今回の記事は、
iOS16.5.1(c)について紹介します。
2023/07/13の深夜にiOS16.5.1(c)のアップデートがリリースされました。
現在判明している情報を紹介します。
iOS16.5.1(c)のアップデート内容
iOS16.5.1(c)のアップデート内容としては次のとおりです。
- 脆弱性1点
脆弱性1点
簡単にいうと、
積極的に悪用されている WebKit の脆弱性に対処する為の緊急アップデート
が今回のアプデ内容です。
WebKit
対象 OS:iOS 16.5.1 および iPadOS 16.5.1
影響:Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。
説明:チェックを強化することで、この問題に対処しました。
CVE-2023-37450:匿名の研究者
support.apple.com(原文和訳)
緊急セキュリティ対応(Rapid Security Response)とは?
今回のような、既に悪用された可能性が高い脆弱性に迅速に対応するアップデートのことを緊急セキュリティ対応(Rapid Security Response)と呼称されています。
緊急セキュリティ対応が搭載されたのはいつ?
iOS16.4.1のアップデートで、搭載されていましたが1度も実装されていませんでした。
前回iOS 16.4.1(a)が初実装され、(a)という不思議なアップデートが話題になりましたね
今回はその第2弾になります。
緊急セキュリティ対応アプデのメリット
緊急セキュリティ対応(Rapid Security Response)は通常のアップデートと比べ以下のメリットがあります。
メリット
- 通常のソフトウェアアップデートよりも速くアップデートのリリースを行うことができる
セキュリティはイタチごっこ
セキュリティの修正は、悪用者とのイタチごっこが永遠と続きます。
その為、速く修正版をリリースできるかが、開発者側の最善の策な訳です。
時間のかかるOSのアップデート
OSのアップデートをするのにはどうしても時間を要します。
OSのアップデートをせず修正版を出すことができる「緊急セキュリティ対応」(c)の方が、より迅速に修正版をリリースすることが出来ます。
それがイタチごっこの最善の策であり、より速くセキュリティの脅威から守ってくれるメリットがあるというわけです。
(c)の表記について
この()(かっこ)の中にアルファベットが入るiOSのアップデートは、通常のOSのアップデートと区別する為の表記です。公式も言及しています。
迅速なセキュリティ対応が適用されると、この例のように、ソフトウェアのバージョン番号の後に文字が表示されます。macOS 13.3.1 (a)。
※引用文はiOS 16.4.1(a)の時のもの
support.apple.com(原文和訳)
実はiOS16.5.1(a)がリリースされていた
実は、今週の初め頃、iOS 16.5.1(a)がリリースされました。
ところが、Safariでのトラブルが発覚し、急遽中止することになり幻のiOS 16.5.1(a)となっています。
Apple は今週初めにこれらの Rapid Security Response アップデートを最初に導入しましたが、その名前の付け方が Safari で問題を引き起こしました。Facebook、Instagram、WhatsApp、Zoom などの一部の Web サイトは、ソフトウェアのインストール後に Safari ブラウザーでサポートされていないことについて警告を表示し始めました。
https://www.macrumors.com
今回のiOS 16.5.1(c)は修正内容はそのままに、Safariの問題を解消した再リリースバージョンになります。
ちなみにiOS 16.5.1(b)は不明です。
iOS16.5.1(c)のインストール方法
iOS16.5.1(c)のインストール方法は次のとおりです。
iOS16.5.1(c)のアンインストール方法
iOS16.5.1(c)のアンインストール方法は次のとおりです。
何か不具合が発生した時にはアンインストールするのもおすすめです。
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