今回の記事は、
クィディッチ・チャンピオンズのルールと実体験レビューについて紹介します。
ホグワーツレガシーが大成功を収めたハリーポッターゲームですが、2024年9月3日にクィディッチ・チャンピオンズという新しいハリーポッターゲームが発売されました。
ホグワーツレガシーと同じ会社でもないし、続編でもありません。
なーんだ。じゃあ別に買わなくていいか。
ホグワーツレガシーで不採用になったクィディッチでしょ?面白くないじゃないの?
ところがいざ発売して実際にプレイしてみると「めちゃくちゃドハマり」しちゃいました!
その最たる理由はゲームルールの調整です。
早い話がスニッチを獲得してもゲーム終了しません。大量得点も入りません。
スニッチの獲得ポイントは150→30点に弱体化されました。
ただこれだけで一気にゲームバランスが良くなり、白熱したクィディッチが楽しめるようになりました!
本記事では、その他小さなゲームルールの紹介や、実際にプレイしてみて感じたレビューなどを紹介します。
注意
本記事で紹介するルールやレビューは2024年9月4日時点でクィディッチ・チャンピオンズで採用されたルールです。
クィディッチってなに?
クィディッチとは競技の名前で、ハリー・ポッターの世界で登場する箒を使ったスポーツ競技のことを指します。
原作のクィディッチ
原作では1チーム7人編成で戦います。
クィディッチではそれぞれに役割が用意されています。
- チェイサー (Chaser):3人
- ビーター (Beater):2人
- キーパー (Keeper):1人
- シーカー (Seeker):1人
勝利条件は試合終了のときに得点が多いチームが勝利となります。
試合終了とはシーカーがスニッチを獲った時です。
注意してほしいのが、スニッチを獲得したら勝利ではありません。
スニッチを獲得したチームには150点与えられますが、150点加算されて試合終了し、その時に得点が大きい方が勝利チームとなります。
確か原作で、スニッチを獲得したけど、点数で負けてて敗北したゲームがあったような。。。
あくまでスニッチを獲得した後の点数が多いチームが勝利となります。
参考記事:ハリーwiki
ハリー・ポッター:クィディッチ・チャンピオンズとは?
まずはじめにクィディッチ・チャンピオンズの基本情報からご紹介します。
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | ハリー・ポッター:クィディッチ・チャンピオンズ |
ジャンル | スポーツ・アクション |
プラットフォーム | PS5, PS4, PC |
発売日 | 2024年9月3日 |
開発元 | Unbroken Studios |
発売元 | Warner Bros. Entertainment Inc. |
ゲームモード | ソロプレイ、オンライン協力プレイ、プレイヤー対プレイヤー |
ポジション | チェイサー、シーカー、キーパー、ビーター |
特徴 | キャラクターデザインや箒のカスタマイズ、クィディッチ・ワールドカップ、オンライン対戦 |
どんなゲーム?
原作のハリー・ポッターで登場する箒を使ったスポーツクィディッチ専用のゲームです。
箒の種類やコスチュームなど、いろんなカスタム機能もあります。
ただクィディッチ専用ゲームなので、ホグワーツレガシーのようなストーリーとかほぼ皆無です。
クロスプレイに対応!
クィディッチ・チャンピオンズはオンラインプレイにも対応していますが、クロスプレイにも対応しています!
正直ニッチな競技ゲーは否めません。
その為オンラインは人数が集まるか心配でしたが、クロスプレイに対応していればある程度の分母数は確保できますね。
シーカー以外もプレイ可能!
本作ではシーカー以外のポジションもプレイ可能です!
得点を地道に獲得するチェイサー、ブラッジャーを当てて相手を邪魔するビーター、3つのゴールポストを守るキーパーとどれでも好きなポジションがプレイ可能!
もちろんシーカーも使えます。
私は中学生の時に、PCのハリーポッターゲームを親に買ってもらいました。
その中でクィディチができたんですが、その時はシーカー限定でのプレイしかできませんでした。
それはそれで面白かったんですが、ほかのポジションもやってみたかったので非常に楽しみにしていました。
クィディッチ・チャンピオンズの独自ルール
本作と原作のクィディッチではどのような違いがあるのでしょうか?
明確にしながら全体のルールも紹介します。
- 勝利条件
- 金のスニッチ
- クアッフル
- 試合時間
- ブラッジャー
勝利条件
クィディッチ・チャンピオンズでの勝利条件は以下の2パターンのみです。
- 先に100点獲得する
- 試合終了時に得点が多かったチーム
冒頭でも書きましたが、原作では金のスニッチ獲得後、得点の多いチームが勝利でした。
ただ原作と同じくするとスニッチさえ獲得すれば良い「スニッチゲー」になってしまいますよね。
そこを考慮しスニッチの得点を30点にしたうえで、ゲームも終了しないように変更しました。
さらに大きな点差になる前にゲームが終了できるよう「100点勝利」という要素も追加しています。
金のスニッチ
まずは何といっても金のスニッチ(以下スニッチ)についてです。
原作にはない以下のルールに修正されました。
- 1回獲得で30点
- 試合終了にならない
- ゲーム開始2分後と5分後に投下される
1回獲得で30点
ゲームバランスが良くなったのがスニッチ獲得の効果が原作と違うようにした点です。
中でも獲得点数を30点にしたことが大きいと思います。原作は150点なので5分の1の効果に調整されましたが、これによりクアッフルの得点(10点)といい感じにバランスが良くなりました。
例えるならバスケットボールのスリーポイントシュート的な感じになりました。
試合終了にならない
スニッチを獲っても、ゲーム終了にならない仕様になっています。
試合自体はスニッチを獲得した後、それぞれ自陣へ強制的に戻されリスタートする形になります。(サッカーでいう得点が入った後中央からキックオフするのと同じ)
ゲーム開始2分後と5分後に投下される
試合は全7分間ありますが、残り5分と2分にスニッチが放たれます。
ゲーム内では「スニッチ出現まで」とカウントダウンがされスニッチが登場します。
クアッフル
クィディッチにはクアッフルというボールがあります。
原作だと、このクアッフルを相手ゴール(3つのリング)に入れれば得点を獲得できました。
本作のゲームではこれを相手ゴール(3つのリング)のうちどこかに投げ込めば10点得点がもらえます。
クィディッチではスニッチとクアッフルの2つの方法でしか、チームに得点を入れることができません。
スニッチは常に出ているわけでは無いので、基本的にはクアッフルを相手ゴールに決めることが主戦場になります。
このクアッフルですが、ゴールを決めた後数秒経過ののち放たれます。
試合時間
試合時間は全7分間になります。
強制的に終了するのは、どちらかのチームが100点入れた時だけです。
それ以外は7分丸々続きます。
途中残り5分と2分でスニッチが出現する仕様になっています。
ブラッジャー
ブラッジャーとはビーターがこん棒のようなもので叩き、相手へ当てる重たい砲丸のようなものです。
早い話が相手を邪魔するときに使うものです。
原作だとブラッジャーにあたったプレイヤーは骨折したり、気絶したリとその時その時によってダメージの大小がありました。
もちろん本作ではそんなことはありません。
一定時間動きが鈍ったり、操作ができなくなるなどのペナルティが加えられます。
またブラッジャーが自分に飛んできているかは、ゲーム画面上にポップアップされます。
タイミングよくボタンを押すとブラッジャーを交わすことができる仕様です。
【実体験レビュー】ここが面白い!クィディッチ・チャンピオンズ!!
ここでは実際にプレイしてみた実体験レビューを通して、クィディッチ・チャンピオンズの面白いところを紹介します。
- 予想外の本格クィディッチ!
- 攻防戦が熱い!
予想外の本格クィディッチ!
想像をはるかに超えるクィディッチで驚きました。
正直全然期待していませんでした。
昔発売されたクィディッチゲームのような「なんちゃってクィディッチ」感から抜け出せないと思ったからです。
原作や映画で感じたスピーディーでアクロバティックなクィディッチなんてゲームでできないと思っていました。
ところがこのゲーム想像以上にクィディッチしとる!!!!と興奮しました。
箒操作にドリフト機能や回避アクションまで搭載されており、ただ飛んでいくゲームではありません。
スニッチを追うときには、急な方向転換が必要です。
ドリフトでギリギリ曲がりながら、相手チームのシーカーとスニッチ獲得を繰り広げる画面は緊張感があります!
相手ビーターから飛ばされるブラッジャーを回避でよけながらクアッフルをゴールへ投げ入れるのも爽快です。
攻防戦が熱い!
正直な感想を言うと、バスケやアメフトっぽいなぁと感じました。
クアッフルを持ったら、全員で攻撃する。ゴールすれば相手ボール。ゴールできず相手へ取られたら全力で守備に走る。
オフサイドのようなパスのルールはありません。ビーターじゃなくても体1つで相手にぶつかりクアッフルを取ることも可能です。
【実体験レビュー】ここがいまいち!クィディッチ・チャンピオンズ!!
発売して間もないですが、初体験プレイとして正直いまいちだなと感じた点をご紹介します。
- オンラインが未開拓過ぎる
- 観客席がやみしい
オンラインが未開拓過ぎる
クィディッチ・チャンピオンズはオンライン対戦がありますが、まだリリース初日とあってオンラインがよくも悪くも面白いです。
上手な人は箒の乗りこなしがすごくて見とれますが、ほとんどの人はクアッフルをもって相手陣まで突っ込むのがほとんど。
クィディッチのルール自体がニッチなので、よくわかってない人も多いだろうし、オンライン環境も安定しないと思いますのでしょうがない部分かと思いますが、
観客席がさみしい
クィディッチの競技場にはたくさんの観客席が用意されています。
ここにもっと動く観客を入れてくれるとより盛り上がってる感が出ていいなぁと思いました。
お祭り的な感じのスポーツには観客の躍動感は必要!嘘でも必要!だと個人的に思っているので、
ただのテクスチャーでもいいから観客がいればより臨場感が増していいなと感じました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は発売したばかりの「ハリー・ポッター:クィディッチ・チャンピオンズ」の独自ルールについて解説しました。
原作のぶっとんだルールから現実的なルールに改変されたことで非常に面白いゲームになったと思います。
発売は2024年9月3日です。Switchのみ後日発表になります。
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