はじめに
この記事は原作『ロードオブザリング(以下LOTR)』についてのトリビアです。
今回は映画LOTR『初代3部作』からの内容についてです。 映画の直接なネタバレではありませんが、一部内容がネタバレになる可能性があるのでネタバレが嫌な方はここでストップしてくださいね。
※以下ネタバレ含みます
今回の記事では次のことが分かります。
- アラゴルンの最期
- 映画後はどうなったの?(原作)
- その他周りの人々(世界)
アラゴルンという人物
まずはアラゴルンという人物について簡単に説明します。映画での活躍をメインに書きます。
- 【種族】人間
- 【年齢】87歳(映画当時)
- 【没】210歳(誕生日に自ら命を絶つ)
- 【妻】アルウェン
- 【子】息子:エルダリオン
娘:複数人(詳細不明) - 【王暦】初代エッレサール王
- 【王暦】第35代ゴンドール王
ヌーメノール人の末裔
アラゴルンと言えば、LOTR3部作で絶対に欠かせない存在ですよね。指輪を捨てる為に、オーク達からフロドとサムを守り、時に囮になりながら大活躍しました。
そんな彼ですが、実は今Amazonプライムで絶賛公開中の『LOTR 力の指輪(以下力の指輪)』で出てくるヌーメノール人の末裔なんです。ここにアラゴルンの歳にまつわるポイントがあります。
87歳の秘密
フロドたちと出逢った年(3019年)アラゴルンは87歳でした。
えぇ?おじいさんじゃん!でもすごく若い見た目だよね。
ここで詳細は割愛しますが、ヌーメノール人は人間の何倍も生きることができます。
初代ヌーメノール人は500歳近くまで生きることができました。しかし次第にヌーメノール人としての血が薄まっていき、この時代の末裔者は200歳前後まで生きるとされています。
『人生80年』とか言われているので換算すると、アラゴルンの87歳は30前半にあたります。
経験とパワーが1番充実している時期と言うことになりますね。
アラゴルンの最期
アラゴルンは210歳の誕生日に死期を感じ自ら命をたちます。
エレスサール王は、エレンディル以来のもっとも偉大な王として、120年の間ゴンドールとアルノールの再統一された王国を統治します。
またアルウェンとの間には、エルダリオン※をはじめとする子を残します。
第四紀120年、自らの死期を悟ったエレスサール王は、ラス・ディネンの自分のために用意された寝台に身を横たえ、エルダリオンに王位を譲り、アルウェンに別れを告げると、ドゥーネダインに残された「自らが望むときに生を返上する」という恩寵を受け、崩御しました。
【引用】https://www.google.com/amp/raplus.holy.jp/2021/01/14/lotrafter1/%3Famp%3D1
※エルダリオンとは、アルウェンとの間に設けた息子さんのことです。
中つ国はどうなったの?
アラゴルンは、アルノールとゴンドールを再統一させ初代エッレサール王として王朝を築きます。もちろん奥さんはアルウェンです。
サウロンは滅びましたが、残党が未だ残っていました。彼らと戦いながらも、120年もの間、王として繁栄と発展に尽力します。
ホビット庄も領土内でしたが、自由の地として人間の出入りを禁じます。アラゴルン本人ですら、ホビット庄に入らず、外で会っていた徹底ぶり。
種族を超えた仲間愛を感じますね。
アルウェンは?
アルウェンはとても悲しい最期を迎えます。
「アラゴルンとアルウェンの物語」によると第四紀120年、ラス・ディーネンでエレッサール王の今際を看取ったアルウェンはその目の光は消え、国民の目には、かの女はまるで星一つ出ない冬の日の夕暮れのように冷たく灰色と化したように見えたという。彼女は子供達や親しかった者に別れを告げ、ミナス・ティリスを去る。
そして、ガラドリエルやケレボルンが去って沈黙の地となっていたロスローリエンに赴いて冬が来るまで一人で暮らし、最後はかつてアラゴルンと婚約した場所であるケリン・アムロスに身を横たえたという。
【引用】https://arda.saloon.jp/?%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%B3
アラゴルンとの絆が彼女の生きる希望だったんですね。。。非常に泣けます。
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