今回の記事を読むと、
iOS18.4で発生している絵文字の不具合の内容と対処法が理解できます!!
2025年3月31日にリリースされたiOS18.4で絵文字が出てこない不具合が発生しています。




自分のiPhone16Proでも発生していました!
本記事では不具合の内容と対処法を紹介します。




自分の端末で不具合と対処した後の様子を録画しました!






iOS18.4で絵文字が出てこない不具合が発生
現在iOS18.4にアップデートした端末において、「絵文字」がテキストから表示できない不具合が起こっています。(X(旧Twitter)より)




私のiPhone16Proもなりました。
「絵文字」とテキスト入力しても「😊」など絵が出てこない
具体的にどういった不具合化というと、テキストで「絵文字」と打てば、通常絵文字が現れます。
しかしiOS18.4にアップデートしてから「絵文字」と打っても、出てこなくなりました。
「えもじ」や「エモジ」でも検出することができません。
「右」とテキスト入力しても「→」が出てこない
さらに、「右」など方向をテキストで入力しても「→」のような文字も出てきません。




「右」も「みぎ」や「ミギ」など変換方法を変えても出てきません
【解決策】再起動したら治った
この絵文字が表示されない不具合ですが、再起動したら治りました。




iPhoneの再起動方法は以下の通り
音量ボタンを利用して再起動する手順
- 音量ボタンのいずれかとサイドボタンを同時押し
- 電源OFFスライダが表示されたら、スライダをドラッグして電源を切る
- サイドボタンを長押しして、Appleロゴが表示されるまで待つ
設定アプリを利用して再起動する手順
- 設定アプリを開く
- 一般をタップ
- 画面下部の「シャットダウン」を選択
- 電源OFFスライダをスライドしてデバイスを完全オフ
- サイドボタンを長押しして再起動
コントロールセンターを利用して再起動する手順
- コントロールセンターを開く
- 右上にある電源ボタンをしばらく長押し
- 電源OFFスライダをスライドしてデバイスを完全オフ
- サイドボタンを長押しして再起動



【補足】キーボードの変換学習のリセットでも治る可能性あり
SNSを見てるとこんな投稿がありましたので引用紹介します。
iOS 18.4になってから記号とか絵文字が変換候補に出なくなる不具合あって困るんですけど〜
— きら (@hl0x_flar3) April 3, 2025
キーボードの変換学習リセットをすれば一旦治るけど使ってると割と早期に再発するので根本解決とは言えないし…
再起動は効果なかった
この方はキーボード変換学習をリセットさせたらいったんは治ったそうです。
ただすぐ再発してしまったそう。
ちなみに私が解決した再起動では効果が無かったようです。
iPhone 16 Proのキーボード変換学習をリセットするには、以下の手順を実行してください
- 設定アプリを開く。
- 一般を選択。
- 転送またはiPhoneをリセットをタップ。
- リセットを選択。
- キーボードの変換学習をリセットをタップ。
- パスコードを入力して確認。
- 最後に、変換学習をリセットをもう一度タップして完了。
これにより、キーボードが学習した変換履歴が初期化されます。ただし、ユーザー辞書に登録された単語はそのまま残ります。
対処法を試しても治らない場合
もし上記の対処法①再起動②キーボード変換学習をリセットをしても治らない場合は、以下の方法があります。
- 次のiOSバージョンアップで修正されることを期待する
- iOSのバージョンダウンする
次のiOSバージョンアップで修正されることを期待する
1つ目は次のiOSバージョンアップまで待つことです。




残念ながら今すぐ修正することはできません。
また次回のアップデートでも必ず修正されるとは限りませんが、急を要する修正以外はこの選択肢の方が賢明です。
理由はバージョンダウンする為の手間が不要なことと、最新のセキュリティアップデートまで無くなってしまうリスクがある為です。
MacRumorsの記事によると、iOS18.5の最初のベータ版はリリースされており、そう遠くない未来にiOS18.5が来るとのこと。
iOSのバージョンダウンする
iOS18.4で発生した不具合なので、iOSを変更すれば解決できる場合があります。
筆者の体験談的に言うと、バージョンダウンがバージョンアップよりも効果が確実です。
なぜなら次のバージョンでも改善されていない場合がある為です。一方前バージョンなら確実に起こっていなかった不具合なので、どうしてもすぐ直さないといけない不具合なら今すぐバージョンダウンすることをお勧めします。
また一定の期間が経過すると、前バージョンに戻ることができなくなってしまうため、早めの決断が個人的には推奨しています。




バージョンダウンするときは、必ずデータのバックアップをとってね。
以下は、Appleが署名している(つまり復元可能な)旧バージョンへ戻す、一般的なiOSのバージョンダウン手順です。なお、downgrade(バージョンダウン)は自己責任で実施する必要があり、必ず事前にデータのバックアップを取ることと、対象のiOSバージョンがAppleによって署名されているかを確認してください(例:ipsw.me などでチェックできます)。
注意事項
- 署名確認
Appleは最新バージョンのiOS以外へのアップグレード・ダウングレードを基本的に停止しているため、戻したいiOSバージョンがAppleにより「署名」されているか必ず確認してください。 - バックアップの作成
iCloudまたはiTunes/Finderで、現行のiOS状態の完全バックアップを取得してください。データが初期化されるため、とても重要です。 - 自己責任
この手順は公式なサポート外の操作となり、予期せぬトラブルやデータ消失のリスクがあるため、十分ご注意の上、自己責任で行ってください。
バージョンダウン手順




以下の手順でiOSのバージョンダウンが可能です。
- 対象iOSバージョンの署名状況を確認
- ダウングレードしたいiOSのバージョンがAppleにより引き続き署名されているか、ウェブサイト(例:ipsw.me)でチェックします。
- 完全バックアップの取得
- iCloud、またはiTunes/Finderを使用して、現在のiPhoneのデータを完全にバックアップしてください。
- 適合するIPSWファイルをダウンロード
- 自分のiPhone機種に合った、戻したいiOSバージョンのIPSWファイルを信頼できるサイト(例:ipsw.me)からダウンロードします。
- iPhoneをDFUモードまたはリカバリーモードにする
- 各モデルごとに手順が異なりますので、事前に正確な操作方法を確認してください。
- 【手順例】
- 「音量アップ」ボタンをすばやく押して離す。
- 「音量ダウン」ボタンをすばやく押して離す。
- サイドボタンを画面が黒くなるまで長押し。
- サイドボタンと音量ダウンボタンを同時に、約5秒間(あるいは画面が変化するまで)押し続け、画面が黒いままであればDFUモード入りの目安です。
- iTunes(またはFinder)で復元操作を行う
- コンピュータにiPhoneを接続し、iTunes(またはmacOS Catalina以降のFinder)を起動します。
- Windowsの場合、Shiftキー、Macの場合、Optionキーを押しながら「iPhoneの復元」ボタンをクリックしてください。
- 表示されたウィンドウから、先ほどダウンロードしたIPSWファイルを選択します。
- 復元プロセスの完了
- コンピュータがIPSWファイルを認識し、復元プロセスが始まります。
- プロセスが完了すると、iPhoneは初期化され、選択したiOSバージョンに戻ります。
- 復元後、バックアップからのデータ復元や初期設定を行ってください。
注意事項
- 署名期間の制限
バージョンダウンは、AppleがそのiOSバージョンの署名を終了している場合は実施できません。必ず最新の署名状況を確認してください。 - リスクと注意点
バージョンダウンには、セキュリティ上のリスクや動作不具合の可能性があるため、必要な理由がある場合に限り実施するのが望ましいです。特に、アプリや設定の互換性に注意してください。 - 詳細な手順例
インターネット上には、具体的な操作画面や動画で手順を解説しているサイトも多数ありますので、操作前に実際の画面例を確認すると安心です(例:iMobieの解説記事など).
以上が一般的なiOSのバージョンダウン手順です。
なお、手順の実施後は設定の再構築やバックアップからの復元が必要になる場合があるため、操作に不安がある場合は専門家やAppleのサポートに問い合わせることをおすすめします。
さらに知っておくと良い点
- ダウングレード実施時は、必ずバッテリー残量が十分ある状態か、電源に接続すること。
- 復元には時間がかかる場合があるので、急がず気長に待つこと。
- 一部の機能やアプリが旧バージョンでは正しく動作しない可能性があるため、リスクとメリットをよく比較した上で判断してください。
iOS18.4に対応しているiPhone機種
以下がiOS18.4に対応しているiPhoneの全機種です。
iPhone Xシリーズ
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
iPhone 11シリーズ
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
iPhone 12シリーズ
- iPhone 12 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
iPhone 13シリーズ
- iPhone 13 mini
- iPhone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
iPhone 14シリーズ
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
iPhone 15シリーズ
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
iPhone 16シリーズ
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 16e
iPhone SEシリーズ
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone SE(第3世代)




ここに書かれていないiPhoneはとりあえず大丈夫。




iOS18.4に対応しててもアップデートがまだだったら、不具合は起きてないよ。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ



まとめ
以上がiOS18.4で発生している不具合:絵文字が表示されない問題の内容と対処法でした。
- 本記事で紹介したiOS18.4で起きている不具合とは?
-
テキストで文字変換する際、本来絵文字が表示される内容でも出てこない(ex)「絵文字」「右」など
- 解決策は?
-
①再起動する②キーボード変換学習をリセットする※ただし再発・治らない場合もある
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