※この記事は筆者が実際に使ってみた個人的解釈が含まれる箇所がございます。あらかじめご了承ください!
今回は、
Google MAPについての解説です。
みなさん地図アプリは何を使っていますか?
大半の人はGoogleマップをよく使う・あるいは使ったことがあると思います。
このGoogleマップに最近「イマーシブビュー(Immersive view) 」という機能が追加されました。
今回はこの追加機能について紹介します。
ソース元
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view) とは?
今回取り上げたGoogleのイマーシブビューとはいったいどういうものなのでしょうか?
イマーシブビューの定義
イマーシブビューとは?
イマーシブ ビューは、場所を探索するまったく新しい方法です。実際にある場所を訪れる前に、まるでそこにいるかのように感じることができます。AI とコンピューター ビジョンの進歩を利用したイマーシブ ビューは、数十億枚のストリートビュー画像と航空写真を組み合わせて、デジタルで世界を再現します。さらに、将来の天気や交通状況、場所の混雑状況など、役立つ情報を重ねて表示することができます。
【Google Japan Blog】
いまいちわからん・・・。
なんかすごそうなのは何となく感じますよね。
イマーシブビューを一言で言うと?
イマーシブビューを一言で言うと、2Dゲームが3Dゲームになった感じだと解釈しています。
今までスーパーファミコンでプレイしていたマリオがマリオ64で3D化した感じだとわかりやすい?と思います。
グーグルマップは今まで2Dの世界でした。若干立体的に出来る仕組みはありましたが、皆さんが使うときのGoogle画面って2Dのイメージだと思います。
その2Dに「高さ」が加わり、3Dになったのが今回のイマーシブビューです。
イマーシブ ビューは、数十億枚のストリートビュー画像と航空写真を組み合わせて、デジタルで世界を再現します。さらに、将来の天気や交通状況、場所の混雑状況など、役立つ情報を重ねて表示することができます。
【Google Japan Blog】
イマーシブビューの実際の映像
「百聞は一見にしかず」と言うことで、実際の映像を下記よりご覧下さい。
上空からの衛生写真と、地上からの映像を掛け合わせることで、2次元ではなく3次元空間の情報を提供することができる、これがイマーシブビュー(Immersive view)の凄さです。
簡単に聞こえるかもしれませんが、地球に関する膨大な情報を持っているGoogleだからこそできる所業です。
イマーシブビューはレイヤーのようなもの
これも個人の解釈なんですが,イマーシブビューはレイヤーのようなものと思っています。
レイヤーとは?
レイヤー (Layer) とは、グラフィックソフトウェアなどに搭載されている、画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のことである。レイヤとも呼ばれる。日本語では層、重ね合わせの意味である。Adobe PhotoshopやPainterなどの商用ソフトだけではなく、フリーのグラフィックソフトウェア(GIMPなど)にも搭載されているものがある。
出典元:Wikipediaより
昔でいうセル画のような感じです。いろんなパーツが上から重なり合って1つのシーンを作るみたいな感じです。
イマーシブビューは数十億枚のストリートビュー画像と航空写真を組み合わせて、デジタルで世界を再現するんでしたね。3Dのオブジェクトを数億枚のスクリーンショットや航空写真を重ねて作り出します。
そしてそのあと、さらに、将来の天気や交通状況、場所の混雑状況など、役立つ情報を重ねて表示して完成されます。
3Dの上に将来の天気や交通状況などの情報のレイヤーを重ねてできるのがイマーシブビューだと個人的に解釈しました。
レイヤーであれば必要なものだけ重ねて、不要なレイヤーは外すことができるもんね。
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)の対応都市
イマーシブビューは全世界が対応しているわけではありません。今後拡大を続けますが、まだ一部の地域限定の機能になります。
現在対応しているエリアは以下の通りです。
ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトル、フィレンツェ、ヴェネツィア、アムステルダム、バルセロナ、ロンドン、ダブリン、パリ、東京の15都市で、順次展開を始める予定だ。
【Googleマップ、AI活用「イマーシブビュー」など開始】 2023年10月27日 13時45分更新
東京で言うと、下記のモニュメントが対応しています。
- 東京タワー
- スカイツリー
- 浅倉寺
今後これが対応地域や、全モニュメントに対応するかは不明です
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)の使い方
ここではGoogleイマーシブビューの使い方について手順を説明します。
以下の流れでイマーシブビューを使うことができます。
- 「Googleマップ」をタップ
- 見たい目的を検索(今回はスカイツリーを検索)
- 検索結果の箇所をタップ(画像でも文字でもOK)
- イマーシブビューの画像をタップ
- イマーシブビューの映像が流れます
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)のメリット
立体的に表示できるのはわかったけど、これがなんの役に立つの?
このような疑問を持った方もいらっしゃると思います。
ここではイマーシブビューのメリットについて、紹介したいと思います。
没入感のあるシュミレーションが可能に
マップアプリで場所を検索するときに、どの信号で曲がれば良いか、近くの建物の名前といった、ざっくりした情報がキーポイントだった経験はありませんか?
- 第3駅前ビルを右折
- 行末橋2丁目の信号を左折
第3駅前ビルってどこ?
2丁目ってどこ?そもそも行末橋って何?
このようにざっくりした情報がキーポイントだった為、目的地も分かりづらく慌てた経験があります。
今回紹介しているイマーシブビューを使えば、見たことのないビルや橋の情報を3次元で得ることができます。
あたかも自分がいったことがあるほど没入感のある情報が手に入るわけです。
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)のデメリット
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)のデメリットは以下の通りです。
- 情報が多すぎて操作しづらい
- データ通信量が多くなる
情報が多すぎて操作しづらい
機能が追加されることは、珍しさでわくわくする反面、限られたスペースの取り合いで窮屈になります。
あふれそうなコップの中の水にさらに水を追加するようなイメージです。
中身のスペースは変わらないけど、こぼれないようにギリギリでどうにか対応する。水の場合は表面張力の感じですかね?
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)は追加機能です。Googleマップのほかの機能との交換ではありません。その為、新たなスペースが必要になります。嬉しいことですが、Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)にはたくさんの追加機能が予定されています。
それでいてほとんどの人はGoogleマップのイマーシブビュー(Immersive view)をスマホで操作することになります。
そうなってくると小さなスマホ画面の中が窮屈に感じてしまうと思います。そこがデメリットかなと感じました。
その情報が必要な人にとっては大変ありがたい追加機能ですが、単純に道順さえ教えてくれれば良いという人にとってはスマホが窮屈になっただけかもしれません。
データ通信量が多くなる
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)はストリートビューより多くのデータ量を使います。
その為、データ通信量が多くなってしまうという点がデメリットと感じます。
ほとんどの人がGoogleマップのイマーシブビュー(Immersive view)を外出先で使います。
ポケットWi-Fiや使い放題の人は問題ないかもしれませんが1か月の通信量に制限を掛けている人にとってはあまり多用できない機能かと思いました。
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)はかなり優秀な機能なので、フリーWi-Fiなどを上手に使っていければ、通信量の心配なく大活躍することができるでしょう。
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Googleイマーシブビュー今後の展望
今後の展望として、対応都市を拡大していきながら、機能面も充実していく予定だそうです。
天気
イマーシブビューに自分が希望する天気を設定することで、各天気の場合のイマーシブビューも確認することが可能になります。
自分が行く時の天気がわかっていれば、より綿密な予定を立てることが可能です。
交通量
リアルタイムの交通量や混雑状況も把握できるようになる予定だそうです。
インドアビュー
Experience a place before you go there 🤯 with our new immersive view pic.twitter.com/BYhaZTTnCs
— Google Maps (@googlemaps) September 28, 2022
店内の様子としてイマーシブビューを利用可能になるようです。
これで気になるお店の店内を没入感のあるイマーシブビューで確認することができます。
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)とストリートビューの違い(実際に使ってみた)
1番多い意見として今までのストリートビューとどう違うの?というところだと思います。
両方を使ってみて正直な感想ですが、慣れれば圧倒的にGoogleマップのイマーシブビュー(Immersive view)が優れています。
ただ慣れていない人や、目的地だけわかれば良いという方にとってはストリートビューの方が良いと感じました。
このような意見になった理由は1つだけです。
それは使う人が欲しい情報がどのくらいなのか?ということです。
Googleマップのイマーシブビュー(Immersive view)はストリートビューより圧倒的な情報を提供してくれます。
さらにすごいのがリアルタイムの交通情報や予想天気まで教えてくれます。対応しているお店であれば店内の中の様子まで立体的に教えてくれます。とにかくありとあらゆる情報をしかもリアルイムの情報を教えてくれるのがイマーシブビューのすごいところ。
デメリットは情報が多すぎていらない情報まで提供してくれるところです。
例えば単純に目的地(例として東京タワー)の道順を知りたいだけだとしますよね。
イマーシブビューだと、東京タワーのお店や、近くの雨雲の様子や天気、交通情報、人込みが多いかどうかまで提供してくれます。
おそらく多くの人がスマホの画面でGoogleマップを使いながら東京タワーに行きます。
スマホの限られた画面に以上のようなたくさんの情報が入ってくるのです。
ただ道順だけ知りたい人にとっては邪魔で仕方ありません。
以上のことから、実際に私が使ってみて感じたのは、使い手に合わせてストリートビューとイマーシブビューを活用すればよいと感じました。
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