今回の記事を読むと、
iOS18.4、Apple Intelligence内容が理解できます!!
2025年3月31日、iOS18.4がリリースされました。
ついにApple Intelligenceが日本上陸です!




Apple Intelligence使いたいために16Pro買ったようなものなの。。
筆者はApple Intelligenceを使いたいために13Proから16Proに変更したようなものだったので、待望の瞬間でした。




待ちきれなくていくつか記事もアップしてます。
筆者は待ちきれなくて過去にApple Intelligenceの記事をいくつかアップしています。
下記からどーぞご覧ください。






本記事ではApple Intelligenceの内容はもちろんiOS18.4全体のアップデート内容も解説します。






【2025年4月7日追記】iOS18.4にした後の特別な注意点
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c192ed784d59800937d77e16a17d59ba85fe17e5
上記の引用元記事の情報によると、iOS18.4では「自動アップデート」が強制的にONに変更されてしまう可能性があるそうです。




自動アップデートは設定アプリで確認してね
ずっと自動アップデートをオフにしていて安心していた人は、アップデート後に確認することを推奨します。
自動アップデートの確認手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- 一般
- ソフトウェアアップデート
- 自動アップデート
iOS18.4の内容
iOS18.4では以下のアップデートが行われました。
iOS18.4のリリースノート



Apple Intelligence (iPhone 16の全モデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)
- 優先通知は通知の上部に表示され、すぐに対応する必要がある重要な通知が強調表示されます。
- スケッチはImage Playgroundの追加スタイルオプションとして利用できるようになりました。これにより、美しいスケッチ画を作成できます。
- Apple Intelligence 機能は、英語 (インド、シンガポール)、フランス語 (フランス、カナダ)、ドイツ語 (ドイツ)、イタリア語 (イタリア)、日本語 (日本)、韓国語 (韓国)、ポルトガル語 (ブラジル)、簡体字中国語、スペイン語 (スペイン、ラテンアメリカ、米国) を含む 8 つの追加言語と 2 つの追加英語ロケールをサポートします。
Apple Vision Proアプリ
- Apple Vision Proユーザーには自動的にインストールされる新しいApple Vision Proアプリは、新しいコンテンツや空間体験を発見したり、デバイスに関する情報に素早くアクセスしたりするのに役立ちます。
アップルニュース+
- 世界トップクラスのレシピ出版社のレシピがApple News+で利用可能に
- レシピカタログでは、完璧な料理を閲覧または検索して、保存したレシピに保存できます。
- 調理モードでは、ステップバイステップの指示に簡単に従うことができます
- フードセクションには、レストラン、キッチンのヒント、健康的な食事などに関する記事も掲載されています。
写真
- 写真のライブラリビューで、アルバムに含まれていないアイテムや、Mac または PC から同期されていないアイテムを表示または非表示にする新しいフィルター
- 写真のメディアタイプとユーティリティコレクション内のアイテムを並べ替える
- すべてのコレクションで一貫したフィルタリングオプション(写真で古い順または新しい順に並べ替える機能を含む)
- 写真でアルバムを更新日順に並べ替えるオプション
- 写真設定で「最近表示した項目」と「最近共有した項目」のコレクションを無効にする機能
- 写真設定で「Face ID を使用」が有効になっている場合、非表示の写真は Mac または PC へのインポートに含まれなくなりました。
このアップデートには、次の機能強化とバグ修正も含まれています。
- Safariの最近の検索候補を使用すると、新しいクエリを開始するときに以前の検索トピックにすばやく戻ることができます。
- セットアップアシスタントは、家族の子供のために子供用アカウントを作成するために親が行う必要がある手順を効率化し、親が後で子供用アカウントの設定を完了することを希望する場合は、子供に適したデフォルト設定を有効にします。
- スクリーンタイムのアプリ制限は、子供がアプリをアンインストールして再インストールした後でも継続されます
- App Storeにはユーザーレビューの概要が含まれているため、他のユーザーからの役立つ情報を一目で知ることができます。
- 進行状況を失うことなく、App Store でのアプリのダウンロードまたはアップデートを一時停止および再開します。
- ポッドキャスト用の新しいウィジェットには、お気に入りの番組を追跡するためのフォロー中の番組ウィジェットや、最新のエピソード、保存済み、ダウンロード済みなどの最もよく使用するセクションにアクセスできるライブラリウィジェットが含まれます。
- アンビエントミュージックは、コントロールセンターから即座に音楽を再生する機能を提供し、日常生活のサウンドトラックを提供する厳選されたプレイリストのセットにアクセスできます。
- Apple Fitness+コレクションをライブラリに追加できるようになりました
- Matter対応ロボット掃除機は、Homeアプリで制御できるほか、シーンや自動化に追加することもできます。
- ベンガル語、グジャラート語、カンナダ語、マラヤーラム語、マラーティー語、オディア語、パンジャブ語、タミル語、テルグ語、ウルドゥー語を含む 10 の新しいシステム言語をサポート
引用元:https://9to5mac.com/2025/03/28/ios-18-4-release-notes-new-features/
上記がiOS18.4のリリースノート内容全文です。これに加えてCVEベースで62件もの脆弱性の修正が行われています。




なんて書いてあるか読むのがめんどくさい。
要点を3行でお願い。




・Apple Intelligence
・写真のアプデ
・62件の脆弱性だね。
iOS18.4はApple Intelligenceに目が行きがちですが、脆弱性が62個も修正されたことは過去類を見ないほど多い修正なので見逃せません。




直近で最も多かったのはiOS18.3の29個でした
【iOS18.4】Apple Intelligenceについて
世間ではApple Intelligenceがついに日本語対応したと騒いでいますが、いったいApple Intelligenceとは何でしょうか?またApple Intelligenceの内容についても紹介します。
Apple Intelligence対応機種
残念ながらApple Intelligenceに対応している機種は以下に限定されます。
- iPhone15pro
- iPhone15Pro Max
- iPhone16e以外のシリーズ
上記以外はApple Intelligenceに対応していませんが、iOS18.4では62個の脆弱性の修正が含まれているので、ぜひアップデートを推奨します。
iOS18.4でApple Intelligenceに対応した国
iOS18.4でApple Intelligenceが日本語に対応しましたが、日本以外の以下の国も対応しています。
- 日本
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- ブラジル(ポルトガル語)
- スペイン(スペインおよびラテンアメリカ)
- 中国(簡体字)
- 英語圏(インドおよびシンガポール)
【機能①】ジェン文字
あなた自身のオリジナル絵文字を作成できる機能です。簡単な指示で、ユニークな絵文字を生成し、メッセージや他のアプリで使用できます。
【機能②】作文
メールやメモ、メッセージなどで文章の書き直し、校正、要約が可能です。さらに、ChatGPTとの統合により、より高度な文章作成や編集ができます。
【機能③】クリーンアップ
写真アプリで不要な対象物を削除する機能です。背景に映り込んだ不要なものを簡単に消去できます。



【機能④】Image Playground
テーマやコンセプトを選んで、オリジナルの画像を生成できるツールです。SNSのアイコンやプレゼン資料用の画像作成に便利です。



【機能⑤】ビジュアルインテリジェンス
カメラを使って、目の前の物体を認識し、情報を提供したり、テキストを翻訳・要約したりする機能です。






iOS18.4のセキュリティアップデートについて
iOS18.4では過去類を見ないほど脆弱性の修正が行われています。(62個)
ただ62個のうち、すでに悪用された可能性のある修正、通称「ゼロデイ脆弱性」は1個もありませんでした。




ちなみにiPadOS18.4も含めると77件以上の脆弱性の修正がありましたが、そこにもゼロデイ脆弱性はありませんでした。
ただし、過去のアップデートで現場で悪用されたゼロデイ脆弱性については、Appleが古いOSバージョン向けのバックポートの形で対策を講じています。具体的には、以下のゼロデイ脆弱性の対策が以前に実施されており、これらは古いバージョン向けの更新(例:iOS 18.3.1やiOS 18.3.2)で修正され、今回のiOS 18.4には新規のゼロデイ脆弱性としては含まれていません
- CVE-2025-24200
USB Restricted Modeを無効化できる脆弱性。物理的な攻撃により、ロックされたデバイスから不正にUSBアクセス制限を回避される可能性がありました。 - CVE-2025-24201
WebKitのサンドボックスを突破する脆弱性。特別に細工されたウェブコンテンツにより、サンドボックスの保護を回避されるリスクがありました。 - CVE-2025-24085
Core Mediaフレームワークにおける権限昇格の脆弱性。これにより、システム内での不正な操作が行われるリスクが存在していました。
これらの3件は、現場での悪用が確認されたゼロデイ脆弱性として、以前の更新で対処されたものです。
まとめると、iOS 18.4そのものには今回のアップデートで新たなゼロデイ脆弱性は含まれておらず、今回のパッチは全体として77件以上の既知の脆弱性の修正に重点を置いています。
一方で、過去に実際に利用されたゼロデイ脆弱性(上記のCVE-2025-24200、CVE-2025-24201、CVE-2025-24085)は、既に前段階のアップデートで対策され、古いOS向けにはバックポートが提供されています。
セキュリティアップデートの内容や各修正項目の詳細については、Appleの公式セキュリティ文書をご確認いただくのが最も確実です。
これらの更新は、普段から利用している環境の安全性を保つ上で非常に重要ですので、定期的なアップデート適用をおすすめします。
: BleepingComputer – Apple backports zero-day patches to older iPhones and Macs
: SecurityWeek – Apple Patches Recent Zero-Days in Older iPhones
iOS18.4の不具合【2025年4月6日追記】
SNSと自端末を情報源として、以下の不具合がiOS18.4で確認されています。
iOS18.4で発生した不具合について
- 不具合1|テキスト入力しても絵文字が変換候補にあがらない
- 不具合2|Wi-Fiがうまく繋がらない
- 不具合3|楽天アプリの一部機能に不具合発生で使えない
- 不具合4|Googleアカウントの情報が消失する
- 不具合5|スマートリングOura使用時のダイナミックアイランドの異常
- 不具合6|Car Playの接続問題(情報元https://www.macrumors.com/)
不具合1|テキスト入力しても絵文字が変換候補にあがらない
テキストで「絵文字」と入力しても、絵文字が表示されない不具合です。




私の機種も不具合が起きていました
具体的な対処法としては2つあります。
1つは再起動、2つ目はキーボード変換学習をリセットする方法です。ただし再発する報告もある為、必ず解決できるとは限りません。




私のiPhone16Proは再起動で治りました!
これでも無理だったら、iOSのダウングレードか次のアップデートを待つしかありません。
もっと詳しく知りたい人は以下をcheck!!



不具合2|Wi-Fiがうまく繋がらない
iOS18.4にアップデートした機種でWi-Fiにつながったり、つながらなかったりする不具合です。
具体的な解決策は見つかっていませんので、通信量を使い放題にしていない人は外出先で気を付けた方が良いです。
iOS18.4におけるWi-Fi問題の解決策は不明ですが、通常時のWi-Fi問題の対処法ならあるので、以下に紹介します。
Wi-Fiの接続不良による対処法
- Wi-Fiのオンオフ確認
- パスワードの再チェック
- 機内モードの切り替え
- 再起動
- Wi-Fiルーターの再起動
- ネットワーク設定のリセット
- ルーターの設定とファームウェアの確認




過去の記事でもいくつか紹介しています!



不具合3|楽天アプリの一部機能に不具合発生で使えない
これは楽天アプリの改善に期待するか、自分のiPhoneをダウングレードするかしないと解消しません。
不具合4|Googleアカウントの情報が消失する
iPhoneにおいてiOSをアップデートすると
— Joe Public(PokémonGO)💧 (@TKO_joe_public) April 2, 2025
ポケGOとかのGoogleアカウント情報が消えるのは何故?!
iOS18.4にアップデートするとGoogleアカウント情報が消える不具合が起こった方がいます。
解決策は不明です。
不具合5|スマートリングOura使用時のダイナミックアイランドの異常
iOS 18.4 ダイナミックアイランドバグ?u/gwhtan
よりouraringより
Redditの以下のソース元で、スマートリングOuraの使用時のダイナミックアイランドにて不具合が起こっているようです。
ただしこれはリリース前のRC版iOS18.4の為、すでに修正されているかもしれません。
不具合6|Car Playの接続問題
(情報元https://www.macrumors.com/)の情報によると、Car Playの接続問題が起きているようです。
CarPlay(カープレイ)は、Appleが提供する車載システムで、iPhoneを車のインフォテインメントシステムに接続することで、運転中でも安全にiPhoneの機能を利用できるようにするものです。




どんな問題が起きてるの?




カーナビのディスプレイ画面と起動に関する問題ね。
Car Play機能では、iOS18.4にアップデートした後、以下の問題が発生している一部のユーザーがいるもよう。
- Car Playのディスプレイで現在再生中の曲情報が表示されない問題
- そもそもCar Playに接続できない
- Car PlayでのSiriが使えない
ディスプレイの問題についてはいろんな車種での報告が上がっています。
起動しない、Siriが使えない問題に関しては、再起動を複数回繰り返さないと復旧できないこともあり、直球で解決できる解決策はない模様。
Apple公式が、Car Playのトラブルに対して、正式な表明を出していないため、問題について把握しているのか、修正をしている最中なのか全くわからないそうです。
iOS18.4の注意点



iOSのアップデートはアップデートするときの環境や準備を整えないと、不具合やバグが発生し易い状況でもあるためいくつか注意が必要です。
iOSのアップデートに関して、以下の点に注意しましょう。
- 【注意点①】通信環境の良いところでアップデートしよう(Wi-Fi推奨)
- 【注意点②】バッテリーが充足された状態でアップデートしよう
- 【注意点③】ストレージ容量がギリギリになっていないか確認しておこう
- 【注意点④】アップデート中に不要な操作はやめよう
- 【注意点⑤】バックアップを取ってアップデートしよう
- 【注意点⑥】重大な不具合報告が無いか数日は確認しよう
【注意点①】通信環境の良いところでアップデートしよう(Wi-Fi推奨)
iOSのアップデートを行うにはWi-Fi環境が絶対におすすめです。
アップデートには膨大な通信量を使用する可能性もあります。
パケット使い放題ならまだ良いですが、通信制限を設けている人にとってはアップデートだけで制限がかかってしまう可能性も少なくありません。
またiPhoneの「データローミング」機能の設定次第では、自動的にモバイルデータを使用してしまう可能性もあるため、アップデートする前に一度確認しておくこともおすすめします。



【注意点②】バッテリーが充足された状態でアップデートしよう
iOSのアップデートには通信量に加えてバッテリーも消費します。
そのため残量が少ない状態のままでアップデートを始めてしまうと、途中で電池が切れてしまいアップデートができないなんてことになってしまいます。




中途半端なアプデはリンゴループの元!
中途半端にアップデートを中断してしまうと「何をやっても操作不可避なリンゴループ」現象に陥る可能性が高まるため、アップデートを行う際にはバッテリーが充足された状態でやることを推奨します。



【注意点③】ストレージ容量がギリギリになっていないか確認しておこう
iPhoneのストレージ容量がギリギリの状態でアップデートを行わないようにしましょう。
理由はアップデートが行われる際に一時的にデータが増えることがあるためです。
そのせいで、ストレージ容量を超え、誤作動を起こしリンゴループに陥ってしまう可能性もあります。




僕はこのせいで一度リンゴループになったよ・・
iPhoneのストレージ容量を減らすにはいろんな方法がありますが、その中でもキャッシュの削除はとてもおすすめです。



写真や動画を消すのも効果的ですが、キャッシュの削除は「自分の履歴を削除する」ような意味なので、思い出である写真や動画を消す必要がなくなります。
またキャッシュは気づけばかなり溜まっていることもあり、一度消すとストレージ容量削減に大きく貢献できる可能性が高いです。
特によく使うアプリ(YouTube、LINE、X(旧Twitterなど)だけ削除してもかなり効率よくストレージ容量の整理ができます。



【注意点④】アップデート中に不要な操作はやめよう
iOSのアップデート中にゲームを起動させたり、ほかのアプリをダウンロードさせたり動画を流したりしないようにしましょう。



これも誤作動でリンゴループになったり、最悪OSに不具合を残したままiPhoneが動かなくなる可能性もあります。




iOSのアプデはOSの書き換えだからね。慎重にiPhoneを扱ってね!
【注意点⑤】バックアップを取ってアップデートしよう
iOSのアップデートを行う前にバックアップを取っておくことを推奨します。
OSの書き換えであるiOSのアップデート中はいかなる事態も起こりかねません。
自分が慎重にアップデートしていても、外的要因(停電や突然の電話、緊急速報など)でうまくできない可能性もあります。
そんな失敗が起きてもバックアップさえ取っておけばある程度の担保が可能です。
【注意点⑥】重大な不具合報告が無いか数日は確認しよう
本日リリースされたため、アップデートを行っている人が少ない現状です。
今のところ大きな不具合等は上がっていませんが、単純にアップデートを行った人が少ない為報告が上がっていない可能性もあります。
そのため、数日間は不具合の報告が上がっていないかの確認をしておくことをおすすめします。
本記事も追記で不具合の情報を記載いたします。



iOSのバージョンを確認する方法



以下の方法でiOSのバージョンを調べることができます。
- 「設定」をタップ
- 「AppleID(一番上)」をタップ
- 「自分の端末(一番下あたりにあります)」をタップ
- 「バージョン」を確認



iOS18.4のアップデート方法



iOSのアップデート方法は以下の通りです(画像一部が違うiOSの部分がありますが方法は同じです)。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ



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