がどのようにプリントされるか確認したかったため
写真プリント名称 | 基本色 |
---|---|
ALBUS(アルバス) | 問題なし |
カメラのキタムラ(補正あり) | 問題なし |
カメラのキタムラ(補正なし) | 問題なし |
カラーパレットに関しては正直どれも同じ色合いと明暗をしていました。
強いて違いを紹介するならば、アルバスだけ赤色系統の境界線が曖昧に感じました。特にオレンジと赤色の境界線があまりわからないほど似ていました。
【比較②】「グラデーション」写真
「グラデーション」写真の選出理由
色の境界線の具合、グラデーションの変化の様子を確認したかったため
写真プリント名称 | 境界線 | グラデーション |
---|---|---|
ALBUS(アルバス) | あいまい | 自然 |
カメラのキタムラ(補正あり) | くっきり | 普通 |
カメラのキタムラ(補正なし) | くっきり | 自然 |
グラデーションの比較写真です。
こちらは比較①のカラーパレットと違ってはっきり違いが表れる結果となりました。
アルバスのグラデーションが最も色が薄く、色の境界線が最も曖昧でした。
全体的に薄い感じがしました。
一方カメラのキタムラの方は色の境界線がどちらもはっきりしていました。
「色補正あり」の方は色の発色が最も濃ゆくプリントされていました。
【比較③】「モノクロ」写真
「モノクロ」写真の選出理由
白飛びと黒つぶれがしていないか確認と比較をしたかったため
写真プリント名称 | 白飛び | 黒つぶれ | その他 |
---|---|---|---|
ALBUS(アルバス) | ○ | ○ | 白色がセピア色に |
カメラのキタムラ(補正あり) | ○ | ○ | |
カメラのキタムラ(補正なし) | ○ | 一部つぶれあり |
- 【ALBUS(アルバス)】白飛び、黒つぶれともにほぼ無いが、白色が若干セピア色が入っていた
- 【カメラのキタムラ(補正あり)】白飛び、黒つぶれともにほぼ無い。白色は白色のままだった。
- 【カメラのキタムラ(補正なし)】白飛びは無いが黒つぶれがあった。白色は白色のままだった。
モノクロの比較でも各々特徴がはっきり現れました。
一番良かったと感じたのは「カメラのキタムラ」(補正あり)でした。
こちらは白色も白色もままでしたし、白飛びや黒つぶれもしていません。
【比較④】「風景」写真
「風景」写真の選出理由
遠くの景色の解像度、現実の色合いとの差を比較したかったため
写真プリント名称 | 遠くの景色の解像度 | 現実の色合いとの差 |
---|---|---|
ALBUS(アルバス) | △ | ○ |
カメラのキタムラ(補正あり) | △ | △ |
カメラのキタムラ(補正なし) | △ | ○ |
iPhone13Proの最高画質で撮影した風景(鳥取砂丘)の写真です。(数年前のポケモンGOイベントで夫と一緒に行った時の写真です。)
写真データでは、遠くの景色の解像度に関してそこまでひどいものではありませんでした。
しかし写真にするとどうしても粗が目立ち、どの写真プリントもあまりきれいに映っていませんでした。
一方「現実の色合いとの差」では、色補正のない方がより現実の色味と似ていました。
【比較⑤】「風景(カラフル)」写真
「風景(カラフル)」写真の選出理由
太陽光という光が十分な環境下において、コントラストの強い色味がどのようにプリントされるかを比較したかったため
写真プリント名称 | コントラストの色味 |
---|---|
ALBUS(アルバス) | 問題なし |
カメラのキタムラ(補正あり) | 問題なし |
カメラのキタムラ(補正なし) | 問題なし |
【比較⑥】「屋内」写真
「屋内」写真の選出理由
屋内の限られた光による色味と明暗の変化を確認したかった為。
写真プリント名称 | 色味 | 明暗 |
---|---|---|
ALBUS(アルバス) | ○ | ○ |
カメラのキタムラ(補正あり) | ○ | ◎ |
カメラのキタムラ(補正なし) | ○ | △ |
【比較⑦】「人物」写真
「人物」写真の選出理由
影や色味がどのようにプリントされるか確認したかったため
写真プリント名称 | 影 | 色味 |
---|---|---|
ALBUS(アルバス) | ○ | 少し薄い |
カメラのキタムラ(補正あり) | ○ | 普通 |
カメラのキタムラ(補正なし) | ○ | 薄い |
カメラのキタムラとアルバスの買い方シュミレーション
ここではそれぞれのサービスをシュミレートしてみて、実際に掛かる費用や手間などを紹介していきます。
カメラのキタムラ(店頭プリント)の場合
ましかく写真 | 1枚の値段 | 送料 |
---|---|---|
カメラのキタムラ(店頭プリント) | 58円(税込) | 660円(税込)※8,000円以上で無料 |
カメラのキタムラ(アプリ) | 53円(税込) | 660円(税込)※5枚以上か150円以上の注文で無料 |
ALBUS(アルバス) | 0円(税込)※9枚目から24円 | 242円(税込) |
コメント