今回は、
iPhoneの画面全体のスクリーンショットについての解説です。
パソコンやAndroid端末と同じく、iPhoneにもスクリーンショット(省略語:スクショ)機能が付いています。
本記事では、iPhoneでできるスクリーンショットの撮り方はもちろん、そのページ全部をスクショできるフルページスクリーンショットの撮り方も紹介します。
それぞれの不具合、注意点も紹介していきますので、この記事さえ見ればiPhoneのスクショ関連は完璧になるはずです!
スクリーンショットとは?
簡単にiPhoneのスクリーンショットについて紹介します。
スクリーンショットとは、今iPhoneの画面に映っている情報を画像として保存することができる機能のことです。
スクリーンショット自体はiPhoneに限らず、パソコンやAndroidでも搭載されている機能です。
その為多くの人が知っている機能だと思います。
Apple公式には下記のように書かれています。
iPhoneの画面に表示されている内容を写真に撮ります。 撮った写真は、あとで見直したり、ほかの人と共有したり、書類に添付したりすることができます。
引用元;Apple公式
iPhoneでスクリーンショットを撮る方法
iPhoneでスクリーンショットを撮る方法としては、faceID端末かホームボタンが付いているiPhoneかで方法が違います。
faceID端末のiPhoneの場合
- 音量を上げるボタンとサイドボタンを同時に押してから素早く放します。
ホームボタンが付いているiPhoneの場合
- サイドボタンとホームボタンを同時に押してから素早く放します。
スクリーンショットの保存先
iPhoneでスクリーンショットを撮った後は、Apple純正の写真アプリに自動保存されます。
もしスクリーンショットだけを確認したければ、写真アプリの中から「アルバム」を開き、「メディアタイプ」の「スクリーンショット」をタップします。
スクリーンショットは編集も可能
スクリーンショットは画像(写真)データとして保存されます。その為、iPhoneのマークアップ機能や編集で手を加えることができます。
iPhoneスクリーンショットの歴史
ここではiPhoneのスクリーンショットがいつから搭載されていて、現在(iOS17.4.1)どこまで進化したのかを紹介します。
【はじまり】iPhone初代
実はiPhone初代から搭載されていたスクリーンショット機能。
当時はスクショ自体が珍しく、同じく珍しいiPhoneという端末と合わせてすごい便利な機能が出たな!!と当時の私は思っていました。
当時はホームボタンが付いている端末なので、ロックボタンとホームボタンの同時押しのみでスクショを撮ることが可能でした。
初代iPhone〜iOS12シリーズまで
iOSのアップデートを重ねていくうちに、iPhoneの容量も増加できるようになり、スクショも以前より重たいデータも保存することができるようになります。
iOS13の前(iOS12シリーズ)までは、「今」iPhoneの画面に映し出されているデータを写真データとしてスクショすることが可能でした。
iOS13でフルページスクショが可能になる
iOS13シリーズと同時に、「今」iPhoneの画面に映し出されているデータだけでなく、そのページ全て(フルページ)をスクショすることができるフルスクリーンショットが可能になりました。
当時はPDFの保存方法しか無かった
ただフルスクリーンショットができるようにはなったものの、写真データとしては保存できず、PDFデータとしての保存のみが可能な状態でした。
iOS17でついに写真データとしてフルページスクショも保存可能になる
ところがiOS17に入ると、ある程度のデータ量なら写真データとしてフルページスクリーンショットも保存することができるようになりました。
このように段階を経てiPhoneのスクリーンショットも進化してきた背景があります。
フルページスクリーンショット(画像全体)とは?
スクリーンショットは「今」iPhoneの画面に映っている情報を写真データとして保存することでしたね。
フルページスクリーンショットとは、「今iPhoneの画面に映っているページすべての情報」を写真・PDFデータとして保存することができることを指します。
フルページスクリーンショット追加当時の保存先はPDFデータのみだった
フルページスクリーンショットが初めて搭載されたのはiOS13のときです。
追加当時は写真データに保存することができず、PDFデータとしてファイルアプリにしかデータを保存することができませんでした。
フルページスクリーンショットの保存先に写真データが追加された
iOS17からフルページスクリーンショットの保存先に写真データが追加されました。以前としてPDFデータとして保存することも可能です。
現在iOS17.4.1ですが、フルページスクリーンショットの保存先は写真データとPDFデータの2択をユーザーが選択できるようになっています。
フルページスクリーンショットの方法
サイト全体をスクショするフルページスクリーンショットの方法は普通のスクショとほぼ変わりません。
違う点は2アクション手順が増えることだけです。それでは通常のスクショと比較しながら紹介していきます
フルページスクリーンショットをほかの方法で撮る対処法
以下の方法でもフルページスクリーンショットを撮ることができます。
もちろん、スクショも可能です!
- 背面タップ機能
- AssistiveTouch
- スクショのサードパーティアプリを使う
背面タップ機能
背面タップ機能で、例えば「iPhoneの背面を2回タップするとスクリーンショットを撮る」と設定すれば、スクリーンショット、フルページスクリーンショットが可能です。
iOS14以降で背面タップ機能が追加
背面タップ機能はiOS14以降の対応機種で利用することができる機能です。
初搭載もiOS14です。
背面タップ機能の設定方法
以下の手順で背面タップ機能を設定できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「背面タップ」をタップ
- 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選択する
- 選択したタップに設定したいアクション(この場合スクリーンショットを撮る)を設定
AssistiveTouch
AssistiveTouchを有効にして「スクリーンショットを撮る」アクションを設定することでもスクショを撮ることができます。
AssistiveTouchをオンにすると画面上にボタンが出現
AssistiveTouchをオンにすると画面上に白くて薄いボタンが表示されます。
このボタンは移動したりタップしたりすることができます。
これをタップしたときにアクションを実行することができるんですが、そのアクションにスクリーンショットを撮るを入れればスクショを撮ることができます。
AssistiveTouchを有効にする設定方法
以下がAssistiveTouchを有効にする設定手順です。実は設定手順が3パターンあります。
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオンにする
- 「Hey SiRi」で「AssistiveTouchを有効にして」とお願いする
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「ショートカット」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオンにする
スクショのサードパーティアプリを使う
スクリーンショット機能はiPhone自体についている機能です。それと同じ役割をしてくれるサードパーティ製のアプリをダウンロードすることでアプリ経由でスクリーンショット・フルページスクリーンショットが撮れるようになります。
Appleのアプリの安全性は高いですが、まれにセキュリティをすり抜けてApp storeに並んでしまっていて、ハッキングに使われる可能性もあるので十分な注意と対策を知っておくと慌てず便利です。
フルページショットができない不具合時の対処法
スクリーンショットを取ってみたものの、下記のように「フルページ」の表記が無い場合があります。
この場合の対処法を3つ紹介します。
iPhoneの再起動
一番効果的なのはiPhoneの再起動だと個人的に思います。理由はiPhoneの不具合では必ず紹介される対処法な為です。
ブラウザアプリの再起動(ex.Safari)
ブラウザアプリを一度落として再起動すると正常になる場合があります。
例えばSafariのフルページスクリーンショットを撮りたければ、Safariアプリを一度再起動することを指します。
faceID端末のiPhoneの場合
faceID端末のiPhoneなら、画面下から上へスワイプすると各起動中のアプリが小窓で表示されます。
Safariをそこから探して下から上へスワイプするとアプリを強制的に落とすことができます。
ホームボタン端末のiPhoneの場合
ホームボタン端末のiPhoneなら、ホームボタンを2回押します。すると各起動中のアプリが小窓で表示されます。
Safariをそこから探して下から上へスワイプするとアプリを強制的に落とすことができます。
iOSを最新版に更新する
iOSが最新バージョンでないとうまくいかないことがある様なので、最新のバージョンへアップデートしてみましょう。
スクショ規制が掛かっている為、もともと無理な時もある
アマゾンプライムで見ている映像などをスクショしようとすると画面が真っ暗になります。
あれは不具合ではなく著作権で保護されている為、そもそもスクショが無理なんです。
もしあなたのスクショの不具合が著作権的なものだった場合は、対処法が無い無理な時もあることを覚えておいた方が良いでしょう。
iOS17からフルページショットが「写真」アプリにも保存可能になった
iOS17からフルページショットを「写真」アプリに画像として保存することが可能になりました。今までは、PDF形式だったため、「ファイル」アプリにしか保存することができませんでしたが、iOS17のiPhoneでは、「写真」「PDF」両方から選択することができます。
フルページスクリーンショットの保存方法(写真、PDF)
以下の手順でフルページスクリーンショットを保存することができます。
- フルページショットを撮影する
- 「完了」をタップ
- 「写真に保存」「PDFをファイルに保存」の2択から選んで保存する
簡単に言えば、最後の選択画面に写真が追加されただけでそれまでは全く同じ手順ね。
フルページスクリーンショットの注意点(個人レビュー)
フルページスクリーンショットは、表示しているページ全部の情報を素早く保存することができますし、編集も自由自在なので重宝される機能です。
しかしながら一方いくつか注意点があります。
- データが膨大になり易い
- 長いフルページショットは使いにくい
- 長すぎると写真データとして保存できない
1.データが膨大になり易い
フルページのスクショとは、スクショを何枚も撮影した集合体です。当然スクショよりもデータが多くなります。
2.長いフルページショットは使いにくい
先ほどフリーボードでの活用術の話をしましたが、長すぎるフルページスクショは拡大縮小する機会が増え、逆に扱いづらい欠点もあり注意が必要です。
3.長すぎると写真データとして保存できない
iOS17からフルページスクリーンショットのデータを写真アプリにも保存できるようになりました。
ただあまりにもページが長すぎると写真データとしては保存できない場合があります。
基準は不明ですが、長いページをフルページスクリーンショットすると、保存先の選択肢がPDFのファイルアプリ一択しかタップできなくなる時があります。
不具合の場合もある
ただ不具合のときもあると思うので、その際は、「フルページスクリーンショットができない時の対処法」と同じ以下のことを試してください。
- iPhoneの再起動
- ブラウザアプリの再起動
- iOSを最新版に更新する
【補足】フルページスクリーンショットをフリーボードでの活用する
先日のアプデ (IOS16.2)で新アプリのフリーボードが追加されました。
実はフリーボードでこのフルページのスクショは大活躍すること使っているうちに分かってきました。
ここでは簡単にフリーボードの活用方法について紹介します。
フローボードについての詳しい内容は、過去に記事でまとめていますので興味がある方はぜひ下記からどーぞ
活用術:情報をまとめる
フリーボードは無限キャンパスを使用します。その名の通り、無限に1枚のキャンパスに書き広げる事が出来るんですが、これを利用すれば、情報をまとめる時に効率が良いです。
イメージし易いように、具体例を用いて紹介します。
例)無印良品リュックの類似品を比較したい!
このようにフリーボード上に比較アイテムの情報を並べ、手書きで書き込みながら情報をまとめることが可能です。
iPadだとマルチタスクで画面の同時出しができると思いますが、iPhoneだと難しいです。代替できる機能が今までなかったので、いちいち画面を変更させて比較したり情報をまとめていました。
それがフリーボードのおかげで画面を切り替えることなく比較することができています。
さらに直接手書きを使えるのもフリーボードの強みです。フルページスクショはPDFでの保存のため、書き込みにはややめんどくさい場合が多いんですが、フリーボードに入れてしまえば直接書き込みも可能です!
フリーボードで使えるおすすめアイテム
iPhoneで使うフリーボードを使うには、アイテムがあるとかなりかなり便利です!
特に使い易いタッチペンがあると本当に思うがまま手書きや編集がし易くなります。iPhoneでApple Pencilが使えないので、見つけるには色々検証するしかなかったんですが、下記のアイテムが1番iPhoneに適しているタッチペンだと思います。
より詳しい内容を知りたい方は、過去に記事にしていますので下記からぜひ宜しくお願いします!
またガラスフィルム上だと反応しないタッチペンがある中、下記アイテムはしっかり反応したので合わせて掲載しておきます。
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