iOS15.8.1がリリース開始!内容(ゼロデイ脆弱性あり)|注意点|アップデート方法を徹底解説!!

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iOS15.8.1のリリース開始!iOS15.8.1の内容、注意点、不具合、アップデート方法を徹底解説しています。
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今回の記事は

iOS15.8.1について紹介します。

iOS15.8.1がリリースされました。

前回のiOS15.8から約2ヶ月ぶりのアップデートになります。

ほぼ同時にiOS17.3とiOS15.8.1もリリースされています。

全てのiOSにおいて重要なセキュリティの修正が入っているので早めのアップデートを推奨します。

本記事ではiOS15.8.1について詳しく紹介していきます。

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アプデ内容をまとめると以下の通りです。

  • セキュリティの修正が2件
  • その中にすでに悪用された可能性のある脆弱性の修正が1件ある
  • 新機能の追加や機能の不具合修正などは無し(iOS17.3には複数あり)
目次

iOSとは?

iOSとは

iOSとはアップルが開発しているOS(オペレーティングシステム)のことを指します。人間に例えると、以下のような感じです。

  • iPhone→人間
  • iOS→脳
  • アプリや周辺機器→洋服、ボールペン

人間は脳が働かないと動きませんよね。脳がない人間は「ただの物体」です。脳のない人間と洋服やボールペンがあっても何も生まれません。

脳が「ただの物体」である人間と結びつくからこそ人格が生まれ、洋服を着たりボールペンを使って文字を書いたりできます。

iOSも同じです。iOSがないとiPhoneは「ただの物体」に過ぎず、アプリや周辺機器から何も生まれません。

iOSという脳が「ただの物体」であるiPhoneと結びつくからこそ動かすことができ、アプリを起動させたりキーボードで文字をタイピングすることができます。

iOS15.8.1の内容

iOS15.8.1の内容としては以下のようになりました。

  • iOS15.8.1の追加・新機能|0件
  • iOS15.8.1の不具合修正|0件
  • iOS15.8.1のセキュリティ修正|2件

iOS15.8.1の追加・新機能|0件

iOS15.8.1の追加・新機能はありませんでした。

iOS17.3の方には4つ来ています。その中でも「盗難時のデバイス保護機能」というのが目玉機能として登場しました。

「盗難時のデバイス保護機能」の解説を別記事にしていますので気になる方がいればご覧いただけると幸いです。

iOS15.8.1の不具合修正|0件

iOS15.8.1には不具合修正もありませんでした。

不具合修正に関しては、iOS17.3の方には4件来ています。

iOS16.7.5には0件です。

iOS15.8.1のセキュリティ修正点|2件

すでに悪用された脆弱性含め2件のセキュリティ修正が入っています。

2件のうち、1件すでに悪用された恐れのある脆弱性の修正が入っています。

先にも述べていますが、すでに悪用された内容も含まれているため、できるだけ早期のアップデートを推奨します。

脆弱性ってなんだっけ?と思った方はは下記記事を良かったら!!

ウェブキット

利用可能な機種: iPhone 6s (全モデル)、iPhone 7 (全モデル)、iPhone SE (第 1 世代)、iPad Air 2、iPad mini (第 4 世代)、iPod touch (第 7 世代)

影響: Web コンテンツを処理すると、機密情報が漏洩する可能性があります。 Apple は、この問題が iOS 16.7.1 より前のバージョンの iOS に対して悪用された可能性があるという報告を認識しています。

説明: 入力検証を改善することで、境界外の読み取りに対処しました。

WebKit Bugzilla: 265041
CVE-2023-42916: Google 脅威分析グループの Clément Lecigne

ウェブキット

利用可能な機種: iPhone 6s (全モデル)、iPhone 7 (全モデル)、iPhone SE (第 1 世代)、iPad Air 2、iPad mini (第 4 世代)、iPod touch (第 7 世代)

影響:Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。 Apple は、この問題が iOS 16.7.1 より前のバージョンの iOS に対して悪用された可能性があるという報告を認識しています。

説明: メモリ破損の脆弱性は、ロックを改善することで解決されました。

WebKit Bugzilla: 265067
CVE-2023-42917: Google 脅威分析グループの Clément Lecigne

Apple公式より

iOS15.8.1とiPadOSの関係

今回はiPad 15.8.1も同時リリースされています。

iPadを持っている人は早めのアップデートをお勧めします。

iOS15.8.1の不具合

iOSの不具合

配信直後ということもあってか、今のところ不具合の報告を見つけることができませんでした。今後出てきた場合にはこちらに追記する形で報告させていただきます。

ちなみにiOS17.3の方の前回のiOS 17.2.1の時は下記内容の不具合が後から発生していました。念の為掲載しておきます。

iOS 17.2.1のときに発生した不具合

Wi-Fiが繋がらない場合の詳しい対処法は下記の記事にまとめてますので、同様の症状で困っている方がいましたらご参照ください。簡単に書くと以下の方法を試してみることをお勧めします。

iPhoneがWi-Fiにつながらない場合、以下の対処法を試してみることができます。これらの手順は一般的な問題に対処するものであり、特定の問題に応じて適切な対処法を選択することが重要です。

  1. Wi-FiとBluetoothを再起動する:
    • iPhoneの設定アプリを開き、Wi-FiとBluetoothをオフにし、数秒後に再度オンにします。これによって、接続の問題が解決されることがあります。
  2. iPhoneを再起動する:
    • iPhoneを再起動することで、一時的なソフトウェアの問題が解決される可能性があります。電源ボタンを押してスライドして電源を切り、再び電源を入れてみてください。
  3. Wi-Fiルーターを再起動する:
    • Wi-Fiルーターの電源を切り、数秒後に再び電源を入れます。これにより、ルーターの問題が解消され、接続が改善されることがあります。
  4. Wi-Fiネットワークを忘れる:
    • iPhoneの設定アプリでWi-Fiセクションに移動し、接続しようとしているネットワークを選択して「ネットワークを忘れる」を選択します。その後、再度接続してみてください。
  5. ネットワーク設定をリセットする:
    • 「設定」アプリで「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を選択して、ネットワークの設定をリセットします。これにより、ネットワーク関連の問題が修復される可能性がありますが、Wi-Fiパスワードなども再入力する必要があります。
  6. iOSをアップデートする:
    • 最新のiOSにアップデートされていることを確認し、アップデートが利用可能な場合は適用してみてください。新しいソフトウェアは一般的に安定性が向上しています。
  7. DHCPの設定を確認する:
    • Wi-FiルーターがDHCP(動的ホスト構成プロトコル)を使用している場合、iPhoneもDHCPを使用していることを確認します。手動でIPアドレスを設定している場合は、自動で取得するように変更してみてください。
  8. Appleサポートに連絡:
    • これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、Appleサポートに連絡して専門家の助けを得ることができます。

これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、Wi-FiルーターやiPhoneのハードウェアに問題がある可能性があり、専門家に相談することが望ましいです。

iOS15.8.1の注意点

iOSの注意点

以下の点に注意しながらアップデートを行うことをおすすめします。

iOSのアップデートは新機能やサービスの改善、セキュリティ修正などメリットが多いので早めに実行することを推奨しますが、一方でアップデートするときの環境や準備を整えないと、不具合やバグが発生し易い状況でもあるためです。

アップデートするときに準備すると良いこと
  • 通信環境の良いところ(Wi-Fi推奨)
  • バッテリーが充足された状態
  • ストレージ容量がギリギリになっていないか
  • アップデート中にほかの操作を行わない
  • バックアップを取っておく
  • 不具合報告がないか数日は確認する

通信環境の良いところ(Wi-Fi推奨)

iOSのアップデートを行うにはWi-Fi環境が絶対におすすめです。

アップデートには膨大な通信量を使用する可能性もあります。パケット使い放題ならまだ良いですが、通信制限を設けている人にとってはアップデートだけで制限がかかってしまう可能性も少なくありません。

またiPhoneの「データローミング」機能の設定次第では、自動的にモバイルデータを使用してしまう可能性もあるため、アップデートする前に一度確認しておくこともおすすめします。

バッテリーが充足された状態

iOSのアップデートには通信量に加えてバッテリーも消費します。

そのため残量が少ない状態のままでアップデートを始めてしまうと、途中で電池が切れてしまいアップデートができないなんてことになってしまいます。

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中途半端なアプデはリンゴループの元!

中途半端にアップデートを中断してしまうと「何をやっても操作不可避なリンゴループ」現象に陥る可能性が高まるため、アップデートを行う際にはバッテリーが充足された状態でやることを推奨します。

ストレージ容量がギリギリになっていないか

iPhoneのストレージ容量がギリギリの状態でアップデートを行わないようにしましょう。

理由はアップデートが行われる際に一時的にデータが増えることがあるためです。

そのせいで、ストレージ容量を超え、誤作動を起こしリンゴループに陥ってしまう可能性もあります。

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僕はこのせいで一度リンゴループになったよ・・

iPhoneのストレージ容量を減らすにはいろんな方法がありますが、その中でもキャッシュの削除はとてもおすすめです。

写真や動画を消すのも効果的ですが、キャッシュの削除は「自分の履歴を削除する」ような意味なので、思い出である写真や動画を消す必要がなくなります。

またキャッシュは気づけばかなり溜まっていることもあり、一度消すとストレージ容量削減に大きく貢献できる可能性が高いです。

特によく使うアプリ(YouTube、LINE、X(旧Twitterなど)だけ削除してもかなり効率よくストレージ容量の整理ができます。

アップデート中にほかの操作を行わない

iOSのアップデート中にゲームを起動させたり、ほかのアプリをダウンロードさせたり動画を流したりしないようにしましょう。

これも誤作動でリンゴループになったり、最悪OSに不具合を残したままiPhoneが動かなくなる可能性もあります。

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iOSのアプデはOSの書き換えだからね。慎重にiPhoneを扱ってね!

バックアップを取っておく

iOSのアップデートを行う前にバックアップを取っておくことを推奨します。

OSの書き換えであるiOSのアップデート中はいかなる事態も起こりかねません。

自分が慎重にアップデートしていても、外的要因(停電や突然の電話、緊急速報など)でうまくできない可能性もあります。

そんな失敗が起きてもバックアップさえ取っておけばある程度の担保が可能です。

不具合報告がないか数日は確認する

本日リリースされたため、アップデートを行っている人が少ない現状です。

今のところ大きな不具合等は上がっていませんが、単純にアップデートを行った人が少ない為報告が上がっていない可能性もあります。

そのため、数日間は不具合の報告が上がっていないかの確認をしておくことをおすすめします。

本記事も追記で不具合の情報を記載いたします。

iOS15.8.1のバージョンを確認する方法

iOSのバージョンを確認する方法

以下の方法でiOSのバージョンを調べることができます。

iPhoneのバージョンを調べる方法
  • 「設定」をタップ
  • AppleID(一番上)をタップ
  • 「自分の端末(一番下あたりにあります)」をタップ
  • 「バージョン」を確認
iPhoneのバージョンを調べる方法

iOS15.8.1のアップデート方法

iOSのアップデート方法

iOSのアップデート方法は以下の通りです(画像一部が違うiOSの部分がありますが方法は同じです)。

iOSアップデートの方法
  • 設定」をタップ
  • 一般」をタップ
  • ソフトウェアアップデート」をタップ
  • ダウンロードしてインストール」をタップ
iOSアップデート方法手順まとめ
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