今回は、
iPhoneの共有メニューについての解説です。
そもそも共有メニューって何?
共有メニューに自分が使いたいアプリが出てこないんだけど。。
実は自分好みに共有メニューのアプリをカスタマイズすることができます。
このカスタマイズについて知らない人が非常に多いのが現状です。
そこで今回はiPhoneの共有メニューとは?から始まり、共有メニューの応用編であるカスタマイズまで一気に紹介します。
iPhoneの共有アルバムについて知りたい人はこちらもクリック
共有メニューのカスタマイズについて最低限知っておくべき予備知識
共有メニューのカスタマイズについて、これだけは知っておかないと混乱してしまう内容だけを予備知識としてピックアップしました。
もっと知りたい人は本記事の「共有メニューの特徴」を見てね!
- 【予備知識①】共有メニューのカスタマイズできる場所
- 【予備知識②】「よく使う項目」と「候補」の意味
- 【予備知識③】「候補」のトグルボタンの意味
【予備知識①】共有メニューのカスタマイズできる場所
「共有メニューのカスタマイズ」と言ったらアプリアイコンが横一列に並んでいる場所のことを指します。
理由はそれ以外にカスタマイズできる場所がないためです。
共有ボタンをタップすると、下から共有メニューが出てくると思います。
その中でアプリアイコンが横一列に並んでいる場所を探してください。
たいていの人は真ん中あたりにあると思います。
その場所が共有メニューで唯一カスタマイズすることができる場所です。
【予備知識②】「よく使う項目」と「候補」の意味
アプリアイコンが横一列に並ぶiPhoneの共有メニューには、大きく分けて「よく使う項目」と「候補」と呼ばれるカテゴリがあります。
両者とも、共有ボタンをタップしただけではすべて出てきません。
アプリの共有メニューを一番右へスクロールしてください。
すると「その他」というアイコンが出てきますので、「その他」をタップしてください。
すると「よく使う項目」と「候補」が出てきます。
アプリの共有メニューは必ず一番左が「AirDrop」アイコンで一番右が「その他」アイコンだよ
「よく使う項目」というのは、必ず共有メニューに出てくるアプリアイコンのことを指します。
共有ボタンをタップしたときに、アプリが横一列に並んで出てくるアプリこそ「よく使う項目」のアプリね
「候補」というのは、「よく使う項目」に入れることのできる補欠アプリのことを指します。
「候補」のアプリも共有メニューに出てくることがあります。
ちょっと複雑ですので、知りたい人だけ読んでください。
「候補」アプリは以下の条件のもと共有メニューに表示されます。
- 「よく使う項目」が0~2個の場合は「候補」アイコンと合わせて11個表示されるようになっている(並び順)
- 「よく使う項目」のアイコンが3個以上になると、「候補」アイコンは並び順で最大9個まで出るようになる
筆者の独自調査では42(筆者すべてのアプリ)のアプリアイコンを「よく使う項目」に入れても1つも漏れることなくアプリの共有メニューに表示されました。
つまり「よく使う項目」=アプリの共有メニューのことと思っていいと思います。
「共有メニューにアプリを追加する」と言ったら、「候補」から「よく使う項目」にアプリを追加することを指します。
「共有メニューからアプリを削除する」と言ったら、「よく使う項目」にあるアプリを「候補」に戻すことを指します。
【予備知識③】「候補」のトグルボタンの意味
さいごに、「候補」アプリにあるトグルボタンの意味について説明します。
このトグルボタンとはそのアプリを表示・非表示にするのを選択するボタンです。
間違えやすいのは、左側にあるプラスマークとの意味です。
プラスマークは、「よく使う項目」に昇格させるために使用するツールです。
まとめると以下になります。
- 「トグルボタンの役割」→アプリの表示・非表示
- 「プラスマークの役割」→「よく使う項目」へ昇格する
共有メニューにアプリを追加・削除・並び順を変更する方法
iPhoneの共有ボタンを押すと、アプリが横一列に並んでいる場所があります。
共有メニューのカスタマイズと言ったら、このアプリが横一列に並んでいる場所のことです。
理由は他の共有メニューはカスタマイズできないためです。
どのようなカスタマイズができるかというと、共有メニューにアプリを追加・削除するカスタマイズ方法です。
追加する方法から紹介していきます
共有メニューにアプリを追加する方法
共有メニューにアプリを追加する方法
- 共有ボタンをタップ
- アプリが並んでいる共有メニューを一番右までスクロールする
- 「その他」をタップ
- 「編集」をタップ
- 「候補」の中から追加したいアプリを選び、トグルボタンをオンにする(すでにオンになっていれば省略)
- 「候補」の中から追加したいアプリを選び、左のプラスマークをタップ
- 「よく使う項目」に追加したいアプリが入っているか確認する
- 「完了」をタップして終了
共有メニューのアプリを削除する方法
続いて共有メニューのアプリを削除する方法です。
共有メニューのアプリを削除する方法
- 共有ボタンをタップ
- アプリが並んでいる共有メニューを一番右までスクロールする
- 「その他」をタップ
- 「編集」をタップ
- 「よく使う項目」の中から削除したいアプリを選び、左側に表示されているマイナスマークをタップ
- 右側に出てきた「削除」をタップ
- 「よく使う項目」からアプリが消え、「候補」に戻っていたら完了をタップし終了
削除ボタンをタップしたからと言って、そのアプリが削除されるわけではありません。
この削除とは、「よく使う項目」の欄から削除する、という意味の削除です。
共有メニューの並び順を変更する方法
共有メニューの並び順を変更する方法
- 共有ボタンをタップ
- アプリが並んでいる共有メニューを一番右までスクロールする
- 「その他」をタップ
- 「編集」をタップ
- 「よく使う項目」の中から並び順を変更したいアプリの右側に表示されているハンバーガーボタンをドラッグ
- そのまま変更場所へスライドし、完了したら手を離す
- アプリの並び順が変更していたら完了をタップで終了
注意点としては、「候補」は並び順を変更することができない点です。
「候補」は最低でも9個必ず共有メニューに出てきます。
その出てくる順番とはこの並び順の順番です。
共有メニューとは?
iPhoneの共有メニューを簡単に言うと、今見ているデータを人と情報共有するときに使います。
たとえば、「友人と一緒に行く予定のライブ情報が更新されていた」場合に、そのライブ情報を友人にも伝えたいなどと言ったときにはこの共有メニューから進めると楽に共有することができます。
多くのアプリで利用できる「共有」メニューを使うと、書類、写真、メール、ニュース記事などの項目を簡単に共有できます。「共有」ボタン をクリックしてから、項目の共有方法(AirDropや、「メール」または「メッセージ」などのアプリなど)を選択するだけです。
引用元:Apple
共有メニュー画面の見方
いろんな情報が詰まっている共有メニューをより細かくカテゴリに分けて、その中身の見方を紹介します。
共有メニュー画面は、主に4つのカテゴリに分類することができます。
- ①【画面の一番上】共有したいデータオプション
- ②【画面の上から2番目】最近連絡した個人アイコン
- ③【画面の上から3番目】アプリ
- ④【画面の一番下】共有メニューのアクションリスト
①【画面の一番上】共有したいデータオプション
一番上には、共有したいと思っているデータが表示されます。オプションをタップすると以下のオプション画面に移動します。
- フォーマット
- 自動
- 現在のフォーマット
- 互換性優先
- 送信フォーマット
- 自動
- 個々の写真
- iCloudリンク
- AirDropとiCloudリンクのみ
- すべての写真データ
フォーマットに関しては、個人的に自動がおすすめです。iPhoneが保存先に最適なフォーマットに自動選択変換してくれるからです。
「現在のフォーマット」を選択した場合、フォーマットを今のままから変換せず保存するということになり、場合によってはうまく保存されない場面があるので注意しましょう。
最後の互換性優先とは写真やビデオがJPEGやH.264のフォーマットに変換される可能性があります。
次に送信フォーマットを見ていきます。
自動を選択した場合は、送信先にきちんと表示できるよう自動でiPhoneが最適化してくれます。個人的には自動が一番おすすめです。
次の「個々の写真」ですが、単純に共有したい写真を送信することができます。「自動」で送った場合も写真が送られるので何か違う点があるか調べてみたんですが、特段写真についてはデータ容量も同じでした。
最後の「iCloudリンク」についてですが、これはURLが一緒に添付され送られてきます。
②【画面の上から2番目】最近連絡した個人アイコン
ここには、最近連絡した個人アイコンが表示されます。例えば、たった今夫へLINEでメッセージを送った場合、次に誰かと共有しようと共有メニューを表示させると、夫のLINEアイコンが表示されます。
個人アイコンの右下にアプリが表示されていますよね。この拡大している個人アイコンには、LINEアプリが表示されています。
これはこの個人アイコンを選択すると、LINEアプリで共有するという意味を表示しています。
個人アイコンを表示させる方法
これは明確な方法はありません。しかしなりやすい方法があるので紹介します。
それは表示させたい相手と連絡を取ることです。
そもそもここに出てくる個人アイコンとは、iPhoneが勝手に提案してきているものです。
何を提案しているのかと言ったら最近よく連絡している人達。つまりiPhoneは先回りしてまた連絡する可能性があるから便利になるように共有メニューのおすすめに入れといたでーという意図で入ってきます。
ならば能動的に個人アイコンを表示させるには、その人と連絡を取ることでiPhoneに最近連絡を取っている人だと認識させてあげることが必要になってきます。何回目でアイコンが表示されるか不明ですが、どうしても表示させたかったらこの方法を使ってください。
個人アイコンを非表示にさせる方法
以下の3パターンで共有メニューに出てくる連絡先を個別に削除・非表示にすることができます。
- 過去の連絡履歴を削除して個別に削除する方法
- 連絡先を長押しして個別に削除する方法
- 設定の変更で非表示にする方法
1つ目はその人との連絡履歴をすべて削除することです。そうすることで、個人アイコンが共有メニューに出てこなくなります。
2つ目は共有メニューに出ている個人アイコンを長押しして削除する方法です。長押しタップしておくと「おすすめを減らす」というオプションが出てきます。これをタップすれば、共有メニューから削除することができます。
最後の3つ面は「設定」アプリを使って非表示にする方法です。
設定→Siriと検索→共有中に表示をオフ→連絡先欄が無くなっていたら成功
③【画面の上から3番目】アプリ
こちらは、アプリの表示部分になります。
②は個人アイコンでしたが、③はアプリです。
共有機能が備わっているアプリしか表示されないことに注意が必要です。
共有メニューのアプリを「よく使う項目」に追加する方法
共有メニューにアプリを追加する方法としては以下の手順になります。
- アプリの欄を一番右へスワイプし「その他」をタップ
- 右上にある「編集」をタップ
- 追加したいアプリを「候補」から見つけ出し、左の+マークをタップ
- 追加したいアプリが「候補」から「よく使う項目」に移動していたら成功
共有メニューのアプリを「よく使う項目」から外す方法
- アプリの欄を一番右へスワイプし「その他」をタップ
- 右上にある「編集」をタップ
- 「よく使う項目」から「候補」へ外したいアプリを見つけ出し、左の-マークをタップ
- 「よく使う項目」に入っているアプリが「候補」アプリへ移動していたら成功
共有メニューのアプリを非表示にする方法
「よく使う項目」にも「候補」にも表示されないように非表示設定が可能です。
これは必ずアプリがすでに「候補」になっている場合でないと成功できません。
というのも、「よく使う項目」には非表示にできるバーが出てこない為です。
手順は以下の通り。
- アプリの欄を一番右へスワイプし「その他」をタップ
- 右上にある「編集」をタップ
- 「候補」へ非表示にしたいアプリを見つけ出し、右のオンオフボタンをオフにする
- 共有メニューをタップしたときに候補に出てこなくなっていたら成功
共有メニューのアプリを並び替える方法
- アプリの欄を一番右へスワイプし「その他」をタップ
- 右上にある「編集」をタップ
- よく使うアプリの右についている三本マークをタップしながら上下に移動すると自由に並び替えれます
④【画面の一番下】共有メニューのアクションリスト
このアクションメニューは上記で説明してきた①〜③とは少し性質が違います。
①〜③までは、「誰か他人と共有する目的のツール」でした。
このアクションメニューは自分自身と共有する意味合いを持ちます。
例えば1部アクションメニューで説明すると、
- リーディングリストに追加する
- ホーム画面に追加
- コピー
- マークアップ
これらの主語は全て自分です。他人のホーム画面に追加する様な意味では無いと言うのが理解できると思います。
共有メニューのアクションリストを「よく使う項目」に追加する方法
- アクションメニューの一番下までスワイプし、「アクションを編集」をタップ
- 「よく使う項目」に追加したいアクションメニュー左についてる+マークをタップ
- 「よく使う項目」に追加されたら成功
共有メニューのアクションリストを「よく使う項目」から外す方法
- アクションメニューの一番下までスワイプし、「アクションを編集」をタップ
- 「よく使う項目」から外したいアクションメニュー左について-マークをタップ
- 「よく使う項目」から無くなっていたら成功
共有メニューのアクションリストを非表示にする方法
- アクションメニューの一番下までスワイプし、「アクションを編集」をタップ
- 非表示にしたいアクションメニュー右にあるオンオフボタンをオフにする
- アクションメニューから消えていたら成功
※注意点として、非表示にできないアクションメニューもあります。
見分け方はアクションメニューの右側にオンオフできるボタンが表示されていないものが非表示にできないアクションメニューです。
共有メニューのアクションリストを並び替える方法
- アクションメニューの一番下までスワイプし、「アクションを編集」をタップ
- 「よく使う項目」の右側に三本線が付いている場所をタップしながら上下に移動すると並び替えることができる
アプリ共有メニューの特徴
ここではアプリが横一列に並んでいる通称「アプリ共有メニュー」の特徴について解説します。
アプリ共有メニューには以下の特徴があります。
- 【特徴⓪】一番左には必ずAirDropのアイコンが配置される
- 【特徴①】初期設定ではインストール順に左から並ぶ
- 【特徴②】一番右側に配置されている「その他」のアイコンをタップすると編集できる
- 【特徴③】アプリ共有メニューには「よく使う項目」と「候補」と「その他」の3カテゴリしかない
- 【特徴④】アプリ共有メニューの並びは、左から「よく使う項目」→「候補」→「その他」の順番
- 【特徴⑤】編集画面にて「候補」アイコンの左に配置されている「プラスマーク」を押すと「よく使う項目」にカテゴリが変化する
- 【特徴⑥】編集画面にて「よく使う項目」アイコンの左に配置されている「マイナスマーク」を押すと「候補」にカテゴリが変化する
- 【特徴⑦】編集画面にて「候補」アイコンの右に配置されている「トグルボタン」をオフにすると非表示にできる
- 【特徴⑧】共有メニューのカスタマイズは、同期される(ex.写真アプリで共有メニューのカスタマイズでアプリが出てくる順番を変更したら、Safariアプリで共有メニューを開いた時も変更した後の順番になっている)標準アプリ以外でも同期される
- 【特徴⑨】「よく使う項目」が0~2個の場合は「候補」アイコンと合わせて11個表示されるようになっている(並び順)
- 【特徴⑩】「よく使う項目」のアイコンが3個以上になると、「候補」アイコンは並び順で最大9個まで出るようになる
(「よく使う項目」を42個まで増やして検証した結果) - 【特徴⑪】「よく使う項目」のメニューバー右側を長押しで並び順を変更することができる
- 【特徴⑫】「候補」は並び順を変更できない(削除したりして並び順を変更することは可能)
共有メニューの注意点
いくつか注意点があります。
- 「メッセージ」「メール」「ブック」は非表示にすることができない
- 複数のメニューが非表示にすることができない
- AirDropは絶対固定(よく使う項目からも外れないし、非表示にすることもできない)
「メッセージ」「メール」「ブック」は非表示にすることができない
この3つに関しては、非表示にすることはできません。場所の移動は可能です。
複数のメニューが非表示にすることができない
ここは非表示にすることができない共有アクションメニューが多いです。
一応書いておくと以下が非表示にできません。
- アルバムに追加
- Airplay
- 壁紙に設定
- iCloudリンクをコピー
- 未編集のオリジナルを書きだす
- 写真をコピー
- 連絡先に割り当てる
- プリント
- 新規クイックメモに追加
AirDropは絶対固定(よく使う項目からも外れないし、非表示にすることもできない)
AirDropに関しては、非表示はおろか、場所移動もできません。完全に一番左に固定されます。
まとめ
いかがでしたか?
iPhoneの共有メニューは多くの方が使う機能でありながら、細かい機能まで知っている人が少ないのが現状です。
せっかく便利な機能が備わっているので、使わない手はありません!iPhoneを使いこなして、もっと快適な生活を楽しみましょう。
最後に本記事のまとめを箇条書きで記載します。
- 共有メニューには横並びでいろんなカテゴリが存在する
- 共有できるアプリは追加して表示させることが可能
- 共有できるアプリは非表示にしたり順番を入れ替えたりカスタマイズが可能
スマホのカメラで撮るだけでお薬手帳など医療情報をデータ化できる有能アプリ!
パシャっとカルテ
イラスト1枚とスマホで誰でもVtuberに!
IRIAM(イリアム)
Sponsored by IRIAM Inc.
Sponsored by IRIAM Inc.
質良し、価格良し、口コミ良しの写真アプリの決定版!
アルバス(ALBUS)
↓その他下記にまとめてます!↓
コメント