通勤中にYouTubeを再生しながらポケットIN。
ところが衣服との擦れや手のひらの触れ込みで、
勝手にタップ扱い→再生停止、別画面に飛ぶ、画面ロック
keri ちびver.…あるあるですよね。
これiPhoneのアクセスガイドを使えば一発で解決できます!
この記事では、画面は点灯のままなのにタップやサイドボタンの操作を無効化できる実践ワザを、初心者にもわかる手順で解説します。
結論:やり方まとめ
冒頭にも書きましたが、iPhoneのアクセスガイドを使えばタッチ・サイドボタンともに無効化することができます。



先に裏技の手順からご紹介!!
iPhoneの画面がオンのときに画面とサイドボタンを無効化する手順
- 【手順0】アクセスガイドを設定アプリで有効化にしてください(している人は次へ進む)
- 【手順1】無効化しておきたい画面にしておく
- 【手順2】サイドボタンを素早く3回連打
- 【手順3】左下にあるオプションをタップ
- 【手順4】「タッチOFF」「ボタンOFF」(トグルボタン左側)に設定
- 【手順5】パスコード入力
- 【手順6】開始をタップ



以下の点に注意・工夫してね!
注意点
- 【注意点①】パスコードを忘れないようにする
- 【注意点②】バッテリー消費と発熱が増える
なぜ“ポケット誤作動”が起きるのか(仕組みをサクッと理解)
おそらくほとんどの日本人が経験していると思われる『スマホがポケットで勝手に誤作動問題』。
改めて考えるとちょっと変だと思いませんか?



なんで?



指で触ったわけでもないし、タッチペンをポケットに入れてたわけでもないのにタップと認識されるからよ



たしかに。。。
なぜポケットに入れたら画面がタップされたことになる現象が起きるのでしょうか?
原因はiPhoneの静電容量式タッチにあり
原因はiPhoneの『仕様』にあります。その仕様とは、静電容量式タッチです。
人の指により電極の静電容量が微笑に変化→その変化を検出してタップやスワイプに変換する方式のことです。



えっ待って。難しい言葉だらけで理解が追い付かん



簡単に説明するね
iPhoneの画面には目に見えない「小さな電気のセンサー」がたくさんあります。
センサーがたくさんついた画面にあなたの指が触れたとしますね。
人の指には水分や塩分が含まれています。これが電気センサーとミックスされ電気の流れが少し変わるんだ。
その変化を感じ取ったiPhoneがその流れの長さなどでタップなのかスワイプなのかを判断します。
これを難しくいったのが静電容量式タッチなんです。



人の指で画面表面の電気センサーが反応した結果タッチになるのは分かったけど、ポケットに入れるのはスマホだけであって手は入れないから関係ないんじゃない?



これには理由があります。
- 【理由①】ポケットの構造は布が薄いことが多く、太ももやポケット越しに手が当たっても反応する場合がある
- 【理由②】湿気が十分あるポケットの中は静電容量式を通しやすく敏感になっているので少しの変化も誤認されやすい
- 【理由③】最近のスマホ画面は手袋をはめたままでも操作で着たり水滴耐性の構造上電気を通しやすくなっている



なので簡単にまとめるとこのようになります。
ポケットの中はタップと誤認されやすい環境にあり、手の指が当たらなくても反応してしまい結果、ポケットで誤作動が起きる



なるほどね。
アクセスガイドで「タップ&ボタン」を無効化する詳しい解説
改めてアクセスガイドで「タップ&ボタン」を無効化する裏技を手順に沿いながら解説します。ここではわかりやすい様にYouTubeで再生した状態で無効化する解説で説明します。



冒頭の『結論:まとめ』で紹介した手順を改めて書きますね。
iPhoneの画面がオンのときに画面とサイドボタンを無効化する手順
- 【手順0】アクセスガイドを設定アプリで有効化にしてください(している人は次へ進む)
- 【手順1】無効化しておきたい画面にしておく
- 【手順2】サイドボタンを素早く3回連打
- 【手順3】左下にあるオプションをタップ
- 【手順4】「タッチOFF」「ボタンOFF」(トグルボタン左側)に設定
- 【手順5】パスコード入力
- 【手順6】開始をタップ
【手順0】アクセスガイドを設定アプリで有効化にしてください(している人は次へ進む)
iPhoneを使っている人の中には、アクセスガイドをオフにしている人もいると思います。
その方は設定アプリからアクセシビリティをオンにしてください。



トグルボタンを右に動かしてね。
- 設定 → アクセシビリティ → アクセスガイド をオン
- パスコード設定で専用パスコードを作成(Face ID/Touch IDを許可にしておくと解除がラク)
- 一番下のアクセシビリティのショートカットで「アクセスガイド」にチェック
- これでサイドボタン3回押しが“アクセスガイドの起動”になります



アクセスガイドのほかの機能について知りたい人は下記もチェックしてね


【手順1】無効化しておきたい画面にしておく
ここではYouTubeを再生した状態を無効化しておきたい画面に設定します。



YouTubeが開きづらい・反応が遅いときはキャッシュ削除で治るかも!該当する人は下記の記事も見てみてね。


【手順2】サイドボタンを素早く3回連打
YouTubeを再生された状態にしたら、サイドボタンを素早く3回連打してください。



サイドボタンはiPhone向かって右にあるロック画面のことでス。音量ボタンじゃないよ。



素早く連打するのがポイントです。ゆっくり連打すると、ロック画面になります。
【手順3】左下にあるオプションをタップ
うまく3回連打で着たら、画面が少し引いた状態になります。
すると上下左右の端にタップできるメニューが現れます。その中の左下にあるオプションをタップしてください。
【手順4】「タッチOFF」「ボタンOFF」(トグルボタン左側)に設定
オプションをタップすると、複数のトグルボタンが現れます。ここで「タッチ」「ボタン」の両方のトグルボタンをオフにしてあげます。



ここ何をしているかというと、今からアクセスガイドのモードで何を制限するかというのを決めているフェイズになります。
今回は画面の誤タップ・ボタンの誤押が目的なので「タッチ」と「ボタン」をオフにするわけです。
【手順5】パスコード入力
パスコードを設定する必要があるので設定してください。自分が覚えておけるコードにしておかないと、ずっとアクセスガイド状態になってしまいます。
【手順6】開始をタップ
最後に右上にある開始をタップします。うまく設定できていると、画面とボタンをいくらタップ・連打しても認識されません。
アクセスガイドを解除する手順
アクセスガイドの解除方法は以下の通りです。
- サイドボタンを3回連続で押す
- パスコードを入力
- 『終了』をタップ
YouTube向けおすすめ設定(実用チューニング)
アクセスガイドでタップやボタンの機能を完全にシャットダウンしました。
これでYouTubeが勝手に違う動画を流したり、画面ロックになりません。
メリットがある一方でデメリットもあります。それが急な画面操作に対応できないことと、発熱・バッテリー消費のデメリットです。
画面を操作できるようにするには上記で書いた解除手順を踏む必要があります。
一定の時間がかかる中で、突然YouTubeの自動再生で爆音が流れたり、怖い動画が流れたら慌てますよね。
そこでYouTubeを安全安心に利用できるためのチューニングを以下に書きます。
- 明るさ最小+True Tone/自動輝度オン:バッテリー消費と発熱を軽減
- 集中モード(運転/通勤):通知を絞ってポップアップ暴発を防止
- Safari版YouTubeも試す:アプリ版より挙動が安定することがあります
- 音量ボタンOFF:ポケット内での急な爆音や無音化を防止
- 時間制限(例:30〜60分):降車時に自動解除させたい場合に便利
ありがちトラブルと対処
1. サイドボタン3連打で“別の機能”が起動する
- アクセシビリティのショートカットに複数登録があると選択メニューが出ます。
- 設定 → アクセシビリティ → アクセシビリティのショートカットで、アクセスガイド1択に絞ると即起動します。
2. 解除できなくなった(焦る)
- サイドボタン3回押し → Face ID/パスコードで解除できます。
- 3連打が効きづらいときは、素早く、カッカッカッと押すのがコツ。
3. 画面操作を一部だけ有効にしたい
- アクセスガイドの開始前に、有効化したいエリアだけを囲って許可(画面上で領域指定)できます。
- 例:再生/一時停止ボタンだけ触れるように残す、など。
4. 通話は受けたい
- 音量ボタンやサイドボタンを有効のままにすれば応答しやすいです。
- 「タッチはオフ、ボタンはオン」という折衷設定も可。
代替策(アクセスガイドが合わない人向け)
どうしてもアクセスガイドを使うのが嫌な人、すでにほかの機能に割り当ててる人のための代替策としていくつかご提案します。
- 物理ガード:フリップ型ケースや“タッチ無効”系保護フィルムでポケット擦れを物理遮断
- 自動ロック調整:一時的に設定 → 画面表示と明るさ → 自動ロック=長めに(アクセスガイド不要派)
- 集中モードの活用:通知・着信で思わぬ画面遷移を防止
- YouTube Premium:バックグラウンドに割り切って画面オフ再生(最省電力)
ただし「画面ONのままタッチ無効」という要件に唯一確実に応えるのは、やはりアクセスガイドです。
バッテリー・発熱を抑える小ワザ
YouTubeをずっと流すと、バッテリーの消耗が激しいし、発熱もすごいことになります。
そこでそれらを抑える小ワザをいくつか紹介。
- 明るさはできるだけ下げる
- 省電力モードをON(設定 → バッテリー)
- オフライン再生(事前ダウンロード)なら通信発熱を大幅抑制
- 長時間はポケット深部での密閉+高温に注意(夏場は特に)


よくある質問(FAQ)
Q. YouTube以外の動画アプリでも使える?
A. 使えます。任意のアプリでアクセスガイドを開始できます。
Q. カメラを起動したら音楽が止まるのは回避できる?
A. 動画モードはiOSのオーディオセッションの都合で基本的に停止します。写真モードなら止まらないのが一般的。
Q. 画面はONのまま、特定のジェスチャーだけを無効にできる?
A. アクセスガイドの領域指定で再生ボタン等の“触れる部分”だけ残すのが現実解です。
Q. サイドボタンまで無効にしたいけど、緊急通報は?
A. 緊急SOSや電源オフ挙動の一部はシステム優先で動く場合があります。万一に備え完全遮断は想定しないでください。
記事のまとめ
- アクセスガイドを使えば、画面ONのままタップ&ボタン無効が実現。通勤中の誤操作ストレスを根本解決。
- 設定は初回数分だけ。以降はサイドボタン3連打 → 開始で即ロック。
- 省電力の工夫(明るさ/集中モード/オフライン再生)を組み合わせると、快適&安心。




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