今回の記事は、
iOS17の写真アプリについて紹介します。
iOS17ではいろんな機能が追加された大型アップデートでした。新機能が注目される中、写真アプリは仕様変更を中心に大幅進化を遂げています。
今回はiOS17の中でも「写真」アプリにのみフォーカスして、詳しく丁寧に紹介していきます。
全部で9つの新機能があるよ!
【iOS17】写真アプリの新機能全9選
全部で9つの機能が実装されました。
- ビジュアルルックアップ機能
- 写真インターフェイスの変更
- ペットの認識機能
- カメラの水平機能
- QRコードのリンクの位置変更
- ワンタップクロップ機能
- シネマティックモードが他アプリで編集可能
- アニメーションステッカー
- フルページスクリーンショットが写真アプリで保存可能
ビジュアルルックアップ機能
ビジュアルルックアップとは?
写真アプリで「画像を調べる」を使用すると、写真やビデオに写っている人気のランドマーク、植物、ペットなどを特定し、それらの情報を調べることができます。「画像を調べる」では、写真から食べ物を特定し、関連するレシピを提案してもらうこともできます
Apple公式よりhttps://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph21c29a1cf/ios
例えばリンゴが写真に写っていたらリンゴの情報を表示してくれる機能のことです。GoogleレンズのiPhone版というとわかりやすいかと思います。
ビジュアルルックアップ機能の歴史
ビジュアルルップアップ機能が最初に登場したのはiOS16(アメリカはiOS15)からです。その為、iOS17の新機能ではありません。
ビジュアルルックアップ機能の内容
iOS17から次の2つが判別範囲として追加されました。
- 料理
- シンボルマーク
ここでいう「シンボルマーク」とは標識や洗濯表示のことを指します。
ビジュアルルックアップの画像
以下の画像を見ると料理、シンボルマークともに写真アプリで調べることができています。
料理の場合
シンボルマークの場合
ビジュアルルックアップ機能の操作方法
ビジュアルルックアップ機能は写真だけでなく動画にも対応しています。操作方法の違いは動画のほうがひと手間多いだけで基本的には全く同じです。
写真 | 動画 |
---|---|
2.「調べる」をタップ | 1.詳細画面で「i」マークをタップ2.詳細画面で「i」をタップ 3.「調べる」をタップ | 1.動画を一時停止する
ビジュアルルックアップ機能の関連記事
ビジュアルルックアップとは?と思った方は詳細を過去記事で紹介していますのでご参考になれば幸いです。
写真インターフェイスの変更
写真アプリの編集画面が変更になりました。変更になった箇所は以下の通り。
- 一部ボタン配置の変更
- 一部マークに日本語表記が付く変更
写真インターフェイスの変更箇所
一部ボタン配置の変更
「決定」と「キャンセル」の位置が下部から上部へ変更になっています。
英語だと「Done」「Cancel」だけど、日本だと、「✔️」と「✖️」表記だよね。
一部マークに日本語表記が付く変更
中央下部にある3つのマークにそれぞれ機能名が付きました。日本語だと以下の通り。(左から右へ)
- 調整
- フィルタ
- 切り取り
今までピンとこなかった記号もしっかり分かるようになって編集し易くなったね!
ペットの認識機能
iOS17から写真アプリがペットを認識して判別してくれるようになりました。
認識機能の歴史
今までは「人のみ」認識機能がありました。iOS17でペットの認識機能が追加されたことでより多くの写真が認識機能の対象になります。
認識機能の具体例
今までこんな画面だっと思うけど、ここにペットも出てくるってイメージだよ。
ペットの認識機能の対象動物
判別してくれるペットの種類は犬と猫のみです。
認識機能の名称
今まで認識機能の名称が「ピープル」でしたが、ペットの認識機能が追加されたiOS17後からは「ピープル&ペット」に変更になりました。
ペット認識機能の実際の画像
カメラの水平機能
実際に撮影するカメラ画面に追加で水平機能が追加されます。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
カメラ画面に「線」が出てきて、今カメラが水平になっているか確認することができるようになるよ!
カメラの水平機能を詳しく知りたい方へ
カメラの水平機能について、過去記事で紹介していますのでご参考になれば幸いです!
QRコードのリンクの位置変更
QRコードをカメラで読み込んだ時に出てくるリンクの場所が変更になります。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
今までQRコードの近くに出ていたリンクが、シャッターボタン近くまで下がって表示されるようになるよ!
iOS 17のQRコードの位置変更画像
ワンタップクロップ機能
カメラの編集(トリミング)に関してもっと便利になる機能です。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
この新要素で、既に写真を拡大した状態でもすぐトリミング編集に移ることができるよ!
今までは、
❶写真拡大→❷編集→❸一旦拡大キャンセル→❹トリミング→❺写真拡大という流れだったよね。
そう。この中の❸が無くなり、そのおかげで二重作業になっていた❺も無くなるよ!よりスムーズにトリミング編集がし易くなった形です。
じゃあ、
❶写真拡大→❷編集→❸トリミングになるってことだね!かなりのショートカット!!
シネマティックモードが他アプリで編集可能
iPhone13から実装された「シネマティックモード」がさらに便利になる新要素です。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
今までシネマティックモードって、写真アプリでしか編集ができなかったんだ!
僕はYouTubeの動画編集をルマフュージョンでやってるから、シネマティックモードの編集をするには、一旦写真アプリで編集するしかなかったんだよね。。。
ルマフュージョンが対応するかは分からな無いけど、この新要素によって、iOS17からは写真アプリ以外でもシネマティックモードの編集が可能になるよ!
アニメーションステッカー
ビジュアルルックアップ機能の背景切り抜きで、ステッカーが作れます。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
背景を切り抜いた被写体の画像でステッカーが作れるようになるよ!
ステッカーが作れるだけ?どんな活用方法があるの?
「メッセージ」機能でステッカーとして利用することができるよ!
そのほかに、ステッカーをデコることができるよ!
アニメーションステッカーの参考画像
フルページスクショが写真アプリで保存可能
スクショの保存方法について、もっと便利になる新要素です。
噛み砕いて紹介するとこんな新要素
今までフルページスクショって保存方法がPDFのみだったから、PDF対応のアプリでしか保存ができなかったんだよね。
iPhoneだと「ファイル」アプリなんかがPDFに対応してるよね。
そうそう。フルページスクショの内容って結局画像だから本当は写真アプリで見る方が便利なんだよね。
それがついに写真アプリに保存することが可能になったよ!
フルページスクショについて詳しく知りたい方へ
そもそもフルページスクショって何だっけ?という方は、過去記事で紹介していますのでご参考になれば幸いです!
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