



はじめに
本記事は、iPhoneの撮影テクニックについて紹介します。
みなさんはスマホで映像を撮る時、何を気をつけていますか?




画面に手が入らないこと!




画質を高画質に設定して撮影するよ!




手ブレしないように気をつけてるよ。
人それぞれ色んな気をつけるポイントがあると思います。どれも大正解です!




僕は光が1番のポイントだと思う。
ただ、iPhoneマニアの夫は上記のどれも当てはまらない答えを1番に注意することにあげました。
4年ほどiPhoneだけであらゆるSNSの撮影〜編集までやってきた夫なりの答えの理由を深堀します。



結論
先に結論を箇条書きで記します。




予習のような感じで何となく読んでみてね
Q1.【結論】1番気を付けることは?
光
Q2.結論に至った理由は?
iPhoneのイメージセンサーが小さいから
Q3.気をつけないとどうなる?
①ノイズ②ぼやけ③ピンボケ
Q4.撮影する上で何か対策できる?
①光量を増やす
②屋外で撮影する(日中)
③黒色の撮影を控える
④白色の撮影を控える
Q5.対策として効果的なアイテムはある?
①照明
②照明土台(ゴリラポッドがおすすめ)
③ノイズ除去のサービスを受ける
Q6.やってはいけないNG行為は?
①ISO感度を上げ過ぎる
②ハイライトを変える
③FPSを変える
④複数の照明を充てる
Q7.対策アイテム・課金無しで今すぐ綺麗な映像を撮りたい時は?
屋内で撮影しない



iPhoneの撮影の出来は光量が全て



写真でも動画でも言えることですが、iPhoneで最も注意すべきことは光量だと断言できます。
理由は iPhoneのイメージセンサーが小さいからなんです。
イメージセンサーとは?



イメージセンサーとは、光を吸収して電気信号化し、映像美を表現するカメラのセンサー部分のことを指します。
センサーが大きければ大きいほど、映像美が綺麗に映ります。
iPhoneはこのイメージセンサーが小さいんです。
スマホ界隈では決して小さくない



誤解しないで頂きたいのは、この小さいという意味は、一眼レフやミラーレスなど、本格的なカメラと比較した時の話です。
iphoneのイメージセンサーは他のスマホに比べて別に小さいわけではありません。
よく聞く、「iPhoneの新機種はカメラしか進化してない」という内容の真相



iPhoneの機種が最新になればなるほど、イメージセンサーが拡大されており、Appleもカメラの弱点がイメージセンサーにあることは理解されています。
毎年iphoneの新機種が発表になる時に必ず耳にする「iPhoneカメラしか進化してない」理論。
この理論を噛み砕くと「iPhoneのカメラが進化した」箇所のほとんどが、イメージセンサーの拡大にたどり着きます。




ちなみに最新の iPhone14proのイメージセンサーは1.3インチ。これは高級なコンパクトデジタルカメラ(1インチ)に匹敵する大きさです。
光量が少ないと発生するノイズ



光量が少ない場合、主に以下の現象が起こります。
- ノイズ
- ピンボケ
- ぼやけ
中でも深刻‘なのは、1.ノイズの発生です。
ノイズとは?



ノイズとは、光量が少ない場所をISO感度というカメラの機能によって無理やり明るくした結果、ザラザラした模様が出てしまう現象です。







ノイズについての解決策



iPhoneの撮影において、ノイズの解決策は以下の4つを推奨します。
- 光量を増やす
- 屋外で撮影する(日中)
- 黒色の撮影を控える
- 白色の撮影を控える
光量を増やす
ノイズの原因は光量不足なので、光量を増やす方法が最も効果的です。
私は以下のアイテムを使ってノイズが入らないようにしています。






屋外で撮影する(日中)



日中には太陽が昇っています。太陽は1番明るい照明なんです。 iPhoneでノイズが起きる時と言うのは、大抵が屋内か夜の撮影の時です。
屋内、夜の両方にないもの、それは太陽なんですよね。と言うことは日中に屋外で撮影すれば暗い場所でも光量が十分な為、ノイズが発生しにくいんです。
黒色の撮影を控える



光量があっても、被写体が黒ければ、ノイズが生じることがあります。
これは黒色の色数が少なくいわゆる「黒潰れ」が生じやすい為なんです。
この対策としては、Log撮影という方法があります。 iPhoneでも1部のアプリで利用可能なので興味がある方は試してみてもいいかもしれません。(有料なので注意)
ちなみに私はこのLog撮影を活用することでノイズがほぼ出なくなりました。









白色の撮影を控える



上記で説明した「黒色の撮影を控える」の白色バージョンです。
こちらはいわゆる「白飛び」と言われています。
より安定したパフォーマンスを目指す人向け



光源さえ抑えれば十分なんですが、もっと上級者を目指したい方へ、以下のアイテムをおすすめします。
- 照明土台(ゴリラポッド)
- 反射板
照明土台(ゴリラポッド)



- 手ブレや照明がチラつくことが無くなる為、滑らかな映像を撮ることができる
- ゴリラポッドの「足」部分の汎用性が高く、三脚だと難しい環境でも設置できることが多い
- 3本の「足」を密着させて棒状にし、ジンバルのように使うことも可能
撮影をするなら最低1個あると何かと便利です。
照明はもちろん、スマホも固定することができます。
何より自由自在に可動できる「足」のおかげでどんな場面でも安定したパフォーマンスができます。
反射板



- 被写体へ自然で柔らかい光を供給できる
- 被写体全体を綺麗に照らしてくれる
- カラー反射板で、被写体の印象を変えることも可能
ただ照明を当てるだけではなく、対象物を自然で綺麗に「映える(ばえる)」ようにしたいなら、より反射板がおすすめです。
反射板はメイン照明の光を利用して、その名の通り反射させて照らす板のことです。反対側の影部分に光を供給してくれる役割を果たしてくれます。
明暗の差を曖昧にしてくれる為、被写体全身が綺麗に映すことが可能な上、自然な光の為、視聴者も違和感なく映像を楽しむことができます。
【番外編】ノイズリダクション機能について



ノイズを取ってくれる機能が主にパソコンのソフトとして用意されています。
ちなみにiPhoneのアプリでは私の知る限りありません。(写真はあります。動画はなし)
これさえあればノイズを取り出してくれ綺麗な映像にしてくれます。
ネックなのはそれなりの値段がすることです。
今回は iPhoneだけで撮影し、編集を行なうこと前提なので紹介程度になりますが、撮影した後の最終手段として利用するのもアリだと思います。
やってはいけないNG行為



もしもやってしまったら全てが台無しになってしまうような禁忌ではありませんが、やり過ぎると逆効果になるNG行為を以下に紹介します。
- ISO感度を上げ過ぎる
- ハイライトを変える
- FPSを変える
- 複数の照明を充てる
ここでより重要なのはISO感度と複数の照明のNG行為です。これに絞って少し補足します。
ISO感度を上げ過ぎる
1番やってはいけない行動です。ISO感度とは、カメラ内の機能で、無理やり明るさを上げてくれる役割を果たしてくれます。
このおかげで真っ暗に撮影してしまった部分もある程度は視認できるようになる大変便利な機能です。
ただデメリットとして、上げ過ぎるとノイズが発生してしまいます。
これでは本末転倒ですよね。
私が撮影している時はISO感度は常に最低に設定しています。
それで被写体が暗く映りにくいのだったら、照明の明るさをより明るく調整します。
iPhoneでの ISO感度を上げる時と言うのは、どうしようも明るくできない時だけにしましょう。
また上げる時もISO100〜200が限界値かなと思っています。
複数の照明を充てる
照明とは基本的に1、2個しか用いません。
2個利用する時も、メインとなる大きな光源の照明と、小さなサブの照明としてはっきり違う役割を持たせ利用します。
なぜたくさん用いてはいけないかというと、単純に不自然になる為です。
照明とは擬似太陽として扱うのが正しい使い方です。
太陽は1個しかありませんよね。通常人間が自然界でみる映像と言うのは太陽の光でしか見ることがないからです。そのような状態が1番自然な訳です。
サッカーのスタジアムのような上空から複数の照明を充てると影が4つになりますよね。
私たちはサッカーとはこのようなものとおもってみているので違和感を感じにくくなっていますが、あの状態ってかなり不自然な訳です。
以上のことから複数影ができてしまう撮影の方法は不自然な印象を視聴者に与えてしまうというわけです。
【最後に】対策アイテム・課金無しで今すぐ綺麗な映像を撮りたい時は?
色々と紹介してきましたが、最後に




なんでもいいから今すぐ綺麗に撮影したい!
と言う方への撮影方法を紹介しますと、
それは屋外で撮影することです。
結局太陽光のおかげで十分な光源は確保できるので、全く問題ありません。
例え夜でも、少し光量を足してあげることでノイズが入りくくできます。
これは星空だったり、街灯だったりが光源となってくれる為です。
実際に夜間撮影した日本庭園の様子です↓↓
https://vt.tiktok.com/ZS87XNkny/
https://vt.tiktok.com/ZS87XUDkV/
最後に
色々と紹介してきましたが、最近の iPhoneは撮影後、デジタル処理が自動で入るようになりました。
このおかげで、小さなイメージセンサーでもノイズが入りにくくなっています。
個人的に iPhone8まではノイズが酷かった印象です。
ただノイズがひどい機種でも光量さえ気をつければ、最新機種と引けを取らないほど綺麗に撮ることができます。
下記の動画は iPhone8Plusと13proをミックスさせた映像ですが、どっちがどっちかわかりませんよね。(ネタバレすると映像内で「水色のiPhone」(← iPhone13proです)が被写体になっている時は iPhone8Plusで撮影しています)
とにかく光量さえ気をつければ安定して綺麗な映像を撮ることができます!!



スマホのカメラで撮るだけでお薬手帳など医療情報をデータ化できる有能アプリ!
パシャっとカルテ
イラスト1枚とスマホで誰でもVtuberに!
IRIAM(イリアム)
Sponsored by IRIAM Inc.
Sponsored by IRIAM Inc.
質良し、価格良し、口コミ良しの写真アプリの決定版!
アルバス(ALBUS)



↓その他下記にまとめてます!↓



コメント