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ワンプッシュでほんとうに蚊がいなくなるの?空間用殺虫剤を徹底比較

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今回の記事を読むと、

各メーカーが出しているワンプッシュ系の殺虫スプレーについて理解できます!!

※本記事の内容は当ブログ内独自の調査によるもので、製品の効果や成分の安全性など一切補償するものではありません

いろんなメーカーから発売されている『ワンプッシュ押すだけスプレー』。

たったワンプッシュするだけで部屋の虫を撃退してくれる優れもので、夏になると必ず使っている人も多いのではないでしょうか?

このスプレーのすごいところは、人間へ悪影響が無い点です。

中には『待ち伏せ効果』と言って、あらかじめ害虫が来そうな場所にスプレーしておくと、いざ害虫がやってきたときに効果を発揮してくれるなんて商品も販売されています。

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『害虫には効いて、人間には悪影響なし』って良いことずくめじゃない?

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そんなうまい話があるのかな?

世の理は、『ハイリスク・ハイリターン』の精神ですよね。スパイダーマン映画の決め台詞『大いなる力には、大いなる責任が伴う』しかり、『うまい話には裏がある』といったぐあいに、そう良いことばかりあるのは逆に疑わしくなってしまいます。

そこで本記事ではドラッグストアで売られている代表的な製品の『空間用殺虫剤』を用いて、どのような違いがあるのか徹底解説していきます。

目次

空間殺虫剤の『害虫には効果あり、人間に害なし』は本当か?

本記事の争点である、『害虫には効果あり、人間に害なし』というのは本当です。

ただし、すべての空間殺虫剤が人間に害がないわけではありません。

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ポイントは主成分にあります。

『害虫には効果あり、人間に害なし』が該当するのは、ピレスロイド系が主成分の空間殺虫剤のみ

害虫には効果があって、人間には影響がないポイントとなるのは、ピレスロイド系が主成分の空間殺虫剤のみが該当します。

ピレスロイド系の効果とは、害虫の神経を麻痺させる効果があります。これは飛翔している害虫も、壁や床に残留しそこにとまった害虫も駆除します。

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ドラッグストアで売られているほとんどがピレスロイド系が主成分だよ。

ピレスロイド系はその系統の成分の集まりを指すもので、成分名ではありません。

以下の成分名がピレスロイド系の成分になります。

成分名特徴・用途
ピレトリン除虫菊由来の天然成分。速効性あり。蚊・ハエに有効。
メトフルトリン常温で揮発しやすく、蚊に対する即効性が非常に高い。
トランスフルトリン空間拡散+壁付着で持続性◎。蚊・ハエ・ゴキブリに有効。
プラレトリン壁や床に残留しやすく、持続性が高い。蚊・コバエなどに対応。
フェノトリンゴキブリ・ダニ・シラミなどに有効。家庭用殺虫剤に多く使用。
ペルメトリンゴキブリ・ノミ・ダニに強力。衣類用防虫剤にも使われる。
レスメトリンハエ・蚊・ゴキブリに対して致死効果が高い。
アレスリン初期の合成ピレスロイド。蚊・ハエに速効性あり。
フラメトリン蒸気圧が高く、加熱式殺虫剤に適する。
シフルトリン残効性が高く、ゴキブリなどに有効。
エトフェンプロックス残留性が高く、這う虫にも対応。ハイブリッド型に使われる。

【選択毒性】ピレスロイド系の成分の特徴

駆除したい害虫には効果があって、同じ空間にいる人間にはほとんど害がないピレスロイド系の成分ですが、なぜこんな『良いとこどり』できるのでしょうか?

それは選択毒性という特殊な特徴がある為なんです。

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なぜ人間には影響が少ないのか?

ピレスロイドが安全とされる理由は、選択毒性(せんたくどくせい)という性質にあります。

  • 人間や犬などの温血動物(哺乳類・鳥類)は、ピレスロイドを体内に取り込んでも、
    • 分解酵素(エステラーゼやグルクロン酸抱合酵素)によって速やかに代謝・排出される
    • 神経系が昆虫と異なり、ナトリウムチャネルの構造が違うため影響を受けにくい
  • そのため、通常の使用量では毒性を示さないとされています

犬(哺乳類)はどうなの?

  • 犬も人間と同様に、ピレスロイドを分解・排出できる酵素を持っているため、基本的には安全です
  • ただし、誤飲や過剰使用では中毒症状(嘔吐・震え・下痢など)が出ることもあるので、用法・用量を守ることが大切です

【例外】猫はなぜ危険なのか?

猫はピレスロイドに対して特に注意が必要です。

  • 猫はグルクロン酸抱合酵素が非常に少ないため、ピレスロイドをうまく分解できない
  • その結果、体内に蓄積しやすく、神経系に直接作用して痙攣・振戦・昏睡などの中毒症状を引き起こすことがあります
  • 特に犬用のノミ・ダニ駆除薬(ペルメトリンなど)を猫に誤用すると危険です

はい、ピレスロイド系殺虫剤は昆虫と魚類には強い毒性があります

鳥類には影響が少ない

哺乳類と合わせてピレスロイドの代謝酵素を持っているのが、この鳥類です。そのため家でインコなど鳥類がいてもスプレーによる影響は少ないです。


昆虫には非常に強い毒性

  • ピレスロイドは昆虫の神経系に作用する神経毒で、ナトリウムチャネルを開きっぱなしにして異常興奮を引き起こします。
  • その結果、痙攣・麻痺・死に至るため、蚊・ハエ・ゴキブリなどの駆除に非常に効果的です。
  • カブトムシやスズムシなどの飼育昆虫にも同様に有害なので、使用時は注意が必要です。

魚類には非常に強い毒性

  • 魚類はピレスロイドを分解する酵素を持っていないため、極めて高い感受性を示します。
  • 水槽の近くでピレスロイド系殺虫剤を使用すると、薬剤が水に溶けて魚が死ぬ可能性が非常に高いです。
  • 実際に「おすだけノーマット」などの製品を使用したことで、メダカやエビが全滅した事例も報告されています。

爬虫類・両生類には強い毒性

  • ピレスロイドはナトリウムチャネルを開きっぱなしにする神経毒で、昆虫だけでなく爬虫類・両生類の神経細胞にも作用します。

もちろんです、桂太さん!こちらがピレスロイド系殺虫剤に対する各生物群の反応と注意点を整理した比較表です👇


ピレスロイド系成分に対する生物別の影響まとめ

生物分類感受性安全性の理由/危険性の原因主な注意点/備考
人間(哺乳類)分解酵素(エステラーゼ・抱合酵素)が豊富誤飲・誤噴射・密閉空間での過剰使用に注意
犬(哺乳類)人間同様の代謝酵素で分解可能誤飲や過剰使用で軽度の中毒可能性あり
猫(哺乳類)グルクロン酸抱合酵素が少なく分解困難少量でも痙攣・振戦・致死リスクあり。使用不可製品多数
鳥類(温血動物)哺乳類と同様に代謝酵素あり基本安全だが換気は必要。巣やヒナ周辺は配慮を
昆虫非常に高神経伝達を異常活性化(ナトリウムチャネル)麻痺・ノックダウン・死亡。殺虫剤の主対象
魚類(水棲生物)非常に高分解酵素を持たず、薬剤が水に溶けて致死的水槽近辺での使用厳禁。カバーや移動で対処
爬虫類・両生類代謝能力が低く、経皮吸収で強毒性痙攣・呼吸困難・死亡リスクあり。空間型殺虫剤はNG
  • 昆虫・魚類・爬虫類・両生類は要注意・使用厳禁領域
  • 人間・犬・鳥類は基本的に安全だが、換気や誤用には配慮
  • 猫は特に危険。ピレスロイド含有製品は避けるか、猫専用を選ぶこと

ドラッグストアに売ってある空間殺虫剤を徹底比較

ドラッグストアに売られている空間殺虫剤のほとんどが、哺乳類や鳥類には影響の少ないピレスロイド系の成分で構成されています。

あまり学術的な話をしても実感がわかないと思うので、ここからは実際に売られている商品で比較解説します。

今回比較するのは以下の4商品です。

※製品によってバリエーションがありますが、代表的な「ワンプッシュ式スプレータイプ」を基準にしています。

製品名主成分成分の強弱揮発性残留性適用害虫
【アース】おすだけノーマットスプレートランスフルトリン◯(即効性あり)◎(常温揮発)◯(壁に再付着)蚊・ハエ
【ベープ】押すだけベープ(ハイブリッド)トランスフルトリン+プラレトリン◎(即効+持続)◎(空間拡散)◎(壁残留)蚊・ハエ・コバエ・チョウバエ・ユスリカなど
【キンチョー】蚊がいなくなるスプレーメトフルトリン◎(蚊に特化)◎(常温揮発)△(残留性控えめ)蚊・ハエ(噴射直後)
【フマキラー】お部屋の虫キラートランスフルトリン+エトフェンプロックス◎(即効+這う虫対応)◯(空間拡散)◎(壁・床に長く残留)蚊・ハエ・コバエ・ムカデ・クモ・カメムシ・アリ・チャタテムシなど100種以上
  • トランスフルトリン:空間拡散性が高く、飛翔虫に即効性あり。壁に再付着して持続効果も。
  • プラレトリン:残留性が高く、壁や床に付着して這う虫に強い。即効性も兼ね備える。
  • メトフルトリン:蚊に特化した即効成分。揮発性は高いが残留性は控えめ。
  • エトフェンプロックス:這う虫に強く、残留性が非常に高い。即効性はやや穏やか。

比較するポイントは①成分の強弱②揮発性能③残留性能④適用害虫に掲載されているかの4つ

比較するポイントとなるのは以下の4点です。

  • 成分の強弱
    • 同じピレスロイド系の成分でも個体値のような成分の強さ弱さがある
  • 揮発性能
    • 空間に拡散する性能のこと。よく飛散するものとあまり飛散しないものがある
  • 残留性能
    • 壁や床に成分が残ったままになるかの違い。
  • 適用害虫に掲載されているか
    • パッケージなどに書かれている適用害虫に掲載されていないと、メーカーが検証していない・効果が無かった成分となるのでしっかり確認した方が良い
成分名神経麻痺作用揮発性(空間拡散)残留性(壁・床)備考
トランスフルトリン◎(即効性あり)◎(常温で揮発)◯(壁に付着し持続)空間+接触型。蚊・ハエ・ゴキブリに有効
プラレトリン◎(ノックダウン効果)◯(空間にも広がる)◎(残留性が高い)壁・床に残って這う虫にも効く
エトフェンプロックス◯(やや穏やか)◯(空間拡散あり)◎(這う虫に強い)残留性が高く、公共施設向けにも使われる
メトフルトリン◎(蚊に特化)◎(常温で揮発)△(残留性は控えめ)空間即効型。壁残留は弱め

用途別おすすめ

使用目的おすすめ製品
蚊だけを即効で退治したいキンチョー「蚊がいなくなるスプレー」
飛ぶ虫+這う虫を広範囲に退治したいフマキラー「お部屋の虫キラー」
空間+壁残留でバランスよく使いたいベープ「押すだけベープ ハイブリッド」
シンプルに蚊・ハエ対策したいアース「おすだけノーマット」

蚊だけを即効で退治したいなら【キンチョー】蚊がいなくなるスプレー

キンチョーの「蚊がいなくなるスプレー」が蚊に特化して即効性が高いとされる理由は、製品設計と成分の特性が“蚊の習性”に最適化されているからです

理由①:蚊の習性に合わせた設計

  • 蚊は実は飛んでいる時間よりも壁や天井に止まっている時間の方が長いという習性があります。
  • この製品は、薬剤を壁や天井に素早く付着させることで、そこに止まった蚊を効率よくノックダウンします。
  • 空間に漂わせるタイプではなく、“待ち伏せ型”の殺虫設計がされているのが特徴です。

理由②:成分が蚊に特化した即効型

  • 主成分はメトフルトリンで、これはピレスロイド系の中でも蚊に対するノックダウン力が最強クラスです。
  • 常温で揮発しやすく、空間に広がった瞬間に蚊の神経系に作用します。
  • 実験では、噴射後数十秒で蚊が落下する事例も報告されています。

理由③:1プッシュで最大12時間持続

  • 4.5〜8畳の空間に1プッシュで12時間効果が持続するため、即効性+持続性のバランスが良い
  • 電気・電池・火を使わず、手軽に使えてコスパも高いという点も支持されています。

飛ぶ虫+這う虫を広範囲に退治したいなら【フマキラー】お部屋の虫キラー

フマキラー「お部屋の虫キラー」が飛ぶ虫+這う虫の広範囲対策に最もおすすめされる理由は、成分の組み合わせ・適用害虫の多さ・空間+残留効果の両立という3つの強みが揃っているからです。


理由①:成分が即効性+残留性のハイブリッド

  • トランスフルトリン:常温で揮発しやすく、空間に広がって飛ぶ虫(蚊・ユスリカ・ハエなど)を即効で麻痺させる
  • エトフェンプロックス:壁や床に残留しやすく、這う虫(ムカデ・クモ・アリなど)に持続的に効く

この組み合わせにより、空間にいる虫も、隠れて這ってくる虫も同時に退治できる構造になっています。


理由②:100種以上の害虫に対応

  • 適用害虫は蚊・ハエ・コバエ・ムカデ・クモ・カメムシ・アリ・チャタテムシ・シバンムシ・ガ・ユスリカ・ゾウムシ・シロアリなど多岐にわたり、
  • 「虫の種類がわからないけどとにかく退治したい」というニーズに応える汎用性の高さが魅力です。

理由③:空間拡散+待ち伏せ効果の両立

  • ワンプッシュで薬剤が部屋全体に広がり、隙間に隠れた虫にも届く
  • 壁や家具の裏にスプレーしておけば、最大2ヶ月の待ち伏せ効果で這う虫の侵入を防止

理由④:使いやすさと安全性

  • 無煙設計で火災報知器や家電の養生不要
  • 消臭効果もあり、ペットや子どもがいる家庭でも使いやすい(ただし猫・魚類には注意)

つまり、「お部屋の虫キラー」は飛ぶ虫にも這う虫にも効く成分をダブル配合し、広範囲に対応できる設計+使いやすさ+持続性が揃っているからこそ、最もおすすめされるんです。

空間+壁残留でバランスよく使いたいなら【ベープ】押すだけベープ(ハイブリッド)

「押すだけベープ」が空間+壁残留のバランス型として優れている理由は、成分の組み合わせと製品設計が“飛ぶ虫”と“這う虫”の両方に対応できるよう最適化されているからです。


理由①:成分が空間拡散+残留型のハイブリッド

  • トランスフルトリン:常温で揮発しやすく、空間に広がって蚊・ハエなどの飛翔虫を即効で麻痺させる
  • プラレトリン:壁や床に残留しやすく、這う虫(コバエ・クモ・ムカデなど)に持続的に効く

この2成分の組み合わせにより、空間にいる虫も、壁に止まる虫も、這ってくる虫も同時に退治できる構造になっています。


理由②:ワンプッシュで広範囲&長時間効果

  • 1回の噴射で最大16畳に対応し、24時間効果が持続
  • 空間に広がった薬剤が壁や天井に付着し、虫が止まったり這ったりしたときに効果を発揮

理由③:使いやすさと安全性の両立

  • 電気・電池・火を使わず、ワンプッシュで完結する手軽さ
  • 子どもやペットがいる家庭でも使いやすい設計(ただし猫・魚類には注意)

つまり、「押すだけベープ」は空間に広がって飛ぶ虫を即効で退治しつつ、壁に残って這う虫にも持続的に効くという、バランス型の理想形なんです。

シンプルに蚊・ハエ対策したいならアース「おすだけノーマット」

アース「おすだけノーマット」が蚊・ハエ対策に最もおすすめされる理由は、以下のように“シンプル・即効・持続・安全”の4拍子が揃っているからです。


理由①:成分が空間即効型で蚊・ハエに特化

  • 主成分はトランスフルトリンで、常温で揮発しやすく、空間に広がって飛んでいる蚊やハエに即効で作用します。
  • 特に蚊に対しては約12時間の持続効果があり、ハエにも噴射直後に駆除効果を発揮。

理由②:使い方が圧倒的にシンプル

  • 1日1プッシュだけでOK。電気・電池・火を使わず、どこでも手軽に使える
  • スプレー後は置いておく必要もなく、部屋中に薬剤が均一に広がる設計

理由③:蚊の習性に合わせた設計

  • 蚊は壁や天井に止まる習性があるため、薬剤が壁・天井に付着 → 再揮発 → 蚊に作用という流れで空間+残留の二段構えで効く。

理由④:安全性とコスパのバランスが良い

  • ピレスロイド系成分で人間や犬には安全性が高く、ペットや子どもがいる家庭でも使いやすい(※猫・魚類には注意)。
  • 200日分・300日分など長持ちタイプが選べるため、コスパも優秀。

つまり、「おすだけノーマット」は蚊・ハエだけをシンプルに、確実に、手軽に退治したい人に最適化された製品なんです。

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