今回の記事は、
『タウンワークのフリーペーパー』について紹介します。
長年、駅やコンビニエンスストアのラックでお馴染みだった求人情報誌「タウンワーク」。
しかし、
匿名「最近見かけない」



「フリーペーパーどこいったの?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。



私も大学時代は毎週タウンワークをもらってきてバイト先を探してました
先にタイトル回収として結論を書くと、
タウンワークのフリーペーパーは2025年3月31日に休刊になりました。
休刊した理由は、Web・アプリの一本化のためです。休刊とは言ったものの、再開の目途は今のところないようです(2026年2月22日現在)。



本記事では、タウンワークのフリーペーパーが休刊に至った背景と、現在のさらに便利に進化したサービス内容について詳しく解説します。
タウンワークのフリーペーパーが休刊した理由


1998年の創刊以来、26年間にわたり親しまれてきたフリーペーパー版(全77版)は、2025年3月31日をもって休刊となりました。この背景には、求職者の仕事探しの方法が大きく変化したことが挙げられます。
- 【理由1】スマホの普及とアプリでの求職活動が定着した
- 【理由2】情報のリアルタイム性へのニーズ拡大
1. スマートフォンの普及とアプリでの求職活動の定着
最大の理由は、仕事探しの主戦場が紙からインターネットへと移行したことです。近年では、ほとんどの求職者がスマートフォンを使用し、Webサイトやアプリ経由で時間や場所を問わずに求人を検索し、応募するスタイルが定着しました。
2. 情報のリアルタイム性へのニーズ
紙媒体は発行から次号がラックに並ぶまでの間、情報を更新することができません。しかし、Web媒体であれば「募集が終了した求人をすぐに取り下げる」「新着の求人を即座に公開する」といったリアルタイムな対応が可能です。求職者と企業の双方のスピード感を重視するニーズに応えるため、デジタルへの移行は必然の流れでした。
情報発信は「タウンワークネット」へ一本化


フリーペーパーが休刊したことで、「タウンワークのサービス自体が終わってしまったのでは」と誤解されることもありますが、決してそうではありません。株式会社リクルートは、休刊の発表において以下のように述べています。
今後も、ウェブサイト・アプリの『タウンワークネット』を通して、一人でも多くの求職者と企業のマッチング機会の創出を目指して取り組んでまいります。 (引用元:株式会社リクルート フリーペーパー『タウンワーク』休刊のお知らせhttps://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2024/1203_15277.html)
現在は情報発信をWebサイトおよびアプリの「タウンワークネット」に完全に一本化し、より利便性の高いサービスを提供しています。
Indeed PLUSと連携したタウンワークの魅力


デジタルに特化したことで、現在のタウンワークはこれまで以上に便利な求人サービスへと進化しています。
特に大きな変化が、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」との連携です。
これにより、企業が求人を作成すると、タウンワークだけでなく連携している複数の求人サイトの中から、AIが最適な媒体を自動的に選定して求人を表示する仕組みへと進化しました。求職者にとっても、より自分に合った求人と出会える確率が格段に高まっています。



求職者側の情報もっと詳しく教えて!
求職者側のメリット
求職者は複数の求人サイトを使い分けたり、複雑な検索条件を毎回入力したりする手間が省けます。
AIが求職者の行動データや希望条件を分析し、潜在的にマッチする求人を最適なプラットフォーム上に自動表示するため、自分に合った仕事に出会える確率が格段に上がります。
企業側のメリット
企業側は、より多くの求職者から自社を見つけてくれる確率が上がります。またクリック課金型の支払いになるため、掲載料の金額にも納得がいくようになります。
フリーペーパーで人生初のアルバイトを見つけた筆者が思う、今回の休刊について


私は10代の学生時代、人生初のアルバイトをタウンワークのフリーペーパーで見つけました。 そんな筆者の目線から見ても、今回のタウンワークのネットワークへの一本化や、Indeed PLUSとの連携は、求職者にとって間違いなくメリットが大きくなると感じています。



筆者自身のアナログ時代の苦い体験も交えながら、その2つの理由を詳しく解説します。
【理由1】求職者は「自分が本当に向いている職業」を客観視しにくいから
求職者は仕事を探す際、「こんな仕事がしたい」「これくらい稼ぎたい」といった自分の希望条件はある程度絞り込むことができます。 自分の欲求に従って検索すること自体は難しくありません。
しかし、その希望する職種が「果たして本当に自分に合っているのか」までは、実際に働いてみないとわからないケースがほとんどです。過去に経験した仕事であっても、職場環境が変われば結果が全く異なることも珍しくありません。
もしフリーペーパーの求人案内だけであれば、この「自分との相性」をすべて自分自身の感覚だけで判断し、解決するしかありませんでした。 しかし、Indeed PLUSのようにAIを活用したネットワークであれば、システムが客観的なデータに基づき、求職者の希望や適性にマッチしそうな求人を提案してくれます。
人は誰しも自分自身を完全に客観視することはできません。だからこそ、AIの力を借りることで、より自分に適した職場に出会える確率を大幅に高めることができるのです。
【理由2】無数の求人情報をアナログで網羅するのは物理的に不可能だから
普通に考えて、求職者が世の中にあるすべての求人情報を調べ尽くすことは不可能です。アナログな手法では圧倒的に時間が足りません。 ここは素直にAIの力や、Indeed PLUSのような統合されたプラットフォームを利用した方が、はるかに網羅的に情報を集めることができます。



ここで、筆者が10代の頃に初めてアルバイトを探した時の体験談をお話しします。
当時はまさにフリーペーパーの全盛期でした。個人的な感覚として、ネットの求人よりも「毎週発行されるフリーペーパーの方が情報が新鮮だ」と思い込んでいた時代です。
そのため、私は毎週発行されるフリーペーパーを、設置場所から片っ端から何冊も持ち帰ってチェックしていました。
そんな生活を何週か続け、ようやく希望する求人を見つけ、そこが人生初のアルバイト先となりました。 しかし翌月、衝撃の事実を知ります。私の友人が、私よりも好条件で全く同じ職種のアルバイトを始めていたのです。
理由を聞くと、私がたまたま手に取っていなかった別のフリーペーパーに掲載されていた求人でした。
このように、フリーペーパー(紙媒体)のままだと、自分が住んでいる地域や、行動範囲といった「物理的な環境」によって、アクセスできる求人の分母が大きく左右されてしまいます。 筆者がたまたま手に取らなかった冊子の中に、最も希望を満たす求人が眠っていたわけです。
これがもし、Indeed PLUSのようなまとまったサイトやAIを活用した検索であれば、友人が見つけた好条件のバイト先が、筆者のスマートフォンにも表示されていた確率は格段に上がっていたはずです。わざわざ何軒も設置場所を回って冊子を探し歩く時間も必要ありません。
そんな筆者から見て、タウンワークが行ったネットワークへの一本化とIndeed PLUSとの連携は、求職者にとってメリットが多くなると思います。
ことができます。
人事採用部に従事していた筆者の企業目線の感想


過去のブログ記事にも書いていますが、私は少なくとも5年以上(10年未満)2,000人を超える企業の人事担当をしていました。
求人広告の掲載から採用まで、雇用に関する一連の流れすべてを担当した経験があります。
そんな筆者から見て、フリーペーパーでの掲載より、Indeed PLUSなどが採用している『CPC課金(クリック課金)』の方が、企業にとって圧倒的にありがたいと感じます。
なぜなら、自社が打ち出した求人広告が「どのくらいの求職者に興味を持たれているのか」をデータとして把握できるためです。
求人広告を掲載する企業の担当者は、できるだけ出費を抑え、優秀な人材を確保するという成果を目標に仕事をしています。



筆者も会社から「少ない出費で成果を最大化せよ」との至上命題を受けていました。
フリーペーパーに求人を掲載していた当時、私はその広告が1人でも多くの求職者に届いてくれることをただひたすらに願っていました。 なぜなら、フリーペーパーは「掲載して終わり」だからです。
果たしてその広告が求職者の目に留まったのか、興味を惹く内容だったのか、応募が来るまで一切知る術がありません。
一方で、CPC課金型であれば、広告の表示回数やクリック数をある程度正確に把握することができます。 クリックされるということは、すなわち求職者が自社の広告に興味を持ったという明確な証拠です。
「見られていない」「クリックされていない」と分かればすぐに原稿を修正できるため、無駄な出費を抑えながら、より確実に採用の成果へとつなげることができるのです。
まとめ:タウンワークは次のレベルへ
さいごにこの記事のまとめです。
- 社会のデジタル化に伴い、求職者の行動様式が紙媒体からスマートフォン(Web・アプリ)へ完全に移行した。
- 企業と求職者の双方にとって、リアルタイムで精度の高いマッチングが不可欠となった。
- これらを満たすため、株式会社リクルートは紙媒体の役割を終え、最新のテクノロジーを活用したデジタルメディア(タウンワークネットおよびIndeed PLUS)にリソースを集中させる決断をした。
結論として、「タウンワークのフリーペーパーはなぜ無くなったのか」という疑問に対する答えは、「時代に合わせてデジタルサービスへ一本化し、より高精度でスピーディーなマッチングを提供するための前向きな進化」であると言えます。



紙という形はなくなりましたが、タウンワークはこれからも皆さんの仕事探しを強力にサポートし続けてくれます。
■参照記事URL
- 株式会社リクルート フリーペーパー『タウンワーク』休刊のお知らせ(2024年12月3日) https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2024/1203_15277.html
- HRog 株式会社リクルート、求人情報メディア『タウンワーク』のフリーペーパーの休刊を発表 https://hrog.net/news/hrservice/124224/



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