今回の記事は、



iPhoneのハッキング対策について紹介します。
iPhoneはセキュリティの高いことで知られていますが、ハッキング(乗っ取り)される可能性は0ではありません。
下記のようなニュースが2023/09/01現在も報告されており、過去のこと、他人事ではありません。



ただハッキング(乗っ取り)は何も打つ手が無いわけではありません。
有料のソフトやアプリを使わなくても、誰でも簡単に対処法や防止策をとることが可能です。
今回はそんな無料で誰でもできるハッキング(乗っ取り)についての対処法と防止策をまとめました。
ハッキングされた時の対処法4選



ここでは実際にハッキングされてしまったときの対処法として4つ紹介します。
- 怪しいアプリを削除
- 決済情報が保存されているIDとパスワードを変更する
- Apple IDを変更する
- 初期化する
1.怪しいアプリを削除
もし身に覚えのないアプリがあったり怪しいアプリをダウンロードしてしまった場合は、そのアプリを削除することでハッキング(乗っ取り)を対処することができる場合があります。
ただし、どの悪用アプリにも効果があるわけではありません。
効果があるのは、「アプリ自体に遠隔操作や情報窃取能力をもったアプリ」のみです。
色んなタイプの悪用アプリがありますが、例えば「ウィルスをインストールさせるためだけのアプリ」を削除してもハッキング(乗っ取り)の対処にはなりません。
この場合は他の方法でハッキング(乗っ取り)に対処します。



2.決済情報が保存されているIDとパスワードを変更する
iPhone内に決済情報を保存している人も多いと思います。
もしハッキングされたと分かったら、早急にIDとパスワードを変更し勝手に決済されないように対処することができます。
購入履歴を確認して身に覚えのない取引があれば変更するのはもちろん、取引がなくてもハッキング(乗っ取り)されたと感じたら変更しておいた方がいいでしょう。
- 設定
- メディアと購入
- アカウントを表示
- 購入履歴







つまり、ハッキングされたと感じたら、決済IDとパスワードを変更するべしってことね。
3.Apple IDを変更する
不正サインインされないように、Apple IDも変更しておく必要があります。
Apple IDの不正サインインについての詳細は過去の記事で紹介しています。
4.初期化する
iPhoneを初期化することでハッキング(乗っ取り)に対処できます。
初期化されると工場出荷時の状態となり、全てのデータが削除される為、ハッキングで入れたアプリや読み取ろうとした個人情報なども全て消えてなくなります。
初期化する前に必ず必要なデータだけバックアップしておくようにしましょう。
初期化したら、必要なデータも全て消去されてしまいます。
- 設定
- 一般
- 転送またはiPhoneをリセット
- 全てのコンテンツと設定を消去



ハッキングさせない為の防止策11選



さいごにiPhoneがハッキングされないような防止策をここでは11個紹介します。
- 2段階認証を積極的に採用する
- 脱獄しない
- サードパーティアプリをなるだけインストールしない
- 詐欺メールに引っかからない
- 不用意にリンクをタップしない
- iOSを最新バージョンにする
- VPNを利用する
- 不用意に警告画面をタップしない
- 不審なフリーWiFiに接続しない
- 不審なカレンダーイベントを触らない
- アプリの位置情報をできるだけオフにする
2段階認証を積極的に採用する
先日大規模なApple IDへの不正サインインが行われました。
この時に大活躍したのが、2段階認証でした。
Apple IDだと2ファクタ認証と言います。
Apple IDに限らず、他のアプリにも2段階認証を採用しているツールが多くなっていますので積極的に採用していきましょう。



脱獄しない
iPhoneの色んなリミッターを外してしまう『脱獄』を行わないようにしましょう。
『脱獄』とは、iPhoneのプログラムを改変してAppleの許可を受けていない非公式のアプリや機能を使えるようにできてしまうことです。
App storeを経由しなくてもアプリが取れたり、自由度が高いですが、Appleからのサポートを受けられなくなります。
それだけでなく、セキュリティの高いApp storeを経由しないでDLすることで、ハッキング(乗っ取り)用のアプリをDLする確率が高くなる為、大変危険です。
もちろん『脱獄』をAppleは認証していませんし、今後違法行為に成りかねない大変危険な行為ですので、ハッキングに関係なく行わないことをおすすめします。
もし脱獄されていたら早急に初期化した方がいいでしょう。
不必要なサードパーティアプリをインストールしない
サードパーティアプリでも安心安全なアプリは多数存在します。
ただサードパーティアプリとはあくまで、
詐欺メールに引っかからないよう情報を収集する
詐欺メールに引っかからないようにしましょう!といっても、年々メール内容が巧妙化されており、本物と区別がつかないものもあるため、気をつけていても難しい場合があります。
なので、怪しいと思うメールがきたら慌てず情報収集を行うようにしましょう。
詐欺メールは大量にばら撒くので、同じ境遇の人が複数人いる場合がほとんどです。
その中には、ネットや SNSを使って注意喚起してくれている人もいます。
ネットの情報は間違っている場合もあるため、複数回検索してみてより精査した情報で詐欺メールか判断したほうがいいでしょう。
不用意にリンクをタップしない
上部で説明した詐欺メール含め、怪しいと感じたリンク先をタップしないようにしましょう。
リンクをふむことによって、詐欺サイトへ飛ばされて情報を抜かれハッキング(乗っ取り)の被害に遭うケースがあります。
どうしてもふむ必要がありそうな時は、上部で説明した「詐欺メール」と同じように調べて情報を精査し判断しましょう。
iOSを最新バージョンにする
iOSを最新バージョンにしておくことで、セキュリティ対策になりハッキング(乗っ取り)されにくくなります。
理由はiOSのバージョンアップの中に必ずといっていいほど、セキュリティ(脆弱性)の修正が含まれるからです。



VPNを利用する
VPNを利用することで安全にインターネットを利用することができます。
ただVPN自体も複数あり、有料版も多い為、自分に合ったVPNを利用するようにしましょう。
VPNってなんだったっけ?という人は下記のサイトがおすすめです。↓



不用意に警告画面をタップしない
インターネットを使っていると、突然警告画面が出ることがありますよね。
それらの警告画面はニセモノの場合がほとんどなので、不用意にタップしたり個人情報を入力しないようにしましょう。
もちろん本物もあるのでしっかり調べて見極める必要があります。
不審なフリーWiFiに接続しない
世の中にはフリーでWiFiを提供しているところがあります。
ほとんどの場合は安全ですが、中にはハッキング(乗っ取り)目的で飛ばしているものもある為、不用意にフリーWiFiに接続しないようにしましょう。
一度WiFiに接続すると、次回以降も電波を拾ったら接続しようとするiPhoneの仕様がある為、初めの接続時の見極めが必要です。
不審なカレンダーイベントを触らない
iPhoneの中のカレンダーアプリの予定欄に不審な予定が入っていることはありませんか?
そのほとんどが情報窃取やハッキング(乗っ取り)目的なので絶対にタップしないようにしましょう。
アプリの位置情報をできるだけオフにする
アプリには位置情報を許可するかどうかを聞かれることが多いと思います。
許可しないと使えないようなアプリであればしょうがないですが、そこまで位置情報が必要出なければ、できるだけ許可をオフにしておく方がいいです。
これは実際にハッキング(乗っ取り)された場合に位置情報から自分の位置がハッカーにバレてしまうため大変危険だからです。



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