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【iPhone】「アップデートを検証できません」と表示される原因と解決策。iOS 16.7.13の配信停止問題についても解説

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「iPhoneのiOSアップデートをしようとしたら、『アップデートを検証できません』というエラーが出て先に進めない」

現在、iPhone 8やiPhone Xなどの旧機種を使用しているユーザーの間で、このようなトラブルが発生しています。特に2026年1月末から2月にかけて、このエラーに遭遇するケースが増えています。

結論から言うと、このエラーの主な原因は「Apple側がそのアップデートの配信(署名)を停止したため、手元のデータが無効になったこと」にあります。

この記事では、なぜ突然このようなエラーが出るようになったのかという背景事情と、具体的な解決手順(データの削除と再ダウンロード方法)について解説します。

目次

iOS16.7.13の『アップデートを検証できません』が表示された場合の原因と解説策

iPhone内部にはiOS16.7.13のデータがダウンロードされていますが、Appleがインストールの許可を停止している為にiPhoneのiOSをアップデートできないことが原因です。

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市役所をイメージしてください。以前までは通っていた申請書を提出しに行くと、市役所が「その申請書、昔は有効だったので受け取っていたけど、重大な記載漏れが発見されたため、ただいま受付を一部停止しているわ。」と言って申請を却下されるパターンが挙げられます。

つまり有効だったデータがそのデータの開発元が機能を停止したために、ダウンロードして使うことができない状態になっているんです。

解決策はApple側が許可、再リリースしかない

この原因に対する解決策は今のところ開発元のAppleが許可を出しなおすか、再リリースするしかありません。

【全一覧】iPhoneで『アップデートを検証できません』が出てくる原因と解決策

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Appleが署名を停止している場合以外にも、iPhoneで『アップデートを検証できません』が表示されるケースがいくつかあります。

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発生頻度の高い順に紹介します

  • 原因1:アップデートデータの「期限切れ」または「破損」
    • 解決策:データの削除と再ダウンロード 手元にある不良データを削除し、新しい正規データを取得し直します。
  • 原因2:ネットワーク接続の不安定さ
    • 解決策A:Wi-Fiの切り替え 別のWi-Fiに接続するか、Wi-Fiをオフにして4G/5Gなどのモバイル通信回線で試す(パケット通信量に注意)。
    • 解決策B:機内モードのオン/オフ 一度機内モードにして通信をリセットしてから、再度Wi-Fiに繋ぎ直す。
  • 原因3:日付と時刻のズレ
    • 解決策:自動設定の確認
  • 原因4:ストレージ容量不足
    • 解決策:空き容量の確保 「iPhoneストレージ」を確認し、不要な写真、動画、使っていないアプリを削除して、少なくとも5GB〜10GB程度の余裕を作る。
  • 原因5:Apple側のサーバーダウン・混雑
    • 解決策:待機 こちらの端末の問題ではないため、半日〜1日ほど時間を置いてから再試行する。
  • 原因6:VPNやセキュリティアプリの干渉
    • 解決策:一時的なオフ アップデートが完了するまで、VPN構成プロファイルやセキュリティ系アプリをオフ、または削除する。

背景:なぜAppleは古いiOSのアップデートを再開・停止したのか

2026年1月末、AppleはiOS 12からiOS 18までの古いバージョンに向けて、突如アップデートを配信しました。これには以下の重要な理由がありました。

  • 証明書の期限切れ対策:2027年以降もFaceTimeやiMessageを利用可能にするためのシステム更新。
  • 緊急通報の修正:一部地域で110番などの緊急通報ができなくなる不具合への対処。

iOS 16.7.13の不具合と署名停止

修正を目的として2026年1月26日にリリースされた「iOS 16.7.13」において、オーストラリアなどの一部環境で「逆にモバイル通信が繋がらなくなる」という深刻な不具合が発覚しました。

これを受け、Appleは2026年1月28日(現地時間)に、該当バージョンの署名(サイン)を緊急停止しました。

つまり、署名停止前に「不具合のある古いデータ」をダウンロードしてしまっていたiPhoneが、署名停止後にインストールを試みた結果、「検証エラー」として弾かれているのが今回のトラブルの全容です。

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※なお、この通信不具合は主に海外の特定キャリアで発生したものであり、日本のドコモ、au、ソフトバンク等の主要キャリアでは大きな被害報告は確認されていません。

【解決策】アップデートデータを削除して再ダウンロードする手順

このエラーが出た場合、何度「再試行」を押しても解決しません。一度、iPhone内部にある「無効になった古いデータ」を削除し、修正された新しいデータをダウンロードし直す必要があります。

以下の手順で操作を行ってください。この操作で写真やアプリなどの個人データが消えることはありません。

手順1:設定からストレージを開く

  1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「iPhoneストレージ」をタップします。
    • 注意:アプリの一覧が表示されるまで、数十秒かかる場合があります。画面が固まったように見えてもそのままお待ちください。

手順2:古いアップデートデータを削除する

  1. アプリの一覧を下にスクロールし、「iOS 16.7.13」(または該当するバージョン番号)と書かれた項目を探してタップします。歯車のアイコンが目印です。
  2. 「アップデートを削除」をタップします。
  3. 確認画面が出るので、もう一度**「アップデートを削除」をタップして完了です。

手順3:再ダウンロードする

  1. 設定のトップに戻り、再び「一般」「ソフトウェア・アップデート」を開きます。
  2. 自動的に最新の正しいバージョン(修正済みのiOS 16.7.13、またはそれ以降)が読み込まれます。
  3. 「ダウンロードしてインストール」をタップして、アップデートを実行してください。

『アップデートを検証できません』と出てきた時、iPhoneには何が起こっているのか?

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そもそも『アップデートを検証できません』とはいったい何のことなのか

「アップデートを検証できません」という表示が出たその瞬間、iPhoneの内部では、iPhone本体Appleのサーバー(本部)の間で、以下のような「厳密な認証通信(ハンドシェイク)」がミリ秒単位で行われています。

時系列順に、内部の処理(コマンドの流れ)を解説します。

第1フェーズ:整合性チェック(端末内部の処理)

ユーザーが「インストール」をタップした直後に行われる、iPhone単独での処理です。

  1. ハッシュ値の計算 (Calculate Hash)
    • 命令: 「今ダウンロードしてあるiOSのファイルが、壊れていないか確認せよ」
    • 処理: ダウンロードした巨大なデータ(数GB)の指紋(ハッシュ値)を計算します。
    • 目的: 通信エラーでデータが欠けていないかの確認です。ここでデータが破損していれば、サーバーに聞くまでもなくエラーになります。

第2フェーズ:署名リクエスト(TSSサーバーへの問い合わせ)

ここが今回の「検証できません」の核心部分です。iPhoneはインターネットを経由して、Appleの本部へ許可を取りに行きます。

  1. TSSリクエストの作成 (Build TSS Request)
    • 命令: 「私のデバイス固有ID(ECID)と、このiOSバージョンの組み合わせで、インストール許可証を発行してくれ」
    • 処理: iPhoneは、以下の情報を含む暗号化されたリクエストを作成します。
      • ECID: そのiPhoneだけのシリアル番号的なもの(チップID)。
      • Build ID: インストールしようとしているiOSのバージョン番号。
      • Nonce: 重複防止のためのランダムな文字列。
  2. https://www.google.com/url?sa=E&source=gmail&q=gs.apple.com への送信 (Send to Apple)
    • 処理: 作成したリクエストを、Appleの認証サーバー(Tatsu Signing Server = 通称 TSS)へ送信します。

第3フェーズ:Apple側の審判(ここがNG)

Appleのサーバー側での処理です。

  1. 署名ステータスの確認 (Check Signing Status)
    • Apple側の処理: 「送られてきた『iOS 16.7.13』は、現在有効なバージョンリストにあるか?」をデータベースで照合します。
    • 判定:
      • 通常時: 「OK、有効だ」→ デジタル署名(許可証)を発行してiPhoneに送り返す。
      • 今回(停止中): 「NG、そのバージョンはもう許可しない(Not Signing)」→ 許可証の発行を拒否。

第4フェーズ:拒絶とエラー表示(端末に戻る)

iPhoneがAppleからの返事を受け取ります。

  1. レスポンスの受信と判定 (Receive Response)
    • 命令: 「本部からの返答を解析せよ」
    • 処理: Appleから戻ってきた信号を読み取ります。今回は「許可証(APTicket)」が含まれていません。
  2. インストールの強制停止 (Abort Install)
    • 命令: 「正規の署名がないため、システム書き換えプロセスを直ちに中止せよ」
    • 処理: インストーラー(書き換えプログラム)をキル(強制終了)します。
  3. ユーザーへの通知 (Alert User)
    • 命令: 「UI上にエラーダイアログを表示せよ」
    • 結果: 画面に『アップデートを検証できません』というポップアップが表示されます。

つまり、内部で起きていた会話は…

iPhone: 「データは壊れてないよ!インストールするから、許可証ちょうだい!(ECID付きリクエスト送信)」 Appleサーバー: 「そのiOSバージョンの受付は昨日終了しました。許可証は発行しません。(拒否)」 iPhone: 「許可証がもらえなかった……。おいユーザー!『検証できません』でした!」

という流れです。 この「許可証(APTicket)」がない限り、iPhoneはセキュリティ上、絶対にアップデートを開始しない仕組みになっています。

もしブログで技術的な解説を加えるなら、「TSS(Appleの認証サーバー)との通信で『署名切れ』という門前払いを食らった状態」と表現すると、詳しく正確なニュアンスになります。

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