


こんな標識を見たことありませんか?




消火栓って書いてあるから火事の時に使うのかな?
これは消火栓標識と言って、近くに消火栓があることを確認できる標識になります。
ただよく見ると普通の標識とは違う点があります。『消火栓』と書かれた標識の下に四角いスペースがありませんか?
これは企業の広告を掲載する事ができるんです。
でも国や自治体が設置した標識に企業の広告を貼っても大丈夫なんでしょうか?
普段は気に留めない標識ですが、この消火栓標識に至っては他のを少し違う背景があり面白かったので記事にしました。
この記事でこんな事が分かります!!
・消火栓標識ってなに?
・消火栓標識に付いてる広告っていいの?
消火栓標識とは?



消火栓標識とはまず何なのか?という方向けに簡単に説明します。
- 近くに消火栓があるよ!!
- 標識の半径5mは駐車禁止だよ!!




駐車禁止という意味もあったんだ・・。
近くに消火栓があるよ!!
この標識のお陰で、消火栓がどこにあるか確認する事が可能です。実は他の標識よりも高く作られています。その為、他の標識と被っていても確認し易い特徴があります。
地下に埋まっている消火栓




でも消火栓ってどこにあるの?
消火栓標識は見るけど、肝心の消火栓を見ないですよね。
海外だとこんな消火栓が映画やNEWSででてきます。



日本は国土が狭い為、多くを地下の埋め込み式で採用しています。
マンホールの中に埋め込まれていることが多い為、日常生活であまり見る機会が少ないです。
視認機会が皆無の為、しっかり標識を目立たせており緊急時に備えていると言えます。
半径5mは駐車禁止だよ!!
消火栓標識を中心に半径5mは駐車禁止です。
自動車教習所とかで勉強する知識ですけど、意外と忘れていませんか?




私は完全に覚えてませんでした。
これも緊急時の際、スムーズに消火栓周りで作業が出来るように備えたルールだと思います。
消火栓の詳細な場所
消火栓標識の下の方に何か白いバーが付いていませんか?



拡大してみます



このイラストでは、空白ですが、ここに消火栓までの距離が記載されています。






引用元:http://www.syokasen.co.jp/syoukasen/
消火栓標識に付いている広告



広告貼ってもOKなのか?
消火栓標識に付いている広告ですが、結論全然OKです。有料にはなりますが、普通の広告掲載のように一般企業も使用する事が出来ます。
実は広告費で維持できている?
実はこの消火栓標識ですが、設置にかかる費用等全てこの広告費で賄っているそうです。
これを民活方式と呼びます。
民活方式とは、民間企業が持つ技術やノウハウを公共事業に用いる方式である。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/55/3/55_991/_article/-char/ja/#:~:text=%E6%B0%91%E6%B4%BB%E6%96%B9%E5%BC%8F%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E6%B0%91%E9%96%93,%E3%81%A8%E6%8C%87%E6%91%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82
民活方式を採用するメリットは、
- 【財源面】自治体に財政的圧迫をもたらさない
- 【利用面】専門の標識会社が管理するので綺麗なまま維持し易い




win-winの関係だね‼︎
まとめ



日常のミステリー探求できましたでしょうか?
以上まとめると、







最後まで読んでいただきありがとうございました‼︎
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