最近SNSやフィギュア好きの間でよく見かける「ラブブ(Labubu)」。不思議な表情と独特の存在感で話題になっています。
しかし「ラブブって一体どこの国のキャラクターなの?」と疑問に思う人も多いはず。
そこで今回は、ラブブの生まれた国や背景、そしてなぜここまで人気が広がったのかを詳しく紹介します。
ラブブはどこの国のキャラクター?
結論からいうと、ラブブは「中国・POP MART」から世界的に広がったキャラクターです。
- POP MART(ポップマート)は中国・北京を拠点にしたトイメーカー
- 「ブラインドボックス形式(開けるまで中身がわからない)」で販売し、コレクター心を刺激
- 中国国内だけでなく、日本・韓国・ヨーロッパでも人気が拡大
つまりラブブは「香港のアーティストが生んだキャラクター」×「中国企業が世界に広めたブランド」という二重の背景を持っています。
ラブブの生まれと作者について

ここでは以下の疑問に答えます。
- ラブブはどこで誕生した?
- ラブブの作者はだれ?
ラブブはどこで誕生した?
ラブブは単独のキャラクターではなく、作中の世界「THE MONSTERS(ザ・モンスターズ)」の一員として本の中で誕生しました。
初めて世の中に出たのが2015年頃です。
そしてラブブを作った生みの親は香港出身です。
ラブブの作者は誰?
ラブブを生み出したのは、香港出身のアーティスト「カシン・ルン(Kasing Lung)」。
彼は独自の世界観を持つイラストレーターとして知られており、物語性のあるキャラクターを数多く生み出しています。ラブブはその中でも特に代表的な存在で、見る人の心をくすぐるデザインが特徴です。
ラブブが人気になった火付け役
ラブブが世界的にも人気になった火付け役はPOP MARTの商品化と有名セレブの投稿の2点と言われています。
ラブブ初登場から4年は今一つの人気だった
ラブブが最初に登場したのは2015年ころでしたが、すぐに人気になったわけではありません。
一気に人気になったのは2019年に中国のトイメーカーのPOP MARTがラブブを商品化したことに始まります。
keri ちびver.商品化で人気が急上昇したけど、そもそも人気じゃなかったら商品化もされないわけだから、ある程度人気だったと思われるわ
火付け役の有名セレブはブラックピンクのメンバーたち
商品化に加えて、爆発的な人気の火付け役になったのが有名セレブ、具体的に言うとブラックピンクのリサの投稿がきっかけだと言われています。
彼女がSNSに投稿した写真にラブブが写っていたんです。
憧れの有名セレブが持っているものを自分も使いたい!と思うのは人間の性ですよね。それからほかの有名セレブたちもこぞってSNSに投稿。次第に世界的なブームになってしまいました。
ラブブが人気を集める理由
ラブ部が人気を集める理由として以下が考えられます。
- 特徴的なデザインによるインパクト
- どんなラブブが入っているかわからない商品にしたことで収集中毒者が続出
- 有名セレブによりラブブがステータスになった
特徴的なデザインによるインパクト
大きな耳にギザギザの歯(しかも笑顔)、つぶらな瞳にちびキャラ的身長、多彩すぎるレパートリーラブブによって世界中の人々を夢中にさせました。
どんなラブブが入っているかわからない商品にしたことで収集中毒者が続出
ラブブの商品は、中身が分からない状態で売られています。
だいたい1シーズン全12種類のラブブが入っているのがスタンダードですが、何か当たるかわからないドキドキにもっと欲しい、全部集めいたいと人の欲求をくすぐることに成功したのも大きいです。
有名セレブによりラブブがステータスになった
前章でも話しましたが、有名セレブたちがSNSに投稿することで、次第にラブブと一緒に投稿するのがステータスになりました。
承認欲求の魔窟であるSNSで、ラブブと一緒だといわゆるマウントを取れる配点の高いステータスならば、ラブブを買わないわけにはいきませんよね。
このようにラブブは意図してかどうか不明ですが、世界中の人々の欲求や癖に効果抜群のシグナルを出すことで一大ブームを巻き起こしていると言えます。


ラブブの意外な豆知識


まだ世界的人気になって日が浅いラブブ。日本でもつい最近人気になりだしただけに、まだちょっとした豆知識を知らない人も多いはず。
人に自慢できる?ラブブの意外な豆知識を紹介します。
- ラブブは女の子
- ラブブはエルフ
- ラブブの着ぐるみっぽいデザインは着ぐるみではない
- ラブブにはボーイフレンドのタイココがいる
- ラブブとそっくりのジモモがいる
- ラブブとジモモはそっくりだが若干違う
- レアキャラにモココがいる
ラブブは女の子
ラブブはおなごです。まごうことなきおなご。ラブブってジェンダーを超えた存在かと思いきや、思いっきり女性でした。
女性という概念があるのなら、男性もいますよね。はいこれが後述するジモモです。
ラブブはエルフ
ジモモの話の前にラブブはエルフの一族なんです。
レゴラス=ラブブという激強キーワード。。。
2人とも人々(特に女性)を魅了するのは共通ですが、見た目からエルフに見えないため全然違う種族に感じますね。
見た目だけで判断するなら、エルフというよりドワーフのひげもじゃギバリを連想させますね。。。


ラブブの着ぐるみっぽいデザインは着ぐるみではない
見た目からラブブはウサギ風のコスプレをしていると思ったら、そういう見た目のモンスターでした。
つまりあれは着ぐるみじゃないそうです。
商品のレパートリーが多くて一部着ぐるみを着ているときもあるそうですが、皆さんがイメージするラブブのウサギのやつは着ぐるみではないことが分かりました。
ラブブにはボーイフレンドのタイココがいる
ラブブ、実はおなごだったことが分かって舌も乾かぬうちに第二波がやってきました。
そう、ラブブは彼ぴっぴ持ちの陽キャでした。
しかもタイココってキャラ見た目骸骨なんです。やはり陽キャは彼氏にするのもクールですね。
ラブブとそっくりのジモモがいる
私、ラブブは全部ラブブだと思っていました。しかし実は双子並みにそっくりなジモモという別キャラがいます。
しかもジモモは男の子。正直初見で見分けるのは至難の業です。
ラブブとジモモはそっくりだが若干違う
初見殺しのラブブとジモモですが、本当に若干ですが違いがあります。
一番わかるのはシルエットです。
シルエットがスマートなのが女の子のラブブ。ごつくて少しおなかがポッコリなのが私、じゃなかった男性のジモモです。
レアキャラにモココがいる
最後にミュウもびっくりなレアキャラにモココがいます。
モココと言ってもポケモンの羊みたいなピンクのモココじゃありません。
めちゃかわピンクのこれまたラブブにそっくりなモココがモココです。
すっかり豆知識が長くなってきたのでモーココでおしまいにします。
ラブブはどこで手に入る?
ラブブは以下のストアで手に入ります。
- 公式ストアやPOP MARTの直営ショップ
信頼性が高く、限定品も多い。 - オンラインショップ(Amazonや楽天など)
手軽に購入できるが、人気アイテムはプレミア価格になることも。 - フリマアプリ・中古市場
レアなシリーズを探せる一方、偽物も出回るため注意が必要です。
まとめ
「ラブブ どこの国?」という疑問に対する答えは、香港のアーティストがデザインし、中国のPOP MARTが世界に広めたキャラクターです。
独特なデザインとコレクション性で爆発的に人気を集め、今や世界中で愛される存在となっています。
ラブブに惹かれる理由は、単なるキャラクターグッズを超えて、作者が描くストーリーとPOP MARTの販売戦略が見事に融合しているからだといえるでしょう。




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