今回の記事は、
ジャーナルアプリについて紹介します。
2023年12月12日にリリース開始されたiOS17.2で、「ジャーナル」という純正アプリが追加されました。
リリース直後から「ジャーナル」がX(旧Twitter)のトレンド入りを果たすなど、注目を集めていた本アプリですが、どんなアプリなのかいまいち分からない人も多いのではないでしょうか?
結局どんなアプリなの?
使い方がいまいちわからない!!
実際の使い方を例にとって教えてほしい!
本記事ではジャーナルアプリの基礎的な内容から、各シチュエーションに合わせた使い方まで図解を用いて丁寧に紹介します。
後半では実際に使用してみた実体験レビューも紹介します。
ジャーナルアプリとは?【iPhone】
まずはジャーナルについて基礎的な内容を紹介していきます。
ジャーナルアプリって何?
ジャーナルアプリとは、平たく言うと「日記アプリ」のことです。iPhoneで日記を付ける為に作られたのが、このジャーナルアプリです。
ただ個人的に使ってみて感じるのは、ブログやエッセイ的要素が混じった日記アプリだと思いました。
なぜかというと、ジャーナルアプリ側から「振り返り」というジャーナル日記を付けるための話題を振られたりするからです。
そのほかにも写真や音声、位置情報などいろんな情報を付け足してその日の出来事や感じたことを振り返り記録する要素が高いので、日記であり、時にブログにもなる記録アプリだと思ってます。
「日記」は日々の記録やその感想を書くもので、「ジャーナリング」は頭に浮かんだことを自由に綴ること…という違いがあるんです。
また、英語で「diary」は秘密性の高い日記のことを指し、「journal」は人に見てもらうブログのような書き物のことを指すようです。
引用元:「ジャーナリング」と「日記」の違いって?それぞれの違い・やり方を解説
写真や音声、位置情報などiPhoneの機能を利用しながら、その日のあった出来事やデータを日記風に記録することができます。
ジャーナルとは
ジャーナルは、心身の健康を改善するといわれている、ジャーナル記録を通じて、ユーザーが感謝の気持ちを振り返り、実践するのに役立つ新しいiPhoneアプリです。
Apple公式
ジャーナルのリリース日
ジャーナルは2023年12月12日(日本時間)にiOS17.2の新機能として実装されました。
ジャーナルアプリって勝手に入った?
実はジャーナルアプリは勝手に入る仕様になっています。iOS17.2にアップデートしたiPhoneには必ず入る仕様になっていました。事前告知などもほとんど無かったため、中には「アップデートしたら知らないアプリが入っていた」「ハッキングとかで勝手に入れられたアプリじゃないのか?」という不安の声がSNSで多くつぶやかれていました。
私は以前から情報を得ていたので、むしろ早く使いたくてたまらなかったんですが、知らない人にとってはかなり驚かれたと思います。
ジャーナルアプリは安全?
iOS17.2以降にアップデートすると勝手に入る仕様のジャーナルアプリですが、安全面はどうなのでしょうか?
結論安全なアプリです。普通のアプリと何ら変わりません。普通のアプリと変わらないので、当然不要だったら削除することも可能です。
削除方法
削除方法についても普通のアプリと同じ手順で削除することができます。
- アプリを長押し
- 「アプリを削除」をタップ
- 「アプリを削除」をタップし、確認のため、もう一度「削除」をタップ
ジャーナルアプリで記録できるもの【iPhone】
ジャーナルではどんなことを記録することができるでしょうか?
ここではジャーナルアプリで記録できるものについて紹介します。
ジャーナルアプリで記録できること
ジャーナルで記録できるものとしては以下の通りです。
- 文字(日記)
- 写真
- カメラ(ジャーナルアプリで撮影した写真)
- 音声
- 位置情報
- 歩数
- 最近電話した人
- 振り返り機能※重要
文字(日記)
ジャーナルアプリでは文字を使って日記を書くことができます。
まぁ日記アプリだからね。
これに関しては基本的すぎて解説することは特にありません。
何か特別なフォントが使えたり、手書きで書ける特別仕様なども無いです。
▼iPhoneで日本語手書き入力ができるようになりました▼
写真
iPhone端末に保存されている写真からジャーナルに記録として掲載したいものを自由に利用することができます。
カメラ(ジャーナルアプリで撮影した写真)
ジャーナルアプリ内でカメラ撮影を行うことも可能です。
撮影した写真をそのままジャーナルの記録として利用できます。
【注意点】ジャーナル内で撮影した写真はそのままでは写真アプリには保存されない
少し特殊なんですが、ジャーナルアプリ内で撮影した写真データというのは、iPhone端末の写真アプリには自動的に保存されません。
自動的に保存できるようにするにはiPhoneの設定アプリを少し変更する必要があります。
- ジャーナルアプリを開く
- ホーム画面下にある「+マーク」をタップ
- 「新規エントリー」をタップ
- 「カメラ」のアイコンをタップ
- 「カメラへのアクセス」を許可する
- 撮影する
- 「写真を使用」をタップ
- 「設定」を開く
- 「ジャーナル」を開く
- 「写真に保存」をオンにする
音声
ジャーナルアプリでは音声を記録することも可能です。
位置情報
ジャーナルアプリには位置情報を記録として残すことができます。
位置情報については以下のカテゴリから自由に選択することが可能。
- 歩数(後述)時にiPhone端末に記録された位置情報
- 現在地の近くにあるピン止めされた位置情報
- 自分のジャーナル内で使ったことのあるスポットの位置情報
- 検索して出てきた位置情報
歩数(後述)時にiPhone端末に記録された位置情報
例えば夜に近くの公園(A)にウォーキングに行ったとしましょう。
するとiPhone端末には歩数と移動したときの位置情報が記録されます。
ここでいう位置情報とは公園(A)付近の地図情報のことを指します。
現在地の近くにあるピン止めされた位置情報
上記の例で行くと、公園(A)のような地図アプリにピン止めされている位置情報のことです。ジャーナルアプリ内の「この近く」という項目から選んで利用することができます。
自分のジャーナル内で使ったことのあるスポットの位置情報
公園(A)を前回ジャーナルの記録時に使ったとしましょう。
一度使った位置情報はジャーナル内に記録されるので、次に公園(A)を位置情報として使う場合は「自分のジャーナル内」という項目から簡単に選択して使うことができます。
検索して出てきた位置情報
ジャーナル内には位置情報を検索する機能も備わっています。
これは地図アプリ内にあるものすべてが対象なので、言ってしまえばこの機能さえあれば位置情報の確保は容易です。
例えば、現在地は東京でジャーナルアプリに北海道の千歳空港を位置情報として利用したければ、検索機能を使うことで解決します。
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iPhone端末内の記録として歩数を残すことができますよね。
この歩数をジャーナルでも記録として活用することができます。
例えば、昨日の夜にウォーキングで3,000歩歩いた記録がiPhone端末に残っていれば、3,000歩という歩数データをジャーナル内の記録に掲載できます。
一緒に位置情報も取得も可能です。
最近電話した人
最近電話した人もジャーナル日記に記録することができます。
この電話はLINE通話も該当します。
例えば、午前中に実家の母親とLINE通話をしたとしましょう。
そして午後にジャーナル日記を書こうとしたら、モーメントに「つながりがあります」というタイトルでLINE通話した母親の名前が表示されます。
それをタップすると母親の名前(連絡先)をもとにジャーナル日記を書き始めることが可能です。
振り返り機能※重要
ジャーナルアプリでは「振り返り」機能というツールを使って記録することができます。
「振り返り」機能ってなに?
「振り返り」機能とはジャーナルアプリにのみにある機能のことです。
簡単に説明すると、お題を出してくれる機能です。
どんなお題?
例えば以下のようなお題(振り返り)を出してくれます。
- 最近のモーメントを振り返って、今秋嬉しかった出来事を選んで書いてみましょう。
- いつも興味を持っていることは何ですか?
- 最近学んだよい教訓は何ですか?
つまりジャーナルアプリがユーザーに適当なお題を振ってジャーナル日記を書きやすい様にしてくれるという機能です。
日記の内容ってなかなか思い浮かばない
皆さんは日記を書くとき、「何を書けばいいんだろう?」と悩んだ経験はありませんか?
私は小学生の時に、日記の宿題が嫌で仕方がありませんでした。
大して何もない日のことをどう日記に書けばいいんだろう。とすごく悩んだ経験があります。
でも宿題だから何とかして日記を書かなければならない。
大人になった今でも同じです。話題が無いときのことをどのように日記として記録するか、頭を悩ませますよね。
このようなときに適当な話題を振ってくれるのがジャーナルの「振り返り」機能です。
ジャーナルアプリが日記を書くきっかけになるような話題を振ってくれます。
ユーザーが無理やり話題を考えなくとも、「振り返り」をきっかけにして、もっと容易に記録をつけることが可能になります。
ちなみにその振り返り機能を使ったジャーナルの手順は下記の通りです。
- +マークをタップ
- 振り返りツールをタップ
- 選択した振り返りと一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
ジャーナルアプリの機能【iPhone】
ここではジャーナルに用意されたすべての各機能を紹介します。
ジャーナルでは以下の3つの画面構成で成り立っています。
- ホーム画面
- 作成直前画面
- 作成画面
ジャーナルアプリを開くと、まずはホーム画面が現れます。ホーム画面は過去のジャーナル記録の閲覧やソート別に並び替えることができます。あと1つジャーナル日記を新規で作成しようとするときもこの画面から進みます。
下の「+マーク」をタップすると、次の作成直前画面へ移動します。
作成直前画面ではどのようなツールを使ってジャーナル日記を書くか選択します。
ツールが決まったら次に作成画面に入ります。ここでは自由にいろんなツールを使いながらジャーナルで日記を完成していきます。最後に右上の「完了」をタップすれば完成です。
今のはざっくりした説明だからもう少し深堀して解説します
ホーム画面
ホーム画面は以下の番号で説明していきます。
- 1.検索バー(ハンバーガーメニュー)
- 2.過去のジャーナル情報
- 3.編集・ブックマーク・削除
- 4.新規作成
1.検索バー(ハンバガーメニュー)
このボタンはジャーナル内のデータを検索するときに使用します。
検索フィルターとしては以下のカテゴリが用意されています。
- すべてのエントリー
- ブックマーク
- 写真
- 振り返り
- 場所
例えば「写真」で絞り込むと、写真を載せている過去のジャーナル情報のみが出てきます。
- ホーム画面右上にあるメニューバー(ハンバーガーメニュー)をタップ
- 表示されたカテゴリをタップすると、タップしたカテゴリでジャーナルがソートされる
2.過去のジャーナル情報
過去に記録したジャーナル情報がまとまって出てきます。情報が長すぎると、途中までであとは省略されて出てきません。全文閲覧したければ、そのジャーナル情報をタップすることで全部の情報を表示することができます。
- ホーム画面で全部表示させたいジャーナルの内容をタップ
- 全部の内容が出てきたら成功
3.編集・ブックマーク・削除
過去のジャーナルの記録を編集する際に使用します。
編集内容としては以下の通り。
- 編集
- ブックマーク
- 削除
- ジャーナル記事の右下にある「横3点マーク」をタップ
- 編集・ブックマ・削除が出てくる(今回は編集をタップ)
- その記事を編集できる画面に移動する
4.新規作成
+マークは新規作成するときに使用します。
この+マークを押すと、「作成直前画面」へ飛びます。そして以下の選択肢から新規作成を選んで「作成画面」へ進むことができます。
- 新規エントリー
- モーメント【おすすめ】
- モーメント【最近】
- 「+マーク」をタップ
- 新規エントリー|モーメント(おすすめ)|モーメント(最近)から希望するものをタップ(ex新規作成)
- 作成画面へ移動しジャーナルが書ける
作成直前画面
続いては作成する直前の画面です。ここではどのようなツールを用いてジャーナル日記を書くかを設定するいわば準備する場所です。
例に倣ってそれぞれ見ていきましょう。
5.新規エントリー
このボタンを押すと、日記の「作成画面」に飛ぶことができ、真っさらな状態でジャーナル日記を付けることができます。
6.モーメント【おすすめ】
モーメント【おすすめ】からはジャーナルから提案されたツールを利用してジャーナル日記を書く方法です。
提案ツールとしては主なものとして以下を上げます。
- 写真
- 振り返り
- 位置情報・歩数
このほかにもその人のiPhoneで使用しているカテゴリからランダムに表示されます。
- +マークをタップ
- ジャーナルで使いたい写真をタップ
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した写真と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
- +マークをタップ
- 振り返りツールをタップ
- 選択した振り返りと一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
- +マークをタップ
- 使用したい地図・歩数をタップ
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した地図・歩数と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
7.モーメント【最近】
モーメント【最近】では以下の話題作りのきっかけを提供してくれます。
- +マークをタップ
- モーメント(最近)をタップして位置情報・歩数を選択する
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した位置情報・歩数と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
8.振り返り
ジャーナルが話題を振ってくれる「振り返り」です。
「振り返り」をタップすると、「作成画面」へうつり、「振り返り」についてジャーナル日記を書くことが可能です。
もちろん、写真や音声など、他のツールも一緒にカスタムして日記を書くこともできます。
9.振り返りの更新
このボタンをタップすると、「振り返り」がランダムで変更できます。
「振り返り」で話題をもらったけど、いまいち書く内容が思い浮かばないときにこのボタンを使用します。
作成画面
最後はいよいよジャーナル日記を書く作成画面です。いろんなツールを用いて自分だけのジャーナル日記を書きましょう。
10.ブックマーク
今書いているジャーナル日記をブックマークするときに使います。
ブックマークすると、1.検索バー(ハンバガーメニュー)でブックマークをフィルターに設定すると出てくるようになります。
11.作成画面ver.編集メニュー(3点メニュー)
3.編集メニュー(3点メニュー)と似ていますが、内容が違います。
内容としては以下の通りです。
- エントリー日
- モーメント日
- カスタムの日付
- 削除
モーメント日というのは、モーメント【おすすめ】【最近】を編集する時のみ出てきます。
カスタム日付は自分の好きな日にちに設定することができます。
例えば昨日のジャーナル日記を今日書いたときに、昨日の日付で保存することができます。
毎日ジャーナル日記を書く人で書き忘れの時なんかにいいね。
12.完了(日記完成)
この完了ボタンをタップすると、ジャーナル日記が保存されます。
13.モーメント
このボタンをタップするとモーメント【おすすめ】【最近】両方を呼び出すことができます。
14.写真アプリデータ
iPhone端末内の写真アプリに保存されているデータを呼び出すことができます。
「写真アプリデータ」なのでビデオなんかも呼び出してジャーナル日記に追加することが可能です。
15.カメラ
このボタンをタップするとiPhoneのカメラが起動します。
注意点ですが、ジャーナル内で撮影したカメラデータは「写真アプリ」と同期されません。
もし同期させたかったら設定アプリから変更する必要があります。
16.音声
このボタンをタップするとiPhoneのマイクが起動し、音声を録音することができるようになります。
そのままジャーナル日記に追加することが可能です。
17.位置情報
このボタンを押すと、以下の位置情報から選択することができます。
- この近く
- 自分のジャーナル内
- 位置情報を検索
自分のジャーナル内というのは、過去のジャーナル日記で使用した位置情報を抽出して再利用することができるカテゴリです。
ジャーナルの設定
ジャーナルには「設定」アプリからいくつか細かな設定をすることが可能です。
1.位置情報
ジャーナルで位置情報を利用するかどうかを選択することができます。
2.カメラ
ジャーナルでカメラの使用許可を選択することができます。
3.Face ID
ジャーナルでFace IDを利用するかどうかを選択することができます。
4.Siriと検索
ジャーナルでSiriと検索機能を使うかどうかを選択することができます。ここをタップするとさらに詳細の選択画面に進みます。詳細な選択画面の項目は以下の通り。
- このアプリから学習
- 検索でアプリを表示
- 検索でコンテンツを表示
- ホーム画面に表示
- アプリを提案
- 提案の通知
5.通知
ジャーナルの通知機能をオンオフについて選択することができます。通知をタップするとさらに詳細に選択できる画面に進むことができます。詳細の選択画面の項目は以下の通り。
- 通知を許可
- バナースタイル
- サウンド
- バッジ
- プレビューを表示
- 通知のグループ化
6.アプリのバックグラウンド更新
ジャーナルがバックグラウンドで更新していいかどうかを選択できます。
7.モバイルデータ通信
ジャーナルを使うときにモバイルデータ通信を利用してもいいかどうかを選択することができます。
8.ジャーナル記録の提案
ここではモーメントにジャーナルから日記を書くきっかけの振り返り機能や位置情報などを表示させるんですが、そのコンテンツを選択することができる場所です。
ここをタップすると以下の詳細画面へ進みます。
- すべてオフにする
- アクティビティ→ワークアウトとエクササイズ
- メディア→視聴したポッドキャストやmusic
- 連絡先→メッセージや通話の発信先
- 写真→ライブラリ、メモリ、および共有写真
- 利用頻度の高い場所→時間を過ごした場所
- 履歴を消去
- ほかの人との提案を優先→連絡先または大人数のグループと共有するモーメントを含んだ提案を優先させます。
- 近くにいる人によって検出可能にする→あなたが近くにいることをほかの人が検出できるようにすると、その人の提案が優先されるようになります。
- 提案の通知設定→通知選択画面へ飛ぶ
9.言語
使用する言語の選択ができます。
10.ジャーナル記入の提案をスキップ
最初に提案が表示されるのがデフォルトですが、ここをオンにしておくといきなり新しいエントリを作成するところからスタートします。
11.ジャーナルをロック
ここをロックしておくと、ジャーナルを開くときにパスワードやFace IDが必要になります。あまり人に見られたくない時にはオンにしておいた方が良いです。
12.ジャーナル記入のスケジュール
これをオンにして時刻を設定すると、その時刻にジャーナルについての通知が届きます。
私は毎日21時に通知がくるように設定しています。
13.写真に保存
通常ジャーナルで撮影した写真やビデオは写真アプリと連携しておらず、写真アプリには保存されない仕様になっています。それをここをオンにすることでジャーナルで撮影したものも自動的に写真アプリに保存されます。
私はオンに設定しています。
ジャーナルの使い方【iPhone】
少しわかりづらいので図解を用いて説明しますね。簡単に言うと、ジャーナルの書き方はどのパターンもほぼ同じです。上の図を見るとわかるように、途中までは同じですよね。変化があるのが以下だと思います。
- 新規エントリー
- モーメントおすすめ
- モーメント最近
そのあとはまた一本道になっていますよね。要はここの3つさえ理解できればどんなパターンのジャーナルが来ても問題ないということなんです。
で、この3つのネーミングが分かりづらさ満載ですよね。
モーメントってなんやねん!
モーメント最近ってどゆこと?
この文字の言い回しを言い換えるだけで一気に理解度が増します。
モーメントって日本語訳すると「その時の出来事」とかいう意味です。
抽象的すぎる・・・。
そうなんです。実はモーメント自体も抽象的でざっくりしているので直訳してもピンとこないんです。
いろいろジャーナルを使ってみた結果、これをより具体的に表現するならば以下の通りです。
- モーメントおすすめ→iPhoneで収集したいろんなデータで日記を書かないかの提案
- モーメント最近→地図、歩数情報のデータで最近どこに行ったかの日記を書く提案
- ジャーナルで日記を新規作成
- ジャーナルで日記を新規作成(モーメント【おすすめ】ver.)
- ジャーナルで日記を新規作成(モーメント【最近】ver.)
ジャーナルのモーメントとは?
ジャーナルにはモーメントというカテゴリが用意されています。
モーメントには【おすすめ】【最近】の2カテゴリが用意されており、さらに細分化すると以下がそれぞれのカテゴライズに用意されています。
モーメント【おすすめ】
- ジャーナルアプリがランダムで見つけてきた写真メモリー
- ジャーナルアプリからの「振り返り」
- 歩数
- 位置情報
モーメント【最近】
- 歩数
- 位置情報
【具体例】ジャーナルで記録を書いてみよう!!
いろいろと説明してきましたが、「習うより慣れよ!」として実際に具体例を用いてジャーナルで記録を書いていきたいと思います。
- とりあえず自由にジャーナルを書いてみる
- ジャーナルから提案されたお題でジャーナルを書いてみる
- 最近の自分が行った場所をお題にしてジャーナルを書いてみる
- 別アプリ(ex写真)からジャーナルを書こうとする
とりあえず自由にジャーナルを書いてみる
ジャーナルアプリで最も基本的日記のつけ方です。
この場合は「新規作成」でジャーナルを書くのが適当です。
以下の方法でジャーナルアプリで日記を新規作成できます。
- 「ジャーナル」アプリを開く
- ホーム画面にある「+マーク」をタップ
- 「新規エントリー」をタップ
- 日記を書いて「完了」をタップし日記を保存
ジャーナルから提案されたお題でジャーナルを書いてみる
モーメント【おすすめ】を利用して日記を書く方法です。
- +マークをタップ
- ジャーナルで使いたい写真をタップ
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した写真と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
- +マークをタップ
- 振り返りツールをタップ
- 選択した振り返りと一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
- +マークをタップ
- 使用したい地図・歩数をタップ
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した地図・歩数と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
最近の自分が行った場所をお題にしてジャーナルを書いてみる
モーメント【最近】を利用して日記を書く方法です。
- +マークをタップ
- モーメント(最近)をタップして位置情報・歩数を選択する
- 最終確認が入るので「書き始める」をタップ
- 選択した位置情報・歩数と一緒にジャーナルを書く画面に映る。完了を押せば保存される
別アプリ(ex写真)からジャーナルを書こうとする
別のアプリからジャーナル日記へ移行して日記を付ける方法です。
例えば写真アプリを開いていて、懐かしい写真が出てきたとします。その写真をもとにジャーナルで記録を書きたいというときの手順を紹介します。
- 写真アプリから「共有マーク」をタップ
- 「ジャーナルアプリ」をタップ
- そのままジャーナルを書いて「保存」をタップ
- ジャーナルへ行くと、記事が保存されているのが分かる
※注意点としては、この方法だとジャーナル日記に入れるツールは文字だけだということです。例えば歩数や位置情報などは後からなら入れれますが、別アプリ経由中では入れることができません。
さっとメモを残してジャーナルに保存しておきたいというときには役立つ方法かと思います。
ジャーナルアプリを実際に使ってみたレビューまとめ※2024年2月13日
ジャーナル機能がリリースされてからしばらく使ってみた筆者のレビューを正直にお話ししたいと思います。
レビューとしてはこのような構成です。
- ジャーナルアプリは必要?いらない?
- 良かったところ
- 悪かったところ
- 改善を期待するところ
ジャーナルアプリは必要?いらない?
私個人的には、無いと困るアプリではないけど、あるとちょっと幸せになれるアプリです。
正直初めて1か月ほどは無くて良いアプリでした。
私は忘れないように、毎日通知が21時になるように設定していたんですが、その通知がストレスに感じていました。もともと日記を付ける習慣のない私に対して、毎日日記書こうよ!と通知してくるジャーナルアプリ。もちろん自分が通知を設定したので自分のせいなんですが、日記を書く習慣のない人間に毎日ジャーナルで日記を付けるのはハードルが高いなと感じました。
あるとちょっと幸せになれるアプリになったのは、まさにこのレビュー記事を書くために今までつけた日記を振り返った時でした。
今までストレスを感じながらも書き続けていたジャーナルの日記たちが、自分が完全に忘れていた記憶を思い出させてくれました。
3か月前のジャーナル日記では、夫と一緒にポケモンGOを再開した日記を付けていました。実はまだポケモンGOは続けていて、すっかり夫との毎日ルーティーンになっていたんですが、再開した時期が3か月も前だったなんて驚きました。
2か月前のジャーナル日記では、ブログ内容とウォーキングのことが写真と位置情報付で記録していました。
突然最新ニュースが入ったので、仕事前に急いでブログ記事を仕上げたこと。夜ウォーキングした歩数と位置情報を画像付きで載せていました。
この内容も忘れてしまっていて、このころから夜中にブログ記事を書く回数が増えて寝不足になっていたことまで思い出せました。
このように少し前のことでも記録に残すと振り返った時に新たな気づきや思い出としての幸福指数が上がる気がしてなんだか幸せな気分になれました。
これがiPhoneでできるというのが魅力的です。私は日記帳を持ち歩くのは嫌でやらないし、夜になって日記を付けるのもめんどくさくてやりません。そんな私にとって唯一日記を書いてもいい瞬間はその時に起こったことをすぐ書くことです。1日の内に瞬間的に思ったことをメモ代わりに記帳する。仕事柄メモを取る癖が付いている私にとってこれは容易なことでした。
ジャーナルアプリはiPhoneの中に入っていて瞬間的に書くことができます。そのおかげで過去を振り返り、想起できるのは無いと困るほど重要ではないけど、日常のプチ幸せにつながるツールだと感じました。
前置きがながくなりましたがその中でよかったところと悪かったところ、改善を期待することを紹介します。
良かったところ
良かったところは、過去を振り返ることができて思い出を楽しむことができたことです。
ポケットに入るiPhoneで日記を付けられる手軽さもマッチしていてよかったと感じました。
悪かったところ
悪かったところは機能が多すぎて慣れるまでわけわからんところですかね。。
もっとわかりやすかったらとっつきやすいんですが、初めてのアプリということもあり、ネットで検索しても情報が少なくなれるまで自力でやるしかありませんでした。
結構文字だけだったりアイコンだけだったりするので、根気強く使い続けて慣れるしかありません。
改善を期待すること
今後に期待することはもっと即興で日記を付けれる工夫があれば良いなと思います。
例えば手書きでさっとかけるようにできたり、LINEスタンプのような感情、ニュアンスを分かりやすく残すことができるような新機能があれば、新規で使おうと思う人も多いのではと感じました。
iOS18で追加された要素
2024年9月16日にiOS18がリリースされました。
このリリースに伴い、ジャーナルアプリに以下の要素が追加されました。
- 心の状態の記録が追加
- 詳細情報ビューの追加
- 検索とソート機能の追加
- 連続記録のウィジェットの追加
この中で特に注目度が高いのが①と③です。
心の状態の記録が追加
iOS18で「心の状態を記録する」機能が追加されました。
ジャーナルアプリが新規リリースされる時ぐらいから、この機能は期待されていました
このマインドフル機能、結構前からジャーナルアプリの代名詞的な感じで紹介されていました。
今までは日記に文字で心の状態を表すしかありませんでしたが、この新機能を使えばより視覚的に今日の気分がどうだったかを記録することができるようになります。
またこの機能はヘルスケアアプリに自動でマインドフル時間として追加することができます。
iOS18でジャーナルAppにヘルスケアの心の状態機能が統合されたのが個人的に一番嬉しい!
— 川和 夕記 / Yuki (@ykawawa) September 19, 2024
あまり新機能として注目されていなかったけど神アプデだと思う。
文章や写真はもちろん、散歩やジョギングのワークアウト、そのとき聴いていた曲まで記録されるのはライフログとしてかなり有益!… pic.twitter.com/ffHtpnKOYt
検索とソート機能の追加
iOS18の追加機能で、過去記録した情報の並び替えや検索機能が追加されました。
個人的には一番のアップデートでした
逆になんで今までこの機能が搭載されていなかったのかと不思議に思うくらいの基本的な機能ですが、ついに追加されたことで過去の振り返りや確認がしやすくなりました。
まとめ
いかがでしたか?
文面で書くと難しそうに思いますが、単に日記を書くためのツールです。
初実装の為、初めは慣れないかもしれませんが、みんな同じ条件なので焦らず気楽にiPhoneの新機能を楽しみましょう。
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