今回の記事は、
Siriはサービス終了するというデマについて紹介します。
こんなお悩み解決します!
- 【お悩み①】Siriがサービス終了するっていう噂の真相が知りたい
- 【お悩み②】Siriを楽しく使うために隠しコマンドを知りたい
Appleが提供する音声アシスタントのSiri。
一番最初に搭載された年は2011年。当時の「最新機種」iPhone4Sに初実装されました。




もうすぐ15年が経とうとしているんだね。
長くApple製品とともにアップデートしながら搭載され続けているSiriですが、SNSを中心にサービス終了するのではないか。という噂が流れています。
もちろんSiriがサービス終了する予定はありません。




だったらなぜこんなうわさが流れてしまったのでしょうか?
「Siri サービス終了」というサジェストワードがどのようにして広まっていったのか、原因を探るとともに、おまけでSiriの隠しコマンドも紹介したいと思います。
「Siri サービス終了」はデマ
冒頭でも書きましたが、Siriがサービス終了する予定はありません。
ではなぜこのような噂が広まったのか?それについては以下の3点が原因だと言われています。
- 【理由1】英語圏では「Hey!Siri」のHeyが不要になったため(iOS17)
- 【理由2】Apple Intelligenceが発表されたため
- 【理由3】Siriを使ってユーザーの会話を勝手に録音されたニュースを受けて
【理由1】英語圏では「Hey!Siri」のHeyが不要になったため(iOS17)
そもそもこんな噂が広まったのは、iOS17のアップデートによる影響から始まったとされています。
iOS17では主に英語圏の地域で、「Hey!Siri」と呼びかけず、「Siri!」だけで応答してくれるようになり、それがSiriのサービス終了と誤認したものだと言われています。




iOS17とはは、2023年にリリースされたiPhoneの大型アップデートのことです。



このiOS17のアップデートでSiriに関するアップデートも行われました。
いくつかのアップデートがありましたが、中でも一番目立つアップデートの内容として「Siri!」だけ呼びかければ、応答してくれるようになりました。




今までは何と呼び掛けていたの?




「Hey!Siri」と呼びかける必要があったわ。
iOS17など、大型アップデートのときは、Appleは公式でどんな内容になるかを紹介する動画を公開するのが通例になっています。




日本語解釈の話になりますが、誤認された経緯としては以下の流れがあったのではないでしょうか?と個人的に思っていたりします。
Siriの呼びかけにHeyが不要になる紹介動画
今まで呼びかけに使っていた「Hey!Siri」は終わりを迎えます。
iOS17からはこのサービスは終了し、「Siri」だけで答えてくれるようになりました。
【理由2】Apple Intelligenceが発表されたため
続いてSiriがサービス終了すると言われていた理由として、Apple Intelligenceの登場にある可能性が高いです。
このApple Intelligenceが登場したことにより、Siriのサービスが終了すると思ったユーザーの多くは以下の点でデマに踊らされたのではないでしょうか?
- Apple IntelligenceはSiriの代替サービスで、Siriが終了すると思った
- Siriの外観が大きく変更(今までの画面下部に出てくる丸い球状のSiriの外観は終了。iPhoneの外枠を照らす仕様に変更)
前提として間違えやすいのは、Apple IntelligenceがSiriの代替品ではないという誤解です。2つは共存します。




というか一部がSiriであり、Apple Intelligenceです。
おなじアシスタントですが、両者は時に補完しあいながらユーザーをアシストします。
その為、Siriは終了しません。
またApple Intelligenceが導入されたiPhoneでは、Siriの外観が変更されています。
今までは画面下部に出ていた丸い球のような外観だったのが、iPhoneの外枠を虹色に照らす描写に変更になりました。




今までのSiriの外観は終了しますが、Siriのサービスが終了するわけではありません。
【理由3】Siriを使ってユーザーの会話を勝手に録音されたニュースを受けて
最後のSiriのサービス終了が誤認された理由として、Siriが勝手に盗聴していたとして、Appleが9500万ドルもの和解金を支払ったニュースに原因がありそうです。
2024年、衝撃的なニュースが世界中を駆け巡りました。
それはSiriが勝手にユーザーの声を録音していたというもの。セキュリティが高いことで信頼されていたAppleが盗聴していた?全世界に恐怖と絶望を与えるニュースでした。




日本ではそこまで大きく取り上げられてないけど、海外だと大きな話題になっているよ




注意してほしいのが、Appleは誤ってデータを受信した可能性があるってだけで、故意に盗聴したり第三者に提供したことはないと否定してるわ。
Apple側は盗聴を否定しています。
とはいえ、誤ってデータを受信したことに対し、和解金を支払った行為は、ニュースのインパクトによってあたかもAppleが故意に盗聴していたように受けとらえる人も多いのではないでしょうか?




私もこの記事を作る為に調べた結果、故意の盗聴ではなかったんだと初めて知りました。。
以上のことから、日本でも多くの人がSiriが故意にユーザーの音声を録音していたと思っており、Siriのサービスが終了するのではないか?という結論に至った可能性があります。
【まとめ】とにかくSiriはサービス終了しない
いかがでしたか?
結局Siriが今すぐ無くなることはありません。むしろこれからはApple Intelligenceの機能として活躍の場を広げていくようになるはずです。
今後さらにSiriが使い易く、ユーザーのニーズを満足できる音声アシスタントになれば、サービス終了と言った噂すら流れないことでしょう。



Siriの隠しコマンド
最後に、Siriの隠しコマンドを紹介します。
Siriの隠しコマンドとは?
Siriは天気やキーワード検索など、ごくごく一般的な音声アシストのほかに、隠しコマンドで尋ねると面白いリアクションをしてくれる機能です。




もちろん日本語対応です
クスっとなるリアクションから、本当に使える実用的なものまで本記事では紹介します。
隠しコマンド(ハリーポッター関連)
- ルーモス!!(iPhoneの懐中電灯が点灯する)
- ノックス!!(点灯した懐中電灯を消す)
- アロホモーラ!!(Siriの面白い反応)
- エクスペクト・パトローナム!!(Siriの面白い反応)
- アヴァダ・ケダブラ!!(Siriの面白い反応)
- ウィンガーディアム・レビオーサ!!(Siriの面白い反応)
ルーモスの呪文は本当に実用的です。
会社のカギを閉める担当になることが多い私にとって、iPhoneの懐中電灯機能は無くてはならない存在です。
会社の電気を全部消して退室するので、最後は真っ暗な建物を進んで出口に行く必要があるからです。
そんな時、いつもなら「電気をつけて」と言ってライトをつけていました。
しかし「ルーモス」の方が、フレーズが短いので本当に時短になります。
またフレーズが短いとSiriも誤認することがありません。
唯一の欠点は、マグルに聞かれるとかなり恥ずかしいということです。




会社のカギ閉めのとき以外は「電気をつけて」ってSiriに言っています。
隠しコマンド(ディズニー関連)
ディズニー関連のSiriの隠しコマンドもファンにとって楽しめる要素があります!
以下にいくつかのコマンドをご紹介します。
- ミッキー好き?(Siriの面白い反応)
- 鏡よ鏡、この世で一番美しいのは?(Siriの面白い反応)
- スターウォーズ好き?(Siriの面白い反応)
- スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Siriの面白い反応)
- アナ雪の歌を歌って(Siriの面白い反応)
- マジックキングダムって知ってる?(Siriの面白い反応)




「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」というのは、映画『メリーポピンズ』の名セリフです。



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