iMessage・SMS・MMSは何が違う?特徴や文字数、料金の違いについて

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今回は、

iMessage・SMS・MMSの違いについての解説です。

皆さんは各メッセージについての違いについてどのくらい説明できますか?

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電話番号でやり取りできるのはなんだっけ?

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吹き出しの色が人によって違うけどあれ何?

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実はお金がかかるって本当?

同じに見える各メッセージ機能には、実は細かな違いがあります。

また2023年11月現在、iMessageにおいてAppleは以下の大きな転換期を迎えています。

  • 2024年後半にRCSを検討
  • iOS17でiMessage機能を強化

これにより今後大きな注目を集めるiMessageを中心に、各メッセージ機能との違いについても紹介します。

目次

iMessageとは?

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iMessageの概要

簡単に言うと、

iMessageとは、Apple製品間でメッセージのやりとりができる、iOS独自の機能ということです。

iMessageでは、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信ネットワークを利用して、別のiPhone、iPad、iPod touch、Macにテキスト、写真、またはビデオを送信できます。これらのメッセージは常に暗号化され、青い吹き出しで表示されます。

https://support.apple.com/ja-jp/HT207006
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Apple製品専用機能ってことね。

iMessageの対応環境

Apple製品専用機能とは言え、必要なスペック(環境)があります。

必要なスペック(環境)
  • 【iPhone、iPad】iOS5以降〜
  • 【Mac】OS X10.8以降〜
  • Apple ID

電話番号とAppleIDを使ってメッセージを送受信します。

iMessageの特徴

iMessageの特徴として以下があります。

  • 料金
  • 文字・スタンプ
  • 自動でiMessage・SMS・MMSを使い分ける
  • 既読・未読機能
  • iCloud

料金

iMessageでのやり取りは通信料以外はかかりません。対Androidだと、通信料以外に全角70文字以内は3円程度掛かります。

iMessage同士であれば、画像や動画を送るのに通信料しかかかりません。さらにWiFi環境下なら、通信料すらかからず連絡を取ることが可能です。

文字・スタンプ

iMessage同士だと、文字やスタンプの制限がありません。

通常は文字制限があったり、送れるスタンプの種類が限られます。

スタンプの他に、LINEのスタンプ機能のようなステッカー要素も使用することが可能です。

自動でiMessage・SMS・MMSを使い分ける

相手がApple製品出なかった場合、iMessageで送ったらどうなるでしょうか?

実は自動で送信方法を変更して送ってくれています。ここが結構分かりづらく、混乱の元になっている人も多いはず。

簡単に下記に掲載します。

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自動で振り分けてくれるのは便利なんですが、テキストのみの場合は通信料以外もかかるSMSにされてしまうおそれがあります。

ここを自動で変更しない方法をご紹介します。

自動でSMS変更しない設定方法
  • 「設定」をタップ
  • 「メッセージ」をタップ
  • 「SMSで送信」をオフにする

このようにすれば自動でSMSにされません。

既読・未読機能

LINEのような、「既読」機能がiMessageにもあります。

iMessageでは「開封済み」と表記されます。「開封済み」になった時間も表示されるのでより具体的なやり取りが可能です。

ちなみにこの機能の良いところは、「開封済み」表示のオンオフを受信者側は自由に設定することが可能です。

iCloud

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送受信されたメッセージは全てiCloudに保存されます。iCloudに保存されることで2つのメリットがあります。

iCloudに保存される2つのメリット
  1. iPhone本体の容量が減らない
  2. 紐付けデバイス全てで確認可能

iMessageを使っているか確認する方法

iMessageは送る相手の情報によって自動でiMessage・SMS・MMSを使い分けています。

実はiMessageがどのように使い分けて送ろうとしているのかを確認する方法があります。

確認方法
  • メッセージ入力画面
  • 青のふきだしマーク

メッセージ入力画面

メッセージの入力画面には以下の2パターンが自動表記されます。その表記を確認することで、どう使い分けられているか確認することが可能です。

iMessageの場合

相手がApple製品の場合
相手がApple製品の場合

SMS・MMSの場合

SMS/MMSが相手の場合
SMS/MMSが相手の場合

SMSとMMSが一緒になっており、SMSに送りたくなければ、先ほど紹介した下記の方法で設定できます。

青のふきだしマーク

自分のふきだしマークの色で確認することができます。

相手がSMS/MMSの場合
相手がSMS/MMSの場合
相手がApple製品の場合
相手がApple製品の場合

上記のように、自分のふきだしマークが緑と青で判別が可能です。

スクロールできます
iMessageについてAppleAndroid
料金0円70文字以内で約3円
文字・スタンプすべて使える一部しか使えない
iCloud保存機能×
メッセージ入力画面iMessageSMS/MMS
ふきだしマークの色

SMSとは?

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iMessageと機能も見た目も似ているSMSについて違いを説明していきます。

SMSの定義

SMSとは、「Short Message Service」の略称です。電話番号を利用してメッセージを送受信するサービスのことです。

最近は、本人確認のためのSMS認証などで多用される印象が強いですね。

SMSの制限

画像や動画を送ることはできません。文字数も制限があります。

SMSの利用可能キャリア

利用可能なキャリアは下記の通りです。

SMS利用可能キャリア
  • au
  • SoftBank
  • docomo
  • 1部MVNO

MVNOに関しては、音声通話SIMユーザーなら利用可能ですが、データSIMユーザーはそのままでは利用できません。別途申込をすれば利用可能です。

SMSの料金

受信料は無料です。送信者側には料金が発生します。

料金が発生する理由は、電話網を利用しているためです。

1〜70文字までは3円程度かかります。現在の最大文字上限は670文字(全角)ですが、670文字書いたとしたら約33円です。

キャリア同士によっては無料になる場合もあります。

MMSとは?

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次にMMSというこれまたiMessageに似たメール機能について紹介します。

MMSの定義

MMSとは、(Media Msessaging Service)の略称です。

キャリア携帯会社が提供している独自のメッセージサービスです。LINEが覇権をとる前に主流だったキャリアメールのことです。

MMSの制限

各通信会社によって上限がバラバラですが、一度に送れるデータの容量を設けています。(下記参照)

スクロールできます
キャリア名1回に送れるデータ上限
docomo10MB
au3MB
SoftBank1MB
iCloud20MB
G-mail25MB
Yahoo!メール25MB

上限が設けられているとは言え、かなり自由に使用することができます。SMSのように写真や動画が送れないこともなく、ほぼ制限無しに使用できます。

MMSの利用可能キャリア

利用可能キャリアは以下になります。

MMS利用可能キャリア
  • au
  • SoftBank

docomoと格安SIMは対応していません。

MMSの料金

SMSと同じく、受信料は無料です。送信側は通信料だけです。WiFi環境下では無料で使用することができます。

まとめ

  • iMessageとはApple同士のみ使用可能のメッセージ機能
  • AppleはAndroidが使うメッセージも使える
  • 相手がApple製品かどうかで自動で使い分けることが可能
  • iMessageは画像と動画が送れる
  • iMessageはお金がかからない
  • 目印は入力画面の文字(SMS/MMS)【iMessage】と吹き出しの色(緑)【青】
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