今回の記事は、
iOS18.3.2について紹介します。
こんなお悩み解決します!
- 【お悩み①】iOS18.3.2にアップデートすべきか悩んでいる
- 【お悩み②】iOS18.3.2の内容が知りたい!
- 【お悩み③】iOS18.3.2にしたけど不具合が起こっていないか心配
完全にiOS18.4がくると思っていましたが、まさかのiOS18.3.2がリリースされました。




油断してたわ。。。
リリース日は日本時間で2025年3月12日でした。




前回のiOS18.3.1が2月11日だったよね。




そうね。約1か月ぶりのアップデートとなりました。
Apple Intelligenceのリリース予定はiOS18.4でしたが、iOS18.3.2で緊急リリースされたのでしょうか?




残念ながらリリースされてません。
やはりApple Intelligenceは予定通りiOS18.4でくるようです。










じゃあなんでiOS18.3.2がきたんだろう・・・
確かにiOS18.4のベータ版が来ているのに、iOS18.3.2がくるのは何か理由がありそうです。




気になる内容はもちろん、不具合やアップデートすべきかどうかも含めて本記事では取り上げます。
ちなみに古いiPhoneの最新iOS情報は以下にまとめています。
▼iOS16シリーズの最新iOS情報▼
▼iOS15シリーズの最新iOS情報▼






iOS18.3.2の内容
2025年3月12日(日本時間深夜2時前後)にリリースされたiOS18.3.2の内容を深堀りします。
まずはリリースノートから紹介。
iOS 18.3.2
704.6MBこのアップデートには重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、一部のストリーミングコンテンツを再生できなくなることがある問題に対応しています。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください




リリースノート見てもいまいち意味が分かんない




ポイントとなるのは以下の2点です。
- 【ポイント①】ストリーミング再生の不具合修正
- 【ポイント②】悪用された可能性のあるセキュリティの修正
【ポイント①】ストリーミング再生の不具合修正
最初の内容は不具合の修正です。




iOS18.3.2では1件の不具合修正が来ています。
内容は「ストリーミング再生の不具合修正」です。




ストリーミング再生ってなんね?
ストリーミング再生とは、簡単に言うと、動画の再生のことです。
少し詳しく話すと、完全にダウンロードすることなくネットを通じてリアルタイムに再生する方法がストリーミング再生です。




YouTubeの動画とかネトフリとかはストリーミング再生ってこと?




その通りよ。
実は一部の機種でストリーミング再生がうまくできない不具合が発生していました。
Appleサポートにて多くの人が不具合の報告をしています。
このサイトによると以下の機種とiOSでストリーミング再生ができなくなっているようです。
- iPhone12mini iOS18.0.1
- iPhone14Pro iOS18.0.1
- iPhone16Pro iOS18.0.1
- iPhoneSE第二世代 iOS18.1
- 機種不明 iOS18.1.1
- 機種不明 iOS18.2.1




あくまでも一例です。
iOS18.3.2にアップデートすることで、もしかしたら改善するかもしれません。
【ポイント②】悪用された可能性のあるセキュリティの修正
iOS18.3.2ではセキュリティ修正が1件来ています。
以下が原文です。
ウェブキット
対象機種: iPhone XS 以降、iPad Pro 13 インチ、iPad Pro 12.9 インチ 第 3 世代以降、iPad Pro 11 インチ 第 1 世代以降、iPad Air 第 3 世代以降、iPad 第 7 世代以降、iPad mini 第 5 世代以降
影響: 悪意を持って作成された Web コンテンツが Web コンテンツ サンドボックスを突破できる可能性があります。これは、iOS 17.2 でブロックされた攻撃に対する追加の修正です。(Apple は、この問題が iOS 17.2 より前のバージョンの iOS で特定の標的の個人に対する非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識しています。)
説明: 不正なアクションを防止するためのチェックを強化することで、範囲外書き込みの問題が解決されました。
WebKit バグジラ: 285858
CVE-2025-24201: アップル
ポイントとなるのは引用文の以下の部分です。
iOS17.2より前のバージョンの iOS で特定の標的の個人に対する非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識しています。
少し特殊な言い回しですが、悪用された可能性がすでにあるゼロデイ脆弱性の修正を行なったものと見られます。
ゼロデイ脆弱性とは、対策を打つ日が0日なセキュリティの弱い部分だからゼロデイ脆弱性と呼びます。
そのため、今回の修正を早めに行い、1日でもセキュリティ強化をやるべきだと個人的に思います。
▼ゼロデイ脆弱性についての詳しい情報は下記をcheck!▼



iOS18.3.2にアップデートすべき?
当ブログではiOS18.3.2にアップデートすべきだと結論付けました。
理由は以下の2点です。
- 【理由①】セキュリティ修正のアップデートだから
- 【理由②】iOS18.3.2にアップデートしたらiPhoneが使えなくなったなどの重大な不具合は発生していないため
【理由①】セキュリティ修正のアップデートだから
まず今回のアップデートは不具合修正とセキュリティ修正の2つだけです。
推測ですが、当初はiOS18.3.2はリリースされなかったのではないかと思います。




ベータ版でiOS18.4がリリースされてるもんね。
たったの2件ならiOS18.4に組み込んでも良かったと思います。
しかしiOS18.4の前にどうしてもリリースする理由があったわけです。
逆に言うと、リリースされた2件の修正は、緊急で差し込むほど重要なものだったと考えることができますよね。
修正の内容でストリーミング再生の不具合修正についてもかなり前から起こっている不具合だったようです。
ただ最も重要なのは、悪用された可能性のあるウェブキットの脆弱性の修正だと個人的に思います。
重要なものがセキュリティ修正のであれば、早急にアップデートを行った方が良いに決まっていますよね。
以上の理由からiOS18.3.2にアップデートすべきだと考えました。
【理由②】iOS18.3.2にアップデートしたらiPhoneが使えなくなったなどの重大な不具合は発生していないため
2番目の理由としては、iOS18.3.2にアップデートしたことによる重大な不具合の報告を見ていないためです。
確かにiOS18.3.2がリリースされて1日も経過していません。
しかしながら世界中でリリースされたiOS18.3.2は既に多くの人がアップデートしていることでしょう。
そんな状況の中ですが、SNSやニュースなどで、アップデートによる重大な不具合の発生を見受けられません。
たったの1日ですが、世界レベルの1日はかなりの人数がアップデートしているはずです。
その中からiPhoneが動かなくなるなどの重大な不具合がアップデートによって発生したという報告が無いのは、とりあえずアップデートしても死活問題レベルの不具合には合わないということです。
以上のことからリリースされて日が経過していませんが、アップデートしても問題ないと推測でき、アップデートすることを推奨します。
iOS18.3.2で報告されている不具合
現在iOS18.3.2で報告されている不具合について紹介します。
SNSより引用しています。Apple公式の不具合報告ではないことをご了承いただいたうえで読んで頂ければ幸いです。
iOS18.3.2の不具合に関しては、以下の2パターンで紹介します。
- iOS18.3.2以前から発生していた不具合
- iOS18.3.2から発生した不具合
iOS18.3.2以前から発生していた不具合
iOS18.3.2以前から発生している不具合です。
こちらの不具合はiOS18.3.2にアップデートしても変わらず不具合が起きているものになります。




早く治るといいね
iOS18.3.2以前から発生していた不具合 |
---|
アルファベットの文字列を選択したときに表示される「代替候補が見つかりません」 |
iOS18.3.2から発生した不具合
次の1件が見つかりました。
iOS18.3.2から発生した不具合内容 |
---|
iCloudメールのプッシュ通知が機能しない |




今後も更新していきます。
iOS18.3.2で改善された不具合について
ここではiOS18.3.2のアップデートによって改善された不具合について紹介します。
なお情報元は主にSNSになります。Apple公式ではないことをご了承の上読んで頂けたら幸いです。
ios18.3.2でairpods pro2の音ズレ不具合治ったっぽいな。
— なかむー (@TakuyaLoveJapan) March 13, 2025
半年以上かかったわん。クレームしたおかげか?
iOS18.3.2の注意点
iOSのアップデートはアップデートするときの環境や準備を整えないと、不具合やバグが発生し易い状況でもあるためいくつか注意が必要です。
iOS18.3.2のアップデートに関して、以下の点に注意しましょう。
- 【注意点①】通信環境の良いところでアップデートしよう(Wi-Fi推奨)
- 【注意点②】バッテリーが充足された状態でアップデートしよう
- 【注意点③】ストレージ容量がギリギリになっていないか確認しておこう
- 【注意点④】アップデート中に不要な操作はやめよう
- 【注意点⑤】バックアップを取ってアップデートしよう
- 【注意点⑥】重大な不具合報告が無いか数日は確認しよう
【注意点①】通信環境の良いところでアップデートしよう(Wi-Fi推奨)
iOSのアップデートを行うにはWi-Fi環境が絶対におすすめです。
アップデートには膨大な通信量を使用する可能性もあります。
パケット使い放題ならまだ良いですが、通信制限を設けている人にとってはアップデートだけで制限がかかってしまう可能性も少なくありません。
またiPhoneの「データローミング」機能の設定次第では、自動的にモバイルデータを使用してしまう可能性もあるため、アップデートする前に一度確認しておくこともおすすめします。



【注意点②】バッテリーが充足された状態でアップデートしよう
iOSのアップデートには通信量に加えてバッテリーも消費します。
そのため残量が少ない状態のままでアップデートを始めてしまうと、途中で電池が切れてしまいアップデートができないなんてことになってしまいます。




中途半端なアプデはリンゴループの元!
中途半端にアップデートを中断してしまうと「何をやっても操作不可避なリンゴループ」現象に陥る可能性が高まるため、アップデートを行う際にはバッテリーが充足された状態でやることを推奨します。



【注意点③】ストレージ容量がギリギリになっていないか確認しておこう
iPhoneのストレージ容量がギリギリの状態でアップデートを行わないようにしましょう。
理由はアップデートが行われる際に一時的にデータが増えることがあるためです。
そのせいで、ストレージ容量を超え、誤作動を起こしリンゴループに陥ってしまう可能性もあります。




僕はこのせいで一度リンゴループになったよ・・
iPhoneのストレージ容量を減らすにはいろんな方法がありますが、その中でもキャッシュの削除はとてもおすすめです。



写真や動画を消すのも効果的ですが、キャッシュの削除は「自分の履歴を削除する」ような意味なので、思い出である写真や動画を消す必要がなくなります。
またキャッシュは気づけばかなり溜まっていることもあり、一度消すとストレージ容量削減に大きく貢献できる可能性が高いです。
特によく使うアプリ(YouTube、LINE、X(旧Twitterなど)だけ削除してもかなり効率よくストレージ容量の整理ができます。



【注意点④】アップデート中に不要な操作はやめよう
iOSのアップデート中にゲームを起動させたり、ほかのアプリをダウンロードさせたり動画を流したりしないようにしましょう。



これも誤作動でリンゴループになったり、最悪OSに不具合を残したままiPhoneが動かなくなる可能性もあります。




iOSのアプデはOSの書き換えだからね。慎重にiPhoneを扱ってね!
【注意点⑤】バックアップを取ってアップデートしよう
iOSのアップデートを行う前にバックアップを取っておくことを推奨します。
OSの書き換えであるiOSのアップデート中はいかなる事態も起こりかねません。
自分が慎重にアップデートしていても、外的要因(停電や突然の電話、緊急速報など)でうまくできない可能性もあります。
そんな失敗が起きてもバックアップさえ取っておけばある程度の担保が可能です。
【注意点⑥】重大な不具合報告が無いか数日は確認しよう
本日リリースされたため、アップデートを行っている人が少ない現状です。
今のところ大きな不具合等は上がっていませんが、単純にアップデートを行った人が少ない為報告が上がっていない可能性もあります。
そのため、数日間は不具合の報告が上がっていないかの確認をしておくことをおすすめします。
本記事も追記で不具合の情報を記載いたします。



iOSのバージョンを確認する方法



以下の方法でiOSのバージョンを調べることができます。
- 「設定」をタップ
- 「AppleID(一番上)」をタップ
- 「自分の端末(一番下あたりにあります)」をタップ
- 「バージョン」を確認



iOS18.3.2のアップデート方法



iOSのアップデート方法は以下の通りです(画像一部が違うiOSの部分がありますが方法は同じです)。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ



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