iOS17でカメラに搭載された「水平」機能4つのポイントと今までの水平機能との違いについて

※追記＊2023年9月19日iOS17がついにリリースされましたので確定した情報を追記しました。

今回の記事は、

iOS17の新機能であるカメラの水平機能について紹介します。

皆さんはスマホ（iPhone）のカメラで撮影した写真を見返すと、斜めに撮っていた経験はありませんか？

iOS17で新機能として実装された水平機能は、そんな悩みをすべて解決してくれる機能なんです。もちろん三脚やジンバルなどの機材は不要です。

今回は実際に使ってみて感じた水平機能の4つのポイントを中心に紹介します。

iOS17の正式リリースは秋を予定していますのでしっかり予習しておきましょう！

※注意※本内容は、現在プレリリースされているiOS17の情報を元にした内容です。source：macrumors.comその為、正式なリリースで修正される場合もございます。以上をご理解の上、予習としてご覧いただけたら幸いです。

※【2023年9月19日追記】本日この水平機能もリリースされたので確定情報を更新しました。

iOS17の水平機能とは？

水平機能ってどんな機能？

iOS17で新登場したカメラの水平機能とは、iPhoneを地面と垂直に持った場合に自動でカメラが水平になっているかサーチし、カメラ画面に横線（白線は斜めの状態、黄色線は水平の状態）として表示してくれる機能のことです。

水平機能を実際の画像で比較する

iOS17で実装されたカメラの水平機能を実際の写真で解説します。

iPhoneが水平になっていない状態

上記写真の中央にある横線が今回新機能として実装された水平機能を表示する横線です。上の横線の色は白色ですよね。なので、このiPhoneのカメラは水平状態になっていない（厳密には右に傾いた状態）ことを表しています。

一方水平になった画像を見てみましょう。

iPhoneg水平になっている時

今度の画像では白線ではなく黄色線に変わっていますね。黄色線は水平の状態になっていることを表しているので、このカメラの状態は地面と水平になっていることになります。

水平機能のメリット

多くの人はiPhoneで撮影するとき手に持って撮影しているはずです。

iPhoneは一眼カメラと違い軽量で三脚のような道具も要らず手軽に撮影ができます。しかしその反面足場や手元が不安定の為、手振れや斜めのまま撮影してしまいがちという欠点があります。

今回実装されたカメラの水平機能のメリットとしては、今までiPhoneの撮影に足りていなかった傾き（角度）を画面上に映し出すことで、精度の高い正確な被写体のまま撮影できる補完性です。

水平機能の設定手順

iOS17にアップデートした状態で、以下の手順から水平機能をオンオフすることができます。

今までの水平機能との違い

実はiOS17前にもカメラの水平機能はありました。ただこの水平機能はiPhoneが地面と水平になっているかどうかを検知してくれる機能でした。

	iOS16以前からある水平機能	iOS17で実装された水平機能
どこが水平？	iPhone本体が地面と水平	iPhoneのカメラの向きが地面と平行
水平を表すマーク	＋（プラス）	－（横線）
水平になった後のマークの挙動	画面に残り続ける	消える

iOS17で実装されたカメラの水平機能4つのポイント

実際に水平機能を使ってみて4つのポイントがあると感じたので紹介します。

画面中央に出る横線はリアルタイムで傾きを検知してくれる

水平機能をサーチする表示方法はカメラ画面中央に横線として現れます。この横線で今撮影しているiPhoneの角度が水平かどうかを調べながら撮影ができるんですが、ポイントはこの横線がリアルタイムに検知してくれる機能を果たしてくれていることです。

例えば右にカメラが傾いていたら、横線は右に傾いて表示されます。今度は左にカメラを傾けると、右に傾いていたところから左へ徐々に動き傾きます。

iPhoneで撮影しているときには手元や足元が不安定な状態が続く場合が多いです。そんなとき水平な状態をずっと検知してくれるので、徐々に水平に標準を合わせやすいため非常に便利です。

Cool new level built into the Camera app #ios17 pic.twitter.com/wRqCw2DZux

— Fritz Klug (@fritzklug) June 6, 2023

黄色線（水平状態）になったら、横線が消える

カメラが水平状態になったことを表す黄色線ですが、この状態になってしばらくすると黄色線は一度消えます。おそらくですが、撮影の邪魔をしないよう自動で消える仕様になっているんだと思います。

黄色線になったら線が自動で消えるため、できるだけ素早く撮影を開始しましょう。

白線（斜めになっている線）は傾きが急すぎると出てこない

白線はあまりにもiPhoneの傾きが急な場合には出てきません。ある程度傾きが水平に近づいてくると出てくる仕様なので、不具合と勘違いしないよう注意しましょう。

縦横どちらの撮影でも使える

水平機能はカメラの向きが縦であろうが横であろうが関係なく使用することができます。使い方や仕様は同じです。

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