１７年続いたコフレドールシリーズが2024年12月末で、全世界の売り場から無くなります。

もちろん日本も例外ではありません。というかコフレドールは花王傘下のカネボウ化粧品が手掛ける日本のコスメなので、真っ先に無くなります。

コフレドール公式HPより発表があったので本当です。リニューアル情報は全くありません。2024年の4月1日に発表されました。

原因は事業戦略の見直しで終了と公式HPに記載されている為、これが正式な回答です。

おそらく中価格帯の化粧品ブランドの業績が不審しており、高い化粧品と安い化粧品、特に韓国コスメが人気をキープしている為、販売終了を決めたのだと推測します。

本記事ではこれらコフレドール終了についての内容について徹底解説します。

コフレドールとは？

コフレドールとはドラッグストアを中心に展開している化粧品ブランドの１つです。

2,000円～5,000円程度の中価格帯の化粧ブランドとして長らく日本の化粧品として人気を博していました。

2007年に発売しているので、多くの方に認知され、中には長く愛用している人も多いと思います。

コフレドールの販売元

コフレドールの販売元はカネボウ化粧品です。

カネボウ化粧品は2006年に花王グループの傘下となり花王の子会社になっています。

なのでコフレドールの大元である親会社は花王となります。

2007年より販売開始

コフレドールは2007年より販売を開始したブランドです。

2024年で販売が終了する予定なので17年間の歴史に幕が下りることになります。

コフレドールが販売終了する理由

コフレドールが販売終了するのは事業戦略の見直しです。

コフレドールの公式ページには

下記のように書かれています。

なぜ、ブランド終了するのですか？​

2007年の誕生以来、多くのお客様にご愛顧いただいておりましたが、事業戦略の見直しに合わせ、誠に勝手ながら、製造販売を終了させていただくこととなりました。

引用元：コフレドール公式

販売終了したコフレドールはリニューアルするの？

結論リニューアルしません。まだ確定ではありませんが、現時点では何も情報がありません。

コフレドールの公式ページにて

代替商品はありますか？

とのQ＆Aが掲載されていますが、カネボウブランドすべてを紹介しており、明確な代替商品の案内は行っていません。つまりリニューアルも代替商品も無い状態か決まっているけど公表できないだけだと推察されます。

代替商品について

花王ブランドの他のブランド、花王ブランド カテゴリー別商品一覧を参考にご検討ください。　

引用元：コフレドール公式

コフレドールのSNS関連について

コフレドールはいくつか専用のSNSアカウントを持っています。

それらの使用期限は現在のところ未定だそうです。確定次第公式にて発表するそうです。

LINEのCOFFmi、インスタグラム、X（旧Twitter）、Facabookは、いつまで使用可能ですか？​ ​

現時点では終了未定です。​
決定次第、SNSからご連絡いたします。​

引用元：コフレドール公式

コフレドールのほかにもAUBE（オーブ）も無くなる

知名度が高いコフレドールの終了が目立ちますが、実はAUBE（オーブ）も販売終了が決定しています。

AUBE（オーブ）に関しては2024年8月に販売終了します。

「AUBE」ブランド終了に関するお知らせ

日頃よりAUBEをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

この度、AUBEは、2024年3月から順次生産を終了し、8月末を目途に販売を終了させていただくこととなりました。
つきましては、店頭在庫がなくなり次第、商品によって店頭販売終了が早まる可能性がございます。

1994年のAUBE誕生以来、大変多くの皆さまにご愛顧いただきましたことを、心より厚く御礼申し上げます。

引用：AUBE公式

コフレドール販売終了に伴う現在の化粧品業界

17年も続き、日本人の多くが認知している化粧ブランド、コフレドールが無くなるのは衝撃ですよね。

公式の販売終了理由には事業戦略の見直しということでしたが、この17年間で中価格帯の化粧ブランドの業績が不審になっています。

現在は高級化粧ブランドとプチプラと言われる低価格帯、（特に韓国コスメが人気）の二極化が大きくシェアを占めており、中価格帯の化粧品ブランドは不振が続いています。

私の知人にドラッグストアで働いている人がいるんですが、年々中価格帯の化粧品ブランドが占める棚の本数が減ったり、ドラッグストア業界も販売推進に力を入れなくなったと言っていました。（あくまで知人の個人的見解ですが）

さらに花王の業績不振もあり長く愛用されてきたコフレドールが販売終了することになったのかもしれません。

　花王は、２０２３年１２月期まで５期連続の最終減益だった。同期には中国での紙おむつの生産終了や化粧品事業の構造改革費などとして５４７億円を計上。今年度中に約３０の化粧品ブランドを２５程度に整理する。

引用元：「コフレドール」販売終了へ　構造改革の一環―花王

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