ゴルフで畑岡奈紗が前日のルール違反により第2ラウンド開始前に失格処分を受けました。
本人は悔いても悔やみきれないと話しています。
現在アメリカで開かれているショップライトクラシックでの出来事です。
本記事では以下のことが理解できる内容となっています。
- 失格になった理由
- 失格に至るまでの経緯
失格になった理由
失格になった理由はルール違反です。
どんなルール違反かというと「ボールの捜索時間が規定の3分を超えているにも関わらず、ロストボール扱いせず、ドロップ場所から4打目を打った為。そしてそれをアテスト終了前に修正申告しなかったため」です。
ちょっと長いし何言ってるかわからん。
かみ砕くといくつかのルール違反を行ってしまったため重大な違反とみなされ失格となっているんです。
【ルール1】ボールの捜索時間
ゴルフのルールでは茂みなどに入ったボールを捜索するための時間が設けられています。
その時間3分。この3分以内で自分が茂みに打ち込んだボールを見つける必要があります。
3分を超えるとロストボール扱いに
仮に3分を超えるとロストボール扱いになります。
ロストボール扱いになると、1罰打と直前のストロークを行ったところからのプレーを行う必要があります。
実際に掛かった捜索時間は3分25秒
実際に畑岡選手が掛かった創作時間は3分25秒ほど。厳密にルールを守るならばロストボール扱いになり1罰打と直前のストローク場所からの打ち直しです。
しかし見つかった場所からそのまま4打目を打って試合を再開しました。
この結果から、畑岡選手は
- 捜索時間がオーバーしてもロストボール扱いにしなかった
- 1罰打のペナルティを入れなかった
- 直前のストローク場所から打たなかった
と言った複数のルール違反をおかしたことになりました。
アテスト前に修正申告しなかったことも違反対象に
さらにアテスト前にこのルール違反を修正申告しなかったこともルール違反の対象になりました。
指摘者は現地にいたリポーター
この事実を指摘したのはアメリカの現地にいたテレビ局のリポーターでした。
実際の映像で確認したところ捜索時間が3分25秒だったことが判明し、本日失格になったということでした。
捜索時間3分はグレーゾーンという事実
ルールブックでは捜索時間が3分と決められています。
しかし実情は誰も計測していません。要はだいたいそのくらいで探してねという感覚のグレーゾーンな時間なわけです。
実際当日も審査員が計測していたわけではありませんでした。
テレビ映像で判定することもケースバイケース
もう1つ本来テレビ映像のみでルール違反しているか判定にすることはないそうです。
これは有名プレイヤーばかりがテレビ中継に移り、不公平になってしまうという理由からです。
ただしこれには例外があります。それは現地にいた人からの指摘で映像により判定はOKだそうです。
今回指摘したのは現地にいたリポーターです。
その為、映像による検証の結果、3分25秒ということが分かり、それが有効となって失格になってしまいました。
畑岡選手のコメント
畑岡選手のコメントは「悔やんでも悔やみきれない。でもルールはルールだ。」と発言しています。
今後も頑張ってほしいです。
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