「LINEヤフーの個人情報漏洩流出問題」を分かりやすく解説

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11月27日にLINEヤフーから個人情報が約44万件流出したという内容が発表されました。

このニュースについて分かりやすく解説していきます。

LINEヤフーが第三者による不正アクセスで情報漏洩した5 - 「LINEヤフーの個人情報漏洩流出問題」を分かりやすく解説
目次

LINEヤフーの個人情報が漏洩

この問題点を一言で言うと、LINEヤフーの個人情報が漏洩したという話ことです。

漏洩数は約44万

どのくらい個人情報が流出したかというと、全部ひっくるめて約44万件です。

内訳としては以下の通り。

  • 【ユーザー情報】約30万件(302,569)※1
  • 【取引先情報】約8万件(86,105)
  • 【従業員に関する個人情報】約5万件(51,353)※具体的には、氏名・社員番号・メールアドレス

【ユーザー情報】約30万件(302,569)※1

ユーザー情報という枠だと約30万件流出していますが、日本ユーザーの情報はそのうち約12万件(129,894)です。

この約12万件の中には「通信の秘密」に関する情報も含まれています。

通信の情報とは簡単に言うと、法律で個人の通信に関する情報を守る権利のことです。通信事業に従事する人はむやみにユーザーの情報を見たり使ったりすることはダメだと法律で定められています。

流出した情報の中には以下のものは含まれていません

  • 口座情報
  • クレカ情報
  • LINEアプリのトーク内容

情報は暗号化されているが・・・

流出した情報に関しては、暗号化されているようです。しかしながら解読に長けている人なら個人情報の照合をすることができるレベルだそうです。

LINEヤフーの二次被害について

LINEヤフーは11月27日発表時点で二次被害の報告は受けていないそうです。

二次被害への今後の対策

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現在は二次被害は出ていませんが、これだけの大規模な流出なのでいつ出てきてもおかしくありません。

そこでLINEヤフーは以下のことを今後の対策として設けました。

  • 二次被害にあう恐れの対象者に対して個別に案内
  • 二次詐欺被害への注意喚起

二次被害にあう恐れの対象者に対して個別に案内

二次被害に今後あう可能性のある対象者に対して個別に案内を行っていく予定。もしかしたらあなたの二次被害の対象者として案内がくるかもしれません。

二次被害にあう恐れのある対象者とは

以下の対象者に案内がいく予定となっています。

  • 二次被害の恐れのある既存ユーザー
  • 二次被害の恐れのある退会済みのユーザー
  • 二次被害の恐れのある取引先
案内方法

以下の案内方法を利用するようです。

  • 登録済みのメールアドレス
  • LINE公式アカウント「LINE official account」を通じたLINEアプリへのメッセージ機能

二次詐欺被害への注意喚起

今回の事件は世間的にもかなり大きな衝撃を与えました。その為、詐欺会社などがこの事件を詐欺の材料としだますようなメールや電話を行い兼ねないということで注意喚起を行いました。

LINEヤフー個人情報漏洩の時系列

今回のLINEヤフー個人情報漏洩についての時系列としては以下の通り。

  • 【10月9日】LINEヤフーシステムに何者かがログイン
  • 【10月17日】LINEヤフーのセキュリティ部門が不審なアクセスを検知する
  • 【10月27日】不審アクセスの可能性が高いと判断し遮断など対策を始める
  • 【11月27日】情報漏洩を公式発表

情報漏洩した原因

LINEヤフーの情報漏洩・不正アクセスの原因について簡単に言うと、委託先のパソコンがサイバー攻撃にあった為です。

LINEヤフーは関連会社として韓国の大手AI会社である「NAVER」と一部機能を共有化しており、その共有化からサイバー攻撃を受けたとしています。

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