今日本の空き家を外国人が爆買いしています。
爆買いと聞くと、アジア圏が日本製品を免税店で大量に買うイメージを想像するかと思います。
しかし空き家の爆買いは世界中から購入されています。
それこそアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなど、むしろアジア以外の人が多くの興味関心、そして実際に購入している人が急増しています。
どうせ円安の影響でしょ?
確かに円安の影響もあります。
しかし本当は日本人と外国人の空き家に対する考え方の違いが大きく関与しています。
今回は外国人がなぜ日本の空き家を購入するのか?
日本人と外国人の考え方の違いとは何か?
に焦点を当ててわかりやすく解説していきます。
結論:【外国人】家はDIYするもの【日本人】家は立て直しするもの
結論から先に言うと、外国人と日本人は「家」に対する考え方が違います。
外国ではDIYが盛んで、必要なものは自分で作ってしまう機会が多いです。
修理も同じく、自分で修理できる部分は修理道具を買ってきてDIYで治してしまいます。
一方日本人は、自分で治すより業者に連絡するのが圧倒的に多いですよね。
修理費用も安くなく、築年数もかんがみて1から作り直そうという発想に至る機会が多いのではないでしょうか?
外国人は作り直すより修理すことを最重要視します。
以上のことから外国人が日本の古い空き家を見て思うことは、「あそこをDIYすれば、住むことができそう」になります。
一方日本人から空き家を見て思うのは、「取り壊し費用と、新築費用でいくらするのかな?」となります。
この家に対する根本的な違いから外国人にとって古い日本の空き家は宝の山になる可能性を秘めた場所なんです。
空き家の価値が下がる日本と下がらない外国
私も初めて知ったんですが、外国の土地や家は古くなったからと言っても早々価値が下がらないそうです。
一方日本の古い家は価値が下がりますよね。
理由は地震が少なく、損壊する可能性が低い為とかそれこそDIYで修理して家をアップデートする文化が強く関連していると思いますが、何が言いたいかというと、家の値段が下がらない外国の空き家を購入するより、家の値段が下がる日本の空き家を購入する方が断然お得だということです。
日本の土地を買って外国人は何をするのか。
日本の空き家は古くなれば値段が下がる為、値段の下がらない外国の家を買うよりお得に買えることはわかりました。
しかし日本の家を買って、果たして何をしようとしているのでしょうか。
これも千差万別ですが、ビジネスに生かしたり、別荘にしたり、日本にルーツがあり移住先として購入する人が増えているそうです。
ビジネスだと、例えばインバウンド用の民宿をオープンさせる、別荘にすれば外国で別荘を買うより安く手に入れられる、今はテレワークでも仕事ができる為、仕事は変えずに住居だけ日本に変更するなど使い方はいろいろできます。
まとめ
今回は外国人が日本の空き家を購入する理由について紹介しました。
もちろんこれだけの理由で空き家を購入しているわけでは無いと思います。
しかし円安で中古住宅に興味を示さない日本人、年々増加する空き家がある国はどこを探しても日本しかありません。そんなチャンスがまさに今到来しており外国人が日本の空き家を購入しているというお話でした。
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