今回は、
キャッシュ(cache)についての解説です。
インターネットを使っていると、あちこちで「キャッシュ」というワードを耳にします。
キャッシュが溜まってた!
キャッシュがどのくらいあるか確認したら?
Cookieじゃなくてcacheにデータがあるよ
iPhoneでもキャッシュについてきちんと理解していないと、個人情報が漏れてしまう危険性があります。
そこで今回は、
キャッシュついて何なのかを初心者でも分かりやすく解説していきます。
↓ iPhoneのセキュリティ関連の過去記事はこちら↓
↓ iPhoneキャッシュ関連の過去記事はこちら!↓
キャッシュとは?
キャッシュとは一言で表すと、
履歴データ
のことです。
検索履歴や視聴履歴の履歴ってこと?
そうです。
少し定義じみた話をすると、
よく利用するデータを高速な記憶装置に蓄積しておくことにより、コンピュータのデータ処理を速くすること。
これが基本的なキャッシュの定義です。
高速な記憶装置ってなんだ?
なんか表現が曖昧ね・・・。
このままだと分かりづらいので、この定義を分解して解説していきます!
ちなみにキャッシュとは英語で「cache」と表記します。日本語訳は、「貯蔵」「隠し場所」という意味です。
同じ発音の「cash」は「現金」という日本語訳なので全然違いますね。
「よく利用するデータ」とは?
インターネットを通して iPhoneや PCの画面に映し出されているデータのことです。
各人がよくみるサイトのデータのことですね。
キャッシュの定義ではこのように言い換えれます。
よく利用するデータをみるサイトのデータを高速な記憶装置に蓄積しておくことにより、コンピュータのデータ処理を速くすること
「高速な記憶装置に蓄積する」とは?
高速な記憶装置とは、ブラウザとサーバーのことを表ます。
キャッシュの定義は下記の通りです。
よく利用するデータをみるサイトのデータを高速な記憶装置に蓄積ブラウザとサーバーに保存しておくことにより、コンピュータのデータ処理を速くすること
このブラウザとサーバーに保存されるものをキャッシュといいます。
つまりキャッシュとは、
よく見るサイトのデータをキャッシュとしてブラウザかサーバーに保存しておけば、そのキャッシュを利用して速く読み込むことが可能
という役割を持っています。
削除するとどうなる?
キャッシュを削除すると、そのコンピュータの容量が軽くなります。
これが1番のメリットです。
というのも、キャッシュは良くも悪くも全ての履歴データがキャッシュとして蓄積されるからです。
中には不要なキャッシュも残ってしまうので、キャッシュを削除することで不要なキャッシュを削除して軽くすることができます。
デメリットとしては、頻繁に使うキャッシュも削除してしまうことです。
キャッシュは、詳細に選択して削除することができません。
例えば、YouTubeのキャッシュを削除することはできますが、YouTubeのこの部分のキャッシュだけ削除するなんてことは不可能です。
その為、頻繁に閲覧するYouTubeのキャッシュも一緒に削除してしまいます。
キャッシュを削除してしまっても、また検索すればいいだけですが、その際はデータの読み込みが遅くなります。
保存先で変わるキャッシュの特徴
保存先がブラウザかサーバーかで様々な特徴の違いがあります。
このそれぞれのキャッシュの呼称を
- ブラウザキャッシュ
- サーバーキャッシュ
と言います。
ここではその違いを見ていきます。
ブラウザ
一言で言うと、検索アプリのことです。
ちなみに、世界のブラウザシェア率は下記のようになっています。6割以上がGoogle Chrome、次いでSafari、その後にEdge、Firefoxと続きます。
ブラウザキャッシュ
このブラウザという高速な記憶装置によく使うサイトのデータ(キャッシュ)が溜まっていくということをブラウザキャッシュと言います。
少し定義じみた文章で書くと、
ブラウザキャッシュとはアクセスしたサイトのデータを、一時的にブラウザに保存しておく技術のことを言います。ブラウザ内に保存される画像やHTMLなどのデータ自体も、ブラウザキャッシュと言われます。
ブラウザキャッシュのメリット
メリットとしては主に2つあります。
- 高速化
- 通信費の削減
高速化
ブラウザキャッシュがあるおかげで、データを速く表示させることができます。
よく使うサイトならキャッシュが残っている可能性が高いので、時間短縮、快適に閲覧することができます。
通信費の削減
ブラウザにキャッシュが残っていると、残っている部分は読み込む必要がなく、少ないデータ通信で表示させることができます。
その為、データ通信料も少なくてすみます。
ブラウザキャッシュのデメリット
デメリットとしては、下記の2点をあげます。
- PC、スマホのストレージを使う
- 増えすぎると動作が重くなる
PC、スマホのストレージを使う
ブラウザキャッシュの保存場所と言うのは、ブラウザに保存されます。そしてブラウザのデータと言うのはPC、スマホ本体のストレージを使用します。
本体のストレージを使用するということは、 iPhoneでいうと、写真や動画、アプリなどと同じ ストレージを使用するということです。
ストレージを圧迫すると、データを取捨選択しますよね。この際にブラウザキャッシュも取捨選択される1部ということです。
増えすぎると動作が重くなる
上記で書いた通り、本体のストレージをブラウザキャッシュは使用します。
その為増えすぎるとストレージを圧迫し、本体自体の動作が重くなってしまいます。
サーバー
サーバーとは、一言で言うと、ネット上のどこか空いているところという意味合いです。
レンタルサーバーや下記のような映像を見たことがあると思います。ここに保存します。
ちなみにパソコンと必要スペック、知識があれば、パソコンでサーバーを構築することは可能です。
ただとても大変なので最近はレンタルサーバーを使うのが主流になっています。
サーバーキャッシュ
これも定義じみた話をすると、
サイトのデータをサーバー上の読み込みの速い領域へ一時的に保存(キャッシュ)し、再度アクセスする際にそのデータを読み込むことで、サイトの表示を高速化する機能のことを指します。
サーバーキャッシュのメリット
メリットとしては1点あります。
- 端末のストレージを一切使用しない
サーバー上にデータが保存される為、ブラウザと違ってデバイスのストレージを利用しません。
その為、本体ストレージが少なくても問題なく使用することが出来ます。
サーバーキャッシュのデメリット
デメリットは1点あります。
- サーバーを用意する必要がある
サーバーを用意するのが一般人には難しいと思います。
レンタルサーバーを利用すれば、手間もかからないし、そこまで高額でもありません。
【番外編】キャッシュとCookie
よくキャッシュとCookieの違いについて混乱している人を見かけます。簡単に言うと、個人情報が入っているかいないかの違いです。
キャッシュは個人情報が入っていません。反対にCookieは個人情報が入っています。
ネットショッピングをしていて、次に利用する時に自動ログインできることありませんか?
このログイン情報を記憶しているのがCookieです。
個人情報の観点で見分けていきましょう。
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