今回の記事は、
iPhoneの『探す』機能について紹介します。

勉強に集中させるためなどの理由で子供のiPhoneを隠しても、今の子供たちは「探す」機能を駆使してすぐに見つけてしまいます。

機内モードや電源オフでも位置情報がバレてしまう理由と、それを完全に防ぐ具体的な対策を解説します。
隠したiPhoneの場所がバレる原因

現在のiPhoneは通信機能がOFFの場合でも、自身の位置情報を密かに発信し続ける仕組みを備えているからなんです。
- 【原因1】『探す』ネットワークの存在
- 実はWi-Fiやモバイル通信がOFFの状態でも、Bluetoothを利用して周囲のAppleデバイスと暗号化された通信を行います。これにより、近くにある他人の端末経由で位置情報をサーバーに送られます。
- 【原因2】電源OFFでも機能する
- iOS15以降を搭載したiPhone11以降のモデルでは、電源を完全に切った状態やバッテリー切れの状態でも、だいたい24時間はBluetoothの微弱信号を発信し続けます。
keri ちびver.その為、単に引き出しの奥や電源を切っても、簡単に居場所を特定されてしまいます
「探す」機能をシステムから完全にオフにするための3つの条件


iPhoneの「探す」機能をシステム上から完全に無効化するには、以下の3つの条件(ハードル)をすべてクリアする必要があります。子供のiPhoneを親の操作でオフにするのは、現在非常に困難な仕様になっています。
- 【条件1】画面ロックのパスコードを知っていること
- 【条件2】Apple IDのパスワードを知っていること
- 【条件3】Face ID(生体認証)と場所の条件をクリアすること
【条件1】画面ロックのパスコードを知っていること
まずは画面ロックのパスコードを知っていることです。



そもそもロック画面を設定していないのなら、問題ありませんが、おそらくほとんどの人がロック画面を設定していると思います。
【条件2】Apple IDのパスワードを知っていること
続いてはApple IDのパスワードが必要です。
『探す』機能をOFFにする最終確認として、Apple IDのパスワードを入力しなければなりません。
【条件3】Face ID(生体認証)と場所の条件をクリアすること
『盗難デバイスの保護』という機能がiOS17.3から追加されました。
任意でオンオフ切り替えができますが、オンにしていた場合はfaceIDをクリアする必要があります。
システム設定で「探す」を無効化する手順


隠すiPhoneの画面操作ができる(パスコードを知っている)場合は、システムの設定から通信を絶つことが可能です。
- 【手順1】設定アプリから通信を完全に切る
- コントロールセンターからWi-FiやBluetoothのアイコンをオフにしても、一時的な切断にしかなりません。「設定」アプリを開き、「Bluetooth」と「Wi-Fi」の項目から完全にオフにする必要があります。
- 【手順2】電源オフ時の「探す」を一時停止する
- 電源ボタンを長押しして「スライドして電源オフ」の画面を表示させます。スライダーの下にある「iPhoneは電源オフでも見つけられます」というテキストをタップし、「一時的に探す機能をオフにする」を選択してから電源を切ります。この操作には本体のパスコード入力が必要です。
根本的な解決:「iPhoneを探す」を完全にオフにする
最も根本的な対策は、機能そのものを無効化することですが、これには高いハードルがあります。
- Apple IDのパスワードが必須
- 「設定」アプリのユーザー名から「探す」に進み、「iPhoneを探す」をオフにすることができます。ただし、この操作を実行するには、そのiPhoneに紐づいているApple IDのパスワードを入力しなければなりません。子供のパスワードを知らない場合は、この方法は実行できません。
【番外編】物理的に電波を遮断する確実な方法(パスコード不要)
相手のiPhoneの画面ロック(パスコード)が分からない場合や、設定を変更したくない場合に最も有効なのが、電波を物理的に遮断する方法です。
相手のiPhoneの画面ロック(パスコード)が分からない場合や、設定を変更したくない場合に最も有効なのが、電波を物理的に遮断する方法です。
- アルミホイルで包む: 自宅にあるアルミホイルを使って、iPhone全体を2重から3重に隙間なく包み込みます。これにより、iPhoneが発するBluetooth信号が外部に漏れなくなり、「探す」ネットワークから完全に隔離されます。
- 電波遮断ポーチ(ファラデーポーチ)を活用する: 車のスマートキーの防犯対策として市販されている電波遮断ポーチを使用するのも効果的です。ポーチに入れるだけで確実に電波を遮断できるため、日常的に隠す必要がある場合に便利です。
まとめ:状況に応じた最適な隠し方
隠したiPhoneを「探す」機能から完全に守るための推論過程と結論は以下の通りです。
- iPhoneはオフラインや電源オフ状態でもBluetooth信号で位置を知らせるため、単純な隠蔽は無意味です。
- 通信を絶つには、設定からシステム的に信号を止めるか、物理的に電波を遮断するかの二択になります。
- 結論として、パスコードやApple IDが分からない場合は「アルミホイルや専用ポーチでの物理遮断」が最も確実で手軽な手段となります。操作が可能な場合は、「設定からの完全オフ」や「電源オフ時の一時停止設定」を活用してください。



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