皆さんFiLMiCProというアプリはご存知ですか?
私の夫はこのアプリで1年以上YouTubeを撮影してきました。
有料アプリですが、映画撮影でも使われたことのあるプロ級のカメラアプリです。日本でもかなり人気あるカメラアプリで、『オススメのカメラアプリ』の1位か2位に必ず紹介されます。
人気な理由として、普通のカメラアプリでは設定出来ないような細かな設定が出来る所にあります。シャッタースピードはもちろんのこと、Log撮影などの特殊な撮影方法まで幅広く網羅しており、本当にスマホアプリなのか?と疑うくらい優秀です。
しかしそんなアプリだからこその悩みなんですが、
ある程度動画の知識がないと100%使いこなすことの出来ない初心者泣かせのアプリでもあります。
- 本格的な撮影をしてみたい
- 最高の設定で動画を撮影したい
- 設定について細かく知りたい
という人も多くいるのではないでしょうか?
そこで今回は
FiLMiCProで知識が無くてもこれさえ設定すれば大丈夫な4箇条と題しまして、超簡単に設定方法を紹介したいと思います。
1箇条ごと丁寧に説明していきたいので、全4シリーズでお送りします。
今回はISO感度編です。
私の夫はこの設定で1年ほどYouTubeの動画を撮影しています。海外の有名なクリエイターさんから称賛されたこともあるそうで、とても自慢げに熱弁してきましたwその内容を素人の私なりの目線でお話ししたいと思います。
この記事では以下の事ができるようになります。
- iPhoneで最高画質の撮影がしたい人
- メモリ容量は気にしないからとにかく良い撮影をiPhoneでしたい人
- これからiPhoneで色んな撮影をしたいと思っている人
- iPhoneのカメラ知識を学びたい人
ISO感度
ISO感度100以下で設定
これが今回の記事の結論です。
この設定さえすれば、ISO感度の事は気にしなく大丈夫です‼︎
今から
- ISO感度についての簡単なお話
- なぜこの結論を導き出したのか?
の記事を書きますが、とにかく方法だけ
知りたかったという方は読まなくても大丈夫です‼︎それではもっと知りたい方は下記へどーぞ‼︎
ISO感度とは?
ISO感度とは超簡単にいうと、画面の明るさです。
一応ISO感度の定義を書くと、
ISO感度
ISO感度とはレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標
です。
写真でも動画でも光がないと、何も見えませんよね。でもどうしても暗い場所で撮影しなければならない時ってあると思います。
そういった時、カメラの性能で無理やり画面を明るくする事が出来る機能、
これがISO感度です。わずかな光さえあれば、ISO感度で引き上げて、ある程度見えるようにすることが可能です。
じゃあいつもISO感度を上げてればいいじゃん?
と思うと思います。私も初めはそう思ってました。
しかし映像美を目指して撮影したいなら、出来るだけ低くする必要があるんです。
理由はISO感度のデメリット部分にあります。
ISO感度を上げれば上げるほど、ノイズや画質が荒くなるという仕様なんです。
なんとなく分かったけど、FiLMiCProでどうやって操作すればいいの?
分かり易いように、FiLMiCProの画面で説明しますね。
FiLMiCProでISO感度を操作しよう
①起動直後
①起動直後
まず起動するとこんな感じの画面が現れると思います。
答えを言うと、この画面ではISO感度の確認も設定も出来ません。
ただ1タップで確認も設定も出来ます。
②1タップ後
次の画像です。
左画面に1枚目と違う数字が出てきたと思います。
左下にある3色アイコンの右に丸いアイコンがあると思います。
ここを1タップするだけでISO感度の確認設定画面になります。
ではISO感度の確認と設定にうつりましょう
③ISO感度を確認する
まず、確認方法からです。
ISO感度の数字がこの画面に出ています。
この黄色いマーカー箇所です。
これだと、
ISO感度3264です。私の推奨する
最低〜100までに比べてかなり高いですよね。
ISO感度の確認は分かったと思います。
それではこのISO感度を設定していきましょう。
④ISO感度を設定する
先ほどの2枚目の画像に戻ってきました。
これから設定を行うんですが、
タップして上下にスクロールをすれば
ISO感度を設定する事が出来ます。
この黄色箇所(正確にはその左の半円になっているところ)を上下にスクロールさせればISO感度の設定が可能です。私が推奨する
最低〜100の間(今回は適当に66)で設定します。
無事に66に設定することが出来ました。
なぜ100以下を推奨するのか?
【理由】ノイズを避けるため
なぜISO感度を100以下にしたのでしょうか?
1番の理由はノイズを避ける為です。
ノイズとは、画面の『荒』の事です。ザラザラした感じや黒色の撮影時なんかによく発生します。
単純に画質が劣化すればするほど、映像美が欠けてしまいます。また一般的にISO感度の最適は100前後と言われています。iPhoneの場合は100以下でも全然問題ないので、上げるとしたら100までに設定しましょう。
撮影の難しいところ
以上で私がオススメするISO感度とその理由が分かったと思います。
なるほどね‼︎とにかく100以下で設定すればイイね‼︎ってあれ画面が真っ暗だぞ?
下の画像を見てください。下の2つの画像は同じアングルから撮影したものです。違うのは
ISO感度だけ。
冒頭でお話したように、ISO感度が低ければ、画面は暗く、高ければ明るい仕様です。
何が言いたいかというと、
光量が足りない所での撮影だとオススメするISO感度では真っ暗になってしまうんです。
特にiPhoneといった一眼カメラではないものだと、光の取り込み量もどうしても少なくなり、より多くの光量が必要になります。
ここが撮影の難しい所であり、奥深い所でもあります。
解決策としては、光量を持ってくる、例えば、ライトや反射板など機材を使って光量を作りだす必要があります。
カメラマンがライトにこだわるのは、この光を操る事で自分好みの撮影ができるからなんです。
また別の記事に書こうと思いますが、ライトが強過ぎても撮影がしにくいといったデメリットもあるので、本当に撮影とは一概には語れない難しいものなんです。
まとめ
後半部分では光量やiPhoneの問題なんかの話をしましたが、
ここではISO感度の設定方法だけ知っていただくだけでもカメラの知識がグッと高まったと言えるでしょう。
【推奨設定】ISO感度は〜100以下で設定
【FiLMiCPro】
画面左下の丸をタップ
→上部にISO感度の数字を確認
→上下にスクロールしてISO感度を設定
最後まで読んでいただきありがとうございました‼︎
このFiLMiCProを使って夫がYouTubeに動画を上げてます。良かったらこちらもどーぞご覧ください。
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