今回の記事は、iPhoneのロック画面に動く映像【ダイナミック壁紙】を設定する方法とできない時の対処法の記事です。
皆さんはiPhoneのロック画面に動く壁紙【通称ダイナミック壁紙】を設定できることを知っていますか?
静止画しか設定できないと思ってた!
なんかiPhoneを改造(脱獄)したリ、月額料金が掛かるんじゃないの?
『脱獄』したり『有料』などではなく、完全無料で超簡単に出来ます!
知らなかった人はぜひ騙されたと思って読んでみてね!
※本記事で検証したiPhoneはiOS18を採用しています。
ダイナミック壁紙とは?
そもそもダイナミック壁紙とは何か知っていますか?
ダイナミック壁紙とは動きのある画像を背景に設定できる機能です。
すごーく簡単に言うと、見た目は画像っぽいけど、タップすると2、3秒動き出す壁紙のことです。
GIFに似てるよね。GIFは勝手にループ再生されるけど、こっちはタップしないと動かない感じ。
Live Photoとは?
Live Photoとは静止画ではなく短いビデオクリップとして保存される写真のことです。
分かりやすく言うと画像以上動画未満って感じかな
写真アプリに保存される
iPhoneのLive Photoは写真アプリに保存されています。
画像形式で保存される
一見動画のように見えますが、保存形式はJPEGやHEIFの画像形式で保存されます。
ビデオクリップとして保存され、実際に動きますが、データ形式はJPEGやHEIFの画像形式です。
動画とダイナミック壁紙の違い
ダイナミック壁紙は動画とは違います。
ダイナミック壁紙は画像形式で保存されるビデオクリップです。
動画は動画形式で保存される動画(ビデオ)のことです。
動画をそのままダイナミック壁紙に設定することはできません。
もし動画をダイナミック壁紙に設定したかったら「Live Photo」に編集する必要があります。
特徴 | ビデオ | ダイナミック壁紙 |
---|---|---|
フォーマット | MP4, MOVなどのビデオフォーマット | アニメーション付き壁紙 (Live Photos) |
ループ再生 | 再生停止 | 繰り返し再生 |
音声 | 含まれる | 含まれない |
互換性 | ほとんどのデバイスで再生可能 | 主にAppleデバイスで使用可能 |
使い方 | メディアプレイヤーやアプリで再生 | ホーム画面やロック画面の背景に設定 |
GIFとダイナミック壁紙の違い
GIFとダイナミック壁紙は非常に似ていますが、同じものではありません。
特徴 | GIF | Live Photo |
---|---|---|
フォーマット | Graphics Interchange Format (GIF) | JPEG(静止画)+ MOV(ビデオ) |
ループ再生 | 永遠に繰り返し再生される | 長押しで再生 |
音声 | 含まれない | 含まれる |
互換性 | ほとんどのデバイスとプラットフォームで表示可 | 主にAppleデバイスで最適 |
サイズ | 一般的に小さい | 一般的に大きい |
Live Photoの撮影方法。
iPhoneでLive Photoの撮影方法を下記に紹介します。
- 「カメラ」アプリを開く
- カメラモードの「Live」を選択し、ライブモードにする
- シャッターボタンをタップする
- 「写真」アプリの「Live Photoタグ」に保存される
Live Photoとカメラの手順の違い
Live Photoの撮影方法は通常の写真モードと大差ありません。
違いがあるとしたら下記の仕様です。
- シャッターボタンをタップした後、撮影終了まで数秒かかる
- 写真アプリの格納先が「Live Photo」になる
見て分かる通り手順自体はカメラと一緒!
撮影時に少し長く撮影されることや格納先が違うといった手順以外の部分で少し違うことが分かるね
【方法】TikTokとLive photo
動くロック画面のデータを用意するには以下の2つを使います。
❶TikTok
❷Live photo
❶TikTok
私がお勧めするのは、TikTokの方法です。
TikTokでは動く壁紙のことをダイナミック壁紙と呼んでいます。
方法
お勧めする理由
私がTikTokをお勧めする理由は以下の2通りです。
理由2つ
- 操作が超簡単
- クリエイターさんが作った完成品をすぐ使える
『ダイナミック壁紙』という1つのツールとして専用ボタンが用意されている為、操作が超簡単です。
欲しい動画でダイナミック壁紙をタップするだけでダウンロード出来ます。
また《ダイナミック壁紙》で検索すると、優秀なクリエイターさんが作った作品がたくさん出てきます。
自分で1から作っても良いですが、初心者の方や編集技術を持ってないと1から作るハードルは高いですよね。
また色んなクリエイターさんの作品を通して目の保養にもなるので、TikTokはお勧めです。
デメリット理由
一方でデメリットは3つあります。
理由3つ
- 信頼出来るサイトか不安
- 非対応のものも結構ある
- 他人の作品なので使い方次第で盗作と疑われたりトラブルの元になり易い
TikTokに対して、警戒している人も一定数いますよね。アメリカも一時利用制限したりと制裁を加えていたりと、何かと話題になるアプリです。
また実際に色々ダウンロードしてみたんですが、結構ダイナミック壁紙に出来ない作品も多くありました。どんな動画でもOKなわけではないです。
最後に他人の作品を利用させて頂く為、何かとトラブルに巻き込まれ易いのも事実です。
きちんとルールに則り、またクリエイターさんへの配慮も忘れずに利用させてもらいましょう。
次はスタンダードなLive photoです。
❷Live photo
2つ目の方法はiPhoneに元々入っているLive photo機能を使う方法です。
Live photo機能はiPhone6s以降だったら利用することが可能です。
方法
Live photoのメリット
Live photoを利用するメリットは2つあります。
理由2つ
- アプリ不要
- 自分で撮影したデータで作れる
何より、他のアプリをいちいちダウンロードする必要がない事が1番のメリットでしょう。
最初に紹介したTikTokだと、会員登録〜使い方まで全てを完了しておかなくてはなりません。
比べて、Live photoはiPhoneの設定のみで完結するので、とても楽です。
また自分で撮影したものが使えるのも大きなメリットでしょう。
TikTokの作品を使うと、確かに綺麗ですが、自分の思い出や出来事とは無縁ですよね。
自分の大切な思い出や記憶を、ロック画面に設定したい人はこちらのLive photoがお勧めです。
Live photoのデメリット
同じく、こちらもデメリットがあります。
デメリットは2つ
- Live photoとして撮影したデータしか基本使えない(サードパーティアプリで変換すれば利用可能)
- 完全お手製なので、見栄えに個人差が大きい
Live photoとして撮影したデータしか使うことが出来ません。
みなさんはLive photoとして撮影したデータってどれくらいありますか?
私は間違えて撮影した時の1回のみです。基本的にLive photoの出番は限定されると思います。
ただ通常の動画をLive photoに変換することができるサードパーティ製のアプリをダウンロードすれば可能です。
またこれはTikTokとの比較になってしまいますが、作品の完成度としては、完全に己の力量次第で大きく変わります。
編集作業って、思った以上に時間も知識も必要です。その為、慣れていない人だと、画質や色合いが思った風に編集出来ない可能性があります。
TikTokだと、優秀なクリエイターさんが凌ぎを削って編集しているので、高品質なものがごろごろと出てきます。
自分に編集能力のある人、時間を取れる人以外はあまりお勧めできません。
設定に関しての注意点(共通)
TikTokもLive photoの場合も、共通して以下の設定だと壁紙が動かなくなるので注意が必要です。
- 視差効果をオンにする
- Live photoをオフにする
どちらか一方でも上記のように設定してしまうと、動かなくなり、ただの画像になってしまいます。
最後に
いかがでしたか?
もうすぐiOSのアプデでさらにロック画面のカスタマイズ性が向上される予定です。
動く壁紙に関してどのような変化になるかは未定ですが、今のうちから設定方法を知っていても損はないと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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