今回は、
iCloudとiCloud Driveについての解説です。
こんなお悩み解決します!
- 【お悩み①】iCloudとiCloud Driveの違いを完璧に理解したい!
- 【お悩み②】iCloudのをイラストや図解でイメージしたい!
- 【お悩み③】iCloudの容量を減らして快適なiPhoneライフを送りたい!
「iCloud」と「iCloud Drive」。
とても言葉が似ています。
昔調べたけど、忘れてしまった経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
そもそもiCloudが分かんない。
難しい言葉で解説されてて理解できなかったわ。
図解とかでイメージを付けたい。
言葉も似ているので混乱するのも無理はありません。
そこで本記事ではわかりやすさをモットーに図解付きで解説していきます。
インプットする前に、早速結論から言います。
- 【違い①】データの保管専用か編集用かの違い
- 【iCloud】保管専用
- 【iCloud Drive】編集用
- 【違い②】iCloud DriveはiCloudの拡張機能
詳しく解説していきます。
iCloudの特徴
最初にiCloudとは何なのか?という疑問にわかりやすく回答します。
iCloudとはAppleが提供しているクラウドストレージサービスのこと
初めにiCloudの全体像から説明します。
iCloudとは、Appleが提供しているクラウドストレージサービスのことです。
クラウドストレージサービス?なにそれ?
クラウドストレージサービスとは、インターネット経由で利用することのできるデータやファイルの保管・管理のサービスのことです。
ポイントはインターネットを必ず経由する点です。
インターネットを経由することで、
iCloudをイラストでイメージしてみた
まずはiCloudについて簡単にお話しします。
iCloudとは、Appleが提供しているクラウドストレージサービスです。
iCloudのクラウドストレージサービスとは?
クラウドストレージサービス?
クラウドストレージサービスと聞いてもピンときませんよね。
クラウドとは雲のことです。ストレージは容量、サービスはサービスですよね。
直訳すると「雲の容量のサービス」です。
よくiCloudは「雲のようだ」と例えられます。
なぜ雲なのかというと、iCloudが雲のように無数に存在するもので、世界のいたるところにあって、増えたり減ったりすることができるためです。
iCloudの入手方法
Appleは新しいデバイスを購入すると、無料で5GBのiCloudストレージを提供してくれます。(2024年10月15日現在)
つまりiPhoneを1台持っていたら5GBのiCloudストレージを入手できることになります。
iCloudを4人家族がそれぞれ持っていたら
例えば家族4人ともiPhoneを持っていたら下記の画像のように、それぞれがiCloudを所有しています。
ストレージ容量を増やすiCloud+に加入しない限り、家族と言えどもiCloudの共有などはできません。
つまりiCloudはiCloud+に加入しない限りは、個人個人で独立したiCloudを有していることになります。
iCloudを共有する
iCloudにはファミリー共有というプランがあります。
これは何かというと、家族間でiCloudの容量を共有することです。
iCloudとは基本的にそれぞれが独立したiCloudストレージを有することなんですが、この方法のみiCloudを共有することが可能な特別プランなんです。
iCloud+とは?
ファミリー共有するには「iCloud+」というサブスクリプションに入る必要があります。
無料の5GBでファミリー共有はできませんので注意が必要です。
iCloud+は最大、12TBまでiCloudのストレージを月額で購入することができます。
iCloud+ のストレージプラン一覧
プラン | 月額料金 | 容量 | 主な機能 |
---|---|---|---|
50GB | ¥130 | 50GB | 写真、ビデオ、ファイルの保存 |
200GB | ¥400 | 200GB | 写真、ビデオ、ファイルの保存、家族での共有、HomeKit セキュアビデオ |
2TB | ¥1,300 | 2TB | さらに多くの写真、ビデオ、ファイルの保存、家族での共有、HomeKit セキュアビデオ |
6TB | ¥2,900 | 6TB | 大容量の写真、ビデオ、ファイルの保存、家族での共有、HomeKit セキュアビデオ |
12TB | ¥5,900 | 12TB | 最大限のストレージ容量を必要とするユーザー向け、家族での共有、HomeKit セキュアビデオ |
iCloudを全世界対象で考える
そしてその家族というのも、Appleのクラウドストレージサービス全体からするとほんの一握りです。
世界中にiCloudを持っている人がおり、現在もiPhoneが契約されれば新たなiCloudを所有する人も現れます。
まとめると、自分が持っているiCloudというのはストレージを増減することができるもので、世界中に自分と同じ対象者がいるため、自分が持っているiCloudというのは無数にあるiCloud全体のほんの一握りの部分だけということです。
iCloudの無料ストレージ5GB
それぞれAppleから5GBの無料iCloudストレージをもらえます。
この5GBの中だったら無料で自由にデータの保管がiCloudに可能です。
ただこれだけでは足りないっていう人が多いと思います。
そんな時は有料でiCloudストレージを増やすことができます。
これがiCloudのたとえにあった「容量を増やしたり減らしたり自由にすることができる」の部分です。
iCloudの場所
そしてそのストレージというのは「インターネットのどこか」に存在します。
つまり自分のiPhoneの中にあるわけでは無いんです。
その為iPhoneのストレージとは別と認識されます。
これがクラウドストレージサービス(インターネット上のどこかに自由に増やしたり減らしたりできる自分の容量がある)ということになります。
iCloudとは?
iCloudは、写真、ファイル、バックアップなどの最も重要な情報をすべてのデバイスで安全かつ最新の状態で利用するのに役立ちます。また、写真、ファイル、メモなどを友人や家族と簡単に共有することもできます。
iCloudには無料のメールアカウントとデータ用の5 GBの無料ストレージが含まれています。ストレージを追加したり追加の機能を利用するには、iCloud+にアップグレードすることができます。
引用元:Apple公式
iCloudの役割
iCloudはただの「インターネットのどこかにある増やしたり減らしたりできる自分の容量のこと」だと言いました。
じゃあそのデータの容量ってなんのためにあるの?ってことについてお話します。
これは自分のiPhone(デバイス)の以下のために役割があります。
- データの同期
- バックアップ
- 共有
- 位置情報
- セキュリティ
データの同期
iCloudは代表的なものとして以下のカテゴリのデータを自動的に同期してくれます。
- 写真
- ビデオ
- ドキュメント
- メモ
バックアップ
iCloudの役割として一番有名かもしれません。iCloudには自分のデータのバックアップととることができます。
iPhoneをデータ破損したり故障の際には、データの復元を行うことができます。
共有
iCloudはファイルやフォルダをほかのユーザーと共有することができます。
この働きはどちらかというと後述するiCloud Driveの方が向いています。
位置情報
これは一部のユーザーだけの話です。
ファミリー共有機能を使って家族や友人と位置情報を共有することができます。
セキュリティ
iCloudを利用することで、データはAppleの高度なセキュリティ対策で保護されます。
iCloudの特徴
簡単に言うと、あなたのAppleデバイスのデータのバックアップを入れるための箱だと考えて良いと思います。
iCloudにはあなたのAppleデバイスの様々な情報がそのまま保存されます。
そしてそれらは他のAppleデバイスでも同期され閲覧することができます。
もしiCloudがなく、あなたのiPhoneだけにデータが保存されるのだとしたら、あなたのデータは他のデバイスから見ることができません。
それだけでなく、もしiPhoneが壊れてしまったり機種変更してしまったらデータを移すことができない状態となります。
つまりiCloudのおかげで、データのバックアップが取れ、機器が故障しても機種変更してもiCloud上にあるデータはいつでもインプットすることができるわけです。
iCloudとはずばりiPhone本体のデータを貯めておく為のバックアップ要因として存在しています。
あくまでバックアップ要因、データの保管要因としての役割がiCloudです。
iCloud Driveとは?
iCloud Driveを簡単に言うと、iCloudの拡張機能のことです。
iCloudはクラウドストレージそのものを指します。クラウドストレージとはオンラインにあるデータ保存領域で、スマホやパソコンのストレージの代わりにデータを預かってくれます。
iCloud DriveはiCloudの機能を拡張して、クラウドストレージに保存されたファイルをほかの人と共有したり、共同編集などができるようにしたりしてくれます。つまり、iCloud DriveはiCloudの一部と考えて問題ありません。
引用元:iCloud Driveを使いこなそう!設定方法から便利な使い方まで徹底解説
つまりはiCloudの能力も兼ね備えています。
これに追加して、それらのデータを閲覧・編集することができます。
この閲覧・編集できるのがiCloudとiCloud Driveの決定的な違いになります。
閲覧・編集できる→iCloud Drive
保存だけ→iCloud
iCloud Driveの閲覧・編集とは?
iCloud Driveの特徴として閲覧・編集ができるというのがあります。
一方iCloudは保存や同期という特徴があります。
iCloud Driveは手を加えることができる、iCloudはそのままの状態でデータを保管するという違いがあります。
簡単に言うならば、ほかの端末で同期して保存データを見たり編集することができますよね。
これに対応しているものは全部iCloud Driveがあるおかげだと考えれば理解できると思います。
iCloudだけだったら、閲覧も編集もできません。その為、例えば外出先から自分のiCloudの中身を編集することはできませんよね。
これがiCloud Driveがあるおかげで編集することができるというわけです。
もちろんiCloud Driveに対応してない物は閲覧・編集ができずiCloudの保存のみになります。
iCloud Driveのデータは元アプリを介してアクセスされる
例えば写真アプリで紹介します。
写真アプリはまずiCloudドライブの中のiCloudフォトライブラリというところで管理されています。
このiCloudフォトライブラリでは写真アプリを介してアクセスされるんですが、このメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 自動同期
- 省ストレージ
撮影した写真が自動的にiCloudにバックアップされ、ほかのデバイスからもすぐにアクセスすることが可能になるメリットがあります。
省ストレージでは、写真のサムネだけがデバイスに保存され必要hな時にフル解像度でダウンロードできる仕様というメリットです。
どちらもiPhoneの当たり前のように感じる仕様だけど、中身はiCloud関連の話だったんだね。
デメリット
- インターネット接続が必要
- ストレージ容量制限
フル解像度の写真を閲覧するためにはインターネットの接続が必須になります。
パケット使い放題やWi-Fi環境下なら問題ありませんが、そうでない場所で解像度を見ようとすれば、場合によっては膨大なパケット代がかかる恐れがあります。
またファイルが大きければ大きいほどフル解像度を閲覧できるまでの待ち時間が増えます。
iCloudの無料分は5GBしかありません。
この無料分のストレージを食うのがiCloudですので、ファイルが大きければ大きいほど無料ストレージを圧迫する可能性が高まります。
iCloud Driveは昔、別のアプリだった
iCloud Driveが分かりづらい理由に歴史的背景があります。
むかしiCloud driveは別のアプリとして存在していました。iCloudとiCloud Driveは別々だったのです。
それがiOS8まで続いていたんですが、それ以降、iCloudに吸収されて、今のiCloud Driveが誕生しました。
よく会社で大きい会社に合併されたけど、屋号はそのままってありますよね。そんな感じで全体としては同じ系列会社だけど、その中で自我を持っているというか名前はそのまま独立しているような感じです。
iCloud Driveを設定する方法
iPhoneでiCloud Driveを設定する方法について紹介します。
- iCloud Driveをオンにする方法
- 「設定」をタップ
- 「自分の名前」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloud Drive」をオンにする
- iCloud Driveをブラウズする方法
- iPhoneで「ファイル」アプリを開く
- ファイルの右下にある「ブラウズ」をタップ
- 「場所」の下にある「iCloud Drive」をタップ
- フォルダを開くにはフォルダをタップする
iCloud Driveをオフにするとどうなる?
自分のiPhoneに記録した大切なデータで、編集できたりするファイル形式のものはだいたいiCloud Driveに保存されることが分かったと思います。
ただそれは上記の設定でiCloud Driveをオンにした場合ですよね。
iCloud Driveをオフにするとどうなると思いますか?
iCloud Driveをオフにした場合、今までiCloud Driveで保存や共有をしてきたことができなくなります。
身近な例でいうと、LINEのトークのバックアップなどができない事態になります。
iCloudとiCloud Driveの違い
それぞれ理屈を説明しても分かりづらいので具体例を挙げて説明していきます。
iCloudにはあってiCloud Driveにはないもの(代表的なもの)
- iCloudメール
- iCloudフォトライブラリ
- iCloudキーチェーン
送られてきたメールを勝手に改変はしませんよね。あくまで届いたメールをそのまま保存するのがiCloudの役割です。
これはiCloudには保存されません。
写真やビデオというのは勝手に改変されませんよね。その為iCloudには保存されません。
キーチェーンもパスワードを勝手に改変されてたら大変ですよね。
その為、iCloudには保存されますが、iCloud Driveには保存されません。
もちろんこのほかにもiCloudにあってiCloud Driveにないものはたくさんあるよ
iCloud自体のほかのサービスには保存されない物でiCloud Driveにはあるもの
iCloud DriveというのはiCloudの1種なので、iCloud DriveにあればiCloudにもあることになります。
なので厳密に言うとiCloud自体のほかのサービスには保存されない物でiCloud Driveにはあるものです。
- 任意のファイル
- アプリのデータ
- フォルダ構造
ワードやエクセル、PDFなど、どんな種類でもiCloud Driveに保存することができます。
これは他のiCloudサービスには保存されません。iCloud Driveのみの特権です。
グラフィックデザインが生成する編集ファイルなんかはiCloud Driveにだけ保存されます。
iCloudのストレージを減らして容量を増やす方法
iCloudは無料で5GBのストレージをもらうことができます。
ただ5GBって結構少ない量です。
多くの人は5GBの容量では足りないと思っている人が多いのではないでしょうか?
ここではiCloudのストレージを減らして容量を増やす方法をご紹介します。
- iCloudのストレージをアップグレードする
- 不要なデータを削除する
- iCloudの古いバックアップを削除する
iCloudのストレージをアップグレードする
手っ取り早いのはiCloudのストレージプランを有料で増やすことです。
最大12TBまで増やすことができます【2024年10月12日時点】
アップグレード方法は以下の通り。
- 「設定」アプリを開く
- Apple Accountをタップ
- iCloudをタップ
- ストレージをタップ
- 選択したいアップグレードプランをタップ
- 支払い
不要なデータを削除する
iCloud内の不要なデータを削除する方法でiCloudのストレージを減らして容量を増やすことができます。
iCloudに保存されているデータであれば削除さえすれば必ず空き容量が増えます。
iCloudに保存されているデータへのアクセスは、iPhoneの場合「ファイル」アプリから行くのが最も楽です。
iCloudの古いバックアップを削除する
iCloudはバックアップできますが、このバックアップ、増やそうと思えばいくつでも作成することができます。
いくつでも作成できるメリットとしては、段階的にバックアップ用を作ることで、自分が戻したいデータを選択できるようにできることです。
しかしデメリットとしてはバックアップは比較的データ量が多い為、ストレージを圧迫しやすいことがあります。
逆に言えば複数のバックアップを持っている人でストレージ不足に悩んでいる人は一度バックアップの整理をしてみるのも空き容量を増やす有効な手段です。
バックアップの確認方法は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- AppleAccountをタップ
- ストレージまたはアカウントのストレージを管理をタップ
- バックアップをタップ
- 削除したいバックアップをタップし削除
【まとめ】図解で理解するiCloudとiCloud Driveの違い
イメージが付きやすい様にiCloudとiCloud Driveの違いを図解にしてみます。
とにかく1番言いたいことは。。。
iCloud Driveは、iCloudの一部
だということです。
そしてiCloudになくてiCloud Driveにあるものは
閲覧・編集機能
ということです。
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