






はじめに
今回の記事は有料カメラアプリ
『FiLMiCPro』を使った初心者向け撮影術の
記事です。
4箇条シリーズの最後は、露出・フォーカスです。
- 露出・フォーカスとは?
- なぜiPhoneで大事なのか?
- 操作方法【露出・フォーカス】
シリーズで書いており、今回は4回目です。
気になる方は下記からバックナンバーをどうぞ!
露出・フォーカスとは?



まずは露出から説明していきます。
露出
露出とは簡単に言うと、
カメラの明るさ
のことです。




明るさってISO感度でやらなかったっけ?
その通り!
ISO感度も明るさを調節する大切な機能です。ISO感度も露出の一部です。
今話にあったISO感度を初め、f値、シャッタースピード全てが明るさを調整する機能になります。そしてそれらを総合して『露出』と言います。



フォーカス
フォーカスとは簡単にいうと、
ピント
のことです。
こちらは普段使いでも聞くワードなので、理解しやすいかと思います。ピントが合ってないとボヤけた写真や映像になってしまいますよね。自分が映したい被写体にピントをしっかりを合わせて撮影します。






露出・フォーカスを最後に選んだ理由



私はこの露出・フォーカスを4箇条シリーズの最後に持ってきました。実はそれには理由があります。
露出・フォーカスの確認は最後に
露出・フォーカスの設定は、基本最後にして欲しいんです。これが4箇条の最後に持ってきた理由です。
今までの4箇条シリーズで紹介したISO感度やFPSは映像の素材の一部分に過ぎません。でもそれらが集まって1映像になる訳なので、
たかが、一部分、されど一部分
な部分です。
一方で露出・フォーカスも映像の一部分には変わりませんが、ISO感度やFPSを設定した上で全体の調整役としての一部分の役割です。
映像=組体操のピラミッド
映像とは個人的に組体操のピラミッドだと解釈しています。



ピラミッドは、人が自身の体でタワーを築き上げますよね。で、最後の1番上の人が立ち上がったら完成します。あの1番上の人が1番のプレッシャーです。土台になってくれた仲間の気持ちに応えたいけど、今から立つタワーの頂き手前の土台こそ、1番バランスが悪い産物です。ただ考えていては必死に踏ん張っている土台の仲間が限界を迎えるかもしれない。でも立てるのか?この感触なら立てる!今だ!という孤独と己の判断能力が試されます。
あれと似た表現が、この映像にも当てはまります。
土台=ISO感度、FPS
1番上の人=露出・フォーカス
自分の理想とするISO感度、やFPSを設定し、とりあえず土台は完成させました。あとは全体のバランスを露出とフォーカスに調整してもらいます。



明るさが足りなかったら土台の配置を変えます。パラパラ漫画みたいなちらついた映像があればFPSの土台が大丈夫か確認します。時には妥協も必要です。その中の最適な所で露出・フォーカスを合わせて1つの映像を完成させるんです。
なぜiPhoneで大事なのか?



iPhoneの欠点部分であるノイズの発生を抑える為に露出・フォーカスが大切です。
iPhoneは一眼レフなどと比べて、ダイナミックレンジがかなり小さいです。
ダイナミックレンジとは簡単にいうと、映像を鮮明に映し出すものとご理解ください。大きければ大きいほど受けとめれる色彩が増え、鮮やかな映像になります。
年々、大きくなっていますが、それでも全然大きさが違います。
その為、明る過ぎたり、暗過ぎると白飛びやノイズの原因になってしまいます。特にノイズは初心者には調整が難しいと思います。
ノイズの原因は、
- 【全体】暗過ぎる
- 【被写体】黒色のもの
- 【ISO感度】上げ過ぎ
によって起こります。
いろんな調整方法はありますが、iPhoneの場合は以下の方法が最もノイズが発生しづらいです。
【方法】ISO感度を1〜100の間で設定。この設定で暗かったら照明をしっかり当てる
ISO感度は絶対に100程度までにして下さい。そうすれば大抵の場合はISO感度によるノイズは発生しません。あとは、照明で全体の明るさを底あげしてください。
FiLMiCProの操作方法



では最後に、露出・フォーカスの操作方法を紹介します。
露出に関しては、操作などないです。冒頭で説明したように、露出とは明るさの総合です。
強いて露出を上下させたかったらISO感度等で調整してください。
なので、ここではフォーカスについて説明します!
ここを押すと詳細画像が出ます



ここを押すと詳細画像が出ます



ここを押すと詳細画像が出ます



さいごに
計4回に渡って、初心者向けのカメラ設定についてご紹介してきました。
みなさまのiPhoneライフで少しでもカメラの機能や出来栄えがよくなりますように!




最後まで読んでいただきありがとうございました!
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