2026年2月11日(現地時間)、AppleはiPhone向けに最新のオペレーティングシステムiOS 26.3をリリースしました。
今回のアップデートは、新機能の追加よりも「セキュリティの重大な修正」と「企業のデバイス管理機能の改善」に重きが置かれています。
keri ちびver.結論から申し上げますと、iOS 26.3へは早急にアップデートすべきです。
今回はiOS26.3の内容について徹底解説します。
iOS 26.3へアップデートすべき理由



当サイト(ケリブロ)では、iOS26.3にアップデートすることをお勧めします。
結論として「即時アップデート」を推奨する理由は、以下の2点です。
- 悪用確認済みの脆弱性(ゼロデイ)の修正 すでに攻撃者による悪用が確認されているカーネルレベルの脆弱性が修正されています。放置することはセキュリティリスクとなります。
- アップデートによる深刻な不具合が起きていない(令和8年2月12日時点)アップデートの中に未発見のバグがあることがあり、機種によったりしますがアプデしたことで不具合に陥る可能性がある。しかし現時点では報告がない為
悪用確認済みの脆弱性(ゼロデイ)の修正
iOS26.3には『すでに悪用された可能性のある』セキュリティの修正が含まれています。
これをゼロデイ脆弱性とも言うんですが、これが含まれているときは絶対にアップデートすることが望ましいです。
ゼロデイ脆弱性のアップデートを行わないということは、簡単に言うと『すでに突破口が悪者に知られている状態のセキュリティを放置している状態と同じです。



つまりいつでも悪者があなたのセキュリティを突破できるってことなんです。
悪者がたまたまあなたのiOSを悪用しなかっただけ。確率論だと高くはありませんが、それに対してアップデートすることのデメリットがありませんよね。
以上のことからゼロデイ脆弱性を含むiOS26.3へのアップデートをお勧めします。
アップデートによる深刻な不具合が起きていない(令和8年2月12日時点)
iOSのアップデートについて、多くの場合アプデによる不具合に遭遇することが唯一のデメリットだと思っています。
最新のiOSにすることは、最新のセキュリティを身にまとい、新機能も使うことができ、今まで不具合の起きていた既機能の修正までもが行われるため、基本メリットしかありません。
しかしごくたまにアップデートすることによって未発見のバグや不具合が出現し、全世界のアップデートしたiOSに問題が生じるときがあります。



最近で言うとiOS16.7.13がそうでした


まだアップデートされて1日しか経過していませんが、世界のSNSを確認する限りiOS26.3には致命的な不具合が起こっていないため、アップデートすることをお勧めします。
【筆者iPhone16Pro】アップデートに必要な空き容量とかかった時間


わたしのiPhone16ProをiOS26.3にアップデートしてみました。(令和8年2月12日)
その時の画像が上部に貼っていますが、必要な空き容量は1.98GBと結構多かった印象です。
かかった時間も意外と多く30分程度かかりました。



これらは各iPhoneによって全然変わる為、あくまで参考の1つにしてください。
iOS 26.3の主な新機能と変更点
今回のアップデートでは、EUのデジタル市場法(DMA)への対応を含む、相互運用性の向上が図られています。
1. iPhone→AndroidへAirDrop(QuickShare)が可能に!
今回のiOSアップデートで一番の目玉機能です。
つい最近Android→iPhoneのAirDrop(QuickShare)は可能になっていましたが、iPhoneからはできませんでした。
それがiOS26.3によりiPhoneにもAndroidへ転送という項目が追加され、QRコードまたはID、コードを使ってAirDrop(QuickShare)が可能になります。





詳細は別記事にしてるよ
2. サードパーティ製スマートウォッチへの通知転送
Apple Watch以外のスマートウォッチを使用しているユーザー向けに、iPhoneの通知を転送する機能が正式にサポートされました。「設定」アプリ内の通知項目から設定可能です。
3. 通信事業者による正確な位置情報の制限(※日本は対象外)
キャリアに対して正確な位置情報の提供を拒否し、大まかな位置情報のみを送信するプライバシー機能が追加されました。
【重要】日本国内での利用について 現時点では、日本の通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)はこの機能に対応していません。また、この機能はiPhone 17シリーズ(Qualcomm製モデム)では利用できず、Apple製モデムを搭載したiPhone Airなどの特定機種に限られます。
4. その他の変更点
- 天気壁紙の追加: ロック画面とホーム画面に新しいダイナミックな天気壁紙が追加されました。
- AirTag(第2世代)のサポート: 「正確な場所を見つける」機能の統合が完了しています。
iOS 26.3で修正された不具合
特にビジネスユーザーに影響していた以下のバグが修正されています。
- メール/カレンダーの検索: Exchangeアカウント環境で、グローバルアドレス一覧(GAL)の検索結果が正しく表示されない問題が解決しました。
- アカウント設定のスタック: Basic認証のExchangeアカウントでパスワード変更時に設定画面が固まる不具合が修正されています。
- シングルAppモードの表示修正:パスコード設定済みのデバイスでシングルAppモードを使用している際、ロック画面が正しく表示されるようになりました。
- MDM通知の重複: 管理デバイスにおいて、ソフトウェアアップデートの通知が過剰に繰り返される問題が解消されました。
- 特定アプリの動作: 『Civilization VII』や一部のApple Arcadeアプリの動作パフォーマンスが改善されています。
セキュリティアップデートの詳細(CVEベース)
今回のアップデートには、合計37件の脆弱性修正が含まれています。
最も注意すべきは、以下のゼロデイ脆弱性です。
- カーネル(Dyld)の脆弱性
- 内容: メモリ書き込み権限を持つ攻撃者が、任意のコードを実行できる可能性があります。
- 現状: Appleは、iOS 26より前のバージョンにおいて、この脆弱性がすでに悪用された可能性があるという報告を受けています。
このほか、WebKit(Safariのエンジン)やプライバシー・サンドボックスに関する複数の脆弱性(CVE-2026-20606など)も修正されており、Webサイトを閲覧するだけで被害に遭うリスクが軽減されています。
まとめ:iOS 26.3は「守り」の重要アップデート
iOS 26.3は、派手な新機能は少ないものの、iPhoneを安全かつ快適に使うための重要な「守り」のアップデートです。
特に以下のいずれかに当てはまる方は、今すぐアップデートを行ってください。
- 仕事でiPhoneのメール(Exchange)を使用している方
- セキュリティリスクを最小限に抑えたい方
- 『Civilization VII』などのゲームアプリで不具合を感じていた方
アップデートは「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から可能です。



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