スーパームーン、ストロベリームーン、ビッグムーンなど最近は特別な月を見る機会が多く感じます。
『次にみられるのは80年後です』みたいなことを言われると、次は無いかもしれないと思い、記念に撮影したいと思うのが日本人の「もったいない」精神ですが、きっとみなさんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
でもいざ撮影しようとiPhoneを向けても、ピントがぼけたり、月がまぶしくてボヤボヤとしか撮影できませんよね。
「やっぱり一眼レフじゃないと無理なんだろね。。。」と早まっていはいけません!iPhoneでも設定さえ気を付ければきれいな月を撮影することができるんです!
本記事では素人の私でもできた、きれいに月を撮影できた方法を分かりやすく解説します。
【結論】月を綺麗に撮影する方法

iPhoneだけでも月をきれいに撮影できます。しかし外付け機材やサードパーティアプリがあればもっときれいに撮影できます。
そこでそれぞれで最高にきれいな写真を撮る方法をそれぞれ紹介します。
まず共通事項としてiPhoneは必ず使いますよね。そこでiPhoneの設定で最高に撮影できる手順をご紹介します。
【共通】月を綺麗に撮影するためのiPhoneの設定
カメラアプリ内の設定編
- ナイトモードをオフにする
- カメラ起動→画面左上の『月アイコン』をタップ→出てきたバーを一番左の『オフ』へ
- フォーマットを最高(ProはApple pro raw,Pro以外はHEIF)に設定する
- 【Pro Raw】カメラ起動→右上に『RAW』ボタンをタップして黄色にする
- 【HEIF】カメラ起動画面からはできないので設定アプリから行います
- レンズを望遠レンズに変更(無印は2×のセンサークロップ)
- カメラ起動→画面下部にある倍率ボタンで変更する
- 撮影画面:AE/AFロック後、露出をマイナス方向へ。
- 月の部分を長押し→画面上部に『AE/AFロック』が表示される→太陽マークの縦スライダーを下へドラッグ(目安:1~2EV程度)
- Live Photosをオフにする
設定アプリ編
- レンズ補正をオフにする
- 設定アプリ→カメラ→レンズ補正→オフ
- スマートHDRをオフに
- 設定アプリ→カメラ→スマートHDRオフ
月を綺麗に撮影する方法(外付け機材あり)

こちらは無くても問題ありませんがあるとさらにきれいに撮影できます。
keri ちびver.中でもサードパーティアプリは必須級だよ!
- スマホ三脚でiPhoneを固定して撮影(360度角度を変えられるタイプがおすすめ)
- 外付け望遠レンズでさらに拡大(粗悪品だと逆効果のため注意)
- ISO感度やFSPを変更できるサードパーティカメラアプリを使う
月を綺麗に撮影する方法(環境編)


- タイミング
- 満月の当日前後(-1日〜+1日)。細部を出すなら上弦・下弦も良い。
- 時間帯
- 日の出・日の入りの前後ブルーアワー。夜間は露出差が大きく白飛びしやすい。
- 天気
- 透明度の高い晴れが理想。薄雲なら雰囲気重視の作画に。
- 場所
- 街灯や建物の前景を合わせると“月だけ”よりドラマチック。
- 安全
- 高所・車道・立入禁止エリアに注意し、三脚は周囲に配慮。
失敗しやすいポイントと対処
- 白飛び(月面の模様が消える):露出をさらに-方向へ/RAW現像でハイライトを戻す。
- ピントが合わない:月の上でAE/AFロックをやり直す。
- ブレる:三脚+タイマー/リモコン。風が強い日は重りで三脚を安定。
- ザラつく:ISO上昇が原因。露出を確保しつつノイズ低減を後処理で。
- 月が小さすぎる:割り切って前景+小さな月で情景作品に。
必要・あると便利なアクセサリ
- 三脚(スマホホルダー付):最優先。
- Bluetoothリモコン or セルフタイマー:シャッター時の揺れ防止。
- マグネットグリップ・ミニ三脚:欄干や手すり固定に。
- 望遠クリップレンズ:画角は稼げるが画質劣化に注意。光学望遠搭載機のほうが安定。
構図アイデア(例と狙いどころ)
- 建物のシルエット+月:都市の文脈を入れてスケール感を演出。
- 電線・街灯と月:線と点でミニマル構図。
- 海や川のリフレクション+月:反射光で画面にリズム。
- 人物シルエット+月:物語性が生まれる。連写でポーズ違いを確保。
- 昇る月・沈む月:地平線付近は大気差で赤っぽくなりドラマチック。
写真・動画の編集レシピ
写真(純正 写真アプリ)
- 露出:ハイライトを少し下げ、白飛び回復。
- コントラスト/ブラックポイント:模様の立ち上がりを微調整。
- シャープネス/ディテール:上げすぎ注意。ノイズとトレードオフ。
- 色温度:好みでやや冷たく(夜の澄んだ印象)。
- トリミング:正方形 or 4:5でSNS用に最適化。
動画(月のタイムラプス/ピタ撮り)
- 露出ロックして白飛びを防止。
- 三脚固定で超スローな動きを見せる。
- 編集時にハイライト抑制と彩度控えめで落ち着いた雰囲気。
よくある質問(FAQ)
Q. iPhoneだけでクレーターまでクッキリ撮れますか?
A. 望遠5×クラス+RAW現像で模様は十分出せますが、天体望遠鏡+スマホアダプタのほうがクレーター表現は有利です。
Q. 満月の日が一番良いですか?
A. 当日は光が正面から当たり平坦に見えやすいため、細部は出にくいです。前日・翌日や上弦・下弦も試しましょう。
Q. アプリは必要ですか?
A. 標準カメラで十分。RAW現像に慣れていれば、純正写真アプリでも仕上がります。
Q. 手持ちでも撮れますか?
A. 撮れますが、三脚+タイマーのほうが安定し、歩留まりが大幅に上がります。
まとめ
- 望遠(光学)+AE/AFロック+露出マイナスが基本。
- 三脚+タイマーでブレを徹底排除。
- 満月“前後”や薄暮を狙い、前景を活かして印象的に。
- 撮影後はハイライト回復→ディテール調整→ノイズ管理で仕上げる。
参考リンク(公式)
※本記事は一般的な撮影知識に基づく解説であり、外部記事の引用は行っていません。操作仕様の確認には次の公式ガイドが参考になります。
- iPhone ユーザガイド(カメラの基本):https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone
- 写真Appで写真を編集する:https://support.apple.com/ja-jp/HT210327
- Apple ProRAW について:https://support.apple.com/ja-jp/HT211965
付録:コピペ用・設定早見表
内部リンク紹介
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