今回は、
Wi-Fiアシスト機能についての解説です。




先にこの記事の結論から言います。
- 【結論】iPhoneのWi-Fiアシスト機能はデータ使い放題の人以外はオフにした方が良い
- 【理由】Wi-Fiアシスト機能がオンだと勝手にモバイルデータを行い、通信量が高くなる可能性がある
- 【設定手順】設定アプリ→モバイル通信→Wi-Fiアシストでオン|オフが可能
皆さんはiPhoneのWi-Fiアシスト機能について知っていますか?




Wi-Fiは知ってるけど、アシスト機能って何?




平たく言うと、Wi-Fiの接続が悪いときに、自動でモバイル通信でネット接続してくれるという機能よ。




なんかオフにした方が良いと聞いたことがあるけどなんで?




データが一定の量で制限される人がオンにしておくと、勝手にモバイル通信量が使われて月の請求書が高くなる可能性があるの。




じゃあデータ無制限のプランだったら問題ない?




まぁないと思っていいわ。少なくとも高額な請求をされることはないわね。
Wi-Fiアシスト機能はiPhoneの設定アプリに入っている機能の1つです。
Wi-Fiアシスト機能とは、簡単に言うとWi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能なんです。




モバイルデータ通信とは、4Gや5Gのことです。
このWi-Fiアシスト機能のおかげで通信環境が安定し、ネットも快適に利用ができます。
そしてiPhoneはデフォルトでWi-Fiアシストの設定はオンになっています。




つまり通信環境が安定し、ネットも快適に利用できる状態ってことね!いいじゃん!
しかし、実はここには大きな落とし穴が存在します。
特に以下のような設定・環境にしている人にとってものすごく大損している可能性があります。
- モバイルデータ使い放題ではない人
- データ通信量の節約を目指している人




!!!
ちなみにデータ使い放題の人にとっては問題ない話です。
今回の記事はWi-Fiアシスト機能のことを理解しながら、なぜオフにした方が良いのか?などその理由についても深堀していきます。
Wi-Fiアシスト機能とは?



iPhoneにはWi-Fiアシスト機能というツールが「設定」アプリからオンオフ可能になっています。
Wi-Fi(ワイファイ)は、「Wireless Fidelity(ワイヤレスフィデリティ)」の略で、ケーブルを使わずにインターネットに接続するための技術や規格のことを指します。




有線接続のケーブルが無い為、よく「無線に繋がった!」という表現で使われるよね。
このWi-Fiのアシスト機能とはiPhoneにとってどう手助けをしてくれる機能なのでしょうか?
Wi-Fiアシスト機能とは、Wi-Fiの接続不良の時に、自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる機能のこと
改めてWi-Fiアシスト機能とは、Wi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能のことを指します。
Wi-Fi アシストを使うと、Wi-Fi の接続状況がよくないときでも、インターネットに接続し続けることができます。
引用元:Apple公式 Wi-Fiアシストのしくみ




自動でモバイルデータ通信に切り替わることの何が良いの?
自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれることで、スムーズにネットを使い続けることができます。




YouTubedの動画が止まらずに視聴し続けられたり、Safariでネットサーフィンがサクサク使えるイメージね。
Wi-Fiアシスト機能はデフォルトでオンになっている
ネット接続をスムーズにつなげてくれるWi-Fiアシスト機能ですが、iPhoneではデフォルトでオンに設定されています。




新品のiPhone買って、一度も変更していなければ、今もオンになっている可能性は高いわ。
デフォルトでオンになっているのはiPhoneの仕様の為、変更するには自分で「設定」アプリを開いてトグルボタンをオフにする必要があります。
Wi-Fiアシスト機能の設定を変更する手順
Wi-Fiアシスト機能は「設定」アプリ内に入っています。
「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fiアシスト」でたどり着くことができます。
設定内容はオンオフしかありません。
デフォルトではオンになっています。
Wi-Fiアシスト機能の初リリースはiOS9(2015年9月)だった
Wi-Fiアシスト機能はiOS9のときに実装された追加新機能です。
iOS9のリリース日は2015年の9月なので、今から8年以上も前に実装されました。(2024年2月15日現在)
【例】Wi-Fiアシスト機能をオンにして家のWi-Fiを使っている場合
家でWi-Fiを使っていたとしましょう。
夫が電子レンジを使って夜食を温めました。その影響で電波が混線し、自分のWi-Fiが一時的に接続状況が悪くなったとします。




そういう時にWi-Fiアシスト機能が活躍するわ。
モバイルデータ通信を駆使しながら、何とかネットの接続を安定させるように内部で勝手に働いてくれます。
つまりWi-Fi接続が悪いときに、通信量が増えることよりもネットの接続を安定させることを最優先に動く機能がWi-Fiアシスト機能なんです。
【結論】Wi-Fiアシスト機能はオフが正解?



冒頭でも言いましたが、基本的にはWi-Fiアシスト機能はオフにしておいた方が良いと思います。
ただしスマホのデータ通信量を使い放題にしている人はオンでもOKです。
Wi-Fiアシスト機能をオフにした方が良い理由
Wi-Fiアシスト機能をオフにした方が良い理由は、通信量が増えて料金を多く支払う必要がある人がいるためです。
例えばソフトバンクの「データメリハリプラン」などを契約している人は要注意です。
ソフトバンクのデータメリハリプランは、その月のデータ量に応じて支払いが変化するプランですよね。
Wi-Fiアシスト機能をオンにしていたことで、知らない間にモバイルデータ通信をされてて、一定のデータ量を超えてしまい、数千円多く支払う可能性があります。
日本のスマホユーザーは各月のデータ使用量で支払う金額が変動するプランを契約している人も多いですよね。
契約している人が多いとWi-Fiアシスト機能をオンにしていたがために、知らない間にデータ使用量が膨大になり、結果支払う金額が高くなる人も多いはずです。
そのことを懸念してオフにした方が良いという結論を出しました。
Wi-Fiアシスト機能の設定方法
ここでは、 iPhoneのWi-Fiアシスト機能の設定方法について紹介します。




設定方法と言っても、オン・オフのどちらかしかないよ。
Wi-Fiアシスト機能の設定はiPhoneの設定アプリを使う
iPhoneのWi-Fiアシスト機能の設定はiPhone純正の設定アプリで変更します。
Wi-Fiアシスト機能をオンにする
以下の手順がWi-Fiアシスト機能をオンにするときの手順です。



- 「設定」アプリをタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップ
- 「Wi-Fiアシスト」をオン
Wi-Fiアシスト機能をオフにする
以下の手順がWi-Fiアシスト機能をオフにするときの手順です。



- 「設定」アプリをタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップ
- 「Wi-Fiアシスト」をオフ
WiFiアシスト機能を例題で理解
では実際にWi-Fiアシスト機能がオンになっているとどうなるのか?について分かりやすく例題でお話しします。
【例題】
あなたは駅にいます。あなたは駅の無料Wi-Fiを使おうとしますが、不安定なWi-Fiだったため、なかなか通信が安定しません。こういう状況でWi-Fiアシスト機能をオンにしている場合、あなたのiPhoneはどのような動きをするでしょうか?



例題の回答
正解は、自動でWi-Fiを切って、モバイルデータの4G,5Gで接続してくれるです。
不安定とは言え、Wi-Fiが入ってきている状況でも安定しているモバイルデータ通信を選ぶのがWi-Fiアシスト機能の特徴になります。







フリーWi-Fiって結構不安定なものが多いから、つなげようか悩むときって結構多いんだよね。




でもWi-Fiアシスト機能は、その悩みを自動でやってくれるわけでしょ?何が大損するの???




ズバリ言うと、その自動で判断してくれる基準って誰か決めてるんですか?って話なんだよね。次で詳しく話します。
Wi-Fiアシスト機能と通信のしくみとは?



ここではWi-Fiアシスト機能と通信の仕組みについて解説していきます。
【結論】Wi-Fiアシスト機能はどんな時も快適な通信環境作りを優先する
先に結論から言うと、ちょっと不安定になったWi-Fiを不安定とみなし、勝手にモバイルデータ通信に変えられてしまい、結果大量の通信量が掛かってしまう可能性があるというのが結論です。




これを分かりやすく具体例を用いてお話しします。
【具体例】Wi-Fiアシスト機能と通信のしくみ
例)あなたは3GBまでの制限付きのデータ通信プランに加入しています。あなたが自宅のWi-Fiを利用していました。自宅のWi-Fiなので安定して使えています。ところがその日は雷が降るほどの悪天候。いつもは安定している自宅のWi-Fiが、天気のせいで不安定になってしまいました。ちょうど動画を夢中になってみていたあなたは、Wi-Fiアシスト機能が発動して通信方法がモバイル通信になっていることに気づきません。おかげで何時間も動画をモバイルデータ通信で視聴し、1日で1か月分の3GBを使ってしまいました。




考えただけでも恐ろしい・・・
そうなんです。Wi-Fiアシスト機能は自動で切り替えてくれるのはありがたいんですが、ユーザーが通信量を節約したいとか使い放題だとかについて全く考慮しません。
Wi-Fiアシスト機能が最も優先するのは、ユーザーに安定した通信環境を揃えたい!という部分です。
Wi-Fiアシスト機能はデフォルトが「オン」
さらに厄介なのが、Wi-Fiアシスト機能はデフォルトがオン状態で設定されています。
つまりもしWi-Fiアシスト機能を今まで触ったことが無いiPhoneユーザーはもれなくWi-Fiアシスト機能がオンの状態になっているということです。
今まで家のWi-Fiを使っていたけど、通信量が多かった時などなかったですか?
もしかしたらWi-Fiアシスト機能の影響かもしれません。
以上の理由からWi-Fiアシスト機能は「オフ」にしておくことをお勧めします。




そうだったんだ。通信量が使い放題の人には便利な機能だけど、それだけならそもそもこの機能、要らなくない?




実はそうでもないんです。仮にWi-Fiアシスト機能がなかったら?という設定で説明しますね。
Wi-Fiとスマホの仕様について



もしWi-Fiアシスト機能がなかったらどうなるか?なんですが、これにはWi-Fiとスマホの仕様について知っておくべきことがあります。
スマホは優先的にWi-Fiへ接続しようとする仕様
スマホは一度つないだWi-Fiに対し、積極的に接続しようとする仕様になっています。
上記のイラストのように、Wi-Fi|4G|5Gが揃っている場面でも、ひたすらWi-Fiにつなげようとトライします。
もしWi-Fiアシスト機能がなかった場合、Wi-Fiが安定するまでずっとトライし続けた結果、通信ができない状態に陥ってしまうんです。
Wi-Fiアシスト機能をオンにして入れば、さっとモバイルデータ通信に切り替えてくれるので、通信の使い放題プランの人で快適なネット環境が優先な人にとっては、神のようにありがたい機能なんです。




一長一短ということだね。
Wi-Fiアシスト機能をオンにするメリット・デメリット



iPhoneのWi-Fiアシスト機能をオンにしたときのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
- 【メリット①】シームレスな接続
- 【メリット②】パフォーマンスの向上
- 【メリット③】便利さ
デメリット
- 【デメリット①】データ使用量の増加
- 【デメリット②】コストの増加
- 【デメリット③】意図しない料金
- 【デメリット④】超過の可能性
【メリット①】シームレスな接続
iPhoneのWi-Fiアシスト機能をオンにすることで、快適でシームレスなネット接続が可能になるメリットがあります。




Wi-Fiアシスト機能はWi-Fiが不安定な時に、自動でモバイル通信に切り替えてくれる機能だったよね。




そうね。そしてこの機能の目的は一言で言うと、接続の安定です。
自動でモバイル通信に切り替えてくれなければ、不安定なWi-Fiを永遠と掴もうとiPhoneは働きます。
接続手段が不安定なWi-Fiしかないと、実際のネット接続も不安定なままになります。
つまりWi-Fiアシスト機能とは、ネット接続の安定のためにある機能であり、オンにした方がシームレスなネット接続になるのは至極当たり前のことです。
もちろん接続が安定した方がユーザーにとってメリットになります。
【メリット②】パフォーマンスの向上
続いてのメリットはパフォーマンスの向上です。
結局、Wi-Fiアシスト機能をオンにすることは接続の安定になります。
ユーザーがYouTubeで動画を見るとしましょう。YouTubeの動画はストリーミング再生と言って少しずつ動画データをDLしていく仕組みです。
この仕組みにとって最も大事なことは常に一定の速度でつながるネット環境にあります。
このネット環境が作りやすいのは、当然接続の安定しているWi-Fiアシスト機能がオンになっているときですよね。
よってWi-Fiアシスト機能がオンのときは接続が安定するので、データのDLなどにも安定したパフォーマンスを見せてくれます。
【メリット③】便利さ
最後は、便利さです。
Wi-Fiアシスト機能がオンの時というのは、Wi-Fiとモバイル通信の2つの接続方法が用意されている状態です。
この状態だと以下の問題が解消できます。
- Wi-Fi環境が弱く、ウェブページの読み込みが遅くなるといった問題を回避
- Wi-Fiの発信機が突然不調になっても問題なく使える
ネット接続が安定することにより、ネット関連の作業ができない、遅延するといった問題が回避されやすく大変便利なツールとなりえます。
【デメリット①】データ使用量の増加
Wi-Fiアシスト機能をオンにすると、Wi-Fi信号が弱くなった際に自動的にセルラーデータを使用します。
一見便利な機能ではありますが、知らないうちに大容量のデータ通信が発生する可能性があります。
特に動画ストリーミングやオンライン会議、アプリのバックグラウンド更新などを行っている場合、セルラーデータが急激に消費されることに注意が必要です。



【デメリット②】コストの増加
セルラーデータの使用が増えることで、通信料金も比例して増加する場合があります。
特に、従量課金制(使用量に応じて料金が加算されるタイプ)のデータプランを利用している場合、Wi-Fiアシストが無意識のうちに高額な請求の原因となることがあります。
このような状況を防ぐために、自身のデータプランをよく確認しておくことが大切です。
【デメリット③】意図しない料金
Wi-Fiアシストが有効な場合、ユーザーがWi-Fi環境下にいると認識しているにもかかわらず、実際にはセルラーデータを使用しているケースがあります。
この「隠れたデータ通信」が原因で、予想外の通信料が発生することがあります。
例えば、家庭用Wi-Fiが一時的に不安定な場合や、公共のWi-Fiスポットに接続しているときに起きることがあります。
【デメリット④】データ超過の可能性
多くのスマートフォンユーザーは、契約しているセルラーデータプランにデータ容量の上限があります。
Wi-Fiアシストをオンにしていると、知らない間に契約容量を超えてしまうリスクがあります。
データ超過によって通信速度が制限されるだけでなく、追加料金が課される場合もあるため、こまめにデータ使用量を確認することが重要です。
デメリットを防ぐためのポイント
これらのデメリットを回避するための方法もあります。
- 必要に応じて機能をオフにする
「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fiアシスト」をオフにすることで、セルラーデータの自動切り替えを停止できます。 - データ使用量の監視
スマートフォンでデータ使用量を定期的に確認し、予期せぬ消費がないかチェックしましょう。 - 大容量データ通信時の注意
動画視聴やアプリ更新を行う際は、Wi-Fiが安定している場所で行うよう心がけましょう。
Wi-Fiアシストをオンにしてても効果が発生しないケース
以下の3点の時はWi-Fiアシスト機能をオンにしてても効果は発生しません。
- データローミング
- 大容量のデータ通信
- バックグラウンドのデータ通信
▼iPhoneのデータローミングについてもっと知りたい方はこちらもCHECK▼



iPhoneがWi-Fiに自動接続するときの優先順位とは?
世の中には無数のWi-Fiが飛んでいますよね。
中には無料Wi-Fiを設置しているお店もあり、皆さんも一度はフリーWi-Fiに繋げた経験があると思います。
みんなの身近な存在であるWi-Fiですが、iPhoneはどうやってWi-Fiを繋げ分けしているのでしょうか?




分かりやすい例えで言うと、あなたのiPhoneで過去につなげたことのあるWi-Fiが同時に3つあった時、どのWi-FiにiPhoneは繋げようとするのか?みたいな感じの話です。
Apple公式のiOS、iPadOS、macOSが自動接続するワイヤレスネットワークの決定方法というページより引用してご紹介すると以下のような決め方があるそうです。
接続の優先基準 | 優先される条件 |
---|---|
利用頻度 | 手動で接続したことがあり、頻繁に使用するネットワークが最優先。 |
プライベートネットワーク | 家庭や職場などの個人用ネットワークが次に優先される。公開ネットワーク(カフェや空港など)はその後に考慮。 |
Wi-Fi規格 | 最新の規格(例: Wi-Fi 6)がより優先される。 |
周波数帯 | 6GHzが最優先、次に5GHz、最後に2.4GHz帯の順。 |
セキュリティ | WPA Enterpriseが最優先、次にWPA Personal、最後にWEPの順序。 |
信号強度 | 強い信号を持つネットワークが選ばれる。ただし、他の優先基準との兼ね合いもある。 |
これを見て個人的な感想を言うと、iPhoneが優先するWi-Fiというのは、①安全で②しょっちゅう使っていて③高速で④最新型を好むような印象を受けました。




まぁ理にかなっているよね。
iPhoneのWi-Fiアシスト機能についてよくある質問
いかがでしたか?
Wi-Fiアシスト機能は使いようによっては天使にも悪魔にもなりえる存在(大げさ?)というのが分かったと思います。
皆さんのスタイルに合わせてオンオフの切り替えを行てくださいね!




最後によくある質問をまとめました。
- Wi-Fiアシスト機能とは何ですか?
-
Wi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能のこと。
- Wi-Fiアシスト機能はオフが正解?
-
人の利用スタイルによって変わるので一概に言えませんが、月のデータに制限がある人はオフが正解。月のデータ使い放題の人はオンのままでも問題なし。
- Wi-Fiアシスト機能のデフォルトはオンオフどっち?
-
オンです。



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