オーストラリアのカンガルー島で、1年以上もの長い間行方不明となっていた小型犬「バレリー」が、529日ぶりに飼い主と再会したという奇跡のような出来事が話題を呼んでいます。
2023年の失踪と絶望的な状況
バレリーは2023年11月、飼い主と一緒にキャンプを楽しんでいた際に突然姿を消しました。島の自然環境には危険生物が多く、保護団体も生存の可能性は極めて低いと見ていました。
keri ちびver.カンガルー島には怖い肉食動物がたくさん



ほかにはどんな怖い動物がおるの?



タイガースネークと呼ばれる毒蛇やドラゴンのモデルになったとされるオオトカゲ、海岸にはオットセイがいるのよ
人間でも襲われる可能性のある恐ろしい危険動物がたくさんカンガルー島に生息しています。そこを犬の中でも小型のミニチュアダックスフレンドが生き抜くと考えると難しいと推測するのは当然だと思いました。
諦めない捜索活動
それでも飼い主は希望を捨てず、野生動物保護団体と協力しながら捜索を継続しました。島内に設置されたセンサーやカメラを活用し、目撃情報をもとに探索範囲を絞っていきました。そうした粘り強い努力の結果、2025年4月25日、奇跡的にバレリーが保護されました。



決め手は飼い主のにおいの付いたTシャツバラマキ作戦だったらしいわ



何それ?
飼い主のニオイが付いたTシャツをてのひら程度の大きさに切って島中に配置展開する作戦よ。
カンガルー島にはあらゆるところに監視カメラがあるから、どこか茂みからニオイに引き寄せられて出てきたところで捜索範囲を一気に絞る作戦です。
最終的には飼い主本人を特定場所に配置し、バレリーが走ってくるのを待っていたそうです。
号泣した飼い主の話を聞いて、こんなにも犬と心を通わせることのできる飼い主さんの素晴らしさと、素直におめでたいと思いました。
涙の再会とバレリーの元気な姿
保護されたバレリーは、以前よりもしっかりとした体つきで、元気いっぱいの姿でした。飼い主の呼びかけに反応し、全力で走って駆け寄る姿に、家族は思わず涙を流したといいます。バレリー自身も嬉しそうに尾を振り、再会の瞬間はまるで映画のワンシーンのようでした。
過酷な自然を生き抜いた理由
カンガルー島の厳しい自然環境の中で、バレリーが529日間も生き延びたことに関して、専門家は「信じられない」と驚きを示しています。食料確保の術、野生動物への警戒、そしてなにより強い生命力と帰巣本能が、奇跡の生存を支えたのかもしれません。
まとめ:命の力と絆の深さ
この「バレリー529日生き延びるカンガルー島で」の物語は、動物と人間の絆、そして生きる力の尊さを私たちに改めて教えてくれます。ペットとの関係性を見つめ直し、自然との共存について考えるきっかけとなるのではないでしょうか。



私は今まで亀しか飼ったこと無いけど、みんなから愛されてたなぁ
引用元:https://www.cnn.co.jp/fringe/35232709.html



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