今回は、
Wi-Fiアシスト機能についての解説です。
皆さんはiPhoneのWi-Fiアシスト機能について知っていますか?
Wi-Fiは知ってるけど、アシスト機能って何?
毎月のデータ通信を節約してるんだけど、まさか関係があるの?
使い方を教えてほしいわ!
Wi-Fiアシスト機能はiPhoneの設定アプリに入っている機能の1つです。
「Wi-Fi」はわかるけど、「アシスト機能」って何だろう?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
Wi-Fiの何をアシストするんだろう?
Wi-Fiアシスト機能とは、簡単に言うとWi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能なんです。
モバイルデータ通信とは、4Gや5Gのことです。
このWi-Fiアシスト機能のおかげで通信環境が安定し、ネットも快適に利用ができます。
しかし、実はここには大きな落とし穴が存在します。
データプラン使い放題の人にはあまり関係ありません。
しかしデータ通信を節約したり、使い放題にしていない人にとっては、ものすごく大損をしてしまっている可能性があります。
今回の記事はWi-Fiアシスト機能のことを理解しながら、上手な活用の仕方、設定方法について紹介していきます。
実はデフォルトでオンに設定されています。
Wi-Fiアシスト機能とは?
改めてWi-Fiアシスト機能とは、Wi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能のことを指します。
Wi-Fi アシストを使うと、Wi-Fi の接続状況がよくないときでも、インターネットに接続し続けることができます。
引用元:Apple公式 Wi-Fiアシストのしくみ
Wi-Fiアシスト機能のリリース時期
Wi-Fiアシスト機能はiOS9のときに実装された追加新機能です。
iOS9のリリース日は2015年の9月なので、今から8年以上も前に実装されました。(2024年2月15日現在)
Wi-Fiアシスト機能はどこに入ってる?
Wi-Fiアシスト機能は「設定」アプリ内に入っています。
「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fiアシスト」でたどり着くことができます。
設定内容はオンオフしかありません。
デフォルトではオンになっています。
実はこのデフォルトでオンになっているのがポイントです。。あとで詳しくお話します。
WiFiアシスト機能の例題でくわしく
では実際にWi-Fiアシスト機能がオンになっているとどうなるのか?について分かりやすく例題でお話しします。
例題の問題
【例題の設定】
あなたは駅にいます。あなたは駅の無料Wi-Fiを使おうとしますが、不安定なWi-Fiだったため、なかなか通信が安定しません。こういう状況でWi-Fiアシスト機能をオンにしている場合、あなたのiPhoneはどのような動きをするでしょうか?
例題の回答
正解は、自動でWi-Fiを切って、モバイルデータの4G,5Gで接続してくれるです。
不安定とは言え、Wi-Fiが入ってきている状況でも安定しているモバイルデータ通信を選ぶのがWi-Fiアシスト機能の特徴になります。
フリーWi-Fiって結構不安定なものが多いから、つなげようか悩むときって結構多いんだよね。
でもWi-Fiアシスト機能は、その悩みを自動でやってくれるわけでしょ?何が大損するの???
ズバリ言うと、その自動で判断してくれる基準って誰か決めてるんですか?って話なんだよね。次で詳しく話します。
知らないと大損するWi-Fiアシスト機能と通信のしくみとは?
【結論】Wi-Fiアシスト機能はどんな時も快適な通信環境作りを優先する
先に結論から言うと、ちょっと不安定になったWi-Fiを不安定とみなし、勝手にモバイルデータ通信に変えられてしまい、結果大量の通信量が掛かってしまう可能性があるというのが結論です。
これを分かりやすく具体例を用いてお話しします。
【具体例】Wi-Fiアシスト機能と通信のしくみ
例)あなたは3GBまでの制限付きのデータ通信プランに加入しています。あなたが自宅のWi-Fiを利用していました。自宅のWi-Fiなので安定して使えています。ところがその日は雷が降るほどの悪天候。いつもは安定している自宅のWi-Fiが、天気のせいで不安定になってしまいました。ちょうど動画を夢中になってみていたあなたは、Wi-Fiアシスト機能が発動して通信方法がモバイル通信になっていることに気づきません。おかげで何時間も動画をモバイルデータ通信で視聴し、1日で1か月分の3GBを使ってしまいました。
考えただけでも恐ろしい・・・
そうなんです。Wi-Fiアシスト機能は自動で切り替えてくれるのはありがたいんですが、ユーザーが通信量を節約したいとか使い放題だとかについて全く考慮しません。
Wi-Fiアシスト機能が最も優先するのは、ユーザーに安定した通信環境を揃えたい!という部分です。
Wi-Fiアシスト機能はデフォルトが「オン」
さらに厄介なのが、Wi-Fiアシスト機能はデフォルトがオン状態で設定されています。
つまりもしWi-Fiアシスト機能を今まで触ったことが無いiPhoneユーザーはもれなくWi-Fiアシスト機能がオンの状態になっているということです。
今まで家のWi-Fiを使っていたけど、通信量が多かった時などなかったですか?
もしかしたらWi-Fiアシスト機能の影響かもしれません。
以上の理由からWi-Fiアシスト機能は「オフ」にしておくことをお勧めします。
そうだったんだ。通信量が使い放題の人には便利な機能だけど、それだけならそもそもこの機能、要らなくない?
実はそうでもないんです。仮にWi-Fiアシスト機能がなかったら?という設定で説明しますね。
Wi-Fiとスマホの仕様について
もしWi-Fiアシスト機能がなかったらどうなるか?なんですが、これにはWi-Fiとスマホの仕様について知っておくべきことがあります。
スマホは優先的にWi-Fiへ接続しようとする仕様
スマホは一度つないだWi-Fiに対し、積極的に接続しようとする仕様になっています。
上記のイラストのように、Wi-Fi|4G|5Gが揃っている場面でも、ひたすらWi-Fiにつなげようとトライします。
もしWi-Fiアシスト機能がなかった場合、Wi-Fiが安定するまでずっとトライし続けた結果、通信ができない状態に陥ってしまうんです。
Wi-Fiアシスト機能をオンにして入れば、さっとモバイルデータ通信に切り替えてくれるので、通信の使い放題プランの人で快適なネット環境が優先な人にとっては、神のようにありがたい機能なんです。
一長一短ということだね。
Wi-Fiアシスト機能使い方(オンオフ)
ここでは、 iPhoneのWi-Fiアシスト機能のオン・オフの方法について説明します。
- 「設定」アプリをタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップ
- 「Wi-Fiアシスト」をオンオフ
Wi-Fiアシスト機能をオンにするメリット・デメリット
ここではWiFiアシスト機能がオンになっていることでのメリット/デメリットを紹介します。
メリット
- データ通信が安定する
- 自動で切り替えしてくれるため、手間要らず
通信料無制限で契約している人にとっては、Wi-Fiアシストはメリットが多くとても便利です。
「とにかく通信を安定させる」ことがWi-Fiアシスト最大の特徴なので、ストレスなく日常でデータ通信を行うことができます。
デメリット
- 通信量制限ありで契約している人は、気づかないと高額な請求・通信制限になってしまう危険性
契約で通信量に上限を設けている人や、使い放題のプランでない人はWi-Fiアシストはオフにした方がいいです。
いつの間にかデータ通信をされてしまうことがあり、過去に1ヶ月の請求額が24万円ほどになった事例があります。
一般的なWi-Fi環境は結構不安定になってしまうことが多い為、まだ設定を確認していない人はぜひ確認してみましょう。
Wi-Fiアシストをオンにしてても効果が発生しないケース
以下の3点の時はWi-Fiアシスト機能をオンにしてても効果は発生しません。
- データローミング
- 大容量のデータ通信
- バックグラウンドのデータ通信
▼iPhoneのデータローミングについてもっと知りたい方はこちらもCHECK▼
まとめ
いかがでしたか?
Wi-Fiアシスト機能は使いようによっては天使にも悪魔にもなりえる存在(大げさ?)というのが分かったと思います。皆さんのスタイルに合わせてオンオフの切り替えを行てくださいね!
最後にまとめます。
- Wi-Fiアシスト機能とは何ですか?
-
Wi-Fiの接続が悪いときに自動でモバイルデータ通信に切り替えてくれる便利機能のこと。
- Wi-Fiアシスト機能はオフが正解?
-
人の利用スタイルによって変わるので一概に言えません。
- Wi-Fiアシスト機能のデフォルトはオンオフどっち?
-
オンです。
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