モバイル保険をiPhone持ちにおすすめする理由。Apple Care＋との比較も徹底解説

iPhoneの保険と言ったら「Apple Care＋」が有名ですよね。iPhoneの破損や水没に対して修理費用を補償してくれる保険ですが、月払いだと1,580円ほど掛かります。値段が高く加入していない人も多いのではないでしょうか？

実はAppleCare＋以外にもiPhoneを補償してくれる保険はあります。しかも月額700円で年間10万円の補償が付いてきます。さらにタブレットやゲーム機含め最大3端末まで保険に入れることが可能です。

今回はお得で補償範囲の広い「モバイル保険」についてApple Care＋と比較しながら詳しく紹介していきます。

モバイル保険とは？

モバイル保険とは、保険会社が行っている補償サービスの1つです。他企業もiPhoneの保険を行っていますが、モバイル保険は業界№1の人気保険になっています。

引受保険会社	さくら少額短期保険株式会社
設立	2006年
シェア率	№1※１
月額料金	\700
補償内容	外装破損、損壊、水濡れ全損、故障、盗難 など
最大補償端末数	3台まで
最大補償金額	主端末：\100,000 副端末：\30,000

モバイル保険HP→https://mobile-hoken.com/

AppleCare＋とは？

AppleCare+とは、Appleが提供するApple製品専用の保証サービスです。
「AppleCare+ for iPhone」「AppleCare+ for iPad」といったように製品ごとに名称が少し異なりますが、サービス内容としてはほぼ同じです。

モバイル保険をiPhone持ちにおすすめする理由

モバイル保険をiPhoneユーザーにおすすめする理由として以下の5つがあります。

• 月額700円
• 補償範囲が広い
• 年間10万円まで補償
• 最大3端末まで補償可能
• スマホ以外の端末も補償範囲

月額700円

モバイル保険は月額700円で入れるスマホ保険です。iPhoneのシリーズを通して一律700円で加入することができます。AppleCare＋と比較してみましょう。

	AppleCare＋（一括 / 月額）	AppleCare+ 紛失・盗難プラン 料金（一括 / 月額）	モバイル保険（月額）
iPhone 15 Pro / iPhone 15 Pro Max	31,800円 / 1,580円	34,800円 / 1,740円	700円
iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Max	29,800円 / 1,480円	31,800円 / 1,600円	700円
iPhone 15 Plus / iPhone14 Plus	28,800円 / 1,380円	31,800円 / 1,540円	700円
iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max	29,800円 / 1,480円	31,800円 / 1,600円	700円
iPhone 15 / iPhone 14 / iPhone 13 / iPhone13 mini	23,800円 / 1,180円	26,800円 / 1,340円	700円
iPhone 12 / iPhone 12 mini	23,400円 / 1,180円	25,400円 / 1,280円	700円
iPhone 11	23,400円 / 1,180円	25,400円 / 1,280円	700円
iPhone SE（第3世代）	11,800円 / 580円	13,800円 / 700円	700円

AppleCare＋はシリーズごとに月額料金が変動するのが特徴です。一方モバイル保険は一律700円で加入できます。

iPhoneSEのみAppleCare＋が安く加入することができますが、それ以外は圧倒的にモバイル保険がお得です。

補償範囲が広い

モバイル保険はAppleCare＋よりも安価で入れますが、補償範囲はどうでしょうか？AppleCare＋とモバイル保険の補償範囲を以下で比べます。

	Apple Care＋	Apple Care＋紛失・盗難プラン	モバイル保険
破損・汚損	〇	〇	〇
水濡れ	〇	〇	〇
故障	〇	〇	〇
盗難・紛失	×	〇	盗難〇紛失×
データ復旧	×	×	×
バッテリー補償	△※１	△※１	×

モバイル保険はAppleCare＋の補償範囲部分はもちろん、「盗難」に関しても対応してくれる保険です。バッテリー補償に関しては、補償対象外ですが、AppleCare＋もバッテリー容量が80％以下になった場合のみという条件が付いています。

私のiPhone13Proはちょうど2年使用してバッテリー容量が85％になりました。一概には言えませんが、80％以下になるには最低2年半以上掛かると推測します。

年間10万円まで補償

AppleCare＋に加入していても自己負担額が発生するのをご存じですか？一方モバイル保険は年間で最大10万円の補償をしてくれ自己負担額を0円にすることができます。

	Apple Care＋	モバイル保険
画面修理	\3,700	\０
その他修理	\12,900	\0

モバイル保険も年間10万円以上の費用が掛かった場合は自己負担額が発生します。しかし10万円を超える修理が起こる確率はめったにない為、ほとんどの人が自己負担\0で済むでしょう。

最大3端末まで補償可能

	修理可能の場合	修理不能の場合
主端末 （必須1台）	最大\100,000	・購入金額 ・\25,000 いずれか低い方
副端末 （任意：最大2台）	最大\30,000	・購入金額 ・\7,500 いずれか低い方

モバイル保険は自分のiPhone含め最大3端末まで補償してくれます。もちろん1台でも3台でも月額700円は変わりません。

主端末が最大10万円の補償、副端末は2台で合計3万円までの補償をしてくれます。副端末は合計3万円と主端末に比べて見劣りしますが、そもそもAppleCare＋は1台しか補償してくれない為、補償制度があるだけお得だといえるでしょう。

副端末は自分のもの以外にも保険を掛けることができます。例えば、家族で使っているタブレットやゲーム機まで補償してくれます。

iPhone以外の端末も補償範囲

モバイル保険はiPhone以外の端末も補償してくれます。主な端末として以下の通りです。

• タブレット
• ワイヤレスイヤホン
• ノートパソコン
• Switch
• PS5

ポイントとしてはWi-Fiルーターなど無線通信が可能な端末が対象になるということです。最近の機種のほとんどは無線通信が可能なので、多くの端末が補償に組み込むことができるでしょう。

モバイル保険のデメリット

ここまでモバイル保険の良さを書いていると「うまい話には裏がある」と疑ってしまう人も多いと思います。実際ネット検索で「モバイル保険」と検索すると、

• 「モバイル保険　デメリット」
• 「モバイル保険　評判」

といったワードが出てきます。モバイル保険も万能ではなくいくつかデメリットがるので包み隠さず紹介します。

• 年払い制度がない
• 保険が下りないこともある
• 支払い上限がある
• 解約方法がわかりにくい

年払い制度がない

モバイル保険は月額払いのみです。年払いはありません。

一方AppleCare＋は年払いと月額払いから選択することが可能です。年払いのほうが割安になる為、お金に余裕がある人は断然年払いをおすすめします。

モバイル保険はというと月払いのみなのでお得感などはありません。ただそもそも月額700円という破格の安さで保険に入れるのでそこまでデメリットではないと個人的に思います。

保険が下りないこともある

モバイル保険に入っていても条件次第では保険が下りない時があります。ただどの保険も一定の条件を設けている場合がほとんどです。モバイル保険がほかの保険に比べて下りにくいわけではありませんのでこちらも大きなデメリットではありません。

支払い上限がある

支払い上限とはモバイル保険の場合主端末\100,000、副端末\30,000のことを指します。支払いに上限こそ設けられていますが、10万円もあれば十分な人がほとんどです。AppleCare＋は必ず発生する自己負担額が発生する場合もありますし、そもそも副端末の補償はありません。

解約方法がわかりにくい

ネットで「モバイル保険」と検索すると「モバイル保険　解約」というワードが出てきます。詳しく調べると解約方法が不明と書かれていたりします。

モバイル保険の解約方法はマイページから簡単に行うことができます。悪意を持って解約ボタンが隠されていたり、何度も解約の確認をしてくるようなものではないので安心してください。

まずはは試してみる

モバイル保険は700円払えばすぐ始めることができる保険です。AppleCare＋のように高額でもありませんし解約料も発生しません。スマホ保険を検討していたり、近々旅行に行く人などは試しに加入していて絶対損はないです。辞めたければすぐやめればいいだけです。年々高騰するスマホの費用や周辺機器にも保険に入れることのできるモバイル保険は非常にお得で安心の保険だということが分かりました。

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